クレジットカードの支払いの仕組みと使い方をわかりやすく解説!メリット&デメリットも

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「インターネットで支払いをしたいとき、いちいち振込や代引きを行うのは面倒。
こういうとき、クレジットカードがあればもっと簡単に支払いを済ませられるみたいだけれど……」

インターネット決済に限らず、さまざまな場所で現金よりずっと便利&おトクに利用できる「クレジットカード」払い
小銭を扱う必要もなく、ポイントも貯まる上、会員特典や補償まで付いてくる……となれば、クレジットカードを使わない手はありません。
……と言いたいところなのですが、決して利用リスクが無いわけではないので、「カード払いに向いていない人は現金を使った方が良い」のも事実です。

今回は気になる「クレジットカード払い」について、その基本的な仕組みから現金払いに比べたメリット・デメリット、さらに最初の申込先候補やカード取得後の利用方法までを詳しくまとめました。
読み終えていただいた後には、日々の支払いをより簡単に済ませる方法が分かります。

★クレジットカードを利用できるのは、原則として「高校卒業後の18歳から」となります。
イオンカードに限り、条件を満たした18歳以上の高校生も利用可
これに該当しない場合には、デビットカード・プリペイドカードといったカードへの申し込みをご検討ください。

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目次

クレジットカードを使った支払いの仕組み

クレジットカードの「クレジット(credit)」は、「信用」の意味。
ですからその名の通り、クレジットカードとは信用を元手にしたカードを言います。
……といっても、これだけじゃ全くイメージが湧きませんよね。

あなたは「ツケ払い」という言葉を聞いたことがありますか?
ZOZOTOWNが導入したことでも話題となりましたが、以前は飲食店などで用いられていた方法です。

これは簡単に言うと「今度、お金があるときに支払う」くらいの意味で、店主と信頼関係のある常連客の間でたびたび使われていた模様。
このページをご覧になっているあなたには馴染みの薄い制度とは思いますが、今でもこの方法を使える個人店は多々存在することでしょう。

話を元に戻すと、クレジットカード払いに関してもこの「ツケ払い」と同じようなものと考えて構いません。

クレジットカードは一般的に、1ヶ月分の請求をカードを使った翌月、あるいは翌々月に一気に支払います。(いつ支払うことになるかはカード会社による)
クレジットカードは支払い待ちの1~2ヶ月間、ユーザーの「ツケ」を立て替える形となるわけですね。当然この間に踏み倒されては困りますので、カード取得には審査が必要ですし、問題を起こせばカード会社から解約されてしまうこともあり得ます。

つまり「利用者が踏み倒しをしない」という前提、つまり信用の上で後払いを可能にしているのが、「クレジットカード払い」というわけです。

楽天カードの支払い例(「あとからリボ」などを利用しない場合)
楽天カードの仕様※ 解説
締日
(しめび)
毎月末日 1ヶ月分のカード利用分の締め切りのこと
前月の締日の翌日~今月の締日までの利用分が、引き落とし日に請求される
※ただし楽天市場での利用分は25日締め
引き落とし日 翌27日 前回の締日で決まった利用分を、実際に引き落とす日
※土日祝日と重なった場合は次の平日に持ち越し
※締日や引き落とし日は、利用するカード会社によって異なります。

楽天カードを利用する場合の具体例を挙げるなら、

  • 4月1日~4月30日に使った分のお金が、5月27日に引き落とされる
  • 5月1日~5月31日に使った分のお金が、6月27日に引き落とされる
  • ……といった形ですね。

