JR利用者なら「JALカードSuica」…とは限らない!申込前に知っておくべきデメリット

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なびお
SuicaユーザーがJALカードを作るなら、申込み先はやっぱり『JALカードSuica』でいいんだよね?

いいえ、「SuicaユーザーはJALカードの中でも、『JALカードSuica』を選ぶべき」…とは限りません

と言うのも一見優れたこのカード、その他のJALカードに比べるといくらか目立ったデメリットが存在します。
特に海外旅行を想定する場合には、あなたがSuicaユーザーであったとしても、別のJALカードを選んだ方が良いでしょう。

今回はそんな「JALカードSuica」について、他のJALカードと比べたメリット・デメリットを詳しくまとめました。

【管理人】なびこ
読み終えていただければ、今のあなたが選ぶべき「JALカード」が分かります。

一見パーフェクトなのに…。「JALカードSuica」申込み前に知っておくべきデメリット

一見パーフェクトなのに…。「JALカードSuica」申込み前に知っておくべきデメリット

一見するとJRユーザーはこれ一択…とも言えそうな「JALカードSuica」。
ただし冒頭でも触れた通り、このカードには他のJALカードに無い、いくつかのデメリットが存在します。
まずはこちらについてお話しさせて頂きましょう。

①JREポイントとJALマイルの二重取りは出来ない

あなたが「JALカードSuica」への申込みを希望する理由は、「定期券含むSuica機能付帯」「Suicaオートチャージ対応」といったSuica系のサービスにあることでしょう。

これらが「JALカードSuica」とその他のJALカードにおける、差別化点であるのは疑いようもありませんが……。

残念ながら「JALカードSuica」の場合、JREポイントが貯まる場所、つまり「Suicaのチャージ」や「JREポイント加盟店」での決済時に、JALマイルを獲得することはできません
決済に応じてもらえるのは「JREポイント」「JALマイル」のどちらか一方のみであり、「Suicaのチャージを通してマイルを貯める」ことは不可能です。

ただし、JREポイントはJALマイルに交換可能
チャージでたまったJREポイントをマイルに交換すれば、「Suicaのチャージを通して間接的にマイルを貯める」ことは不可能ではありません。

JREポイントをJALマイルに交換可能なカード
  • JALカードSuica
  • JALカードSuica CLUB-Aカード
  • JALカードSuica ゴールドカード
ショッピングマイル・プレミアムと交換レート
加入時
(年会費5,500円)
非加入時
(年会費2,200円)

JRE POINT
1,500ポイント

1,000マイル

JRE POINT
1,500ポイント

500マイル

……となるとそもそも、JALカードを使ってSuicaのチャージを行う意味が無くなってきます。

SuicaのオートチャージやJREポイント還元率という点だけで言えば、「ビックカメラSuicaカード」(原則無料)を使っても「JALカードSuica」を使っても変わりないからですね(いずれもSuicaチャージ時、JREポイント1.5%還元)。

ゴールドカードであれば限定サービスが付くことから、「JALカードSuica」を選ぶ理由が無いわけではありませんが……。

後に紹介する「『JALカードSuicaゴールド』のみのメリット」に特に魅力を感じないのなら、Suica関連の決済は「ビックカメラSuicaカード」等に任せ、普段の決済は別の、デメリットの少ない「JALカード」を使った方が良いように思えます。

Suica機能付帯カードの比較
JAL
普通
JAL
ゴールド
ビックカメラ
年会費5,500円※120,900円524円
※年1回決済で無料
国際ブランドJCBJCB
VISA
オートチャージ
チャージ時の還元率1.5%
(JREポイント)
差別化点JAL関連サービスJAL関連サービス
ゴールド限定優待
ビックカメラ優待
※1 ほぼ必須となるショッピングマイル・プレミアム(後述)加入時

②そもそも「メインカード向き」と「Suica付帯」の相性が良くない

「JALカードSuica」の場合、クレジットカード自身に「Suica」の機能が付与されます。
そのためApplePayを使わないのであれば、クレジットカードを改札にかざす形となりますが……。

