アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)徹底解説!特典&審査通過目安も

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アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)徹底解説!特典&審査通過目安も

なびお
そろそろ誰でも作れるようなカードから卒業したい。
どうせならかっこいい、アメックスのカードを手に入れたいけれど……

ステータスカードとしての知名度の高さ、そしてデザインの良さから不動の人気を誇る「アメリカン・エキスプレス・カード」(アメックス)。その色合いから「グリーンカード」と呼ばれることも多いですね。

アメリカン・エキスプレス®️・カード・グリーン
アメックスETCカード券面
年会費12,000円+税
(本会員)
ETC
年会費
無料
国際
ブランド
還元率0.3%前後
※ANAマイルへの交換ならマイル還元率0.5%
  • アメリカン・エキスプレスならではのご優待
  • 日々のお支払いや特別なお買い物で、ポイントがムダなく貯まる
  • 無料で使える空港ラウンジや、海外旅行先での24時間日本語サポート
  • ◎家族カード有り

ただこのカード、会員特典を十分活用できる人はかなり限られる上、還元率なども(有料サービスに加入しない限り)決して高いとは言えません。
あなたがクレジットカード選びに重視する点によっては、他社のカード、あるいはアメックスの提携カードの方が向いていることもあるでしょう。

今回はそんな「アメリカン・エキスプレス・カード」、通称グリーンカードについて、その基本情報や実際の審査通過基準などを詳しくまとめました。

【管理人】なびこ
読み終えていただければ、あなたが現在このカードに申し込むべきかが分かります!
アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)徹底解説!特典&審査通過目安も

ステータスカードランキング
ラグジュアリーカード
年会費50,000円+税
重く冷たい、金属製のカードが人気。インビテーション無く申し込める。
ダイナースクラブカード
年会費22,000円+税
ステータスカードの代名詞。限度額に一律の制限無し!
アメリカン ・エキスプレス・カード(グリーンカード)
年会費12,000円+税
トップクラスの知名度。世界700以上のVIP空港ラウンジを年会費無料で

「アメックス・グリーン」の基本情報と取得メリット

まずは「アメリカン・エキスプレス・カード」(グリーン)とはどういったクレジットカードなのか、簡単に見ていきましょう。

①最大の特徴は「ステータスカードとしての知名度とデザインの良さ」

カードのスペックやサービス内容について解説していく前に……。

やはりアメリカン・エキスプレス・カード最大の、「他社では替えの利かない特徴」は、その知名度の高さと優れたカードデザインです。

アメックス・グリーン券面

▲アメリカン・エキスプレス公式HPより
まずアメリカン・エキスプレス社自体はアメリカの会社なのですが、

  • 日本で初めてゴールドカードを発行→高ステータスの象徴に
    (そもそもゴールドカードという概念を作ったのもアメックス)
  • 都市伝説のように噂されるいわゆる「ブラックカード」も、多くの場合でアメリカン・エキスプレスの最上位カード(センチュリオン)を指す
  • 一般的なクレジットカードより年会費が高い(グリーンカードは1.2万円+税)
  • 一般的なクレジットカードより審査難易度が高い
  • …あたりの理由からか、やはり「富裕層向け」というイメージは今でも強いですね。
    (実際のところ、審査難易度は下がってきているようですが)

    また、センチュリオン(古代ローマの百人隊長)を中心に据えたカードデザインはやはり、そこらのクレジットカードとは一線を画します。
    こういった理由から、会計の時にアメックス・カードを使えば「経済力がある」「成功している」「スマート」といったイメージを与えるのは自然なところでしょう。少なくとも「ポイント目当て」「ケチ臭い」といった印象を持たれることはありません。

    2011年のクレディセゾンが行ったアンケート調査
    ▲ちょっと古いデータですが、2011年のクレディセゾンが行ったアンケート調査(PDF)の結果の一部。
    実に8割以上の方が、「他人のクレジットカードのランクをチェックする」と答えています。