    ただ、このように原則1ヶ月分の請求を一気にこなすことになるため、クレジットカードを使う上では最低限の「お金を管理する能力」が必要なのは事実です。

    CHECKクレジットカードのデメリット:支払いの実感が少ないこともあり、お金の管理に自信がないのなら危険かも

    現金ではなくクレジットカードを使うメリット

    ここからは日々の支払いに、現金ではなくクレジットカードを選ぶ利点について解説していきます。

    ①やっぱり嬉しいのは、小銭のやり取りから解放されること

    私も普段から、ほぼ毎日クレジットカードを利用しているのですが……。
    最も強く実感するメリットは、「支払いが面倒でない」こと。

    あなた自身もお釣りを減らすために端数の小銭を支払ったり、適当に紙幣で支払いを行ったために財布がパンパンになったり……といった経験があるでしょう。

    普段からクレジットカード決済を使えば、こういった小銭の支払いの煩わしさから解放されます
    カード払いはカード払いで暗証番号入力が必要になる、などの手間が掛かることもありますが……。
    多くの場合で、現金払いより「簡単かつスピーディ」に支払いを済ませられるのは確かでしょう。

    また、現金を使う頻度が減れば、それだけ現金を口座から下ろす必要も無くなります
    わざわざ銀行に出向いたりだとか、財布の中の現金を気にしながら買い物をしなくて済むのも、カード決済のメリットの一つと言えます。

    <特にインターネット決済では利便性◎>

    インターネットショップの利用をはじめ、インターネット決済を行うのならクレジットカード(あるいはそれに準ずるカード)の取得はほぼ必須と言えます。

    インターネット上で発生した請求を現金で支払おうとするのなら、コンビニ店頭払いや銀行振込、代金引換といったやや面倒な手段を使うしかないのですが……。
    カード決済であれば、カードに書いてある情報を入力するだけで決済完了。後は他の支払いと併せて翌月だか翌々月だかに引き落としを行えば済むため、圧倒的に簡単なのは言うまでもありません。

    このように、クレジットカードの重要性はインターネットの上で、より高いものとなります。
    加えて、「クレジットカード払いにのみ対応」を掲げているお店もたまに見られますね。

    ②ポイントが貯まっておトクに

    わざわざ解説するまでもないとは思いますが、クレジットカードを利用すると請求額に応じてポイントがもらえます。

    もらえるポイントの種類や、「決済額いくらに対し、何円分のポイントがもらえるか」といった詳細は、利用するカードによってバラバラ。
    決済額に対して大きなポイントをもらえるカードは一般に「高還元(カード)」と呼ばれ、人気が高くとなります。これに関しては、「10万円支払って500円帰ってくるカード」「10万円支払って1,000円帰ってくるカード」のどちらを選びたいか考えれば明らかでしょう。

    一般に還元率(利用額に対して還ってくるポイントの割合)が1%以上となると、「高還元カード」と呼ばれるようになります。

    こういったカードで日々の決済を行えば、現金払いに対し常に1%おトクということに。
    1%というと大したことないようではありますが、日々の決済を高還元カードに集めれば、数千円単位のポイントを貯めることは全く難しくありません。

    クレジットカード初心者であれば、「Tポイント」「楽天スーパーポイント」「nanacoポイント」「Pontaポイント」、あるいは航空会社のマイルなど、手を加えずにそのままお店で使えるポイントが貯まるカードを選ぶと使いやすいかと思います。

    このあたりの詳細については、「クレジットカードのポイントとおすすめの高還元カード」のページをご覧ください。
    今の時点では、とりあえず「ポイントがたくさん貯まるカードほどおトクになりやすい」程度にお考えいただければOKです。

    ★ガソリンスタンドでキャッシュバックを受けられるクレジットカード等、一部「ポイント制度自体が無い」カードも存在します。

    ③大きな買い物は分割して支払える

    現金にないクレジットカードのメリットとして、「分割払い」「リボ払い」や「ボーナス払い」等、特殊な支払い方法を選択できることが挙げられます。

    確かに「ウチは分割払いNGです!」というお店も存在するのですが……。
    高額な商品を取り扱うお店はほぼ確実に、分割払いやボーナス払いに対応。
    これにより、現金一括だとできない買い物も可能になるわけですね。

    ……とは言え現金で買えない商品を分割してでも買うべきか、といった点については意見が分かれるところ。
    また、それほど高額な商品を取り扱っているお店であれば、クレジットカードの分割払いより手数料の安い「ショッピングローン」を取り扱っていることも多く、一概にカード払いを利用するべきとも言えません。