一般のポイントに比べて価値の高い(詳細後述)「JALマイル」を獲得できる「JALカードSuica」は、場所を問わず日常の決済に利用する「メインカード」向き。

…が、このカードをICカードケース等に入れてしまうと、クレジット決済のたびにカードを出し入れする必要が出てきます。

もちろん、

  • 改札はApplePayを利用して通過する
  • 現在、財布にSuicaを入れて改札を通過している

といった場合、このデメリットを気にする必要はありませんが……。

特にICカードケースを利用されている方にとって、「メインカード向き」と「Suica機能付帯」は相性が悪いと言わざるを得ないでしょう。

③ゴールドカードの年会費が他カードより高いのに、付帯保険は手薄い

「JALカードSuica」とその他のJALカードにおけるもっとも明確な差別化点は、「ビューカード(JR東日本系カード)の、ゴールド会員限定優待」
具体的に言うと駅ビルやJR系ホテルの優待等となりますが……。
(詳細後述)

このメリットを相殺するように、「JALカードSuicaゴールド」の付帯保険は年会費(20,900円)に対しやや手薄いものとなっています。
これに関しては、JCB提携の「JAL・JCBカード(ゴールド)」と比較すると分かりやすいでしょう。

ゴールドカード間の付帯保険比較
JAL Suica
ゴールド
(年20,900円)
JAL JCB
ゴールド
(年17,600円)
カードデザインJALカードSuica CLUB-A ゴールド券面JAL JCB CLUB-Aゴールドカード券面
海外旅行
傷害死亡
後遺障害
5000万円1億円
治療費150万円300万円
賠償責任2000万円1億円
携行品損害50万円50万円
救援者費用100万円400万円
航空機遅延・欠航2万円
※日本発着の国際線のみ対象、乗り換え不可
2万円
※全線対象
手荷物遅延、紛失4万円
国内旅行
傷害死亡
後遺障害
5000万円5000万円
入院1万円/日1万円/日
手術10~40万円10~40万円
傷害通院3千円/日2千円/日
航空機遅延・欠航2万円
手荷物遅延、紛失4万円
※いずれも上限金額のみを記載

なぜか「JALカードSuica」の方が年会費が3,300円も高い(JAL関連優待は同内容)にもかかわらず、保険内容は明らかに「JAL・JCBカード」の方が上ですね。

少なくとも保険の面において、「JALカードSuica(ゴールド)」はコストパフォーマンスが悪いと言わざるを得ないでしょう。

★「CLUB-Aカード(ゴールドカードと普通カードの中間)」「普通カード」の保険内容は、American Expressブランド除き、全JALカード共通です。

④JCBブランドなので海外では利用しづらい

「JALカードSuica」の国際ブランドは「JCB」
日本国内で利用する分には不便のないJCBブランドではありますが、日本発祥という特性上、どうしても海外で利用しづらいのは確かです。

ハワイ、東アジアなど日本人観光客の多い地域、またはJCBと提携を結んでいる「Discover」ブランドが普及している地域(主に北米)であれば、JCBブランドのカードも十分に利用可能と思われますが……。

海外での決済を前提とするなら、やはりVISAまたはMastercardのカードを持っておきたいところではあります。

★とは言えこれに関しては、海外旅行専用のサブカードを作ることでも解決可能。
特に「横浜インビテーションカード」(Mastercard)は無料カードにしては付帯保険が優れていることから、特に「普通カード(一番安価なグレード)」検討時に重要な選択肢となります。

★Discoverの提携については、現地の店員さんが把握していないことも多い模様。あらかじめご承知おきください。

⑤キャッシング枠には一切対応していない

今どきのクレジットカードには珍しく、「JALカードSuica」はキャッシング枠(現金貸付サービス)に一切対応していません

もちろん日本国内であれば、キャッシングを利用しないで済むに越したことは無いものの……。

このキャッシング枠が真価を発揮するのは海外利用時。というのも各カードのキャッシング枠を使えば、その場で現地通貨を引き出せるからです。
……が、「JALカードSuica」は多くのクレジットカードの中でも珍しく、この機能を提供していません。

  • 年会費のわりに保険(特に海外旅行関連)が弱い
  • 海外で利用しづらいJCBブランドである
  • キャッシング枠が付いていない

といった点から、「JALカードSuica」は海外での利用に向かないクレジットカードと言えます。

海外旅行の際には、「横浜インビテーションカード」(キャッシング枠対応)等のサブカードの取得・利用がほぼ必須となることでしょう。

参考JAL公式HP「FAQ>キャッシングサービスは利用できますか?」

★ちなみに海外旅行と相性の良いJALカードは以下の通りです。

参考海外旅行と相性の良いJALカード

JCB・JALカード
(ゴールド)

