【rebonカード】優待対象は20万ヶ所以上!上手な使い方&他社カード比較も
「素敵なホテルやレジャー施設を、もっとおトクに利用できたらいいのに……」
そんなあなたのための優待サービスが「Club Off」(クラブオフ)。
基本的には法人を対象にしたものですが、指定クレジットカードの会員であれば、20万箇所以上の宿泊施設やレジャー施設、レストラン等で優待を受けられます。
そして複数の「Club Off」付きクレジットカードの中でも、「年1回の利用で年会費無料」という破格の条件で利用できるのが「Rebonカード」(リボンカード)なんですね。
今回はそんな「Rebonカード」について、その取得メリットやその他の「Club Off」付きクレジットカードとの比較結果をまとめました。
読み終えていただければ、コストを掛けずに様々な優待サービスを受ける方法が分かります。
目次
「rebonカード」ってどんなクレジットカード?取得メリットと上手な使い方
まずは、「rebonカード」とはどういったクレジットカードなのか、簡単に見ていきましょう。
①カード自体のスペックはごく普通
「rebonカード」の基本情報は以下の通りです。
(読みは「レボンカード」ではなく「リボンカード」とのことですのでお気を付けください)
年会費 | 1,500円+税 ※初年度無料 ※年1回の利用で翌年も無料 | 国際ブランド | JCB |
---|---|---|---|
基本還元率 | 0.5% (夢わくわくプレゼント) | 利用可能枠 | 非公開 |
海外旅行傷害保険 | 最高2000万円 (事前申込制) | 国内旅行傷害保険 | 最高1000万円 (利用付帯) |
ショッピング補償 | 年間最高50万円 (海外利用に限る) | 追加発行可 | ETCカード |
付帯電子マネー | 無し | 支払日 | 毎月末日締め 翌27日払い |
申し込み条件 | 日本国内にお住まいの高校生を除く18歳以上の方で、提携する金融機関※に決済口座をお持ちの方 (女性専用との記載はあるものの、男性も申し込み可) | ||
その他 |
|
「rebonカード」の情報を数字だけで見ると、決して優秀とは言えません。単純なカードのスペックに関しては、どこにでもある普通のクレジットカードと伝えざるを得ないのですが……。
冒頭でも触れた通り、このカードには「Club Off」という会員限定優待サービスを利用できるという最大のメリットがあります。
さらに「rebonカード」は年1回のカード利用で年会費を無料にできるということから、「Club Off」の優待目当てに申し込むには打ってつけと言えるわけです。
★ちなみに発行元である「山陰信販」は名前の通り、山陰地方を中心にクレジットカード事業などを行う会社です。「山陰合同銀行」他、地元金融機関のローン商品の保証会社などとしても関わっているようですね。
全国的な知名度は高くありませんが、正規の業者ですのでご安心ください。
②特色は充実の会員特典!宿泊・レジャー・飲食店など20万箇所以上で優待あり
「rebonカード」の特徴は、何といってもその優待サービス。なんと国内20万ヶ所以上の宿泊施設やレジャー施設、飲食店などで割引を受けることができます。
決して大規模でないカード会社がなぜこんな優待サービスを付けられるかというと、理由は簡単で優待自体を取り扱っているのは別の会社だから。
優待の正体は「Club Off」(クラブオフ)と呼ばれる完全会員制サービスで、「rebonカード」はあなたと「Club Off」の橋渡しをしてくれる存在というわけです。
完全会員制の名に違わず、この「Club Off」、基本的には法人向けの福利厚生サービスの一種。つまり原則Club Offは、直接契約を結んだ法人の従業員しか利用できません。
ただしこの「Club Off」、例外的に「一部クレジットカードの会員」等、個人単位でのサービス利用を認めています。言うまでも無く、その中に「rebonカード」も含まれるわけですね。
ちなみに気になる「Club Off」の優待内容例は以下の通り。
宿泊 | 約25,000軒 優待額は時期とプラン等による | |
---|---|---|
ツアー 航空券 | JALトラベルプラザ ANA SKY WEB TOUR | 3%オフ |
JTBグランドツアー | 2%オフ | |
飲食(プレミアム) | 全国のホテルレストラン優待 | |
飲食 (デイリー) | ガスト | 一部サブメニュー・ドリンクバーの値引き |
コメダ珈琲店 | 「たっぷりサイズ」ドリンクを通常サイズ価格で提供 | |
漁民 笑笑 | 生ビール(中)半額、お会計10%オフ | |