    ちなみにアメックスにはゴールドカードも存在しますが……。

    あわせて読みたい
    アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードについて

    ゴールドカードは「いかにもお金持ちの持っているカード」感が強くてちょっと…という理由で落ち着いたグリーンカードを選択される方もいるようですね。

    とはいえ、一般カード(グリーン)であっても300万円の利用も可能というのは、他のカードではありえないこと(三井住友カードはゴールドカードでも限度額200万円まで)。

    カード利用額スクリーンショット
    カードのスペックについては、このあと詳しく説明しますが……

    旅行傷害保険も海外・国外ともに最高5000万円ついていますし、ショッピング補償も年間最高500万円と一般カードではありえない充実ぶりです。
    (一般カードの中で保険が充実しているJCBカードW三井住友カード(旧クラシックカード)などでも、旅行傷害保険は海外のみで最高2000万円ショッピング補償100万円(条件あり)くらいです)

    アメックスの中では最低グレードのカードではありますが、他社の一般クレジットカードと比べるとワンランク上のグレードのカードと言えるでしょう。

    ②還元率などの基本スペックは平均以下:1ポイントの価値は0.3円前後なので注意

    アメックス・カード最大のメリットは「アメックス・カードである」こと自体に尽きます。
    じゃあカードの機能自体はどうなのかと言うと、単に還元率をはじめとした数字の面で、これといったメリットはありません

    アメリカン・エキスプレス・カード
    年会費12,000円+税
    (本会員)
    6,000円+税
    (家族会員)
    国際ブランドAmericanExpress
    基本還元率0.3%前後
    ※ANAマイルへの交換ならマイル還元率0.5%
    利用可能枠非公開
    海外旅行傷害保険最高5000万円国内旅行傷害保険最高5000万円
    ショッピング補償年間最高500万円追加発行可家族カード
    ETCカード
    プラスEXカード
    (新幹線優待、有料)
    付帯電子マネー無し支払日金融機関による
    申し込み条件20歳以上、定職がある方とさせていただいております。誠に申し訳ございませんが、パート・アルバイトの方のお申込みはお受けできません。
    (公式HP、よくある質問より/家族会員であればアルバイト可)
    アメリカン・エキスプレス®️・カード・グリーン
    アメックスETCカード券面
    年会費12,000円+税
    (本会員)
    ETC
    年会費
    無料
    国際
    ブランド
    還元率0.3%前後
    ※ANAマイルへの交換ならマイル還元率0.5%
    • アメリカン・エキスプレスならではのご優待
    • 日々のお支払いや特別なお買い物で、ポイントがムダなく貯まる
    • 無料で使える空港ラウンジや、海外旅行先での24時間日本語サポート
    • ◎家族カード有り

    公式HP中の「100円=1ポイント」といった表記を見ると、還元率1%と勘違いしてしまいがちですが……。
    アメックス・カードの利用で貯まる「メンバーシップ・リワードポイント」は1ポイントにつき0.3円程度の価値しか持たないので、実質還元率は0.3%程にしかなりませんリクルートカードあたりと比べると、その還元率は実に4分の1ですね。
    こういった理由から、アメックス・カードを選ぶのであれば「おトクに使う」という考えは捨ててしまった方が良いでしょう。
    (ただしポイントの交換先にANAマイルを選べば、マイル還元率0.5%とそこまで決して悪い数字ではなくなります)

    アメックスはじめ、ステータスカードにおいてはむしろ「コスパを捨ててまで選択する」ことに意味がある節もあります。
    「おトクにカードを使いたい」とお考えなら、アメックスのプロパーカードよりも良い選択肢がたくさんあるのは事実でしょう。

    ★「メンバーシップ・リワードポイント」の詳しい交換先・交換レート等については以下の公式HPをご覧ください。

    アメリカン・エキスプレス公式HP「ポイントを使う」

    ★「メンバーシップ・リワード・プラス」(後述)への加入、もしくは「一度でもポイントをアイテムと交換する」ことで、メンバーシップ・リワードポイントの利用期限は無期限となります。
    ポイントをANAマイルに替えたいけれど、マイルの利用期限(3年)が気になる……という場合、「利用期限が無い」というのは大きなメリットとなるでしょう。

    ★電力会社、ガス会社など一部の加盟店でアメックス・カードを利用する場合、ポイント付与率は「200円に1ポイント」(実質還元率0.15%程度)となります。(参考公式HP)