    どの支払い方法を利用するべきかは状況によりますので、今のところは「分割払いやボーナス払いが存在する」ことを知識として備えておくだけで十分です。
    実際どういった方法を用いるかについては、本当に高額決済が必要になった場合に考えれば足りるでしょう。

    クレジットカードに慣れるまでは、一括払い(一回払い)のみを選択することを強くおすすめします。

    あわせて読みたい
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    ④不正利用もカード会社が補償してくれる

    クレジットカードの不正利用は、これが認められればカード会社が補償してくれます。
    足の付きにくい現金の盗難とは違い、クレジットカードはその利用状況をカード会社がきちんと把握しているため、犯罪に巻き込まれた際にも対応を取りやすいわけですね。

    ……とは言え不正利用者が暗証番号を知っていた場合、あるいは対応期間が過ぎていた場合など、すべての不正利用に対し補償を受けられるわけではありません。
    この点の詳細に関しては、契約時に各カード会社の規約をご確認頂く形となります。

    2.前項但し書の定めにかかわらず次の各号のいずれかに該当する場合には、支払免除の対象となりません。

    1. 紛失、盗難等が会員の故意又は重大な過失によって生じた場合。
    2. 会員の家族、同居人、留守人その他会員の委託を受けて身の回りの世話をする者等、会員の関係者が紛失、盗難等に関与し、又は不正使用した場合。
    3. 戦争、地震等著しい社会秩序の混乱の際に紛失、盗難等が生じた場合。
    4. 本規約に違反している状況において紛失、盗難等が生じた場合。
    5. 紛失、盗難等が虚偽の場合。
    6. 会員が当社の請求する書類の提出を拒み又は提出した書類に虚偽の申請をした場合又は当社等が行う不正使用被害調査に協力しない場合。
    7. 暗証番号を使用するカード利用において、使用された暗証番号と登録の暗証番号との一致を確認した上で行われたカード利用について損害が生じた場合

    楽天カード会員規約より)

    簡単に言うと本人やその家族に問題がある場合、あるいは暗証番号を割られてしまった場合等には、補償の対象にならないということですね。(詳細はカード会社によります)
    逆に言うと、本人に過失なくカードを不正利用されてしまった場合、その分のお金を支払う必要はありません

    ⑤その他、カードごとの会員特典や付帯保険も見逃せない

    ほとんどのクレジットカードには、独自の会員特典が設けられています。
    特に分かりやすいのは「エポスカード」あたりで、

  • 年4回、指定期間(マルコとマルオの7日間)においてマルイでの買い物10%オフ
  • 飲食店、カラオケ店など提携店での割引
  • といった具合です。

    普段からよく利用されるお店で優待を受けられるカードを選べば、その分おトクになるのは言うまでもありません。こういった個別の特典から申込先を選ぶのも、大いに「アリ」でしょう。

    ちなみにこういった「決まったお店で使える特典」が特徴となっているカードは、そのお店でのみ使う「サブカード」として取得するのがおすすめです。

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    クレジットカードの使い分け:メイン向き・サブ向きカードの違いは何?

    その他、クレジットカードによっては海外旅行保険、国内旅行保険、ショッピング保険といった各種保険サービスが備わっています。
    (ショッピング保険……一定期間、主に90日間程度の間に、クレジットカードで購入した物品が盗難に遭ったり、偶然壊れてしまった場合に補償してくれる保険)

    旅行や出張に行かれる機会があるのなら、付帯保険の情報を元に申込先を選ぶのも良いですね。

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    <クレジットカードで「ステータス」を示せる?>

    日本クレジット協会の調査(PDF)によると、日本国内におけるクレジットカードの発行枚数は2億7000万枚を超えるとのこと。
    これだけのカードが発行されているのなら、当然多くのクレジットカード会社が、さまざまな種類のカードを発行しているわけですが……。

