【誰でも作れるクレジットカード】1番審査が甘いカード&それさえダメなときの代用品
「クレジットカードを作りたいけれど、昔のカードを未だ踏み倒し中。
こんな状況でも作れるカードは無いのかな?」
「後払い」が前提となるクレジットカードは、すべて有審査。
よって「すべての人が、必ず作れるクレジットカード」は存在しませんが…。
競争の激しいクレジットカード業界ですから、「ブラック対応」「信用が無くても作れるカード」は確かに存在します。
今回は数多いクレジットカードの中でも、
- 最も審査が甘いとされるカード情報
- そのカードの審査にさえ通れなかった場合の代替手段
に着目し、簡単にまとめさせて頂きました。
目次
はじめにチェック!「一番審査が甘いクレジットカード」情報
冒頭でも触れた通り、すべてのクレジットカードは「有審査」。
…ですが、多くのカードの中には極端に審査が甘いものも存在します。
①「信用の代わりにお金を預ける」ブラック対応・「SBS Premium Card(DP)」とは
一般カードより審査が甘いとされるカードは、「楽天カード」「マジカルクラブTカードJCB」等いろいろありますが…。
その中でもダントツで、甘い審査を行っていると思われるのが「SBS Premium Card(DP)」。
というのもこのクレジットカード、クレジット(信用)の名前に反し、審査通過のために「信用」を要しません。
代わりに「いつ踏み倒されても、発行元が損をしないように」事前に預入金(デポジット)を支払う仕組みとなっています。
…要は、カード利用者に一切信用がないことが前提となっているわけですね。
年会費 | 還元率 |
---|---|
15,000円 (限度額10万円) | 0.5% (LIFEサンクスポイント) |
20,000円 (限度額20万円~90万円) | |
30,000円 (限度額100万円~190万円) | |
国際ブランド | ETCカード |
mastercard | 年会費、発行手数料ともに無料 |
限度額 (デポジット額) | 支払日 |
5万円 ~190万円 (選択可) | 支払い用口座によって異なる |
その他 | |
「信用を預入金で補う」という仕組み上、初期費用がかさむことは致し方ありません。
が、この預入金さえ支払い可能であるのなら、「他のカードは作れなくてもSBS Premium Card(DP)だけは作れた」ということは決して珍しくはないでしょう。
ちなみにこの「SBS Premium Card(DP)」公式HPには、「過去に延滞のある方」に向けた案内書きが見られます。ブラック状態でも十分に審査通過を狙えることは間違いありません。
★ちなみに預入金(デポジット)はカードの解約時に返還してもらえます。
「SBS Premium Card(DP)」とよく似た存在として、「ライフカードdp」というカードが挙げられます。
…が、実のところ、2枚とも発行元はライフカード。
また実際に問い合わせを行ったところ、「SBS Premium Card(DP)」と「ライフカードdp」の審査は共通とのことでした。
「SBS Premium Card(DP)」はライフカードに無い旅行関連の特典を受けられますが、もしこの特典が必要ないなら「ライフカードdp」も選択肢に入るでしょう。
②デポジットの支払いが難しいなら、アコムのクレジットカード「ACマスターカード」が候補か
「SBS Premium Card(DP)」の初期費用の支払いが難しい場合、申込み先候補に挙がるのは唯一の消費者金融系クレジットカード「ACマスターカード」でしょうか。こちらの発行元は「アコム」ですね。
こちらは年会費無料、かつこれまでに複数の、ブラック状態での通過報告も確認済みです。
ACマスターカード
年会費 | 無料 | ETC 年会費 | 無料 |
---|---|---|---|
国際 ブランド | ![]() | 還元率 | 0.25% |
- 最短1~2時間でカード発行
- 審査基準がカードローンに近い
- アコムのカードとバレないデザイン
申込条件(公式HPより) | |
---|---|
20歳~69歳までの安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方 | |
その他 | |
|
……が、
- リボ払い専用、かつ増額支払い不可
- 審査結果によってはキャッシング専用カードが発行される