    年会費+3,000円でANAをマイルはじめとする交換レートを上げられる

    「アメックス・カードは作りたいけれど、還元率0.3%というのはちょっと……」という場合には「メンバーシップ・リワード・プラス」への加入が視野に入ってきます。
    こちらはアメックス会員に向けた年3,000円+税の有料サービスで、加入すればマイルや提携ポイントへの移行レートがアップ。(=カードの利用額に応じてもらえるポイントの価値自体が上がる)
    最も利用機会が多いと思われる「ANAマイル」であれば、1000ポイント→1000マイルのレートで交換できるようになるため、実質マイル還元率が1%となるわけです。

    マイルを航空券購入に使う際、1マイルの価値は2円以上となります。(=実質還元率2%以上)
    元の還元率「0.3%」に比べると、割が良いのは言うまでもありませんね。
    1ANAマイルを仮に2円と換算すれば、年間利用額30万円きりで「メンバーシップ・リワード・プラス」の元を取れる計算となります。(ANAマイル以外に交換するなら60万円)

    アメックスには、有料サービスに加入せずとも1%以上のマイル還元を受けられる各航空会社との提携カード(ANA/デルタ航空)も存在しますが……。
    (JALアメックスはアメックス社のライセンスを受けた「三菱UFJニコス」社が発行するので特性が異なります)

    残念ながら提携カードだとアメックスの大きな特徴である「センチュリオン」の意匠は見られなくなってしまうため、「見てすぐに分かるステータスカード」として使うことはできません。

    ANAアメリカン・エキスプレス・カード
    アメックスETCカード券面
    年会費7,000円+税
    (本会員)
    ETC
    年会費
    無料
    国際
    ブランド
    還元率100円につき
    1マイル相当※
    ※利用額に応じてもらえるアメックスの共通ポイント「メンバーシップ・リワードポイント」をANAマイルへ交換した場合
    • ご入会でもれなく1,000マイル、毎年のカードご継続毎に1,000マイルをプレゼント
    • ANA航空券や旅行商品など、ANAグループでのカードご利用はポイント1.5倍
    • ポイント移行コースへの登録(6,600円)で
      1,000ポイント→1,000マイルに交換可能
    • ◎家族カード有り

    ▲年会費15万円+税(!)のANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード。
    年会費の割に見た目が地味なのは確かです。

    「パッと見のステータス性と還元率」を両立させたいのなら、やはりプロパー(非提携)のアメックス・カードに「メンバーシップ・リワード・プラス」を加えるのがベストと言うことになります。

    ★ただし搭乗時ボーナスマイルの加算、空港での優待などを含めるとやはりサービスが充実しているのは提携カードです。
    これについて詳しくは、以下のページをご覧ください。

    あわせて読みたい
    ANAアメリカン・エキスプレス・カードの特性とライバルカードの比較
    ANAカードの徹底比較!
    デルタ航空提携カードの比較

    ★ANAマイル以外への交換レートについては以下の公式HPをご覧ください。
    ちなみに「メンバーシップ・リワード・プラス」への加入で楽天スーパーポイント、Tポイントへの交換レートも上がりますが、これに関しては一度ANAマイルに交換、そこから各他社ポイントに交換という手順を踏んだほうが還元レートが良く、お得となります。

    アメリカン・エキスプレス公式HP「メンバーシップ・リワード・プラスについて」
    ANA公式HP「マイルを使う」

    ★その他メンバーシップ・リワード・プラスに加入すると、ポイントをアイテムと交換せずともポイントの有効期限が無期限となります。

    ③会員特典は空港や旅行関連に集中

    決して高還元とは言い難いアメリカン・エキスプレスのプロパーカード。ただしそれなりの会員特典は揃っているので、こちらを活用できる機会があるのなら結果的におトク、あるいは便利にサービスを受けられるでしょう。