    中でも特別視されるのが「アメリカン・エキスプレス」「ダイナースクラブ」といった、外資系のクレジットカード。
    ですが、これらのカードは決して還元率が高いわけでもありませんし(航空会社提携カードを除く)、高額な年会費(一般ダイナースカードだと年2.2万円)に比べ付帯保険の内容なども乏しいです。空港関連のサービス等が充実しているのは確かですが、国内企業で同様のサービスを設けている会社は少なくありません。

    それならなぜこの2つのカードは人気があるかと言うと、これらのカードは取得難易度が高く、持っているだけである程度の高収入・高ステータスを示せるとされているんですね。
    これは単純に見栄を張るためだけではなく、成功した、つまり仕事を任せられるビジネスマンとしてのPRにも有効でしょう。誰でも作れる無料カードを持った人より、ダイナースクラブカードを差し出すビジネスマンの方が信頼できる、と考える人は少なくないはずです。

    そういうわけで、クレジットカードはステータス性を示すアイテムとしても有効。
    ……とは言えはじめてのクレジットカードの取得を狙う場合、こういったカードを手に入れるのは難しいです。そのため現時点では「そういうカードもあるんだ」程度にお考えいただいて構いません。
    ステータスカード(ステータス性を示せるカード)の取得は、相応の経済力を身に着けたときに検討しましょう。

    ★国内発行のステータスカード(主に三井住友系、JCB系)であれば、若いころから利用実績を積むことで短期間での取得を狙えます。
    また、アメリカン・エキスプレス・カードは最近審査難易度が低くなったという声も多いため、あなたが社会人であれば、はじめてのカードとして取得できる可能性もあるでしょう。
    (一方でダイナースクラブは最低でも500万円くらいの年収がないと厳しい)

    クレジットカードを使うことにデメリットは無いの?

    多くのメリットのあるクレジットカード払いですが、まったくのノーリスクで使えるわけではありません
    ここからはクレジットカードの取得前に知っておくべき、その危険性について解説していきます。

    ①支払いを延滞するといわゆる「ブラック」状態に陥ってしまう

    先述の通り、クレジットカードの支払いは「1ヶ月分を、1~2ヶ月後に、まとめて」行います。こうなると当然、「お金が足りない!」といった事態も起こり得るでしょう。

    ただ、支払えないからと言ってこれを放置しておくと、とんでもない代償を払うことになりかねません。

    あなたはおそらく、金融ブラックだとか、銀行のブラックリストだとか言う言葉を聞いたことがあるかと思います。載ってしまうとあらゆる契約を結べなくなってしまう、といったアレですね。

    クレジットカードの支払いについても、これを長期間、具体的には「61日以上または3ヶ月以上」延滞すると、いわゆる「ブラック」状態に陥ることは避けられません。
    ここでは詳しい解説は避けますが、自動車ローンや住宅ローンはもちろん、携帯電話本体の分割払いすらできなくなってしまうわけですから、将来的に支障が出るのは確かでしょう。

    ついでに支払いが遅れると延滞金(遅延損害金)が毎日発生する上、自宅に催告状が届く、催促の電話が頻繁にかかってくる、酷い時には裁判を起こされるなど、精神的な負担も掛かってきますね。

    そういうわけで、「使ったお金を支払えなくなった」場合のリスクは、非常に大きなものとなります。

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    ★延滞後のブラック状態は5年間続きます。

    ★延滞をせずとも、問題行為などによりカード会社から契約を解除(強制解約)されると、5年間のブラック入りは免れ得ません。

    ★1ヶ月程度の延滞であっても、ブラック未満の問題(他社の審査に通りにくくなる)が発生することが多いです。

    ★クレジットカードの現在の利用分、あるいは当月の引き落とし額は、インターネット会員サービス等を通していつでも確認できます。

    ★実際のところ、「こんなお金支払えない!」という状況に陥った時のため、各社は「後からリボ」「後から分割」といった制度を設けています。名前の通り、締日以降に引き落とし額を調整するシステムですね。
    とは言え手数料が掛かること、来月以降の負担が重くなることから、積極的な利用はおすすめできません。

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    ②支払いの実感が少ないこともあり、お金の管理に自信がないのなら危険かも

