三井住友トラストカードの特典と留意点&「三井住友トラストクラブ」との比較

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三井住友トラストカードの特典と留意点&「三井住友トラストクラブ」との比較

「三井住友信託銀行の系列カード会社を利用することで、定期預金や投資信託の優遇を受けられないかな?」

このようなグループ内での特典は、クレジットカード選びの上で重要な要素となること間違いなし。であることは確かですが……。

残念ながらこの「三井住友トラストカード」について、三井住友信託銀行に直接関係する特典はありません

こちらが適用されるのは、同グループながら別会社、しかも名前も似ていて非常に紛らわしい「三井住友トラストクラブ」の方。
また旅行関連の特典やダイナースクラブカードの発行で知られるのも、「トラストカード」ではなく「トラストクラブ」です。

今回は何かと間違われやすい「三井住友トラストカード」の各メリット・デメリット、そして混同されることの多い「三井住友トラストクラブ」の各カード情報をまとめました。

読み終えていただければ、今のあなたが「三井住友トラストカード」または「トラストクラブ」のカードを利用すべきか否かが分かります。

申込み先は本当に「三井住友トラストカード」でいい?事前に知っておきたい留意点

込み先は本当に「三井住友トラストカード」でいい?事前に知っておきたい留意点

冒頭でも触れた通り、「三井住友トラストカード」は何かと誤解を受けやすい存在。
またゴールドまたはプラチナカードの取得を希望しない場合、「あえてこのカード会社を選ぶ」意味はほぼありません

まずは「三井住友トラストカード」についてのよくある誤解・勘違いについて触れさせていただきます。

①三井住友信託銀行に直接関係する特典は無い

「三井住友トラストカード」は三井住友信託銀行グループのカード会社です。
が、残念ながらこのカードに「三井住友信託銀行」に直接関係する優待はありません

一応「三井住友信託銀行の利用者限定・三井住友トラストカード特典」は存在するものの……。
信託銀行利用者限定の魅力としては弱いと言わざるを得ないでしょう。

三井住友信託銀行の利用者限定の特典

  • 全国約20万の施設・サービスで優待を受けられる「Club Off」を利用できる
    (詳細公式HP)
  • ゴールドカードの年会費が安くなる
    (11,000円→2,750円)

「クラブオフ」は優秀なサービスですが、無料・無条件でこの特典を利用できるクレジットカードは他に存在します。

参考【rebonカード】優待対象は20万ヶ所以上!上手な使い方&他社カード比較も

というわけで、あなたが三井住友信託銀行を利用しているからといって「三井住友トラストカード」を選ぶべき、とは言えません

★後述の「三井住友トラストクラブ」には「三井住友信託銀行」関連の特典が存在します

②旅行関連の特典やダイナースカードで知られる「三井住友トラストクラブ」は別会社

「三井住友トラストカード」についての情報をお探しの方のうち、ともすれば半数以上がこの会社と「三井住友トラストクラブ」を混同しているのではないでしょうか。

非常に紛らわしいのですが、この2社は「同グループながら別会社」。そして旅行関連特典やダイナースクラブカードの発行など、クレジットカード関連の話題に上りやすいのは絶対に「三井住友トラストクラブ」の方です。

こういった事情により、あなたが

  • 旅行関連の優待
    (海外旅行時の手荷物無料配送など)
  • 信託銀行関連の優待
  • ダイナースクラブカードの取得

等に期待を寄せているのであれば、「三井住友トラストカード」ではなく「三井住友トラストクラブ」に関する情報をチェックすべきと言えます。

CHECK3.参考:「三井住友トラストクラブ」の取り扱いクレジットカード一覧

各「三井住友トラストカード」の特性とメリット・デメリット

各「三井住友トラストカード」の特性とメリット・デメリット

ここからは「自分が知りたいのはトラストクラブではなく、トラストカードの方だ!」というあなたのため、「三井住友トラストカード」発行の各カードについて解説させて頂きます。