    CHECK空港関連の会員特典
    CHECK旅行やその手配、サポートなど
    CHECK各種付帯保険の情報
    CHECKその他の優待情報

    (1)空港関連の会員特典

    アメックス・カードの会員特典や、空港や旅行関連に集中しています。
    中でも(使う機会があれば)便利なのは、以下に挙げられる空港系の特典ですね。

    アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)の会員特典(空港関連)
    手荷物無料宅配サービス国際線を利用する場合に限り、自宅と指定空港の間をスーツケース(1個まで)無料配送
    ※往路・帰路ともに利用可
    ※国内旅行は対象外
    ※事前予約必須
    エアポート送迎サービス海外旅行の際、提携タクシー会社の運賃優待
    ※往路・帰路ともに利用可
    ※H.I.S.アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクにて日本発着の国際線航空券(大人運賃)、海外パッケージツアーを購入の場合に限る
    ※対象空港は羽田空港、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港
    国内空港ラウンジ国内28空港、海外2空港の空港ラウンジを無料利用可
    同伴者も1名無料
    ※同伴者2名以降はラウンジ指定の料金発生、大体千円くらい
    プライオリティ・パス
    (スタンダード会員)
    年会費無料で「プライオリティ・パス」(海外空港ラウンジを利用するための会員制度)登録可
    ただし利用料は免除されないので、同伴者含め海外空港ラウンジ利用には1回27米ドル支払う必要あり
    (参考無料で海外空港ラウンジを使えるクレジットカード)
    無料ポーターサービス空港内の指定された場所やバス停⇔チェックインカウンター/到着ロビー間の荷物運びを請け負い
    成田国際空港、関西国際空港のみ実施
    ※事前予約必須
    空港クロークサービス乗継便の待ち時間、その他空き時間に、2つまで無料で荷物預かり
    対応カウンターなどについては公式HP参照
    中部国際空港のみ実施
    空港パーキング「旅行中の」パーキング料金の優待
    ※成田空港、羽田空港、関西国際空港、福岡空港の近辺パーキングに限る
    ※事前予約必須

    「国際線利用時の手荷物無料宅配」「同伴者を含む国内空港ラウンジの無料利用」あたりは特に有用性が高いかと思います。

    ただしご覧の通り、サービスを提供している空港が限られる、事前予約必須などの条件が課されていることは多いので、そのあたりは出発前に把握しておく必要があります。

    (2)旅行やその手配、サポートなど 

    こちらは旅行の準備段階、あるいは目的地の到着後に利用できるサービス。

    アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)の会員特典(旅行関連)
    アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン国内外のホテルや海外航空券、レンタカーなどの専用予約サイトの利用
    ポイント還元率は通常ショッピングの2倍、他会員限定優待あり
    H.I.S.アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクエイチ・アイ・エスの専用ダイヤルにて旅のコンサルティングを受けられる
    予約はもちろん海外での緊急時サポートにも対応
    エアポート・ミール(国内線)H.I.S.アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクで対象国内線航空券の購入時、羽田・伊丹空港内の飲食店で使えるクーポン(1,000円分)プレゼント
    ※搭乗の1週間前までに予約が必要
    ※対象となるのは羽田または伊丹発の国内線航空券のみ
    Expedia優待旅行関連のオンライン予約サイト「Expedia」について

  • 宿泊料金8%オフ(国内・海外)
  • 海外ツアー料金3,750円オフ(税抜き15万円以上利用の場合に限る)
  • アップルワールド優待アメックス会員専用ウェブサイト「アップルワールド」経由の国内外旅行の予約で代金5%オフ
    「日本旅行」優待厳選施設の宿泊プラン「特選の宿」5%オフ
    一休.com優待厳選宿泊施設の予約専用サイト「一休.com」にて
    指定プランに会員限定特典付与
    毎月100名に3,000円クーポン付与
    グローバル・ホットライン24時間無料で、ほぼ全世界から会員限定の電話サポートが繋がる
    航空券取得、レストラン予約、パスポート紛失時のサポート、その他緊急時に対応
    海外用レンタル携帯電話海外用レンタル携帯電話のレンタル料半額、通話料10%オフ
    ※事前予約必須
    アメリカン・エキスプレス・コネクト指定ホテル、飲食店などの料金優待
    メンバーシップ・リワード・ボーナスポイント提携店でのポイント還元率アップ