  • 年17,600円
  • 付帯保険充実
    ┗発着地を問わない航空機の遅延・欠航補償含む
  • 海外空港ラウンジ利用可(32US$/回)
  • JCBブランドなので決済用にはサブカードが欲しい
各VISA・MastercardブランドのJALカード
  • 年5,500円~
    (普通カード、マイル還元率1%の場合)
  • ゴールドカードの保険はJCBより弱い(JAL Suicaと同内容)が、世界中で決済できる
JALダイナースカード
  • 年30,800円
  • 海外空港ラウンジを無料で利用可
  • 帰国時の手荷物配送無料、その他の空港関連サービス充実
  • 決済用にはサブカードが欲しい
  • 高難易度

⑥「JMB WAONカード」を使ったマイルの二重取りは不可能

一部のJALカードは、「JMB WAONカード」という「WAONポイントの代わりにJALマイルの貯まるWAONカード」へのチャージに対応しています。
これを使い、WAON加盟店でWAON決済(電子マネー決済)を行うと、チャージ分と合わせて計1.5%(特約店なら2.0%)の還元を受けられるのですが……。

残念ながら、「JALカードSuica」は「JMB WAONカード」のチャージに対応していません
コンビニ(セブンイレブン除く)やイオン系列など、WAON加盟店を利用する機会が多いのであれば、「JMB WAONカード」を使ったJALマイルの二重取りに対応したJALカードを選びたいところです。

参考東急JALカードの徹底解説>JMB WAONカードについて

参考JAL公式HP「JMB WAONカード」

JMB WAONカードへのチャージ対応カード
JAL・JCBカード
  • スタンダードなJALカード(JCB)
  • ゴールド会員への保険、サービス充実
JAL・VISA/Mastercard
  • スタンダードなJALカード(VISAまたはMastercard)
  • ゴールド会員へのサービスはJCBに劣るが、海外で利用しやすい
JALカード TOKYU POINT ClubQ
(東急JALカード)

上のカード(VISA/Mastercard)に

  • TOKYU POINT機能
  • PASMOオートチャージ機能

が付いたもの

※いずれも普通カードの場合は年5,500円~(マイル還元率1%のとき)

★ただし上記のカードを用いた場合であっても、チャージ時にマイル還元を受けられるのは「2021年3月末」までとなります。

★このサービスが期間限定であること、あるいは単にWAONカードを持つことを煩わしく思うのであれば、このデメリットを気にする必要はありません。

「JALカードSuica」基本機能とそのメリット

「JALカードSuica」基本機能とそのメリット

デメリットを踏まえた上で、それでも「JALカードSuica」を選びたいというあなたのため、ここからはこのカードの基本機能や独自のメリットについて解説させて頂きます。

①JREポイント加盟店以外であれば、JALマイルを効率よく貯められる

「JALカードSuica」の基本情報は以下の通りです。

▲▼JALカードSuica
年会費(税込)実質還元率
2,200円
(カード年会費)
+3,300円
(ショッピングマイル・プレミアム加入時)

※家族カードは1,100円/年

2%前後~
※ショッピングマイル・プレミアム加入時
※JREポイント加盟店以外の場合
還元ポイント付与方法
JREポイント
(JREポイント加盟店)
JALマイル
(それ以外)
※JREポイントの還元率は決済の場所による

決済額100円につき1マイル付与
(ショッピングマイル・プレミアム加入時/JREポイント加盟店以外)

ポイントの使い道国際ブランド
JALマイル
┗JALや提携航空会社の航空券購入
┗他社ポイント等への交換(非推奨)

JREポイント
┗Suicaチャージ
┗加盟店での買い物
┗JALマイルへの交換

JCB
付帯保険ETCカード
海外旅行保険
国内旅行保険
※いずれもほぼ死亡時のみの補償
ショッピング保険
※普通カードの場合、海外利用分のみ
年524円
電子マネー支払日
Suica
ApplePay
毎月末日締め
翌々4日払い
申込条件
18歳以上(高校生を除く)の日本に生活基盤のある方で、
日本国内でのお支払いが可能な方
JAL系特典一覧(リンク先詳細)
JR東日本系の特典一覧
※上位カードはその他特典あり、詳細後述