①正直なところ、クラシックカードの機能は決して優秀ではない……。

いきなりではありますが……。
三井住友トラストカードのクラシックカード(一般カード)について、機能面での取得メリットはほぼありません

三井住友トラストVISAカード
(クラシック)
年1,375円
(初年度無料)
還元率0.5%
  • 海外旅行保険
  • 信託銀行利用者のみクラブオフ特典)
  • 三井住友トラスト
    VISAレディースカード
    年1,375円
    (初年度無料)
    クラシックカードのデザイン違い
    (機能は同じ)

    2年目以降は年会費が発生するにもかかわらず、還元率も微妙、保険も海外旅行保険のみ
    年会費無料の「REXカード」に機能面では完敗と言って良いでしょう。

    REXカード(ジャックス)との比較
    トラストVISAREXカード
    券面
    年会費1,375円
    ※初年度無料
    完全無料
    還元率0.5%1.25%
    海外旅行保険最高2000万円最高2000万円
    国内旅行保険なし最高1000万円
    優待信託銀行利用者に限りクラブオフ優待(20万店舗以上)全利用者対象のJ’sコンシェル優待
    (17万店舗以上)

    ただしカードデザインや「信託銀行系」の堅実なイメージを重く見るのであれば、コストパフォーマンスの悪さを承知の上で、このカードを作ることも視野に入ります。

    特に、これまでカードフェイスをほぼ同一としてきた「三井住友カード」のデザイン変更により、従来のパルテノンデザインの価値は増したと言えるでしょう。

    クラシックカードのデザイン比較
    三井住友カード三井住友トラストVISAカード
    旧券面
    新券面

    ★ちなみに機能面で言うと、iD(かざすだけ決済サービス)の付帯やコンビニ等でポイント優遇を受けられる分、「三井住友カード」の方が上ではあります。
    (年会費、還元率、ポイントシステムは共通)

    ★三井住友トラストカードにおいても、今後カードデザインが変更される可能性があります。

    ★あなたが「三井住友銀行」ユーザーであれば、その他のパルテノンデザインのカードを取得可能です。
    こちらも機能面は「三井住友トラストカード」を上回ります。

    クリック/タップで詳細を開く
    三井住友VISA SMBC CARD
    (三井住友カード社)
    年1,375円
    ※初年度無料
    年1回の利用で翌年無料
    還元率0.5%
    VISA
    三井住友VISA SMBC CARD(ゴールド)
    年11,000円
    ※初年度無料
    年1回の利用で翌年無料
    還元率0.5%
    VISA

    ★「三井住友トラストカード」クラシックカードの機能にロードサービスを付けた、「ロードサービスVISAカード」も存在します(カードデザインは異なります)。

    とは言えすでにロードサービス付きの自動車保険などに加入されているのなら、特にこちらを選ぶ意味はないでしょう。

    CHECK三井住友トラストカード公式HP「ロードサービスVISAカード」

    ②ゴールドカードの利点も派手ではないが、独自のメリットは要チェック

    次いで紹介するゴールドカードも、「誰にでもおすすめ」と言える内容ではありません。

    三井住友トラスト
    VISAゴールドカード
    年11,000円
    家族会員1名無料
    三井住友信託銀行利用者は2,750円
    還元率0.5%

    が、この年会費帯のカードに「個人賠償責任保険」が付くのは珍しいです。
    (事故の加害者になってしまったときに、損害賠償等を補償してくれる。同等の保険が付くアメックス・プラチナの年会費は14.3万円)

    「ドクターコール24」の存在もあって、「思わぬトラブルに備えたい」という場合には意外と有力なカードと言えるでしょう。

    またカードデザインも旧三井住友カードとほぼ共通であり、堅実な印象を抱かせます。
    派手なメリットを持つカードではありませんが、「堅実さ」という意味ではトップクラスのゴールドカードと言えるかもしれません。

    ★その他ロードサービス付きの「ロードサービスVISAゴールドカード」も存在しますが、

    • 個人賠償責任保険が付かない
    • カードデザインが異なる
    • ロードサービス付き自動車保険等を利用しているのなら、特にメリットが無い

    といった理由から、おすすめはしかねます。

    CHECK三井住友トラストカード公式HP「ロードサービスVISAゴールドカード」

    ③プラチナカードへの申込みは特典をチェックした上で決めよう

    「三井住友トラストカード」の最上位カードはプラチナランク。
    三井住友カードの券面デザイン変更により、「パルテノンデザインのプラチナカード」は現在貴重となっています。