    特に珍しいものはありませんが、「Expedia」での8%もの優待は見逃せないところ。アメックス・カード・ホルダーは旅行の際、まずこのサイトをチェックすることになりそうですね。

    (3)各種付帯保険の情報

    アメックス・カードの付帯旅行保険の内容は以下の通り。
    海外旅行保険・国内旅行保険ともに利用付帯(旅行代金をアメックスカードで支払っていないと適用されない)となっている点にはお気を付けください。

    アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)の付帯保険(旅行保険)
    保険金額適用場面
    海外旅行保険傷害死亡保険金5000万円
    (1000万円※)
    急激かつ偶然な外来の事故による傷害が原因で
    事故の日からその日を含めて180日以内に死亡さ
    れた場合
    傷害後後遺障害保険金最高5000万円
    (最高1000万円)
    海外旅行中の急激かつ偶然な外来の事故による傷害が原因で事故の日からその日を含めて180日以内に身体の一部を失ったり、またはその機能に重大な障害が残った場合
    傷害治療費用保険金最高100万円
    (同上)
    海外旅行中の急激かつ偶然な外来の事故による傷害のため医師の治療を受けられた場合
    疾病治療費用保険金最高100万円
    (同上)
    1.海外旅行中または旅行終了後72時間以内に発病し、かつ医師の治療を開始された場合
    2.海外旅行中に特定の伝染病のために旅行終了後30日以内に医師の治療を開始された場合
    賠償責任保険金最高3000万円
    (同上)
    海外旅行中に誤って他人を死傷させたり、他人の
    財物を壊したため、法律上の賠償責
    任を負った場合
    携行品損害保険金最高30万円/1旅行
    年間最高100万円
    ※自己負担額3千円
    (同上)
    海外旅行中に被保険者が所有し携行する身の回り品(カメラ、宝石、衣類など)が盗難、破損、火災などの偶然な事故により損害を受けた場合
    救援者費用保険金最高200万円
    (同上)
    急激かつ偶然な外来の事故により遭難された場合 他
    国内旅行保険傷害死亡保険金5000万円
    (1000万円)
    海外旅行項目に同じ
    傷害後遺障害保険金最高5000万円
    (最高1000万円)
    海外旅行項目に同じ
    ※かっこ内は家族特約(配偶者、カード会員と生計を共にする親族を対象とした保険)の適用額

    正直、年会費のわりに保険の金額自体は渋いです。その一方で、すべての旅行保険項目に家族特約が付くのは確かなメリットと言えるでしょう。

    一方、こちらは旅行関連でないその他の保険内容。

    アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)の付帯保険(その他)
    保険金額概要
    ショッピング・プロテクション年間最高500万円
    (1回あたりの自己負担額1万円)
    アメリカン・エキスプレスのカードを使って購入した商品が、偶然な事故によって商品購入日から90日間以内に破損したり、失われてしまった場合に損害額を補償
    リターン・プロテクション1商品につき最高3万円
    年間最高15万円
    会員がアメリカン・エキスプレスのカードで購入し、未使用かつ故障・損傷なく正常に機能する商品を購入店に返品しようとした際、購入店が返品を受け付けない場合に限り、購入日から90日以内に会員が当社に連絡することにより商品を当社に返却、支払い額を補償
    ※他、一般的な不正利用補償(オンライン・プロテクション)有り

    「リターン・プロテクション」は珍しい保険ですね。返品不可のバーゲンやインターネットオークション等も対象になりやすいので、人によっては利用機会も少なくないかと思います。
    (ただ、閉店セールや書籍など対象外となる場面・商品も多いので要事前確認)

    一方、アメックスに限らずほとんどの有料カードに付いている「ショッピング・プロテクション」については、年間最高保険額こそ高いものの「自己負担額1万円」がやや気になるところ。
    1万円以上の物品が偶然壊れたり、盗まれてしまった場合にしか適用されないとなると、サービスを受けられる場面は限られそうです。

    ★上に掲載の内容はあくまで概要に過ぎず、実際のところは「こういった場面では保険は適用されない」といた例外等が細かく規定されています。
    詳しい内容については以下の公式HPをご覧ください。

