【JCBのANAカード】VISA等と比べた年会費以外の長所・短所&JALカードとの違いって?

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【JCBのANAカード】VISA等と比べた年会費以外の長所・短所&JALカードとの違いって?

なびお
家族旅行のために航空会社のマイルを貯めたい。
見たところ、JCBのカードはVISA等よりも年会費が安く済みやすいようだけれど…?
  • 一般カード取得+10マイルコース加入(有料のマイルアップサービス)
  • プラチナカード取得

の際、VISA等よりも年会費が安く済む、JCBブランドの「ANAカード」。
…となると気になるのは「何か裏があるのではないか」という点ですが、「海外で利用しづらい」という一点を除き、特にそういった問題はありません。

……が、「海外で利用しづらい」という重大なデメリット、そして同等のサービスで年会費がより安く設定されている「JALカード」の存在は気に留めておく必要があるでしょう。

今回は「JCBブランドのANAカード」への申し込みを検討しているあなたのため、このカードの基本情報やライバルカードと比べたメリット・デメリットをまとめました。

【管理人】なびこ
読み終えていただければ、今のあなたがこのカードを作るべきか、もしそうならどのグレードを選べば良いかが分かります。
このページは学生以外の方(主に社会人)を対象としています。

事前にチェック!そもそも申込み先は「ANAカード」でいい?

JCB ANAカード 1

結論から言うと、「JCBのカード」を選ぶべき人よりは「JCBのカード」を選ぶべき人の方が多いです。

そこでまずは、あなたがこのまま「ANA」カードへの申し込み検討を進めるべきか否かをチェックしてみましょう。

JALではなく、ANAのマイルを貯めたい
┗ワンワールド・アライアンス系ではなく、スターアライアンス系の各社を利用したい場合を含む

►6月などのローシーズンを選んで飛行機に乗れる

2つの条件にあまりピンと来ないのであれば、一般的に「JALカード」を選ぶのが無難。
これは、

►ローシーズン以外、特にハイシーズンの必要マイルはJALの方が低く設定されていることが多い
►JALカードの方が年会費が安い(ゴールドカード除く)

といった理由によります。また発行元(提携先)も同じJCBですので、カード会社独自のサービスにおいても違いがありません。

JCBの「ANA」カードへ申し込むべきは、理由は何にせよ「JALではなくANAのマイルを貯めたい」という方に限られるでしょう。

あわせて読みたい
JAL・JCBカードは「ゴールド」がおすすめ!その理由&他カードとの比較

参考ANAとJALの必要マイルの違い
ANAJAL
羽田⇔
大阪
名古屋
L
10,000マイル12,000マイル
R
12,000マイル
H
15,000マイル
羽田⇔
札幌
福岡
沖縄
L12,000マイル15,000マイル
R15,000マイル
H18,000マイル
日本⇔
北京
台北
グアム
L17,000マイル20,000マイル
R20,000マイル
H23,000マイル
日本⇔
ホノルル
L35,000マイル40,000マイル
R40,000マイル
H43,000マイル
日本⇔
ロンドン
L45,000マイル45,000/52,000マイル
(使用機により変動)
R55,000マイル
H60,000マイル
日本⇔
パリ
L45,000マイル52,000マイル
R55,000マイル
H60,000マイル
※L…ローシーズン、R…レギュラーシーズン、H…ハイシーズン。
今年度のシーズン設定についてはこちらのANA公式HPをご覧ください。
※提携航空会社を利用する場合の必要マイルは異なります。