ステーキハンバーグ&サラダバーけん | メイン料理注文でドリンクバー無料 | |
ドミノピザ | 注文額から15%オフ | |
レジャー | サンシャイン水族館 | 入場料優待 2,200円→1,980円 (高校生以上、スタンダード会員) |
鴨川シーワールド | 入場料優待 2,800円→1,400円 (大人1人、スタンダード会員) | |
よみうりランド | ワンデーパス優待 3,800円~5,400円→3,700円 (3歳以上) | |
ガソリンスタンド | コスモ石油 | 1~2円/ℓ引き(現金払いのみ) |
esso mobil ゼネラル | 1~3円/ℓ引き | |
映画 | 109シネマズ | 鑑賞チケット割引 1,800円→1,300円 |
イオンシネマ | 鑑賞チケット割引 1,800円→1,300円 |
できる限り個人でも利用しやすいものを選んだつもりですが、ここに書ききれなかった特典も非常に多いです。
「Club Off」のサービスは外部からでも確認できますので、まずは以下のページから、魅力を感じられる優待を探してみると良いでしょう。
★「Club Off」会員と一緒にサービスを利用する友人や家族などにも、会員料金が適用されます。
★「Club Off」会員には「スタンダード会員」と「VIP会員」の2種類が存在します。
入会時は「スタンダード会員」ですが、会員は自分の意志で「VIP会員」へのランクアップが可能です。この際、月500円+税の追加料金が発生します。(スタンダード会員は会費無料)
「VIP会員」にのみ適用される優待も多いため、こちらに魅力を感じたらランクアップを検討されると良いでしょう。
★入会後の詳しい優待については、各サービスの個別ページをご覧ください。
優待サービスによって印刷が必要になったり、申し込みが必要になったり、スマートフォンの画面提示だけで済んだりと方法はさまざまです。
③優待に魅力を感じたら、サブカードとして使うのがおすすめ
基本的には「Club Off」のサービスに魅力を感じた場合にのみ、申し込みを検討することになる「rebonカード」。
このような「Club Offありき」の性質から、このカードは「Club Off適用サービスでのみ、決済に使う」のが基本となります。
(ちなみにrebonカードの入会により「Club Off」を利用する場合、決済に使えるのはrebonカードのみ)
もちろんrebonカードは「Club Off」以外の場所で使っても害こそありませんが……。
還元率自体は0.5%と標準、特別な将来性(継続利用でステータスカードに繋がる等)も無いことから、「Club Off」以外の支払いに関しては汎用性の高い他カードに任せるのが賢明でしょう。(各種高還元カード、ステータスカード等)
★年1回のカード利用が無い場合、1,500円+税の年会費が発生してしまいます。
最低でも1年に1回は、意識して「rebonカード」を使うようにしましょう。
「Club Off」付きクレジットカードの比較
実は、「Club Off」へ加入できるクレジットカードは「rebonカード」だけではありません。
ここでは同じメリットを持つ他社カードのうち、年会費の低額なものと「rebonカード」を比較してみました。
rebonカード | ベネッセ・イオンカード | シナジーカード | |
---|---|---|---|
カードフェイス | ![]() | ![]() | ![]() |
年会費 | 1,500円+税 ※初年度無料 ※年1回の利用で無料 | 無料 | 2,160円 ※初年度無料 ※年259,200円の利用で翌年も無料 |
国際ブランド | JCB | VISA Mastercard JCB | VISA Mastercard JCB |
基本還元率 | 0.5% | 0.5% | 0% (ポイント制度なし) |
海外旅行傷害保険 | 最高2000万円 (事前申込制) | — | — |
国内旅行傷害保険 | 最高1000万円 (利用付帯) | — | — |
ショッピング補償 | 年間最高50万円 (海外利用分のみ) | — | 年間最高100万円 (海外利用分のみ) |
その他 | 特になし |
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|
一応掲載しましたが、「シナジーカード」はエッソ・ゼネラル・モービルを普段から利用されない限り選択肢には入らないかと思います。