- 基準が低いとは言え「信用」が前提となるので、「SBS Premium Card(DP)」に比べれば審査が厳しい
といったデメリットの存在についてはあらかじめご承知おきください。
基本的には「SBS Premium Card(DP)」の初期費用支払いが難しい(あるいは可能なら避けたい)という場合、半ばダメ元で申し込むカードとなるだろうと思います。
「ブラック状態での審査通過例があるカード」という観点で、意外と名前が挙がりやすいのがあの「アメリカン・エキスプレス・カード」(アメックス・カード)。この傾向は特にゴールドカード以上でよく見られますね。
もちろん審査通過には相応の支払い能力と年会費(ゴールドカードの場合31,900円)が必要ですが…。
「ブラック状態だが、属性自体は悪くない」という場合には、意外とこういったカードも選択肢となってくれるかもしれません。
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
年会費 | 29,000円+税 (本会員) | ETC 年会費 | 無料 |
---|---|---|---|
国際 ブランド | ![]() | 還元率 | 0.3%前後 ※ANAマイルへの交換ならマイル還元率0.5% |
- ゴールド・カードならではの多彩なサービス
- 家族カードの年会費が1枚無料
- 無料で使える空港ラウンジや、海外旅行先での24時間日本語サポート
どのクレジットカードの審査にも通れないなら、「誰でも作れる」代用カードを選ぼう
さて、初期費用や信用情報問題、あるいは仕事をしていないことなどが理由で、「審査が甘いクレジットカードさえ作れない」という方も少なからずいらっしゃるだろうと思います。
ここで紹介する「デビットカード」「プリペイドカード」は、いずれも「クレジットカードを使えるお店」で、クレジットカードと同じように利用可能(一部例外あり)。
これらのカードは完全無審査ですので、どんなに信用に問題があろうと、無職だろうと作成可能ですが…。
審査が無いということは、個人信用情報機関(後払いサービスの利用履歴を保存している場所)を経由することもないということ。
そのため、これらのカードを使ってもクレヒス(クレジットカードの利用履歴)を積むことはできませんのでご承知おきください。
「ブラック明け後、一般的なクレジットカードを作るために信用を積みたい」という場合には、先述の「SBS Premium Card(DP)」「ACマスターカード」等への申し込みをお勧めします。
①使い勝手で言うなら各銀行が提供している「デビットカード」が◎
「クレジットカードの代用品」として、最も便利に扱いやすいのが「デビットカード」。
こちらはクレジットカードと同じように決済を行った際、利用額があなたの口座から即時引き落とされるカードのことを言います。
仕組みとしては「出金→支払い」をショートカットしただけ。もちろん後払い式のクレジットカードと異なり信用は不要ですので、利用する上で審査は必要ありません。
(預金さえあれば)後述の「プリペイドカード」のようなチャージも不要ですので、「最もクレジットカードに近い無審査カード」と言って良いだろうと思います。
この「デビットカード」を取り扱っているのは主に銀行。
まずはあなたが普段から口座を使っている銀行が発行する、デビットカード情報を調べてみるのが良さそうです。
★ただし「VISA」「JCB」といった国際ブランドが搭載されていないデビットカードは、利用できるお店が非常に限られるため「クレジットカードの代わり」にはなりません。該当するのは「横浜銀行」のデビットカード等ですね。
運悪く、普段使っている銀行のデビットカードに「VISA」「JCB」の文字が見られないようならば、後述の「プリペイドカード」の利用をご検討ください。
★「VISA」「JCB」が搭載されているデビットカードは、クレジットカードと同じような「カード払い」が可能です。
ただし、
- 会費などの継続的な支払い
- ガソリンスタンド、一部ホテルなどでの支払い
には対応していないためご注意ください。こちらは後述のプリペイドカードにおいても同様です。
②おトクさ&お金の管理しやすさ重視ならプリペイドカード、特に「Kyash Card」がベスト
- いつもの銀行がVISAやJCBブランドのデビットカードを取り扱っていない
という場合に加え、
