【店舗向け】楽天ペイ、類似他社と比べたメリット・デメリット&集客効果、導入過程他

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【店舗向け】楽天ペイ、類似他社と比べたメリット・デメリット&集客効果、導入過程他
「お客さんに需要の高いクレジットカード決済を導入したい。
中でも<楽天ペイ>は大手企業の取り扱いで申し込みやすそうだけれど…?」

名前の通り、楽天系列のキャッシュレス決済サービス「楽天ペイ」。これを店舗に導入すると、各種クレジットカード決済に加え「交通系電子マネー」「nanaco」「楽天Edy」ついでに「楽天ペイ」「auPAY」アプリを使ったQRコード決済が可能になります。
決済機能自体にそこまで目を引く点はありませんが、「アプリからの集客を見込めるかも」「決済端末に加えプリンターまたはタブレットの無料貸与を受けられる」(条件あり)といった意味で、数あるキャッシュレス決済サービスと比べても申し込み検討の価値ありと言えるでしょう。

今回はそんな「楽天ペイ」について、類似他社サービスと比べたメリット・デメリットを中心に詳しくまとめました。
読み終えていただければ、今のあなたがこの決済サービスをお店に取り入れるべきか否かが分かります。

★名前が同じなので紛らわしいのですが、ここで開設するのは消費者向けの「楽天ペイ」ではなくお店のための「楽天ペイ」サービス(クレジットカード決済等の代行含む)です。
アプリを使った「楽天ペイ」決済については以下のページをご覧ください。

あわせて読みたい
【高還元】「楽天ペイ」基本情報と使い方、支払って分かったデメリット【不便?】

「楽天ペイ」の基本情報と導入メリット

それでは早速、「楽天ペイ」とはどういった決済サービスなのか見ていきましょう。

「楽天ペイ」基本情報
必要なもの
  • iOSまたはAndroid搭載端末
    (スマートフォンまたはタブレット端末)
  • 専用端末「Rakuten Card & NFC Reader Elan」(通常2万円程度)
対応ブランド
決済手数料
クレジットVISA
Mastercard
American Express
楽天カード(JCB含む)
3.24%
JCB
Diners Club
Discover
3.74%
※同上
電子マネー交通系電子マネー
(Suica、PASMO、Kitaca、toICa、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)
3.24%
※同上
楽天Edy3.24%
※同上
nanaco
iD
QUICPay
3.74%
※同上
その他楽天ペイ
(QRコード決済)
3.24%
※同上
入金スケジュール楽天銀行宛前日23:50
~当日23:50売上分
翌日に自動入金(土日祝日含む)
その他口座宛入金のたびに手動操作と手数料210円が必要
23:30までの入金依頼分は翌営業日に振込
★この仕様上、楽天ペイ利用時には「楽天銀行口座」の開設がほとんど大前提となる
備考
  • 入会費、年会費などは発生しません。

①そもそも「店舗に楽天ペイを導入する」ってどういうこと?

一般に「楽天ペイ」と言うと、QRコード決済のためのスマートフォンアプリを指すことが多いのですが……。
「事業者が楽天ペイを導入する」という言い方をする場合、この「楽天ペイ」は「クレジットカード・電子マネー・QRコード決済を可能にするサービス」と考えて差し支えありません。要は楽天ペイをお店に導入すれば、様々なキャッシュレス決済が可能になるわけですね。

決済の際には以下のような専用端末、そしてiOSまたはAndroid搭載のスマートフォンまたはタブレット端末を使います。

「楽天ペイ」利用イメージ
▲「楽天ペイ」利用イメージ(画像は公式HPより)

専用端末で読み取ったカード(または電子マネー)情報はbluetoothを通してスマートフォンまたはタブレットに転送され、そちらで処理されます。
このように大がかりなレジシステムを購入することなく、キャッシュレス決済を導入できるのが「楽天ペイ」の大きなメリットと言って良いでしょう。

②QRコード決済アプリ「楽天ペイ」「au PAY」ユーザーからの集客が見込めるかも?