参考ANA公式HP「シーズン・必要マイルチャート(国内線)」
参考ANA公式HP「ゾーン・必要マイルチャート(国際線)」

参考JAL公式HP「JALグループ国内線 特典航空券 必要マイル早見表」
参考JAL公式HP「JAL国際線特典航空券PLUS 各路線の必要マイル数」

JCBブランドの「ANAカード」基本情報とメリット・デメリット

JCB ANAカード 2

ここからは「JALではなくANAのマイルを貯めたい」というあなたのため、JCBブランドの「ANAカード」について解説を進めさせていただきます。

①最大の利点はやはり「普段の決済でANAマイルが貯まる」こと

「ANA JCBカード」の基本情報は以下の通りです。

ANA JCBカード(一般カードの場合)
年会費(税込)実質還元率
7,700円
※初年度はー2,200円
※10マイルコース加入時(推奨)
2円前後~
※10マイルコース加入時
還元ポイント付与方法
Oki Dokiポイント
(ANAマイルへ自動移行可)
カード利用額1,000円につき10マイル付与相当
※10マイルコース加入時
ポイントの使い道国際ブランド
ANAや提携航空会社の航空券と交換
他社ポイントとの交換(非推奨)
JCB
付帯保険ETCカード
海外旅行保険
国内線の航空事故補償
※いずれも死亡保障程度
ショッピング保険
※海外利用またはリボ、分割払いのみ対象
年会費、発行手数料ともに無料
電子マネー支払日
毎月15日締め
翌10日払い
申込条件
18歳以上(学生不可)で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。
※学生には別途学生カードの取り扱いあり
特典(ANAカード共通)
JCB提供特典(一般カード)
  • レストラン、カラオケチェーンなど加盟店での優待
  • (詳細公式HP)

  • 指定コンサート、舞台などの優待
  • (詳細公式HP)

利点はやはり、ANAマイルの獲得をはじめとするANA関連サービスですね。

ANAのマイルはの航空券との交換を前提とする場合、多くの場合で1マイルあたり2円前後~の価値を持ちます。国際線であれば4円、5円相当以上となることもあるでしょう。

ハイシーズンに東京・福岡間の航空券を購入する例(クリック/タップで開閉)

2020年8月10日、羽田→福岡
12:35発、大人1人
  • 「スーパーバリュー75(早割)」利用時、普通席の価格は23,500円
  • 「スーパーバリュー21」利用時、普通席の価格は27,300円
  • 2020年8月15日、福岡→羽田
    10:05発、大人1人
  • 「ウルトラ先得(75日前までの予約)」利用時、普通席の価格は23,500円
  • 「特便割引21(21日前までの予約)」利用時、普通席の価格は27,300円
  • ANAマイルなら…
    上の往復搭乗券は18,000マイルで交換可(ハイシーズンレート適用)

    よって、
    「スーパーバリュー75」×2の場合、現金購入時に必要なのは「47,000円」
    →47,000円相当を19,000マイルで交換可
    →1マイルあたりの価値は約2.473円

    同様に「スーパーバリュー21」の場合を計算
    →1マイルあたりの価値は約2.873円

    ANAでの航空券購入時はもちろん、ANAとまったく関係のない普段の決済においても、価値の高い「ANAマイル」を貯められることが「ANAカード」最大のメリットと言えます。

    参考ANA公式HP「シーズン・必要マイルチャート(国内線)」
    参考ANA公式HP「ゾーン・必要マイルチャート(国際線)」

    ★ちなみにJCBのANAカードでは、申込時に

    • 自動移行コース(カード決済に応じて貯まるOki Dokiポイントが、自動的にANAマイルに移行される)
    • マルチポイントコース(Oki Dokiポイントを任意のタイミングでANAマイル、または他社ポイント等に交換/交換にタイムラグあり)

    の2つを選択できますが……。

    Oki Dokiポイントの交換先に「ANAマイル」より価値が高いものはありませんので、申込み先は「自動移行コース」ほぼ一択と言って良いでしょう。

    ★JCBのANAカードには「スターウォーズ」デザインも存在します。
    スターウォーズファンなら、こちらも併せてチェックしてみてくださいね。

    ANA JCBカードのスターウォーズデザインを見る(クリック/タップで開閉)

    ANA JCB (STARWARSデザイン)券面

    ▲ANAカードZERO
    (還元率の面から非推奨)
    ANA JCB (STARWARSデザイン)券面
    ▲一般カード
    ANA JCB (STARWARSデザイン)券面
    ▲ワイドゴールドカード
    ANA JCB (STARWARSデザイン)券面
    ▲プレミアムカード
    (プラチナカード相当)
    ※サービス内容、年会費などは通常デザインと共通です。
    ※各グレード間の相違点については後述します。

    ②ほぼ必須となる「10マイルコース」の必要年会費はVISA、Mastercardより安い

    JCBのANAカードには「5マイルコース」「10マイルコース」の2つが存在し、申込時に加入コースを選択可能です。
    それぞれのコースの概要をまとめると以下の通り。

    5マイルコース
    • 年会費2,200円(初年度無料)
    • 決済額1000円につき5マイル還元
      (マイル還元率0.5%)
    10マイルコース
    • 年会費7,700円(初年度5,500円)
    • 決済額1000円につき10マイル還元
      (マイル還元率1.0%)