先述の通り、JREポイントが貯まる場所(Suicaのチャージ、JR東日本やその系列店など)においてJALマイルを貯めることはできません

が、それ以外の場所であれば、その他のJALカードと同様に決済額に応じたマイルを獲得可能。

JALマイルの価値は、航空券との交換を前提とした場合、1マイルあたり2円を超えることがほとんどです。またハイシーズンや国際線であれば、4円以上の価値を持つことも珍しくはありません。

この場合、「ショッピングマイル・プレミアムへの加入(詳細後述)を前提としたなら、実質還元率は2%超ということに。

還元率1%の「楽天カード」「オリコカード」等に比べ、優秀であることは明らかでしょう。
 

参考航空券交換に必要なマイル例(往復)
東京⇔
大阪、名古屋
12,000マイル
東京⇔
札幌、福岡、沖縄
ソウル
15,000マイル
成田⇔
北京、台北、グアム
20,000マイル
成田⇔ホノルル40,000マイル
成田⇔パリ52,000マイル
※シーズン間での相違なし
※普通席/エコノミークラスの場合
※その他の区間についてはJAL公式HPをご覧ください(国内線/国際線)。

参考:ハイシーズンに羽田⇔福岡便を取得する例(クリック/タップで開閉)

2020年8月10日、羽田→福岡
12:20発、大人一人
  • 「ウルトラ先得(75日前までの予約)」利用時、普通席の価格は23,500円
  • 「特便割引21(21日前までの予約)」利用時、普通席の価格は27,300円
2020年8月15日、福岡→羽田
12:05発、大人一人
  • 「ウルトラ先得(75日前までの予約)」利用時、普通席の価格は31,300円
  • 「特便割引21(21日前までの予約)」利用時、普通席の価格は31,700円
  • JALマイルなら…
    上の往復搭乗券は15,000マイルで交換可

    よって、
    ウルトラ先得×2の場合、現金購入時に必要なのは「54,800円」
    →54,800円相当を15,000マイルで交換可
    →1マイルあたりの価値は約3.65円

    同様に「特便割引21」の場合を計算
    →1マイルあたりの価値は約3.93円

    ショッピングマイル・プレミアムへの入会はほぼ必須

    JALの一般カード(普通カード、CLUB-Aカード)会員は「ショッピングマイル・プレミアム」というオプションサービスに加入することができます。

    こちらに加入することで、通常は0.5%のマイル還元率を1.0%にまで引き上げ可能。
    別途年会費が3,300円発生しますが、JALマイルの価値の高さ(2円超~)を考えると加入した方がほぼ確実におトクになると言って良いでしょう。

    もう少し具体的に言うと……。
    1マイル当たりの価値を2.5円と見積もった場合、年間カード利用額が26万4000円以上なら、「ショッピングマイル・プレミアム加入により得られたマイルが、年会費の損失を上回る」ことに。

    JALカードの取得を検討するほどクレジットカードの利用機会が多いなら、「ショッピングマイル・プレミアム」加入は必須と言って良いでしょう。

    ★「ショッピングマイル・プレミアム」込みの年会費は5,500円(普通カードの場合)です。

    ★ゴールドカードの場合、追加の年会費を支払うことなく自動的に「ショッピングマイル・プレミアム」が適用されます。

    ②やはりSuicaオートチャージ機能は嬉しいポイント

    複数のデメリットを持つ「JALカードSuica」。
    ですがその他のJALカードに対し、「Suicaオートチャージ機能」という明確なアドバンテージを持つのは確かです。

    Suicaオートチャージ概要

    • Suica残高が指定額(初期設定1,000円)を下回ったとき、指定額(初期設定3,000円)を「JALカードSuica」から自動チャージ

    • 判定は「首都圏・仙台・新潟の各Suicaエリア」または「PASMOエリア」の自動改札を通ったとき

    ※その他のエリアでの利用、あるいはお買い物などで残高が減った場合、オートチャージは行われない
    ※オートチャージ時のJREポイント還元率1.5%(1000円につき15P還元)