    三井住友トラスト
    VISAプラチナカード
    年38,500円
  • 国内空港ラウンジ
  • ┗同伴者1名も無料

  • 海外旅行保険
  • 国内旅行保険
  • ショッピング保険
  • 個人賠償責任保険

    ゴールドカードと共通する堅実な印象のサービスの他、プラチナカードらしい優待も見られます。

    年会費のわりに

    • 海外空港ラウンジサービスが選択制
    • 手荷物配送が無料にならない

    といった、国際線ユーザーに対するサービスの薄さはやや気になりますが……。

    特に国際線を利用する機会が無いのなら、気にする必要は無いでしょう。各サービスやカードデザインが気に入ったなら、申し込みの理由は十分かと思います。

    ★プラチナカードへの入会に、インビテーションは不要です。

    ★その他のプラチナカード特典については、以下の公式HPをご覧ください。

    CHECK三井住友トラストカード公式HP、プラチナカード特設サイト

    参考:「三井住友トラストクラブ」の取り扱いクレジットカード一覧

    参考:「三井住友トラストクラブ」の取り扱いクレジットカード一覧

    ここからは

    • 「三井住友トラストカード」と「三井住友トラストクラブ」を混同していた
    • 「三井住友トラストカード」がいまいちピンと来なかった

    …というあなたのため、「三井住友トラストクラブ」の取り扱いカードについて、ごく簡単に紹介させて頂きます。

    CHECK一般的なVISA、Mastercardについて
    CHECKダイナースクラブカードについて
    CHECK三井住友信託銀行利用者向けカードについて

    ★三井住友トラストクラブは2019年に発行カードの大幅改定を行いました。
    「SuMi  TRUST CLUB」シリーズは過去の商品となります。

    ★デルタ航空提携カードについては以下のページをご覧ください。

    CHECK「スカイマイルJCB」のメリット・懸念&年会費別「デルタ航空」提携カード比較

    ①VISAまたはMastercardブランドのカード

    現在、三井住友トラストクラブが取り扱うVISA・Mastercardブランドのカードは全6種類です。
    年会費順に掲載させて頂きました。

    TRUST CLUB プラチナマスターカード
    年3,300円
    (初年度無料)
    還元率0.5%
    年収200万円~
  • 各種保険
  • 国内空港ラウンジ
  • 空港送迎サービス
    TRUST CLUB エリートカード
    年3,300円
    (初年度無料)
    還元率0.5%相当
    年収200万円~
    • 各種保険
    • 国内空港ラウンジ
    • 空港送迎サービス
    TRUST CLUB ワールドカード
    年13,200円
    (家族無料)
    還元率0.75%
    年収400万円~
    「プラチナマスター」サービスに加え

    TRUST CLUB ゴールドカード
    年13,200円
    還元率0.75%
    年収400万円~
    「エリートカード」サービスに加え

    ※ワールドカードと一部相違あり

    TRUST CLUB プラチナVISAカード
    年38,500円
    還元率1.0%相当
    インビテーション不要
    「ゴールドカード」サービスに加え

    TRUST CLUB ワールドエリートカード
    年143,000円
    インビテーション不要
    ダイナースクラブ・プレミアム(完全招待制)加入時、無料でもらえる
    「ワールドカード」サービスに加え

    現行の「三井住友トラストクラブ」の取り扱いカードは年会費3,300円~。
    (後述の信託銀行会員限定カード除く)

    国際ブランド側の提供する特典の違いにより、基本的にはVISAよりもMastercard系列の方が優秀となっています。
    特に「プラチナマスターカード」「ワールドカード」は年会費に対する特典・サービスが充実していますね。