……とは言え正直現在、「スマートフォンまたはタブレットを介して手軽にキャッシュレス決済を導入する」ためのサービスは他にもいくつか存在します。
となれば、他社サービスでなくあえて「楽天ペイ」を選択する理由が欲しいところですが……。

これについて現在、他社と比べた最大のメリットと考えられるのがQRコード決済アプリ「楽天ペイ」の存在。
名前が同じなので紛らわしいのですが、消費者側から見た「楽天ペイ」は一般的に、「専用アプリによるQRコード決済サービス」を指します。最近よく聞く「PayPay(ペイペイ)」と似たようなものですね。

参考【高還元】「楽天ペイ」基本情報と使い方、支払って分かったデメリット【不便?】

消費者側から見た「楽天ペイ」については、「QRコードを提示してクレジットカード払いをすることで、普通のカード払いより多くのポイントがもらえる」決済方法と考えていただいて差し支えありませんが……。
重要なのはこのアプリ上に、「楽天ペイを使える近くのお店」を検索する機能がある、ということ。例を挙げるとこんなかんじです。

実際の「楽天ペイ」利用画面
▲実際の「楽天ペイ」利用画面より。アプリ上ではお店の住所や電話番号まで確認可能です。

上はファミリーマートの例ですが、実際の利用画面では個人経営のお店もまったく珍しくありません。
……というわけで、もしお店のお近くに「楽天ペイ」ユーザーがいらっしゃったなら、このアプリ情報をきっかけにした集客を見込めるわけですね。
特にキャッシュレス決済に敏感な、比較的若い層をターゲットとしたお店なら、「楽天ペイ」の宣伝効果もきっと馬鹿にできないことでしょう。

参考(消費者向け記事)「楽天ペイ」加盟店の探し方>アプリを使えば現在地からお近くの加盟店を探せる

★ちなみに「楽天ペイ」を使ったQRコード決済時の手数料は、通常のクレジットカード払い(VISA、Mastercard、American Express)と変わらず3.24%です。
(=お店の立場から見ればクレジットカード払いでも楽天ペイ払いでも同じ)

★「楽天ペイ」アプリには一回当たりの利用上限額が設けられています。が、これは利用者の楽天会員ランクによって違いが設けられている上、詳細非公開。(参考公式HP
一応最高上限額は50万円ということで、数万円くらいの決済なら会員ランク問わず問題なく済ませられるとは思いますが……。
高額決済を想定するなら「利用上限額」のせいでエラーが起きる可能性があるとは知っておきたいところです。(そういう場合にはクレジットカード決済を求めれば事足りると思われますが)

★「楽天ペイ」と似たようなQRコード決済サービスに「au PAY」が挙げられます。
「楽天ペイ」加盟店では「au PAY」の決済も可能ですので、こちらの方面からの集客も狙えるかもしれません。

③類似5社中唯一「Edy」「nanaco」(と楽天ペイ)の決済に対応

後に紹介する似たようなキャッシュレス決済サービスを取り扱う5社のうち、アプリ「楽天ペイ」を使った決済が可能なのは「楽天ペイ」(店舗向けサービス版)のみ。
そしてついでに、「Edy(楽天Edy)」「nanaco」という2種の電子マネー決済に対応しているのも、実は「楽天ペイ」だけです。

Edy、nanacoは「楽天ペイ」のように際立って還元率が良いわけでも、使えるお店を検索しやすいわけでもないため、この2つの電子マネーを使えるからと言って集客のきっかけになることは稀と思われますが……。
利用者自体は決して少なくない電子マネーですので、お会計の際に「ここはEdy(nanaco)が使えるのか、じゃあまた来よう」といったプラスの感触を残すことはさほど珍しくなさそう。

この他にも楽天ペイは、最近利用者の増えている「iD」「QUICPay」ApplePayも紐づけカードにより、このいずれかに属します)にも対応しているため、各種電子マネーユーザーへのPRは十分すぎるほどと言っても良いでしょう。
(とは言えiD、QUICPayに関しては類似サービス「おてがるペイ」も対応)

まあなんにせよ、対応している決済方法が多いに越したことは無いはずです。

参考キャッシュレス決済代行5社の対応ブランド等比較

主要国際ブランド
(クレジット払い)
交通系
電子マネー
iD
QUIC
Pay
その他
楽天ペイ楽天ペイ
auPAY
楽天Edy
nanaco
Square×
STORES
(旧 Coiney)
×WeChat Pay
(微信支付)
AirPay「AirPayQR」参加時
(無料、任意)

