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アコムの審査に落ちない条件とは?即日融資の受け方も解説

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アコムの審査に落ちない条件とは?即日融資の受け方も解説

「必要なお金を急いで借りたい。
アコムはアルバイトの私でも利用できるのかな?」

大手消費者金融会社として知られるアコムの利用者数は、2022年時点で150万人を超えています。

パート・アルバイトや自営業者の方でも利用できること、審査に不安があっても申し込みやすいことは、アコムが人気を集めている大きな理由と言えるでしょう。

今回はそんなアコムの審査基準や、最短30分で即日融資を受ける条件について詳しくまとめました。

目次

アコムの審査に通過する条件とは

アコムを利用するためには、所定の審査に通過する必要があります。
ここではアコムの審査基準について説明していきます。

①申込条件は「18歳以上で安定した収入と返済能力がある」こと

アコムの審査に通過するためには、以下の申込条件を満たす必要があります。

アコムの申込条件
返済能力を有する方で、当社基準を満たす方

「18歳以上、かつ高校生ではない」「収入がある」という条件を1つでも満たしていない場合、アコムの審査に通過することはできません

②高い収入は不要で、パート・アルバイトや・派遣社員でも契約できる

アコムの審査に通過するためには「安定した収入」が必要です。

審査に通過するために「高い収入」は必要ありません。

実際、アコムが株主向けに公開している情報を見てみると、新規会員のうち23.7%は年収200万円以下の方となっています(2022年6月分)。

毎月収入を得ているのであれば、パート・アルバイトや自営業者の方でも問題なくアコムの審査に通過できます

③他社での借入が総量規制に達していない

貸金業者は貸金業法という法律により、「個人に対し、年収の3分の1を超えるお金を貸し付けること」を禁じられています。

そのため、もしもあなたが他の貸金業者から年収の3分の1に相当するお金を借りているのなら、アコムの審査に通ることはできません

この制限は、一般に「総量規制」と呼ばれています。

★銀行からの借入やショッピングリボは、総量規制の対象外です。

④「3秒診断」は目安程度に考えておこう

アコムは申し込み前に「3秒診断」を利用できます。

これは年齢・年収・他社からのお借入状況を入力するだけで「お借入できる可能性が高い」「お借入可能か判断できませんでした」といういずれかの結果を得られる診断です。

ただしこの診断で分かることは、あなたが最低限の申込条件を満たしており、審査のスタートラインに立っているかという点のみです。

具体的に言うと、「18歳以上」「年収が10万円以上」「他社お借入状況が年収の3分の1以下」の3条件を満たせば、「お借入できる可能性が高い」という結果が出るようですね。

ただし実際の審査は「3秒診断」通りに進まないことも多いため、結果は過信しない方が良いでしょう。

実際、診断の中にも「実際のお申し込みでは、当社規定によりご希望に添えない場合がございます」という記載が見られます。

アコムで審査落ちとなった人の共通点

ここからは、申込条件を満たしているにもかかわらず審査落ちとなってしまう条件について説明します。

①複数の他社借入を抱えている

アコム以外の会社でカードローンやフリーローンを利用している場合、その借入件数や金額が大きいほど審査に落ちやすくなります

これは他の会社への返済義務が、アコムへの返済に影響を及ぼす可能性があるためです。

★自動車ローンや住宅ローン、奨学金といった目的ローンは、他社借入に含まれません。

②信用情報に問題がある

カードローンの審査の際に必ず閲覧されるのが、あなたの信用情報です。

信用情報とはあなたがローンやクレジット、分割払いといった「後払い」を使った記録のことを言います。

ここに長期延滞、債務整理などの悪い情報が残っていると、審査に落ちる可能性は高くなります

③短期間に複数の会社に多重申し込みを行っている

信用情報には支払いの履歴の他、「申込み」の履歴も保存されています。

短期間に多くのカードローンなどへ申込みを行うと、返済能力に不安がある人と見なされ、審査が不利に進む場合があります。

申込みの件数は、最低限に抑えた方が良いでしょう。

★申込情報の記録期間は6ヶ月です。

アコムの審査に落ちないためにはどうすればいい?

ここからは、アコムの審査に落ちないための対策について説明します。

①他社での延滞を解消する

他社でカードローンの返済を延滞している場合、審査に通過することはほぼ不可能です。

アコムの審査に落ちないために、「他のカードローンの延滞を解消する」ことは大前提です。

②借入先の件数や借入額を減らす

もしも可能であれば、審査を受ける前に他社での借入を減らすと良いでしょう。

このとき重要なのは、借入残高よりも「借入件数」です。

「3社の借入を2社にまとめられる」といった状況なら、借入件数を減らした上で審査を受けたいところです。

③信用情報の問題が解消された後に申し込む

あなたに信用情報の問題があるのなら、延滞などの悪い記録が消滅した後に申込みを行うのが理想的です。

一般的な信用情報の記録期間は以下の通りです。

一般的な信用情報の記録期間
2ヶ月以上の延滞「延滞の解消と契約の解除から」5年
強制解約
任意整理場合によって異なるが、「残債の清算から5年」となることが多い
個人再生
自己破産
5年
ただし官報の情報は永久に残る