    特に「極力、手持ちのカード類を減らしたい」という場合には、クレジット機能とSuica機能を併せ持つ「JALカードSuica」の優先度が高いと言えるでしょう。

    ★ただし先述の通り「メインカード向き」という特性と、「Suica付帯(=改札を通るためにこのカードをかざす必要がある)」の相性は悪いです。

    申込み先を「JALカードSuica」に決めるのであれば、ApplePayをはじめ、「改札通過」「普段の決済」をストレスなく行うための対策を取っておけると良いですね。

    ★「JALカードSuica」はクレジットカード自体にSuicaの機能が付いているため、現在ご利用中のSuicaは残高を使い切った上でJR東日本に返却するのが基本となります。

    ★先述の通り、この「Suica」関連のメリットは、原則無料で利用できる「ビックカメラSuicaカード」完全に共通の内容となります。

    ②最も重要なのはゴールド会員のみを対象としたビューカード特典

    さて、他のJALカードと比べたデメリットがやや多い上に、独自の利点であるSuica関連サービスも、実質無料のカードで完全に代用が利いてしまう「JALカードSuica」。

    そんな中でこのカードの、最も重要な差別化点と言えるのが「ビューカードのゴールド会員のみを対象とした優待」となります。
    (ビューカード…JR東日本子会社のカード会社。JALカードSuicaの提携先)

    そしてゴールド会員(JALカードSuicaの場合、年会費20,900円)のみを対象とした、主な「ビューカード」特典は以下の通り。

    主なビューカード特典(抜粋)
    • 年間利用額100万円以上なら、毎年5,000円分のJREポイント付与
      ┗Suicaチャージや加盟店で利用可
      ┗1,500P→1,000マイルへの交換可(ショッピングマイル・プレミアム加入時)
    • 東京駅周辺の対象施設において、年間利用額5万円ごとに3千円分のご利用券プレゼント
    • ベックスコーヒーショップでドリンク無料サイズアップ
    • 東京駅八重洲北口 北町ダイニングの各店にて割引優待
    • 「為御菜(おさいのため)」「繁乃井」などの対象レストランで10%オフ
    • 「楽蔵」などのダイニング店舗で10%オフ(ランチは50円引き)
    • JR東日本ホテルズにて最大20%引き、直営レストランやバーも最大10%引き
      チェックアウト時間を12時まで無料延長
      ┗その他JR系列、東急系列ホテルで優待
    • 新幹線や特急電車のグリーン席利用時などにおいて、東京駅構内にある「ビューゴールドラウンジ」を利用可能

    最も分かりやすいメリットは「毎年5,000円分のJREポイント」特典ですね。年間カード利用額が100万円に達するようであれば、他のJCBカードより3,300円年会費の高い「JALカードSuica」を選ぶ意味もあるでしょう。

    これらの特典はその他のJALカードにも、「ビックカメラSuicaカード」にも無いもの。
    よって以上の特典に魅力を感じるか否かが、「JALカードSuica(ゴールド)」を選ぶ上で最も重要なポイントとなります。

    CHECKビューカード公式HP「ゴールドカード ご優待特典」

    ★その他、「普通カード」「CLUB-Aカード」会員であっても利用できる、一般ビューカード会員を対象とした特典(JR東日本系列ホテルの優待など)も存在しますが……。
    こちらは「ビックカメラSuicaカード」と共通の内容となります。

    参考ビューカード公式HP「ビューカード会員限定特典」

    ★普通カード、CLUB-Aカードにおいて、その他のJALカード、そして「ビックカメラSuicaカード」と比べた際の明確な差別化点は「JALカード機能とSuica機能が1枚になっている」以外にありません
    (=他のJALカード+ビックカメラSuicaカードで完全に代用が利く)

    20代であれば「JAL CLUB EST」の選択(+2,200円)でさらにおトク

    これは全JALカードに共通する特徴ですので、要点のみ触れさせていただきますが……。

    「JALカードSuica」含む20代のJALカード会員は、年会費を+2,200円(ショッピングマイル・プレミアム分含む)することで「JAL CLUB EST」への入会を選択可能。
    これにより得られる恩恵は以下の通りです。