ALIPAY(支付宝)
WeChat Pay(微信支付)
LINE PAY
d払い
auPay
PayPay
銀聯

「AirPayポイント」参加時
(有料、任意)

Tポイント
Ponta
WAON POINT
dポイント

おてがるペイ銀聯

④実店舗に必要な機器:専用端末は2万円(プレゼント企画は2020年11月末まで)

こういったキャッシュレス決済を導入する場合、特に実店舗で問題となるのが初期費用かと思います。

店舗への新規導入に必要な機器
  • 【必須】専用端末 Rakuten Card & NFC Reader Elan(エラン)
  • 【必須】iOSまたはAndroid搭載のスマートフォンまたはタブレット端末
    (楽天ペイ店舗アプリのインストールも必須)
  • 楽天ペイ専用プリンター

専用端末のRakuten Card & NFC Reader Elan(エラン)は、クレジットカード・電子マネー対応のカードリーダーです。
この端末とスマートフォン・タブレットをBluetoothでつないで決済を行います。
価格はおよそ2万円。
加盟店審査終了後に、アプリのマイページから購入できるようになります。

スマートフォン・タブレットはお持ちのものをそのまま使うこともできます。
が、店舗で複数人がレジに立つような状況を想定すると、専用のものが1台ほしいところ。
アプリのインストールは無料です。
ちなみに楽天ペイ加盟者は「iPad Wi-Fi 32G(シルバー)型番:MR7G2J/A」を特別価格32,800円(税別)で購入できるとのことでした(2019年9月問い合わせによる/普通に買うより数千円安い程度)。

また楽天ペイでの決済は、レシートが発行されず、お客様控えはメールで発送されます。
これは楽天ペイに限ったことではなく、スマートフォンやタブレットと連携してキャッシュレス決済を行うサービス全般に言えることです。
Bluetooth接続の専用プリンターがあれば、アプリから領収書を印刷することができます。
が、導入は必須とまでは言えず、お客様にメール画面を印刷していただく、紙の領収書を書く、既存のレジに金額だけ打ち込んで発行、といった対応も可能です。

キャッシュレス決済導入キャンペーン

2020年11月30日(月)までに申し込みが完了した店舗には、審査に通過すれば無償でカードリーダーが提供されます。

★以前は

  • 専用端末&プリンターのセット
     (4万円相当/先着3,000店舗限定/2020年9月30日まで)
  • 専用端末&プリンター化タブレットのどちらかを無償貸与
     (4万円相当/「キャッシュレス・消費者還元事業」参加者への優遇/2020年3月31日まで)

といった形でプレゼントされていたこともあったのですが、どちらも現時点では終了しています。

類似他社サービスと比べた「楽天ペイ」のデメリット

独自の利点を持つ「楽天ペイ」ですが、もちろん良いことばかりではありません。
ここからは類似他社サービスと比べた「楽天ペイ」のデメリットについてお話ししていきます。

①「楽天銀行」口座の開設は大前提となりそう

「楽天ペイ」に加盟する場合、売上を管理するための口座は「楽天銀行」のものに限定されるとお考え下さい。
他行口座も使えないわけではないのですが、正直に言って入金関連の対応が違いすぎます

楽天ペイの入金スケジュール
楽天銀行宛前日23:50
~当日23:50売上分
翌日に自動入金(土日祝日含む)
その他口座宛入金のたびに手動操作(入金依頼)と手数料210円が必要
23:30までの入金依頼分は翌営業日に振込
★この仕様上、楽天ペイ利用時には「楽天銀行口座」の開設がほとんど大前提となる

売上を受け取るたびに入金依頼の手間と手数料が発生するのは馬鹿らしいと言わざるを得ません。
よって「楽天ペイ」へ加入すべきは「売上管理のための楽天銀行口座を作成できる」場合に限られることでしょう。

……とは言え「楽天銀行」口座の開設さえ可能であれば、一転して楽天ペイは「曜日を問わず毎日売り上げの入金を受けられる、唯一のキャッシュレス決済代行サービス」となってくれます。