不安があるのなら、信用情報の開示を行っておくのも良いでしょう。

★信用情報に問題があったとしても、必ず審査に落ちるというわけではありません。

④6ヶ月以内に収入などが上がる予定があるなら、その後に申し込む

審査に落ちてしまった後、再び同じ会社の審査を受けられるのは6ヶ月後が目安となります。
これは信用情報の申し込み記録が6ヶ月間残るためです。

そのため6ヶ月以内に「収入が増える」「借入残高が減る」といった予定があるのなら、審査の不安要素が減ってから申し込みを行った方が良いでしょう。

アコムにおける申込みと即日融資の流れ

ここからは、アコムで即日融資を受ける流れについて解説します。

①即日融資を受ける流れ

アコムで即日融資を受ける流れは以下の通りです。

「アコム」契約の流れ

インターネットから申し込み
アコムの担当者から
携帯に連絡が入ることが多い
必要書類のアップロード
メールで審査回答
インターネット上で契約
※無人契約機でのカード受け取りも可
銀行振込、またはスマホATMで借り入れ
(ここまで最短30分)
アコムカードの郵送
(原則として希望者のみ)

現在のアコムはすべての手続きをインターネット上で済ませられます(Web完結)。

②仮審査の後は携帯電話へ連絡が入る可能性あり

アコムでは、契約に必要な手続きをパソコンやスマートフォンで済ませられます。

ただし審査の際、アコムの担当者から携帯電話へ個別に連絡が入ることは多いです。
借入を急ぎたい場合には、マナーモードを解除しておくのが良いでしょう。

一般にこの確認の連絡は、機械による仮審査が終わった後に掛かってきます。
またメールを通し、フリーダイヤルに電話を掛けるよう指示が入る場合もあります。

③必要書類は原則として「本人確認書類」だけ

アコムの必要書類は以下の通りです。

アコムの必要書類(インターネット申込時)
本人確認書類(全利用者必須)
以下のうち1点

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート(住所記載のあるもの)
  • 健康保険証※1
収入証明書
(ご利用可能額が50万円を超える場合他)
以下のうち1点

  • 源泉徴収票
  • 給与明細書(直近2ヶ月分)
  • 市民税・県民税額決定通知書
  • 所得証明書
  • 確定申告書・青色申告書・収支内訳書
※1 無人契約機を利用する場合は+公共料金の領収書または住民票の写し、またはアコムからの郵送物の送付が必要(ネット提出なら不要
※その他、アコムから個別に書類の提出を要求される場合があります。

各書類は「スマートフォンなどで撮影してアップロード」「スマホアプリで撮影」または「自動契約機(むじんくん)」の機能を使って簡単に提出できます。

ただし写真が不鮮明だった場合などには再提出を要求されるためご注意ください。

④カードレス契約または「むじんくん」の利用で自宅への郵送物なし

アコムは「カードレス」での契約に対応しています。
この場合は自宅へカードを届ける必要がなくなるため、郵送物が発生しません

家族に知られずアコムを利用したいという場合には、契約後のカード受取方法に「カード不要」を選びましょう。

また、アコムが全国に設置している無人契約機「むじんくん」でアコムカードを受け取った場合にも、郵送物は発生しません。

CHECKアコム公式HP「店舗・ATM」

★郵送でのカード受け取りも可能です。

⑤審査・融資にかかる時間は最短30分

アコムへの申込み~審査完了・融資にかかる時間は最短30分です。

ただしアコムが審査を行っているのは「9時~21時」に限られます。
この時間外に審査結果が出ることはありませんのでご注意ください。

また審査は土日祝日であっても、平日と同様に行われています(年末年始を除く)。

アコムの審査では勤務先に電話がかかってくるって本当?

ここからは、カードローンを利用する上で不安要素となりやすい「在籍確認」について説明します。

①現在のアコムは「原則として在籍確認の電話なし」

多くの金融機関は、審査の際に電話による勤務先の確認(在籍確認)を行います。

ただしアコムでは2022年の半ばより、原則として電話による在籍確認を行っていません

勤務先への電話を避けたいという場合でも、アコムに安心して申し込めます。

②仮に電話が必要になっても事前に連絡が入るので安心

アコムは原則として、勤務先への在籍確認の電話を行っていません
ただし審査の状況によっては例外的に、電話による確認が必要となる場合があります。

その場合であっても、アコムが同意なしで勤務先に電話を掛けることはありません

勤務先に在籍確認の電話がかかってきますか?