    クレジットカードは信用を元手にしたカード。これを反故にするような支払い延滞・踏み倒しに対して、カード会社は厳しい措置を取ります。

    もちろん毎月、「使っただけのお金を支払う」ことができるのなら、このデメリットを気にする必要は無いのですが……。
    その一方であなたに少しでも、「1ヶ月分の支払いを、翌月か翌々月に済ませる」ことに不安があるのなら、クレジットカードの利用はちょっと踏みとどまった方が良いかもしれません。特に「口座にあるだけのお金を使ってしまう」タイプは支払い不能に陥りやすく、危険です。

    クレジットカードを使った責任は、自分で取らなければなりません。18歳にならなければカードを作れないのは、これが理由です。
    もしもあなたに「後払い」を行う自信がないのなら、クレジットカードの申し込みは少し待った方が良さそうです。

    他、クレジットカードはカードを差し出すだけで決済ができる上、財布の中身が変わらないことから、支払いの実感が薄いことも、踏まえておいた方が良いでしょう。

    便利に支払いを済ませたいのなら、後払いではなく「その瞬間に口座からお金が引き落とされる」デビットカードという手段もあります。使えるお店はクレジットカードとほとんど変わりありません。

    自分の金銭感覚に不安なところがあるのなら、少なくともいきなりすべての決済をクレジットカードで行うことはせず、まずデビットカードから始めてみるか、日常の小さな支払いのみをクレジットカードで行うなど、段階を踏んでいくのが良いでしょう。

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    はじめてのクレジットカードは何を・どうやって手に入れる?

    メリット・デメリットを踏まえた上で「クレジットカードを作りたい!」とお考えのあなたのため、その審査や申込先候補をごく簡単にまとめました。

    ①審査はあるが、学生・若者ならさほど気にしなくて良い

    前提として、すべてのクレジットカードには審査があります。これはクレジットカード会社が、立て替えたお金をきちんと支払ってくれる人にしか、クレジットカードを与えたくないと考えるからです。考えてみれば当然ですね。(即時決済型のデビットカードなどは無審査)

    この審査基準は会社や申込先のカードによってバラバラ。無職でも審査に通った、というカードもあれば年収500万円未満お断り、といったカードも見られますが……。
    少なくともあなたが学生、あるいはそれに近い若者(新卒他)で、申込先が年会費2,000円以下のカードであるのなら、審査について深く考える必要は無いかと思います。

    クレジットカード会社は、申込み時に入力する年収や職業、そして全カード会社で共有されているカードの利用履歴(信用情報)などをもとに審査を行います。

    まず、信用情報については携帯電話料金の長期間延滞などを行っていない限り、気にする必要は無いでしょう。10代・20代で信用情報が一切ないことは、まったく珍しくないからです。

    また、各社がこぞって若者向け・学生向けカードを発行していることからも分かる通り、カード会社は将来的に長い付き合いとなる、若者の申し込みを最も歓迎しています。
    つまり「学生である」「若者である」こと自体が、審査の上でアドバンテージとなるわけですね。

    そういうわけなので、あなたが学生・若者(20代、できれば前半)であるのなら、ニートでもない限り審査への心配は不要です。学生であれば自分自身の収入がなくとも、問題なく審査通過を狙えることでしょう。

    ★ある程度の年会費の発生するカードは、ある程度の経済能力のある方を対象としている可能性が高いです。
    審査通過を狙うなら年会費無料、あるいは2,000円以下の一般カードの中から、申込先を選ぶことになるでしょう。

    ②初心者におすすめの、高還元または将来につながるクレジットカード5選

    はじめてのクレジットカードとして申込先の候補に上がりやすいカードを、5つまとめました。

    ★いずれのカードも、インターネットから申し込みが可能です。
    カード取得の流れについて詳しくは、「クレジットカードの審査と受け取りの流れ(実録)」ページをご覧ください。