参考キャッシュレス決済代行5社の入金スケジュール比較

主要国際ブランド(クレジット払い)
楽天ペイ最短翌営業日自動入金(楽天銀行宛)
最短翌営業日入金
(他銀行宛/入金依頼・210円の振込手数料必須)
Square翌または翌々営業日
(三井住友銀行、みずほ銀行口座宛)
水曜日締め同週金曜日振込
(その他の口座)
STORES
(旧 Coiney)
1ヶ月分の売上を翌月20日入金(自動入金設定時)
手動出金の場合、振込完了は売上の半月後くらいから
AirPay月6回
(みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行口座宛)
月3回
(その他の金融機関口座)
おてがるペイ月2回または月6回(選択制)

②一括払い以外の支払い方法には一切対応していない

現状楽天ペイ、「一括払い」以外の支払い方法には一切対応していないとのこと。

客単価の低いお店であれば、さほど困ることもないとは思いますが……。
お客様にとって決済方法が多いに越したことは無いと考えると、この点は一回払い以外の決済に対応した「おてがるペイ」「STORES(旧 Coiney)」といった類似サービスに対し、デメリットと言わざるを得ないでしょう。

★利用カードによってはお客様側での手続きにより「後から分割」「後からリボ」が可能ではあります。

キャッシュレス決済代行5社の「一回払い以外の支払い方法」対応状況
楽天ペイ一括払いのみ
Square一括払いのみ
STORES
(旧 Coiney)
一回払いに加え

  • 二回払い
  • リボ払い 対応

※ただしVISA、Mastercardブランドのみ

AirPay一括払いのみ
おてがるPay一回払いに加え

  • 二回払い
  • 回数分割払い
  • リボ払い
  • ボーナス払い 対応

③便利なレジ機能や決済後の在庫管理の利用には外部提携サービスとの契約必須

「楽天ペイ」には、「商品を選択してお会計額合計を出す」「どういった商品が売れているか確認する」「在庫管理」といったサービスが一切ありません

以下の店舗向けマニュアルを見ても、決済のスタート地点が「決済金額を入力」となっていることが分かりますね。
要は「楽天ペイ」側に便利なレジシステムは付いていないため、基本的には計算機などを用いて自分でお会計額を計算する必要があるわけです。

▲楽天ペイ公式HPより。1
▲楽天ペイ公式HPより。決済金額は利用者側で計算する必要があります。

▲楽天ペイ公式HPより。2
▲楽天ペイ公式HPより。確認できるのは「1回あたりの決済額」や利用カード、利用日時程度に留まります。

便利なレジ機能や売り上げ分析システムの付いている「Square」あたりと比べると、これは楽天ペイの大きなデメリットと言って差し支えないでしょう。

このあたりの問題点は、楽天ペイと提携している「POSレジ」(販売時点情報管理レジ)サービスを使うことで一応解決できるのですが……。
POSレジにはそれなりの対価を要するものが多いこと、トラブル発生時の問い合わせ先が分散してしまうことはやはり気になります。

★「楽天ペイ」提携POSレジサービスのうち、「スマレジ」スタンダードプランであれば、無料で最低限のレジ機能&売上管理が可能です。
(これ以上の機能を求める場合には月額数千円~の費用が必要)

参考楽天ペイ公式HPよくある質問「レジの機能はありますか?」

キャッシュレス決済代行5社の「POSレジ」機能比較
楽天ペイ無し
※レジ周りのサービスを求めるなら外部提携サービスの利用必須
Squareあり
STORES
(旧 Coiney)
無し
※レジ周りのサービスを求めるなら外部提携サービスの利用必須
AirPayあり
おてがるペイ無し
※レジ周りのサービスを求めるなら外部提携サービスの利用必須

④「楽天ペイ」と類似4社のサービス内容比較

ここまでの内容と各社公式HP情報をもとに、キャッシュレス決済サービス5社を簡単に比較してみました。

「楽天ペイ」と他4社サービスの比較(1)
手数料
対応ブランド
入金サイクル備考
楽天ペイ3.24%
(VISA、Master、Amex)
3.74%
(JCB、Diners、Discover)
最短翌営業日自動入金
(楽天銀行宛)
最短翌営業日入金
(他銀行宛/入金依頼・210円の振込手数料必須)