    「JAL CLUB EST」限定特典

    • 本来はJALの上位会員しか利用できない「サクララウンジ」を年5回無料で利用可
      ┗ソフトドリンク、アルコール類、新聞、雑誌、無線LAN等の提供
    • 毎年「e JALポイント」5,000円分付与
      ┗JALの航空券購入など、JALでのインターネット決済に利用可。有効期限1年間
    • JAL航空券購入時、フライトマイルは通常カードより+5%
      (普通カードの場合、還元マイル+15%)
    • 入会/更新時の初回搭乗ボーナスマイル、通常カードの+1,000
      (普通カードの場合、合計2,000マイル付与)
    • JALビジネスクラス・チェックインカウンターを利用可能
    • マイルの有効期限が3年→5年に

    毎年5,000円分の「e JALポイント」が貰える、という一点のみを見ても、追加年会費以上のメリットがあると分かりますね。

    あなたが「年に1回以上JALを利用する、20代」であるのなら、「JAL CLUB EST」への入会をお勧めします。

    ★ビューカード提携の「JAL CLUB EST」を選べば通常の「JALカードSuica」と同様のSuica系サービスを利用可能です。

    ★通常の「JALカードSuica」とは申込口が異なりますのでご注意ください。

    「JALカードSuica」グレード間&その他カードとの比較

    「JALカードSuica」グレード間&その他カードとの比較

    ここからは「JALカードSuica」内での、あるいはライバルカードとの比較を通し、あなたに合ったカードを絞り込んでいきましょう。

    ①3グレードの「JALカードSuica」比較

    「JALカードSuica」は、

    • 普通カード
    • CLUB-Aカード
    • CLUB-Aゴールドカード(いわゆるゴールドカード)

    の3グレード展開。それぞれの概要は以下の通りです。

    普通カード
    JALカードSuica券面
    • 年5,500円
      (ショッピングマイル・プレミアム加入時)
    • 入会+初回搭乗ボーナスマイル2,000
    • 更新+初回搭乗ボーナスマイル2,000
    • フライトマイルボーナス+10%
    • これ1枚だけでは海外旅行時の保険が心配かも
       ┗Mastercardブランドで海外旅行保険付きの「横浜インビテーションカード」等の取得推奨
    • Suicaオートチャージ機能やJREポイント還元率、ビューカード会員特典
      は「ビックカメラSuicaカード」と共通
    CLUB-Aカード
    JALカードSuica CLUB-A券面
    • 年14,300円
      (ショッピングマイル・プレミアム加入時)
    • 入会+初回搭乗ボーナスマイル5,000
    • 更新+初回搭乗ボーナスマイル2,000
    • フライトマイルボーナス+25%
    • 旅行保険はゴールドカードと同じ内容
    CLUB-Aゴールドカード
    JALカードSuica CLUB-A ゴールド券面
    • 年20,900円
      ※ショッピングマイル・プレミアムは無料で自動加入
    • 入会+初回搭乗ボーナスマイル5,000
    • 更新+初回搭乗ボーナスマイル2,000
    • フライトマイルボーナス+25%
    • 旅行保険に加え、ショッピング保険、海外航空便遅延補償
    • 国内空港ラウンジサービスを利用可(サクララウンジとは異なる)
    • 年間利用額100万円以上なら毎年5000JREポイント付与
    • ビューカードのゴールド会員専用特典
    ※いずれも+2,200円で「JAL CLUB EST」選択可(20代のみ)

    「JALカードSuica」の場合は、純粋に「年会費が高いカードほど優秀」と考えて構いません。
    各カードに求める機能と年会費を照らし合わせた上で、申込み先を決めると良いでしょう。

    とは言え年間カード利用額が100万円以上なら、中途半端な立ち位置の「CLUB-Aカード」は選択肢に入りづらいかと思います。

    ②「その他のJALカード+ビックカメラSuicaカード」との比較

    さて、特に「普通カード」「CLUB-Aカード」への申込みを検討する場合、気になるのが「その他のJALカード+ビックカメラSuicaカード」という組み合わせの存在。

    これについて実際に比較してみると、以下のようになります。申し込み検討中のカードグレードに応じた情報をご覧ください。

    CHECK普通カードまたはCLUB-Aカードの場合(1)
    CHECKゴールドカード(年17,600円~)の場合(2)

    ★いずれもSuicaオートチャージ、JREポイントサービスを利用可能です。
    (JALカードSuica以外を選択する場合には、「ビックカメラSuicaカード」の取得が必須となります)