    気になるのは年会費をプラス5,500円してまで「10マイルコース」を選択する意味はあるのか、という点ですが……。

    1マイル当たりの価値を2.5円と見積もる場合、年間カード利用額が44万円(月あたり約3.7万円)以上であれば、年会費を加味しても「10マイルコースの方がおトクです。

    よって普段の決済でANAカードを使うのであれば、「10マイルコース」の選択は必須と言っても良いでしょう。

    <<計算過程の詳細を見る(クリック/タップで開きます)>>
    • 通常の「5マイルコース」ユーザー
    • 5,500円の追加負担を加味した「10マイルコース」ユーザー

    の損得が釣り合うときの年間カード利用額をX、1マイルあたりの価値を2.5円とするとき、

    X×0.005×2.5=X×0.01×2.5ー5,500
    これを解いて、
    X=440,000

    つまり年間利用額が44万4000円のとき、「5マイルコース」ユーザーと「10マイルコース」ユーザーのおトクさは同等となり、年間利用額がこれを超えれば「10マイルコース」ユーザーの還元分の方が大きくなる

    そして実はJCB、この「10マイルコース」の選択に必要な年会費が、VISA/Mastercardよりも1,100円安く設定されています。

    となると年会費が安い分、何かサービスが落ちるのでは…という気もしますが、特にそういった機能制限も設けられていませんのでご安心ください。

    「マイル還元率1%を目指すにあたり、必要な年会費が安く済む」のは純粋に嬉しいポイントと言って良いでしょう。

    同時申込みが可能な「ANA QUICPay+nanaco」って?

    JCBのANAカードは申込時に「ANA QUICPay+nanaco」という専用端末の受け取りを選択可能。
    ANA QUICPay+nanaco

    ▲ANA QUICPay+nanaco
    一見すると単なるキーホルダーですが、こちらは、

    ►ANAカードと紐付けられており、QUICPay加盟店(コンビニ等)で、「端末をかざすだけでのカード決済」が可能
    ►nanaco機能付き(事前チャージ必須)
    ►事前登録によりANA利用時、空港でのチェックインをスキップ可能、また搭乗時のQRコード代わりに使える

    …といった機能を持ちます。

    持ち物が増えること、特におトクさに変わりはないことから、全員が使うべきサービスというわけではありませんが……。

    • コンビニ等でのクレジット決済に煩わしさを感じる
    • ANAでの搭乗手続きをよりスムーズにしたい

    という場合には、「ANA QUICPay+nanaco」を受け取っておくと良いでしょう。特に追加費用は掛かりません。

    参考【QUICPay(クイックペイ)とは】すぐに分かる概要・メリット&導入方法

    ③ゴールド会員を対象としたサービスは明らかにVISA、Mastercardより優秀

    JCBブランドのANAカードの発行元は大手「JCB」社。そしてこのカード会社は、主にゴールド会員に対するサービスの手厚さに定評があります。
    例を挙げるなら、

    …といったところですね。上の利点はいずれもVISA、Mastercardのゴールドカードには存在しません

    ゴールドカードの年会費は「JCB」と「VISA/Mastercard」間で共通(15,400円)ですが……。

    • 付帯保険の充実
    • 優待店舗、サービス数

    等を重視するのなら、JCBの方が圧倒的に優秀と言って良いでしょう。

    <<ゴールドカード間の比較(クリック/タップで開きます)>>
    ANA JCBANA
    VISA/Mastercard

    年会費15,400円
    (家族4,400円)
    マイル還元率1.0%
    国内空港ラウンジ利用可
    一方に無い利点
    • 海外で決済しやすい
    海外旅行保険傷害死亡
    後遺障害
    1億円5000万円
    治療費300万円300万円
    賠償責任1億円5000万円
    携行品損害50万円50万円
    救援者費用400万円500万円
    航空機遅延・欠航2万円
    手荷物遅延、紛失4万円
    国内旅行保険傷害死亡
    後遺障害
    5000万円5000万円
    入院1万円/日5000円/日
    手術10~40万円20万円
    傷害通院2千円/日2千円/日
    航空機遅延・欠航2万円
    手荷物遅延、紛失4万円
    その他ショッピング保険500万円/年300万円/年
    ※保険金は上限金額のみ記載
    ★各保険の適用条件や家族特約などの詳細については以下の公式HPをご確認ください。