    国際線を利用する機会が多いのなら、優先して検討したいところです。

    ②ダイナースクラブカード

    ステータスカードとして名高い「ダイナースクラブカード」を日本国内で発行しているのも「三井住友トラストクラブ」です。

    ダイナースクラブカード
    年24,200円
    還元率0.3%相当
    入会の目安は

    • 27歳以上
    • 年収500万円~
    ANAダイナースクラブカード
    年29,700円
    マイル還元率1%
    ※実質還元率2%~
    (マイルをANA搭乗券に交換する場合)
    ダイナースクラブ
    プレミアムカード
    年170,500円
    完全招待制
    ANAダイナースクラブ
    プレミアムカード
    年143,000円
    マイル還元率1.5%
    ※実質還元率3%~
    (マイルをANA搭乗券に交換する場合)
    完全招待制

    入会難易度は一般カードに比べ高いものの、高いステータス性という意味ではまず間違いありません
    また、ANAはじめとする提携カードであれば高還元との両立も可能となっています。

    ③三井住友信託銀行の利用者限定カード

    最後に、三井住友信託銀行利用者に向けて発行されている「三井住友トラストクラブ」のクレジットカードを紹介させて頂きます。

    TRUST CLUB
    エリートカード(ポイントクラブ)
    年2,500円
    還元率0.25%
    年収200万円~
    • 投資信託や外貨預金利用時にポイント付与
    • 1000万円以上のローンを組んだ際にポイント付与
    • ATM手数料優待
    • 振込手数料優待
      ┗詳細は公式HP参照
    三井住友信託ダイナースクラブカード
    ブルー
    年2,500円
    ※住宅ローン契約者は初年度無料
    還元率0.15%相当
    住宅ローン契約者、またはトラストプレミアムサービス「シルバーステージ」以上の方限定
    三井住友信託ダイナースクラブカード
    年24,200円
    還元率0.3%相当
    • ATM手数料優待
    • 振込手数料優待
    • 各種ポイント付与等
      ┗詳細は公式HP参照

    「TRUST CLUB」「ダイナースブルー」は通常カードに比べ、一般店でのポイント還元率が制限されていますのでご注意ください。

    基本的に信託銀行での優待重視であれば、

    • 「TRUST CLUBエリートカード(ポイントクラブ)」を特典のためにだけ取得する
    • ダイナース(ブルーでないもの)をメインカードとして利用する

    のどちらかがおすすめです。

    ★公式HPに記載はないものの、「三井住友信託銀行ダイナースクラブカード(完全招待制)」も存在するようです。

    まとめ

    まとめ

    三井住友トラストVISAカード
    (クラシック)
    年1,375円
    (初年度無料)
    三井住友トラスト
    VISAゴールドカード
    年11,000円
    家族会員1名無料
    三井住友信託銀行利用者は2,750円
    三井住友トラスト
    VISAプラチナカード
    年38,500円
    • 国内空港ラウンジ
      ┗同伴者1名も無料
    • 各種保険
    • 個人賠償責任保険
    • ドクターコール24
    • コンシェルジュ
    • 詳細は公式HP参照
    ※基本還元率はいずれも0.5%

    派手なメリットを持たない「三井住友トラストカード」。
    ですがゴールドカード以上の

    • 個人賠償責任保険をはじめとする堅実なサービス
    • 堅実な印象のデザイン、ステータス性

    は特筆に値します。

    「思わぬトラブルに備えたい」という世帯主の方にとっては、意外と見逃せないカードと言って良いでしょう。

    三井住友トラストVISAゴールドカードの基本情報

    カード名三井住友トラストVISAゴールドカード
    申込み資格原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
    利用可能額非公開
    審査時間数日~
    到着までの目安2週間~
    入会金無料
    年会費年11,000円
    ※家族会員1名無料
    三井住友信託銀行利用者は2,750円
    支払日毎月15日締め
    翌10日払い
    支払い方式1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、リボルビング払いおよび分割払い
    担保なし
    保証人不要
    必要書類原則不要(インターネット上での口座登録時)
    金融機関名三井住友トラスト・カード株式会社
    住所・所在地東京都港区芝3-33-1
    電話番号03-6737-0800
    貸金業登録番号関東財務局長(12)第00529号

    

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