原則、実施しません。
もし実施が必要となる場合でも、お客さまの同意を得ずに実施することはありませんので、ご安心ください。

(公式HPより)

アコムでのお金の借り方

ここからは、アコムとの契約後に使える借入方法について解説します。

①契約を結んだあとは、審査なしで何度でもお金を借りられる

アコムの会員は、審査によって設定された「利用限度額」の範囲内で何度でもお金を借りることができます。

2度目以降の借入の際、新しく審査を受ける必要はありません。

②借入方法1:ATMで借りる(スマホATM含む)

アコムで利用できるATMの種類と手数料は以下の通りです。

アコムで使えるATM
アコムATM
セブン銀行ATM
(スマホATM)
  • アコムカードがなくても、アプリを使って入出金が可能
  • 以下の手数料が発生
    • 取引額1万円以下…110円
    • 取引額1万円超 …220円
その他の提携ATM
  • 以下のATMを利用可
  • 以下の手数料が発生
    • 取引額1万円以下…110円
    • 取引額1万円超 …220円
  • アコムカードが必要

ATMを使った借入には、原則としてアコムのカードが必要です。
アコムのカードをお持ちなら、できる限り手数料のかからない「アコムATM」を利用すると良いでしょう。

ただしセブン銀行ATMを使った「スマホATM」に限っては、カードレス契約の方でも現金の借入が可能です。

★「スマホATM」を利用する際には110円または220円の手数料が発生します。

③借入方法2:銀行振込

現金ではなく口座にお金が必要、という場合には銀行振込も利用できます。

ただしすべての会員が、24時間振込を利用できるわけではありません。

地方銀行やインターネット銀行(楽天銀行を除く)を利用している方は、土日祝日に即日振込を受けられないため注意が必要です。
この場合、急いでお金を借りたいのならATMを使った方が良いでしょう。

振込対応時間
楽天銀行宛てほぼ24時間365日
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
ゆうちょ銀行
みずほ銀行
宛て
月曜:
9:00~23:49
火曜~金曜:
0:10~23:49
土日祝日:
9:00~19:59
その他の主な金融機関※月曜~金曜の9:00~17:29のみ
※振込実施時間拡大(モアタイム)金融機関の場合

④「むじんくん」にお金を借りる機能はない

アコムの自動契約機「むじんくん」に、出金や入金の機能はありません

ただし「むじんくん」が設置してあるアコムの無人店舗には、アコムATMが併設してあることが多いです。

借入の際には「むじんくん」ではなく、アコムのATMをご利用ください。

実際の「アコム」利用者の口コミ・評判

ここからは、実際に「アコム」を使った方の口コミ・体験談を紹介します。

①年収120万円、アルバイトの方の審査口コミ

まずは年収120万円、アルバイトという属性で審査に通過された方の口コミを見てみましょう。

属性
  • 20代
  • 年収120万円
  • アルバイト(3年)
契約内容
  • 金利18%
  • 利用限度額30万円
借入理由
急遽一人暮らしをすることになり、敷金礼金等の引っ越し資金が必要だったため。
自由な口コミなど
審査結果も即日でしたし、各所にアコムの拠点があるため返済に関しても不便がないです。

この方の例だけを見ても、アコムの審査に通るために高い年収が必須ではないと分かりますね。

借り入れ・返済の使い勝手についても不便はないとのことでした。

②年収420万円、会社員の方の審査口コミ

続いて紹介するのは、年収420万円・会社員の方の口コミです。

属性
  • 20代
  • 年収420万円
  • 会社員(5年)
契約内容
  • 金利18%
  • 利用限度額50万円
借入理由
趣味でお金をよく使っていたので金欠だったので
自由な口コミなど
短期間で数社からカードを作っていたので、ニコスカードの審査が通らなかったのはそのせいかな、と思っていたので、アコムの方が普通のカード会社よりも審査が緩いのかなあと感じました。

「大手カードの審査に落ちた後、アコムの審査に通過した」という口コミからは、アコムの審査基準が独自のものだと分かりますね。

まとめ

  • アコムへ申し込めるのは「18歳以上(高校生を除く)の安定した収入と返済能力を有する方」
  • 審査に通過するために高い収入は必要なく、パート・アルバイトでも利用できる
  • 審査落ちの理由となるのは主に「複数の他社借入」「信用情報の問題」
  • インターネットで申し込めば、融資まで最短30分

アコムの審査に通るために、高い収入は必要ありません。

さらに審査に通る可能性を上げるには、「借入件数を減らす」「信用情報の問題が解消されてから申し込む」といった方法を取りたいところです。

アコム
金利3.0%
~18.0%
(月1.5%程度)
限度額1万円~800万円
※上限は年収の3分の1
初回特典初回契約日の翌日から30日間無利息(金利0%)
自宅郵送物以下の場合なし/回避可

  1. 来店契約時
  2. ネット契約+口座登録
    ┗みずほ銀行、楽天銀行などは利用できないので注意
勤務先への電話原則なし
申込み~融資の所要時間最短1時間以下
借入方法
返済方法
  • 自動引き落とし
  • インターネット返済
  • ATM入金
    ┗スマホATM対応
  • 銀行振込
  • 借入額10万円のとき、月の返済額5,000円~
申込み条件
18歳以上(高校生を除く)の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方
その他・備考


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サイト監修

天野 伴 (税理士)税理士/お金管理と仕組み化の専門家 | 天野 伴
税理士事務所所長。企業向けの会計・税務業務のみならず「仕組み化」のコンサルティング業務も展開。家計管理のコツなど、時間と労力を掛けずに自然とお金が貯まる仕組みづくりを得意としている。著作『1行家計簿―――世界一かんたんにお金が貯まる本』他多数