- デビットカードは預金の限り使ってしまいそうで心配
- 還元率を重視したい
…という場合に候補に挙がるのが、チャージ式の「プリペイドカード」。
特に「Kyash Card」というカードは、多くのプリペイドカードの中でも特に利便性と還元率に優れるため優先度が高いです。
入会費 発行手数料 | 900円 |
---|---|
年齢制限 | なし |
還元率 | 1.0% (決済額12万円/月まで) |
チャージ方法 |
※詳細公式HP参照 |
チャージ手数料 | 一律無料 |
限度額 | 30万円/回 100万円/1ヶ月 |
備考 |
|
還元率1%というのは、高還元をウリにするクレジットカード並みの数字ですね(楽天カード、オリコカード等と同値)。
一般的なデビットカード・プリペイドカードの還元率が0.25%程度であることを考えると、かなりのおトクさと言って良いでしょう。
また、他の多くのプリペイドカードと異なり、チャージ時の手数料も完全無料です。
一方、デビットカードと比べた際の懸念はやはり「チャージの手間が掛かる」こと。
「Kyash Card」は、アプリを使った残高確認&「銀行口座を使った直接チャージ」に対応。
クレジットカードを登録しておけば、残高が足りない時でもクレジットカードから差額を即時入金して決済できます。
ただしこの場合、クレジットカード入金した分のポイント還元率は0.5%になってしまうため、還元率のメリットを考えるとクレカは登録せず、口座からチャージした方が良いでしょう。
全く手間が掛からない、とは言えませんが、プリペイドカードのデメリットを可能な限り低く抑えたカードと言って良いだろうと思います。
900円の発行手数料はやや気になるところですが、普段のキャッシュレス決済のためにはかなり優先度の高いカードと言って良いでしょう。
★ただしKyash Cardのような、「明らかに他社より優れたサービス」は長続きしない(突然サービス内容が、主に悪い方向に変更される)ことも多いです。
そもそも現行のKyash Card自体、還元率2%だった旧「Kyash」カードよりも改悪された状態となっていますね。
申込みの前には公式HPやアプリより、今一度最新情報をご確認ください。
その他、あなたがご家族にカード代を支払ってもらえる状況であるのなら、その方がお持ちのクレジットカードの「家族カード」を作ってもらうのも良いでしょう。
家族カードとは名前の通り、クレジットカード会員の家族に向けて発行されるカード。請求が向かう先は「本カード会員」となります。主な利用者は専業主婦、その他配偶者の扶養に入っている方ですね。
明細を含む請求が本会員(家族)に向かうこととなるためすべての家庭におすすめすることはできませんが…。
請求が合算されるということは、カード利用に応じもらえるポイントも合算されるということ。
「家族が航空会社提携カードを利用しており、積極的にマイルを貯めて家族旅行に行きたい」といった場合には、特に家族カードの有用性も高いだろうと思います。
★家族カードであっても、取得できるのは18歳以上の方のみとなります。(海外留学者などの一部例外を除く)
★一部のクレジットカードは家族カード発行に対応していません。
詳細についてはご家族がお持ちのクレジットカードの公式HPなどをご確認ください。
まとめ
SBS Premium Card(DP) |
|
---|---|
ACマスターカード |
|
各銀行デビットカード |
|
Kyash Card (プリペイドカード) |
|
「SBS Premium Card(DP)」の登場により、預入金の支払いさえ可能であればブラック状態であってもクレジットカードを作りやすくなりました。
…とは言え決して安くはない初期負担や年会費を加味すると、その他のカードも十二分に選択肢に入ります。
「SBS Premium Card(DP)」の基本情報
年会費 | 還元率 |
---|---|
15,000円 (限度額10万円) | 0.5% (LIFEサンクスポイント) |
20,000円 (限度額20万円~90万円) | |
30,000円 (限度額100万円~190万円) | |
国際ブランド | ETCカード |
mastercard | 年会費、発行手数料ともに無料 |
限度額 (デポジット額) | 支払日 |
5万円 ~190万円 (選択可) | 支払い用口座によって異なる |
その他 | |