    (1)普通カード/CLUB-Aカードの場合

    普通カード、またはCLUB-Aカードにおいて、「JALカードSuica」と「その他のJALカード+ビックカメラSuicaカード」を比べると以下のようになります。

    ★年会費は共通して、

    • 普通カード…5,500円
    • CLUB-Aカード…14,300円

    です。
    (ショッピングマイル・プレミアム加入前提、年1回以上ビックカメラSuicaカードを使う場合)

    JALカード+Suica機能比較
    JALカードSuica
    • JCBブランド(海外で利用しづらい)
    • メインカードとSuicaカードが1枚になる
      ┗これがメリットかデメリットかは人による
    JAL・JCBカード
    +ビックカメラSuicaカード
    • JCBブランド(海外で利用しづらい)
    • JMB WAONへのチャージ可
    JAL・VISA/Mastercard
    +ビックカメラSuicaカード
    • VISAまたはMastercardブランド
    • JMB WAONへのチャージ可
    東急JALカード
    +ビックカメラSuicaカード
    • VISAまたはMastercardブランド
    • JMB WAONへのチャージ可
    • TOKYU POINTサービス付帯、東急百貨店などでポイント優待
    付帯旅行保険、JAL関連サービスはグレード間共通
    ※いずれもビューカード会員特典利用可
    ※いずれも20代は「JAL CLUB EST」入会可

    JAL、そしてSuica関連の機能が同じとなると、重要なのは

    • Suicaカードとクレジットカードを分けて持ちたいか
    • 海外に行く機会があるか
    • JMB WAONカードを使いたいか

    の3点ですね。

    Suicaカードとクレジットカードを1枚にしたいなら「JALカードSuica」を、そうでないならその他のカード(主にVISAまたはMastercard)の中から申込み先を選ぶと良いでしょう。

    ちなみに「JAL・VISA(Mastercard)カード」と「東急JALカード」に関しては、単に「同じ年会費で機能が多い」という点から「東急JALカード」の方が優先されます。

    ★ちなみに東急JALカードの場合、TOKYU POINTが貯まるお店で使っても、「JALカードSuica」のようにマイル還元が制限されることはありません。(=TOKYU POINT加盟店であれば2種類のポイントが同時に貯まる)

    あわせて読みたい
    東急JALカードの徹底解説!

    (3)ゴールドカード(年17,600円~)の場合

    比較的差の出にくい一般カード/CLUB-Aカードに対し、ゴールドカードの場合は提携カード会社ごとの特色が濃くなります。

    JALカード+Suica機能比較
    JALカードSuica
    JAL・JCBカード
    +ビックカメラSuicaカード
    • 年17,600円
    • JCBブランド(海外で利用しづらい)
    • JMB WAONへのチャージ可
    • 他のJALカードより保険充実
      ┗国内、海外問わない航空機遅延補償も
    • 海外空港ラウンジ利用可
      ┗32US$/回
    JAL・VISA/Mastercard
    +ビックカメラSuicaカード
    • 年17,600円
    • VISAまたはMastercardブランド
    • JMB WAONへのチャージ可
    東急JALカード
    +ビックカメラSuicaカード
    • 年17,600円
    • VISAまたはMastercardブランド
    • JMB WAONへのチャージ可
    • TOKYU POINTサービス付帯、東急百貨店などでポイント優待
    JALダイナースカード
    +ビックカメラSuicaカード
    • 年30,800円
    • 海外空港ラウンジ無料利用可
    • 高難易度
    • 帰国時の手荷物無料配送など、空港関連のサービス充実
    • 加盟店は少なめ