    アメリカン・エキスプレス公式HP「規定集」(PDF)

    (4)その他の優待情報

    アメックス・カードのその他の会員特典は以下の通り。

    アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)の会員特典(その他)
    ユニバーサル・スタジオ・ジャパン優待専属ツアーガイドの付いたVIPツアーへの申込、指定アトラクションの待ち時間優待など
    今後は会員限定貸し切りデーなどへの展開も?
    アメリカン・エキスプレス・コネクト宿泊施設、飲食店からガソリンスタンド等まで、アメックス提携店の優待サービス
    ※優待店・優待内容は時期に応じて変動あり
    レンタカー優待以下レンタカー会社の国内利用分5%オフ

  • オリックスレンタカー
  • トヨタレンタカー
  • 日産レンタカー
  • ニッポンレンタカー
  • タイムズカーレンタル
  • タイムズカープラス優待カーシェアリングサービスの利用料金優待
    「COTTON CLUB」優待丸の内のエンターテイメントクラブ「COTTON CLUB」優待
    (毎週金曜日、ウェルカムドリンクサービス等)
    新国立劇場優待チケット郵送無料、先行購入、ドリンク券進呈などの優待
    ※その他eプラスでの優待などあり

    一見するとピンポイントな優待が多いですが、「アメリカン・エキスプレス・コネクト」の優待にはしばしば変動も見られるため、定期的に近所のお店で使えないかチェックしてみると良いでしょう。

    公式HPを見る限り、今後はアメックス会員限定のUSJの貸し切り等にも期待できそうですね。

    ★その他、追加カードとして「ETCカード」(無料)「家族カード」(年6,000円+税)、新幹線運賃の優待を受けられる「プラスEXカード」(年1,000円+税)の受け取りが可能です。

    ④結局アメックス・グリーンを取得すべきはどんな人?

    ここまで紹介したアメックス・カード(グリーン)の特徴をまとめると以下の通り。

    • ステータスカードとしての認知度が高い
    • カードデザインが優れている
    • 還元率は低い(有料サービスに加入すればその限りではない)
    • 会員特典は空港関連に集中している

    会員特典の内容はわりと限定的なため、これを活用できる方は限られるかと思います。また、逆に海外出張などの機会が多いのであれば、さらに特典の充実した上位カード、航空会社提携カード等の方が有用になってくるでしょう。
    ただ、この点に関しては他に気になるカードが無い限り、あまり心配しなくても良いかと思います。(非提携カード、いわゆるプロパーカードを利用するにあたって、特典をフルに使えることの方が稀なので)

    そういうわけで、アメックス・カードを選ぶ最大の理由はやはり「アメックスだから」に尽きそう。
    幸い「還元率が低い」という欠点は追加料金を支払うことで十二分にカバーできることもあって、「アメックスを持ちたい」という理由だけでこのカードへ申し込むのも大いにアリでしょう。「アメックスのプロパーカードである」という事実は、他のカードで代用できませんからね。

    アメックスはキャッシングサービス無し、分割払いも事前登録制

    外資系のためか、国内カード会社とは毛色の異なる部分が多いアメックス。
    支払方法の制限もその一つで、具体的に言うと「キャッシングサービスが存在しない」「ボーナス払い・分割払いを利用するためには事前登録が必要」といった点で注意が必要です。
    (ペイフレックス=リボ払いは入会後3ヶ月が経てばインターネットサービスから簡単に登録可)

    まず、キャッシングサービスに関しては制度自体が存在しないため、現金を借りたいなら別のカードのキャッシング枠を使うなり、カードローンを使うなりといった方法を取るしかありません。

    ボーナス払い・分割払いは事前登録さえ済ませれば利用できるものの、リボ払いと同じく登録できるのは「入会後3ヶ月」が経過してからとなります。最低限の利用実績を作った上でないと、分割を認めてもらえないわけですね。

    しかもこのボーナス払い・分割払い、要審査な上、利用できるお店が百貨店をはじめとする一部加盟店に限られます
    言うまでも無く面倒かつ制限も多いので、基本的にボーナス払い・分割払いを行いたいのなら、適当なサブカードを使った方が良いでしょう。