    初心者向けカードの簡易まとめ
    年会費 基本還元率 その他
    Yahoo!JAPANカード 無料 1.0%
  • Tポイントが貯まる・使える
  • Ponta Premium Plus 2,000円+税
    (条件により無料)
    1.0%
  • Pontaポイントが貯まる・使える
  • 審査難易度やや高いかも
  • 楽天カード 無料 1.0%
  • 楽天スーパーポイントが貯まる・使える
  • 楽天Edy付帯
  • 三井住友VISAデビュープラスカード 無料 1.0%前後
  • 26歳になって初の更新時、「三井住友VISAプライムゴールドカード」への移行確約
  • JCB CARD W 無料 0.8%前後
  • JCBの利用実績を積むことで、上位カードの取得に期待できる(が、取得が確約されるわけではない)
  • おトクさ・ポイントの使い勝手重視のカード
    ステータス性重視のカード

    ステータス性に興味が無いのなら、「Tポイント」「Pontaポイント」「楽天スーパーポイント」のどれを貯めたいか、くらいの気持ちで申込先を選んで良いでしょう。
    (nanacoポイントが貯まるカードもありますが、還元率が低いので割愛)

    初心者向けカードとして上の5つが選ばれた理由や各カードの詳細については、以下のページで詳しく解説しています。こちらも併せてご覧ください。

    あわせて読みたい
    【クレジットカード初心者入門】支払いの仕組み・注意点とおすすめカード5選

    ★あなたが18歳または19歳なら、いずれのカードについても親権者の同意が必要となります。
    詳しくは「未成年者のためのクレジットカード」ページをご覧ください。

    クレジットカードの入手後にするべきこととお店での使い方

    ここからは、クレジットカード入手後に取るべき行動や実際の支払い方法について、簡単に解説していきます。

    ★カード取得の流れについて詳しくは、「クレジットカードの審査と受け取りの流れ(実録)」ページをご覧ください。

    ①まずはカードの裏に署名(サイン)しよう

    クレジットカードは、封筒の中のたくさんの書類(パンフレット、保険の案内、キャンペーンの照会など)と一緒に届きます。

    「REXカード」が届いたときの実際の画像
    「REXカード」が届いたときの実際の画像。クレジットカードは台紙に軽く張り付けられています。

    とりあえずカードが届いたら、(添付書類にも書いてあることではありますが)これを取り出して裏面にサインを行ってください。
    以下の例だと「国際一郎」と記入してある箇所ですね。

    カード裏面のサンプル
    三井住友カード公式HPより、カード裏面のサンプル。(現在個人用カードにおいて、このように顔写真付きのものはほぼありません)

    サインが無いと、実店舗での支払いを受け付けてもらえなかったり、補償の対象から外れてしまったりと良いことが無いです。
    漢字でも英語でも良い(ただ外国人による不正利用防止の観点から、各社は漢字での記入を推奨)ので、カードが届いたらまずサインを済ませましょう。

    あわせて読みたい
    クレジットカード裏面&店頭でのサインの書き方:適当な署名で困るのはどんなとき?

    ②一緒に届く書類の中の「利用限度額」(利用可能枠)はチェック必須

    カードを作ると一人一人に「利用限度額」(利用可能枠)が設定されます。利用者はこの範囲内で、クレジットカード払いが可能になるわけですね。
    利用限度額はカードと一緒に届く書類に記載されていますので、これは必ずチェックしておいてください。

    ジャックス限度額通知書類
    ▲ジャックスの場合、本カードの送付前にも限度額を通知する書類が届きました。
    (これはおそらくカード発行に時間のかかるジャックスだからこそで、普通こういった書類は届きません)
    中央の、「利用可能枠100万円」「内キャッシングご利用可能枠50万円」というのがこのカードの利用限度額(利用可能枠)です。

    この利用限度額は審査結果に応じ個別に設定されます。学生さんだと、限度額は10万円程度に設定されることが多いですね。(私も大学時代は4年間ずっと限度額10万円でした)

    ただ、カードの利用分は実際に引き落としが行われるまで減りません。1ヶ月分の「ツケ」が貯まる関係上、利用限度額は大体2ヶ月分の利用上限を示す数字になるとお考え下さい。つまり、限度額10万円だと「2ヶ月で10万円」が利用上限となり、実質の月当たりの限度額は平均5万円となるわけです。