    JCB公式HP「付帯保険>ANA JCB(ゴールドカード)」

    ④一方、「JCB」の海外加盟店の少なさはどうしても気になる

    「普段の決済でANAマイルを貯められる」というANAカード共通のメリットに加え、VISAブランド等に対し

    • 年会費が安く済みやすい(ゴールド除く)
    • ゴールド会員へのサービスが手厚い
    • 「ANA QUICPay+nanaco」を受け取り可能

    といった利点を持つ「JCB」のANAカード。カードの機能面・コストパフォーマンスについては、明らかにVISA/Mastercardより優秀と言って良いでしょう。

    ……が、「JCB」は日本発祥の国際ブランド。国内での決済に困ることは少ない一方で、海外加盟店はVISA/Mastercardに比べ明らかに少ないです。

    「たまに海外旅行に行きたい」くらいであれば、無料のVISA・Mastercardブランドのサブカードを作ることでも代用できるかと思いますが……。

    • 長期間海外に行く予定がある
    • 海外での決済額が高額になりそう

    といった場合には、国や地域を問わず利用しやすい「VISA」「Mastercard」ブランドへの申込みが優先されるのは事実でしょう。

    あわせて読みたい
    ANA VISA/マスターカード徹底解説!コスパ優秀JALとの比較&4グレードの選び方

    マクドナルドのキャッシュレス決済対応状況

    参考スイス西部(フランス語圏)在住の友人提供、現地のマクドナルドのキャッシュレス決済対応状況。JCBのロゴは見られません。
    ★あなたが「一般カード」への申込みを検討しているのなら、サブカードとして相性が良いのは「横浜インビテーションカード」
    こちらは無料カードですが、海外加盟店の多いMastercardブランドである上、ANAの一般カードに不足している最低限の海外旅行保険をしっかり補ってくれます。

    ★JCBは北米を中心に普及している「Discover」と提携を結んでいます。そのため「Dicover」加盟店舗であれば、JCBカードを使った決済が可能なことが多いのですが……。

    特に日本人旅行客の多い観光地などでない場合、店員さんがこの提携をご存知ない可能性は否めません。あらかじめご承知おきください。
    また、すべてのDiscover加盟店でJCBカードを使えるわけではありません。

    JCB公式HP「アメリカで利用できる主な加盟店」

    VISAやMastercardのANAカードに途中で切り替えることはできないの?

    残念ながら、JCBブランドのANAカードをVISAやMastercardブランドに切り替えることはできません。これらのカードは発行元のカード会社が異なるからです。

    ただ、切り替えができない一方で、「別のブランドのカードをそれぞれ持つ」ことは可能。
    そのため「とりあえず今はJCBカードを作って、海外に行く予定が立ったらVISAへ申込み、審査に通ったらJCBは解約」といった方法も考えられないではないでしょう。