    どうしてもアメックス・カードを使ってボーナス払い/分割払いをしたい、という場合の手続きについては、以下の公式HPをご覧ください。

    アメリカンエキスプレス公式HP「ペイフレックス(リボ払い)、 ボーナス・分割払いのご案内」

    審査難易度はイメージほど高くない?アメックスの審査通過基準について

    ステータスカードとして不動の認知度を誇るアメックス。
    でも実はこのカード、最近取得難易度が落ちて来たとも噂されているんです。

    ①意外と年収300万円前後でも通過を狙える

    「高収入な人しか持てない」ような印象を抱かせるステータスカードですが……。
    実はグリーンカードであれば、年収300万円程度での審査通過報告も珍しくありません。

    パート・アルバイトの申し込みは断られてしまうことから、それなりに安定した経済力が求められるのは確かですが……。
    審査通過のためには500万円ほどの年収を必要とするもう一角のステータスカード、「ダイナースクラブカード」あたりに比べると、その基準が大分低く設定されているのは間違いないでしょう。
    ちなみに不動産収入、年金などの不労働所得で生活されている場合であっても、支払い能力が認められれば審査通過の可能性があるようですね。

    ただ、審査には独自色がかなり強いようで「なぜ審査に落ちたのかわからない」あるいは「他社に落ちたのになぜアメックスは通ったの?」といった声もしばしば聞かれます。

    当たり前ですが、結局のところの審査結果は申し込まない限り分かりません
    1枚のクレジットカードの審査に落ちること自体にさほどのデメリットはありませんので、アメックスが欲しいのであればダメ元で申し込みを行ってみても良いでしょう。

    ★ただし一般的に、クレジットカードの審査に落ちてしまった後、6ヶ月間は同じカードを取得できないとされています。
    6ヶ月以内に属性が向上する(収入が上がるなど)見込みがあるのなら、これを待って申し込みを行うことをおすすめします。

    空港での申し込みならさらに甘くなるとの噂も

    羽田空港などに設置してあるアメックスのカウンターでカードの申し込みを行うと、インターネット等に比べ審査に通りやすいという「噂」があります。

    あくまで噂であり、明確な根拠はありません。が、アメックス側も空港ではけっこう積極的な勧誘を行っていますし、職員さんを通す対面申し込みとなればある程度の融通が利いても不思議ではないところではあります。

    カードの申込のためにわざわざ空港に行くことはおすすめしませんが、たまたま空港の利用機会があり、たまたまアメックスがカウンターを置いていたのであれば、こちらを利用してみても良いでしょう。

    ★その他、「アメックス会員からの紹介だと審査に通りやすい」という声も聞かれます。こちらは過去に何度も否決を食らっている方にも通過報告が出ていますので、信ぴょう性も低くないでしょう。
    身近にアメックス会員がいらっしゃるのなら、紹介を頼んでみるのも一考です。

    アメリカン・エキスプレス公式HP「ご紹介プログラム」

    ②独自審査の傾向が強く、現行ブラック状態でも通過例あり

    外資系のためか、国内のクレジットカードとは少し異なる審査基準を設けていると思われる「アメックス・カード」。
    それを示す最も分かりやすい根拠が、「金融ブラックの人にもカードを発行することがある」というものですね。

    流石に自己破産、個人再生といった重いブラックであれば通過は厳しいと思われますが……。
    「5年以内に任意整理をしたけれど残債は完済した」「長期間の延滞を起こしたことがあるが、現在の経済状況は回復している」という場合には、わずかな期待を掛けてみても良いかと思います。

    ただ、健全な状況の人に比べると審査通過は当然難しくなります。
    安定した支払い能力があったとしても、ダメ元の姿勢は忘れないようにしましょう。

    ★同様に申し込みブラック、ホワイト状態など、個人信用情報にブラック未満の問題がある場合にも通過の可能性があります。

    発行はスピーディで、申し込みから数日程度で届くことも多い

    意外とそこまでの高収入は求められない一方、やはりそこいらのカードに比べれば求められる基準の高いアメックス・カード。
    それなら経済力を見極めるために長い審査を必要とするのかと言うとそうでもないようで、早ければ申し込み直後の画面に10秒もせずに審査結果が、数日後には本カードが届きます