    上限に達したカードは、引き落としが行われるまで決済に使えません。
    学生のうちは、この制限に悩まされることも多いでしょう。
    (この場合どうしても枠が足りなければ、2枚目のカードを作ることで解決できます)

    ★現在の利用限度額や、利用限度額に対していくら使っているか、といった情報は、各クレジットカードのインターネット会員サービスから随時確認できます
    (クレジットカードが届く際に個別で案内がありますのでご安心ください)

    ジャックス会員ページより利用可能枠
    ▲ジャックス会員ページより。

    ③使えるお店は「VISA」「Mastercard」「JCB」といったブランドごとに決まる

    さて、サインしたクレジットカードは限度額の範囲で自由に使うことができますが……。
    その前には「クレジットカードを使えるお店」を正しく把握しておきたいところ。

    ほぼすべてのクレジットカードには、「国際ブランド」と呼ばれるマークが載っています。VISA、Mastercard、JCBといったものですね。
    少なくとも以下のロゴのいずれかは、これまで目にしたことがあるでしょう。

    「Yahoo!公金払い」公式HPより使用可能ブランド
    ▲「Yahoo!公金払い」公式HPより

    クレジットカード払いが可能かどうかは、そのお店が「あなたが持っているクレジットカードに乗っている国際ブランドに、対応しているか」で決まります。
    例えばVISAマークのクレジットカードをお持ちであれば「VISA」を使えるお店、「Mastercard」マークのクレジットカードをお持ちであれば「Mastercard」を使えるお店で決済ができるわけですね。カードを使えるお店であれば、対応している国際ブランドは絶対と言ってよいほどレジに提示してあります。

    日本で発行されているクレジットカードの国際ブランドは上の画像にもある5種類にほぼ限られますが……。(Mastercard/VISA/JCB/Diners Club/American Express)
    「クレジットカード対応」のお店は複数の国際ブランドに対応していることがほとんどのため、あまり気にしなくてよいことも多いです。

    ★アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブは加盟店(使えるお店)・発行会社ともに少ないです。
    はじめてのカードはほとんどの場合で「VISA」「Mastercard」「JCB」のいずれかになると思われますが、国内で使う分であればこの3つの国際ブランドについて、使えるお店の数は大差ないでしょう。つまりどれを選んでもOKです。
    (ただ、JCBは日本発祥のブランドですので海外利用には弱いです)

    ④クレジットカードの基本的な使い方

    カード裏にサインを行い、どういったお店で使えるのか確認したら、実際のカードの使い方を見ていきましょう。

    CHECK実店舗での使い方
    CHECKインターネット決済での使い方

    (1)実店舗での決済は「一括払いで」の一言で完了

    クレジットカードを使えるお店(あなたが持っている国際ブランドを提示しているお店)でカード払いを行うのはとても簡単。

    支払いの際には商品を持っていくなり伝票を持っていくなりした上、レジで金額を出してもらいます。ここまでは現金払いと変わりありません。

    その後は「一括(払い)で」「カードで」等と声を添えながらクレジットカードを出します。
    ここからの処理はお店によって異なり、

  • 小さな機械にカードを挿入、契約時に決めた暗証番号の入力を求められる(入力不要なことも)
  • レジで店員さんにカードを通してもらう(場合によってはこの後サインが必要)
  • のいずれかですね。どちらにせよ、難しいことはありません
    間もなくレシートや控えと一緒に、カードの返却を受けられることかと思います。

    ★分割払いやリボ払い等を希望する場合には、その旨を伝えてカードを出す必要があります。
    (ただし多くの会社で後から分割、後からリボも可)