  • キャッシュレス・消費者還元事業でなくても端末(通常2万円くらい)提供キャンペーン中
3.24%
(交通系電子マネー、Edy、nanaco)
3.74%
iDQUICPay
3.24%
(QRコード決済「楽天ペイ」
おてがるペイ3.24%
(VISA、Master、ニコス他)
3.74%
(JCB、Diners、Amex、銀聯、Discover)
月2回または月6回
(選択制)

  • 中国で一般的な銀聯ブランド対応
  • アメックスの手数料が他社より高い
3.24%
(交通系電子マネー)
3.74%
iDQUICPay
STORES
(旧 Coiney)
3.24%
(VISA、Master、Amex、セゾン)
3.74%
(JCB、Diners、Discover)
1ヶ月分の売上を翌月20日入金(自動入金設定時)
手動出金の場合、振込完了は売上の半月後くらいから
  • キャッシュレス・消費者還元事業でなくても端末(通常2万円くらい)無料
  • 簡単にオンライン決済ページを作成可能
3.24%
(交通系電子マネー)
3.24%
WeChat Pay
Square3.25%
(Visa、Master、Amex、Discover、Diners)
3.95%
(JCB)
翌または翌々営業日
(三井住友銀行、みずほ銀行口座宛)
水曜日締め同週金曜日振込
(その他の口座)

  • JCB手数料が他社より高い
  • Diners(とDiscover)の手数料は他社より安い
電子マネー
未対応(暫定)
AirPAY3.24%
(VISA、Master、Amex)
3.74%
(JCB、Diners、Discover)
月6回
(みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行口座宛)
月3回
(その他の金融機関口座)

  • キャッシュレス・消費者還元事業でなくても端末(通常2万円くらい)無料
3.24%
(交通系電子マネー)
3.24%
(PayPay、LINE Pay、d払い、ALIPAY、WeChat Pay)
★任意申し込み
Tポイント
Ponta
WAON POINT
★任意、有料、詳細非公開
※キャッシュレス・消費者還元事業の加盟社登録で実質2.16%
「楽天ペイ」と他4社サービスの比較(2)
必要機種商品選択によるお会計計算商品別売上確認一括払い以外の決済
楽天ペイiOS 9.0以降
Android 5.0以降
×
別途計算機や提携サービス契約が必要
×
提携サービスの利用が必要
不可
おてがるペイiphoneまたはipad×
同上
×
同上
2回払い
分割払い
リボ払い
ボーナス払い対応
STORES
(旧 Coiney)
iOS 12.2以降
Android 5.0以降
×
同上
×
同上
2回払い
リボ払い対応
SquareiOS 9.3.5以降
Android 5.0以降
不可
AirPAYiphoneまたはipad不可

ご覧の通り、他社と比べた「楽天ペイ」のメリットは

  • 利用できる決済方法が多い(集客効果を見込めるアプリ「楽天ペイ」含む)
  • 決済端末に加え、プリンターまたはタブレット端末まで無償貸与を受けられる
  • 売上が毎日自動入金される(ただし楽天銀行口座宛に限る)

の3つ。一方でレジ周りや決済後のアフターサービスに関してはからっきしです。

どの会社についても同じなのですが、やはり類似サービスが多い以上、「申込先は各メリット・デメリットを見比べて選ぶべき」としか言えません。
とは言えレジやアフターサービス関連の問題は外部提携サービスを利用することで解消できますので、「楽天ペイ」ならではのメリットに魅力を感じたなら、そのまま申し込みを進めて良いのではないかと思います。

各社の特出したメリット一覧
楽天ペイ
  • 楽天Edy、nanaco対応
  • 「楽天ペイ」「auPAY」対応、かつアプリからの集客を見込める
  • 楽天銀行口座があれば毎日売上入金
おてがるペイ
  • 2回払い、回数分割払い、リボ払い、ボーナス払い対応
  • 銀聯ブランド対応(主に中国本土でデビットカードとして普及)
STORES
(旧 Coiney)
  • 簡単に非対面オンライン決済ページを作れる
  • 2回払い、リボ払い対応
Square
  • POSレジ機能
  • カードリーダーの価格の安さ(8千円くらい)
    └ただし各社のキャンペーンを見る限り今はメリットになりづらそう
AirPay
  • POSレジ機能
  • QRコード決済方法の充実(中国系2つ、PayPay他)