    ★ANAカード(VISA/Mastercard)の申込み~受取までには1ヶ月近くの日数が掛かることがあります。この点についてはあらかじめご承知おきください。

    ★年会費は掛かりますが、異なるブランドのANAカードの2枚持ちも可能です。
    特にあなたがSuicaまたはnimocaユーザーであるのなら、

    を併用することは十分選択肢に入ります。

    JCB「ANAカード」とグレード間&ライバルカード間比較

    JCB ANAカード 3

    ここからはJCB・ANAカード間、またはライバルカード間での比較を通し、あなたに合ったカードを絞り込んでいきます。

    ①5グレードのJCB「ANAカード」比較

    学生カードとソラチカカード(東京メトロ提携カード)を除くと、JCBが取り扱う「ANAカード」は全5種類。

    ……とは言えそのうち、

    • 10マイルコースに加入できない「ZEROカード」
    • 10マイルコース加入を前提とした際、ゴールドカードとの年会費差がごく小さい「ワイドカード」

    への申込みは推奨されません。
    そのため実際の申込み先候補は3グレードのみと言って良いでしょう。

    ZEROカード(無料版)
    ANA JCBカードZERO 券面
    ANA JCB (STARWARSデザイン)券面
    • 年会費無料
    • 「10マイルコース」への加入不可、マイルの価値を考えると原則非推奨
      参考1マイル当たりの価値を2.5円としたとき、普通カード(10マイルコース)の年会費を元を取るのに必要な決済は約30万円(月あたり約2.5万円)
    • 旅行保険なし
    普通カード
    ANA JCB券面
    ANA JCB (STARWARSデザイン)券面
    • 年7,700円
      (10マイルコース)
    • 家族会員1,100円
    • 入会/更新の際に1,000マイル付与
    • フライトマイルボーナス+10%
    • これ1枚だけでは海外旅行時の保険が心配かも
      ┗相性の良い「横浜インビテーションカード」(無料)等の併用推奨
    ワイドカード
    ANA JCB ワイドカード券面
    ※スターウォーズデザインなし
    • 年13,475円
      (10マイルコース)
    • 家族会員1,650円
    • 入会/更新の際に2,000マイル付与
    • フライトマイルボーナス+25%
    • 付帯保険は普通カードとゴールドカードの中間程度
    • 10マイルコースを前提とした場合、ゴールドカードとの年会費差は2千円程度しかないため原則非推奨
    ワイドゴールドカード
    ANA JCBワイドゴールドカード券面
    ANA JCB (STARWARSデザイン)券面
    • 年15,400円
      ※10マイルコースは無料で自動適用
    • 家族会員4,400円
    プレミアムカード(プラチナカード)
    ANA プラチナカード券面
    ANA JCB (STARWARSデザイン)券面
    • 年77,000円
    • 家族会員4,400円
    • マイル還元率1.5%
    • 入会/更新の際に10,000マイル付与
    • フライトマイルボーナス+50%
    • コンシェルジュサービス
    • 海外空港ラウンジの利用無料
      (プライオリティ・パス、プレステージ会員資格付帯)
    • VISAより年会費が11,000円安い
    • ゴールドカード限定特典に加え、JCBの京都ラウンジなどの限定特典
      (詳細公式HP)
    ☆:発行元「JCB」が提供する優待のうち、同グレードの他ブランドカードに存在しないもの
    (=同グレードのANAカードとの差別化点)

    他ブランドとの差別化に優れるのはゴールドカードですね。予算、海外決済の面で特に問題が無いのなら、やはりこのゴールドカードへの申込みがおすすめと言えます。

    とは言えもちろん、あなたがANAカードに期待する機能によっては、

  • コストパフォーマンス重視の一般カード(利用実績を積み、ゴールドカードへの切り替えを狙いたい場合を含む)
  • 各種サービスの充実したプレミアムカード
  • を選んでもまったく問題はありません。

    ②その他のブランドの「ANAカード」との比較

    ここまでは主に、年会費の近い「VISA」「Mastercard」と比べたJCBカードの特性を紹介してきましたが……。
    ANAカードには他にも選択肢が存在します。簡単にまとめさせて頂きました。

    ★年会費は「マイル還元率1%」(主に10マイルコース加入時)を前提とした合計額を記載しています。

    ANAカード(一般)の比較
    JCB
    • 年7,700円(一般)
    • 年15,400円(ゴールド)
    • スターウォーズデザインあり

    【G】航空機遅延補償
    【G】クラブオフ
    【G】海外空港ラウンジ(有料)

    派生To Me CARD
    (ソラチカカード)
    • PASMO付帯
    • PASMOオートチャージ
    • 東京メトロで各種特典あり
    VISA
    Mastercard

    • 年8,800円(一般)
    • 年15,400円(ゴールド)
    • 海外で利用しやすい
    • iD付帯
      ┗派生カードには適用なし
    派生VISA Suica
    • Suica付帯
    • Suicaオートチャージ
    • ※JREポイント機能は付かない

    • 上位カードなし
    VISA nimoca
    • nimoca付帯
    • nimocaオートチャージ
    • 上位カードなし
    東急ANA
    (Mastercard)
    • TOKYU POINTカード機能付帯
    • PASMO付帯
    • PASMOオートチャージ
    • 上位カードなし
    American
    Express

    【G】やむを得ない各種キャンセルの補償

    Diners Club
    • 年29,700円~
    • マイルの有効期限、実質なし
    • 帰国時の手荷物配送1個無料
    • 海外空港ラウンジ無料
    • グルメ、トラベル関係優待
    • 高ステータス
    【G】ゴールドカード以上にのみ適用
    ※特に記載がない限り、付帯保険やANA関係のサービスは共通

    一言でまとめるなら、JCBのANAカードは「海外で使いづらい代わりにコストパフォーマンスに優れる」というところでしょうか。年会費を抑えながら、ANAやJCB独自のサービス(主にゴールド以上)を利用したい、という場合には、やはりJCBがベストかと思います。

    その一方で、

    • 海外での利用しやすさ(VISA、Mastercard)
    • 空港関連サービスやマイル有効期限(アメックス、ダイナース)