問題となるのは「rebonカード」と「ベネッセ・イオンカード」。後者は年会費が完全無料にもかかわらず「WAON付帯(一体化)」「イオン等での優待あり」と、「Club Off以外のサービス」という面では明らかにrebonカードを上回ります。普段からイオングループを利用する機会があるのなら、「ベネッセ・イオンカード」を選んだ方が良いでしょう。
その一方、(自動付帯ではないとは言え)海外旅行保険/国内旅行保険の内容はrebonカードに分があります。
(保険の適用条件に付いては山陰信販の公式サイトを参考のこと)
というわけで「rebonカード」「ベネッセ・イオンカード」は一長一短、結局のところどちらを選んでも構いません。「Club Off」の内容も同じです。
仮にイオン関連の優待、旅行保険のどちらにも魅力を感じないのなら、カードの見た目で申し込み先を決めても良いでしょう。
★ただし「rebonカード」で年会費を無料にするためには、最低でも年1回のカード利用が欠かせません。
一年に一度も継続して「Club Off」を利用する気がしない、という場合には、無条件で年会費のかからない「ベネッセ・イオンカード」を選ぶのが無難そうです。
★通常の「イオンカード」にClub Offサービスは付帯しません。カードデザインが似ているので間違えやすいのですが、Club Off狙いで申し込みを行うのなら必ず「ベネッセ・イオンカード」をお選びください。
申し込み~カード到着には1ヶ月前後を見込んでおこう
さて、年会費というデメリットなく「Club Off」のサービスを利用しやすい「rebonカード」。
ただし、今すぐ「Club Off」を使いたいという場合にはお気をつけて。このカード、申し込みから到着までに1ヶ月前後を要します。
比較的小規模の信販会社(クレジット会社)にはありがちなことですが、「rebonカード」を取り扱う「山陰信販」も例に漏れず「インターネット契約」や「インターネット書類提出」に対応していません。
よって、本人確認などの手続きを済ませるためには郵送物のやり取りが必要となり、その分カード到着までに時間が掛かってしまうわけですね。
その他、公式HPによると「お申込み内容等をご自宅またはお勤め先へ、お電話にて確認させていただきますので、あらかじめご了承願います」とのこと。いまどきクレジットカードの審査で在籍確認(勤務先への電話)を行うのは珍しいですね。(実際は携帯電話などに掛かってくる可能性もありそうですが)
そういうわけで申し込みから数日~1週間くらいの間は、公私ともに着信に気を配っておきましょう。
あわせて読みたい
クレジットカード入手の流れと申込確認の電話について
カード受け取りの流れについて詳しくは、以下の公式HPをご覧ください。
★最初の手続きである「申し込み」はインターネットから実施できます。
まとめ
★「Club Off」以外のメリットは特にないので、「Club Off専用」クレジットカードとして使うのが基本。普段の支払いは他のカードに任せよう
★ライバルはClub Off利用可、かつ年会費完全無料の「ベネッセ・イオンカード」。申込先選びの決め手は「イオン系列を利用するか」「旅行保険に魅力を感じるか」あたり
★小規模の信販会社らしく、カード受け取りには時間が掛かりやすいので注意。申し込み後すぐに「Club Off」を利用することはできない
簡単に年会費を無料にできることから、デメリットなく「Club Off」を利用しやすい「rebonカード」。
カードが届くまでには時間が掛かりますが、「Club Off」で受けたい優待をゆっくり探しながら、これを待つのも楽しそうですね。
rebonカードの基本情報
カード名 | rebonカード |
---|---|
申込み資格 | 日本国内にお住まいの高校生を除く18歳以上の方で、提携する金融機関に決済口座をお持ちの方 |
利用可能額 | 非公開 |
審査時間 | 1週間前後 |
到着までの目安 | 1ヶ月前後 |
入会金 | 不要 |
年会費 | 1,500円+税 ※初年度無料 ※年1回の利用で翌年も無料 |
支払日 | 毎月末日締め 翌27日払い |
支払い方式 | 1回払い、2回払い、ボーナス払い、リボルビング払い、回数指定分割払い |
分割払い(年率) | 12.2%~14.96% |
リボ払い(年率) | 15% |
キャッシング(年率) | 15%~18% |
遅延損害金(年率) | 14.6% |
担保 | 不要 |
保証人 | 不要 |
必要書類 | 本人確認書類 |
金融機関名 | 山陰信販株式会社 |
住所・所在地 | 鳥取県米子市東福原 2 丁目 1-1 |
電話番号 | 0859-32-7331 |
貸金業登録番号 | 中国財務局長(12)第 00032 号 |
新規お申込はこちら | 「rebonカード」公式サイト |