    審査結果の通知方法はいくつかあるようで、

    1. インターネット申込みの直後に可決を示す画面が出る
    2. 数日後にウェルカムメールが届く
    3. 突然「本人限定受取郵便」の通知が郵便局から届く

    のいずれかとなる模様。おそらく人の手を介するまでもない、余裕での合格となれば(1)が採用され、すぐに可決結果が出るのでしょう。

    カード受け取りまでの流れに、特に珍しい点はありません。
    新規入会であれば、カードは「本人限定受取郵便」で届きます。

    あわせて読みたい
    クレジットカードの審査と入手の流れ:本人限定受取郵便について

    ★審査否決の場合の通知は郵送で届きます。

    ダイナースとは異なり、「目安限度額」は低めなことも多いので注意

    アメックス・カードには、いわゆる「利用限度額」の定めがないとされています。
    が、これは無限、あるいはそれに近いくらいカードを使えるというわけではありません。それどころかアメックス・カード(グリーン)の実際の利用限度額は30万円以下に抑えられることも珍しくないとのこと。

    目安となる限度額は、インターネット会員サービス(もしくは電話)でいつでも確認できます。
    カードが届いたら、まずはこちらをチェックしてみることをおすすめします。

    アメリカン・エキスプレス公式HP「カードご利用可能額の確認」

    ★ただし国内の一般のカード会社に比べると融通が利きやすいのは事実で、事前承認を得られれば限度額を超える決済も可能です。(場合によっては事前入金を求められますが)

    まとめ

    ポイント
    • アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)最大のメリットはやはり「アメックスであること」
      ステータスカードとしての知名度洗練されたカードデザインは、他人に「成功者」「高収入」といった印象を与えやすい。
    • 基本還元率は0.3%と悪い(ANAマイルなら0.5%)が、年3,000円+税の有料サービスに加入すればマイル還元率1%
    • 会員特典は空港関連に集中しており、活用できる人は限られそう
    • 審査はさほど厳しいわけでも無く、年収300万円前後から審査通過例あり(パート・アルバイトは不可)。独自審査の傾向が強いので現行ブラックが通過できることもある

    その知名度とブランド性から、アメックス・カードには「アメックス・カードである」こと自体に価値があります。
    会員特典や航空会社のマイルを使う機会が一切なくとも、「アメックスを持ちたい」という思いがあれば申し込みの意味は十分でしょう。

    アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報

    カード名アメリカン・エキスプレス・カード
    申込み資格20歳以上、定職のある方
    提携カード
    利用可能額非公開
    審査時間最短1分以内
    到着までの目安数日程度~
    入会金不要
    年会費12,000円+税
    (本会員)
    6,000円+税
    (家族会員)
    支払日口座振替先の金融機関による
    支払い方式口座振替先の金融機関による
    分割払い(年率)14.9%
    ※事前登録制
    リボ払い(年率)契約時の書類参照
    キャッシング(年率)キャッシング機能無し
    遅延損害金(年率)14.6%
    担保不要
    保証人不要
    必要書類本人確認書類
    (本人限定受取郵便)
    金融機関名アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド
    (American Express International, Inc.)
    住所・所在地東京都杉並区荻窪4-30-16
    電話番号0120-020222
    (新規カードお申し込み専用窓口)
    貸金業登録番号関東財務局(8)第00405号
    新規お申込はこちらアメリカン・エキスプレス・カードの公式サイト
    アメリカン・エキスプレス®️・カード・グリーン
    アメックスETCカード券面
    年会費12,000円+税
    (本会員)
    ETC
    年会費
    無料
    国際
    ブランド
    還元率0.3%前後
    ※ANAマイルへの交換ならマイル還元率0.5%
    • アメリカン・エキスプレスならではのご優待
    • 日々のお支払いや特別なお買い物で、ポイントがムダなく貯まる
    • 無料で使える空港ラウンジや、海外旅行先での24時間日本語サポート
    • ◎家族カード有り

    

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