    ★リボ払い専用カード(申込非推奨)を選んだ場合、一括払いでと伝えても自動的にリボ払いが適用されます。

    (2)インターネット決済ならカードに書いてある情報を入力すればOK

    インターネット決済は、クレジットカード表面に書いてある情報を使い行います。
    一般的なクレジットカード払いの入力項目はこんなかんじ。

    マガシークよりクレジットカード払いの入力項目
    ▲マガシークより

    右上に、主要の5つの国際ブランドのロゴマークが見られますね。この場合、国内発行のクレジットカードはほぼすべて利用できます。

    記入することになるのは、多くの場合

  • カード番号
  • 有効期限
  • カード名義(上の画像には項目がありませんが)
  • セキュリティコード(不要なこともある)
  • の4点。
    カード番号、有効期限、カード名義はクレジットカードの表面、セキュリティコードは裏面を見れば分かります。

    楽天カード表面
    ▲▼楽天カード(上・表面、下・裏面)
    楽天カード裏面

    クレジットカードは全世界で使えるという性質上、有効期限と名義人の記載方法が欧米式(月/年、名/姓)となっている点にお気を付けください。

    このように、インターネット決済に必要な情報はすべてカードを見れば分かります。
    こちらにおいても、記入に困ることは無いでしょう。

    ★セキュリティコードは原則3桁です。
    上の楽天カードの例のように欄に7桁の数字が書かれている場合、右端の3桁のみを記入することになります。

    ★一部のサイトでは、各クレジットカード会社のインターネットサービスにて登録を行ったパスワードを使い、本人確認を行う場合があります。(3Dセキュア)
    このパスワードはクレジットカードを見ても分かりません。パスワードを忘れた場合の対策などについては、各カード会社の案内をご覧ください。

    ★限度額不足などでネット決済に失敗してしまった場合、後にその旨を記したメールが届くことが多いです。

    ⑤現在の利用額や次回引き落とし額はインターネットサービスやメールで確認できる

    当月どれくらいクレジットカードを使ったか、次の引き落としはいくらか、といった請求関連の情報は、インターネット会員サービスでいつでも・簡単に確認できます。
    (このサービス利用のため、カード作成後には会員登録が求められることがほとんどです)

    ジャックス公式HPより利用履歴
    ▲ジャックス公式HPより。詳細ページを見ればすべての利用履歴を確認できます。

    もしもお金の管理や支払い能力に不安があるのなら、頻繁に利用履歴を確認しておきたいところ。どうしても一括払いが厳しいのなら、後からリボ(上の画像だと「リボ変更サービス」)を利用するのも一考です。
    参考リボ払いの仕組みと注意点

    引き落とし額が確定したら(大体引き落としの2週間前くらい)、以下のように支払金額と引き落とし日を伝えるメールが届きます。

    ジャックス支払い金額確定メール
    ▲実際にジャックスから届いていたメール(届いていたのは8月14日)

    引き落とし日までに、口座にお金を用意しておきましょう。

    ★万が一使った覚えがない請求があったのなら、迅速にカード会社に問い合わせを行ってください。

    支払方法は原則口座引き落としですが、この設定が済んでいない場合には自宅に支払用紙が届くため、それを使い金融機関やコンビニ、あるいは銀行振込で支払いを行う必要があります。

    まとめ

    ★クレジットカード払いは信用を元手にした「後払い」が基本。
    引き落としは実際にカードを利用した1~2ヶ月後に行われることになる(締日・引き落とし日はカードによる)
    ★小銭のやり取りが必要ない、現金を出金する機会が少なくて済む、ポイントが貯まる、特典や保険が付くなど、現金にないメリットは多い
    ★その一方で、お金の管理が苦手だと金融ブラック入りの危険も。「後払い」に自信がないのなら少額決済やデビットカードの利用で徐々に慣らしていくと◎
    ただし度合によっては申し込み自体を控えておいた方が良いことも
    ★決済の履歴や引き落とし日などはインターネット会員サービスやメールで確認できるので、きちんとチェックしておこう!

    お金の管理さえきちんとできるのであれば、メリットずくめと言っても良いクレジットカード払い。
    「使いすぎてしまわないか、少しばかり自信がない」程度であれば、日常の小さな支払いから少しずつ、クレジットカードを導入していくことをおすすめします。

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