「楽天ペイ」導入の大まかな流れ

「楽天ペイ」の利用を決めたら、導入までの大まかな流れを見てみましょう。

「楽天ペイ」導入の流れ

楽天ペイへ申し込み
本人確認書類(法人確認資料)の提出
※個人申込かつ楽天銀行口座を既にお持ちなら不要
※必要な書類はメールで案内されるとのこと
一次審査
(VISA、Mastercard、楽天カード)
※原則3営業日以内
メールで審査結果連絡
希望者は「キャッシュレス・消費者還元事業」の申込可
こちらの審査通過次第、専用端末の発送
同事業に参加しない場合はここで専用端末の購入
二次審査
(JCB、Diners Club、Discover)
※原則2週間程度
auPAYの審査
(=電子マネー審査)
※原則2週間程度

審査は全部で3つですが、一次審査にさえ通れば「楽天ペイ」を利用可能。仮に二次審査やauPAYの審査に落ちてしまっても、VISA・Mastercard・楽天カード(JCB含む)の決済は可能です。

……とは言え現在「キャッシュレス・消費者還元事業」の審査には1ヶ月以上の時間が掛かる場合があるとのこと。
決済に必要な専用端末が届くのはこの事業の審査通過後となりますから、申込~楽天ペイの導入までにはそれなりの期間を見込んでおきましょう
(もちろん同事業へ参加せず、通常通り端末を購入するのなら必要期間は抑えられます)

★導入の流れの詳細や、「楽天ペイ」契約後の具体的な決済方法については以下の公式HPをご覧ください。

楽天ペイ公式HP「よくある質問>申込みの手順を教えてください」

楽天ペイ公式HP「ご利用マニュアル」

まとめ

ポイント
  • 「楽天ペイ」専用端末とスマートフォンまたはタブレットを組み合わせたキャッシュレス決済を可能にするサービス。
    類似他社に比べると
    アプリ「楽天ペイ」からの集客を見込める
    楽天Edy、nanaco、iD、QUICPayを使える
    ・「キャッシュレス・消費者還元事業」参加ならプリンター(または低スペックタブレット)まで無償貸与を受けられる
    曜日を問わず毎日売上金の自動入金を受けられる(楽天銀行口座必須)
    といったメリットが嬉しい
  • 一方でデメリットも少なくなく、
    入金先は実質楽天銀行口座に限定される
    ・一括払い以外の支払い不可
    レジ機能や会計後のアフターサービスは一切ない
    といった点は気になるところ。とは言えレジ周りの問題は提携サービスの利用で解消できる

メリット・デメリットともにややクセのある「楽天ペイ」
楽天銀行口座の開設、場合によっては外部提携サービスとの契約など利用者に求められる条件はやや多いですが……。
「楽天ペイからの集客」はじめ替えの利かないメリットを持っているのも確かですので、これに魅力を感じたならそのまま申し込みを進めてしまって良いでしょう。

「楽天ペイ」基本情報
必要なもの
  • iOSまたはAndroid搭載端末
    (スマートフォンまたはタブレット端末)
  • 専用端末「Rakuten Card & NFC Reader Elan」(通常2万円程度)
対応ブランド
決済手数料
クレジットVISA
Mastercard
American Express
楽天カード(JCB含む)
3.24%
JCB
Diners Club
Discover
3.74%
※同上
電子マネー交通系電子マネー
(Suica、PASMO、Kitaca、toICa、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)
3.24%
※同上
楽天Edy3.24%
※同上
nanaco
iD
QUICPay
3.74%
※同上
その他楽天ペイ
(QRコード決済)
3.24%
※同上
入金スケジュール楽天銀行宛前日23:50
~当日23:50売上分
翌日に自動入金(土日祝日含む)
その他口座宛入金のたびに手動操作と手数料210円が必要
23:30までの入金依頼分は翌営業日に振込
★この仕様上、楽天ペイ利用時には「楽天銀行口座」の開設がほとんど大前提となる
備考
  • 入会費、年会費などは発生しません。


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