    を重視するのであれば、その他の各ブランドへの申込みが有力となることでしょう。

    ★通常のANAマイルの有効期限は3年間です。

    ③JCBブランド「JALカード」との比較

    ある意味最大のライバルとなり得る、JCBブランドの「JAL」カードと同ANAカードを比較すると以下のようになります。

    ANA JCBカードとの比較
    ANAJAL
    券面 ANA JCB券面
    ANA JCBワイドゴールドカード券面
    ANA プラチナカード券面
    JAL JCBカード券面
    JAL JCB CLUB-Aゴールドカード券面
    JALプラチナカード券面
    年会費 7,700円※1
    (普通)
    15,400円
    (ゴールド)
    77,000円
    (プラチナ)
    5,500円※1
    (普通)
    17,600円
    (ゴールド)
    34,100円
    (プラチナ)
    入会、継続ボーナス 1000マイル
    (普通)
    2000マイル
    (ゴールド)
    10000マイル
    (プラチナ)

    ※入会または継続のみで貰える

    1000マイル
    (普通)
    2000マイル
    (ゴールド、プラチナ)
    ┗入会時は5000
    ※いずれも初回搭乗が条件
    羽田
    ⇔福岡
    必要マイル
    12,000
    15,000
    18,000
    時期により変動
    15,000
    日本
    ⇔グアム
    必要マイル
    17,000
    20,000
    23,000
    時期により変動
    20,000
    日本
    ⇔パリ
    必要マイル
    45,000
    55,000
    60,000
    ※時期により変動
    52,000
    ※1 マイル還元率1%のための有料オプションサービス加入時
    ※提携航空会社を利用する場合、必要マイルが異なる場合があります。

    一応プラチナカードの情報も掲載しましたが、年会費がまったく異なる分、サービス内容にも隔たりがありますので参考程度にご覧ください。

    一方、普通カードとゴールドカードの間に大きなサービス内容の差はありません。どちらもJCB社提供ですから、JCB独自の優待も共通です。

    先述の通り、同じ区間の必要マイルが軽く済みやすいのは「JAL」ですから、広くおすすめしやすいのはそちらの方。

    とは言え、

    • JALではなくANAマイルを貯めたい理由がある(スターアライアンス系の航空会社を利用する機会があるなど)
    • ローシーズンを選んで飛行機に乗れる

    という場合には、もちろんANAカードの選択をお勧めします。

    参考ANA公式HP「シーズン・必要マイルチャート(国内線)」
    参考ANA公式HP「ゾーン・必要マイルチャート(国際線)」

    参考JAL公式HP「JALグループ国内線 特典航空券 必要マイル早見表」
    参考JAL公式HP「JAL国際線特典航空券PLUS 各路線の必要マイル数」

    まとめ

    JCB ANAカード まとめ

    • ANA JCBカードの基本情報は以下の通り。
      • 普段の決済でANAマイルを貯められる
      • VISA、Mastercardよりも年会費が安く済みやすい(ゴールドのみ同額)
      • ゴールドカード会員向けサービスがVISA、Mastercardより圧倒的に優秀
      • 一方、最大の懸念は「海外で利用しづらい」こと
        ┗たまに海外旅行に行く程度なら、無料サブカードで補完可能
    • 他のANAカードに比べると「海外で利用しづらい代わりにコストパフォーマンスが優秀」と考えて良い。むしろ気に掛けたいのは、発行元を同じくするJALカードの方か

    国内での決済を前提とする場合、そのコストパフォーマンスの高さから有力候補となりやすい「ANA JCBカード」

    「海外で使いづらい」というデメリットも無料サブカードの取得である程度解消できますので、この問題さえ気にならないのなら、申込み先は「JCB」に決めてしまっても良いかと思います。

    ANA JCBカード(一般)の基本情報

    カード名ANA JCBカード
    申込み資格18歳以上(学生不可)で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。
    審査時間最短即日
    到着までの目安1週間~
    入会金無料
    年会費7,700円(10マイルコース)
    支払日毎月15日締め
    翌10日払い
    支払い方式一回払い他
    担保なし
    保証人不要
    必要書類原則不要(インターネット上で口座登録を行う場合)
    金融機関名株式会社ジェーシービー
    住所・所在地東京都港区南青山5-1-22 青山ライズスクエア
    電話番号0120-800-962
    (携帯から:0570-00-5552)

    貸金業登録番号関東財務局長(13)第00183号
    新規お申込はこちら「ANA JCBカード」公式サイト
    

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