    一概にどのカードが優れているとは言えません。あなたにとって最も魅力的な特典・機能を持ったカードを選ぶこととなるでしょう。

    ③「ANA Suicaカード」との比較

    最後に紹介するのは「ANA Suicaカード」ですが……。

    正直なところ、こちらについてはそこまで気に掛ける必要は無いかと思います。

    というのも、多くの場合で航空券交換に必要なマイル数は「JAL」の方が安く済む(=JALマイルの方が価値が高いことが多い)からですね。

    また、マイル1%を実現させるための合計年会費もJALカードの方が安価です。

    航空会社提携・Suicaカード(普通)の比較

    JAL

    ANA

    券面

    JALカードSuica券面ANA VISA suica券面

    年会費

    5,500円※1 

    8,800円※1

    国際ブランド

    JCB

    VISA

    東京

    ⇔福岡

    必要マイル

    15,000

    マイル

    12,000

    15,000

    18,000

    マイル

    ※時期により変動

    成田

    ⇔グアム

    必要マイル

    20,000マイル

    20,000マイル

    成田

    ⇔パリ

    必要マイル

    52,000マイル

    55,000マイル

    ※1 マイル還元率1%のための有料オプションサービス加入時

    ANA Suicaカードに上位カードはありません

    ※提携航空会社を利用する場合、必要マイルが異なる場合があります。

    「JALでもANAでも良い」状況であれば、JALカードの方を選んで差し支えないでしょう。

    ANAの方はVISAブランドですが、これを気にするのであれば、それこそ「VISAブランドのその他のJALカード+ビックカメラSuicaカード」で十分です。

    参考JAL公式HP「JALグループ国内線 特典航空券 必要マイル早見表」

    参考JAL公式HP「JAL国際線特典航空券PLUS 各路線の必要マイル数」

    参考ANA公式HP「シーズン・必要マイルチャート(国内線)」

    参考ANA公式HP「ゾーン・必要マイルチャート(国際線)」

    まとめ

    まとめ

    ポイント
    • 「JALカードSuica」の特徴は以下の通り。
      • 他のJALカードと同じくJALマイルを貯められるが、JREポイント加盟店は対象外
      • Suica機能(オートチャージ含む)が一体化しているが、カードケースを使う場合等には不便かも
      • JCBブランド、キャッシング枠無し、保険も微妙ということで海外旅行とは相性が悪い
      • 最大の差別化点は「年5,000円分のポイント還元」はじめとする、ビューカードのゴールド会員限定特典(ゴールドカードのみ適用)
    • 基本的には「クレジットカードとSuicaを絶対に1枚にしたい」または「ビューカードのゴールド会員限定・優待店を利用する機会が多い」方向け。

      これに該当しないなら「その他のJALカード+ビックカメラSuicaカード」を使った方が良いことも多い

    他のカードとの差別化を考えると、せっかく「JALカードSuica」を作るならゴールドカードを選びたいところ。

    とは言え「何としても手持ちのカードを減らしたい」とお考えなら、Suica一体化を理由に普通カード/CLUB-Aカードを選んでも良いでしょう。

    一般イメージと異なり、「JR東日本ユーザー全員にお勧めできるカード」とは言えませんが……。

    ここまでの内容を踏まえた上で、それでも「JALカードSuica」を選びたいという場合、使い始めてから後悔することも無いだろうと思います。

    JALカードSuicaの基本情報

    カード名

    JALカードSuica

    申込み資格

    日本国内にお住まいの18歳以上(高校生を除く)の方で、

    電話連絡のとれる方

    審査時間

    数日~

    到着までの目安

    3週間~

    入会金

    無料

    年会費

    5,500円

    (ショッピングマイル・プレミアム加入時の普通カードの場合)

    支払日

    毎月末日締め

    翌々4日払い

    支払い方式

    1回払い他

    担保

    なし

    保証人

    不要

    必要書類

    本人確認書類

    金融機関名

    株式会社ジャルカード

    株式会社ビューカード

    電話番号

    03-6685-7000

    新規お申込はこちら

    「JALカードSuica」公式サイト
    

    コメント

    1. otega より:

      JREポイント加盟店での決済分はJALマイル取得対象外、と書かれてますが、
      JALSuicaカードの特徴としてJREポイント1.5%をJALマイル1.0%に交換可能、
      となっていたと思います。
      JALSuicaはユーザーを選ぶ、という趣旨の書き方になっている本文でこの錯誤は
      大きな問題ではないでしょうか。

      1. ETCなびこ より:

        コメントありがとうございます。

        「①JREポイントとJALマイルの二重取りは出来ない」は
        「JREポイントとJALマイルを『1会計で両方』獲得することはできない」
        という意味の記載です。
        (JREポイントがたまるのは、JR東日本VIEWプラス対象での利用のみ)
        (JALマイルはフライト、ショッピング等)

        ただご指摘の通り、獲得したJREポイントをマイルに交換できるのは、JALSuicaカードの特徴の一つです。
        (1500ポイント→1000マイルor500マイル)
        こちらにつきましては、記事中に加筆させていただきました。
        ありがとうございました。

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