ゆうちょ銀行の定期貯金は短期で有利。シンプルで使いやすい点が魅力

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「ゆうちょの定期貯金を使ってみたい!でも、定期貯金ってどんなものだろう?」

定期貯金は、ゆうちょ銀行の定期預金です。
他行の定期預金とほとんど変わりませんが、ゆうちょ銀行の定期貯金はあまりおすすめできません

なぜなら、ゆうちょ銀行には金利が定期貯金と変わらずもっと便利な「定額貯金」があるから。
とはいえ、「お金をこの日までとっておきたい」「3カ月の短い間だけ預けておきたい」といったケースでは定期貯金の方がおすすめです。

このページでは、ゆうちょ銀行が展開する4種類の定期貯金を細かく紹介。
異なる場面で活躍するそれぞれの定期貯金を、あなたが適切に使うサポートをします。

読み終えていただければ、いざというときに定期貯金を有効に活用できるようになりますよ。
ゆうちょ銀行でおトクに使える「定額貯金」については以下のページよりご確認ください。

あわせて読みたい
ゆうちょ銀行の定額貯金について

「そもそも定期預金ってなんだろう?」「定期預金のこの用語が分からない!」という場合は以下の記事をご覧ください。

あわせて読みたい
定額貯金について

※本記事では分かりやすさを優先し、税引前の金利・利息を表示しています。
実際には全ての金利・利息に地方税など20.315%の税金がかかります
予めご了承ください。

★税引後の利息の計算式

(記事内の利息)×(1-20.315%)

例)記事内で1万円の利息がもらえると書いてあった場合の実際に貰える金額
1万円×(1-20.315%)
=7968.5円

目次

定期貯金は計4種類。金利はどれも0.01%なので、預け方で選ぼう

ゆうちょ銀行には4種類の定期貯金があります。

それぞれ、名前は「定期貯金」「自動積立定期貯金」「満期一括受取型定期貯金」「担保定期貯金」です。

まずはそれぞれの特徴をざっくり表で確認してみましょう。

ゆうちょ銀行の定期貯金比較一覧
定期貯金 自動積立定期貯金 満期一括受取型定期貯金 担保定期貯金
金利 0.01%
預入金額 1000円以上1000円単位

※ただし、4種類の定期貯金及び各種定額貯金合わせて1300万円までしか預けられない

メリット クセがなく使いやすい
  • 自分のペースで積み立てられる定期貯金
  • 「預け方」を細かく指定できる
  • 自分のペースで積み立てられる定期貯金
  • 「引き出し」が一括なので使いやすい
「定期貯金に預けすぎてお金が足りなくなってしまった」というケースで使える保険が搭載されている
デメリット 特になし 「引き出し」が不便で、引き出しに時間がかかる 自動積立定期貯金ほど細かく「預け方」を指定できない 保険が働いた場合、利息よりも高い利子を支払うことになる可能性がある

4種類の定期貯金の金利はいずれも0.01%
そのため、それぞれの特徴を理解して使い分けていく必要があります。

もっともクセがなく使いやすいのは普通の「定期貯金」
困ったらこの定期貯金を選ぶのがおすすめです。

少しずつ定期貯金にお金を預けていくなら「自動積立定期貯金」「満期一括受取型定期貯金」がおすすめ。

「自動積立定額貯金」は預けることに特化した積立定期貯金です。
預け方のオプションが多い一方で、引き出しが使いにくいなどデメリットがあります。

「満期一括受取型定期貯金」は貯金を引き出しやすくした積立定期貯金
ただし、その分預け方のオプションは自動積立定期貯金から減ってしまっています

「定期貯金に預けている間に急な出費があったらどうしよう」と不安な場合は「担保定期貯金」が活躍するかもしれません。

担保定期貯金に預けている間は、通常貯金残高が不足したときに自動貸付を受けられるためです。

ただし、利子は貸付金の0.51%と金利よりもずっと高いので、貸付金が多いと損をしてしまいます。

そのため担保定期貯金を利用する場合でも、通常貯金残高には注意が必要です。

それでは、次の項目から特長豊かな4種の定期貯金をひとつずつ見ていきましょう。

通常の定期貯金を解説!満期が来るまでお金を「とっておく」ことができる

まず最初に普通の「定期貯金」について解説していきます。

ゆうちょ銀行の「定期貯金」は名前こそ他行の定期預金と違いますが、サービス内容は他行の定期預金とほとんど同じ

満期時の取扱いが他行の定期預金と少し違うのみです。

ゆうちょ銀行の各定期貯金と比較すると、普通の「定期貯金」はクセがないのが魅力

一番使いやすく、便利な貯金です。

オーソドックスな定期貯金について詳しく見ていきましょう。

①ゆうちょの定期貯金は他行の定期預金とほぼ同じ。預入期間は1カ月や5年から選択

ゆうちょ銀行の定期貯金は他行の定期預金とほぼ同じものです。

ユニークな金融商品の多いゆうちょ銀行の中では、クセがなく使いやすいところが最大の魅力

「預入金額」「預入期間」を決め、満期まで預けるというオーソドックスな定期預金の使い方ができます。

定期貯金の預入金額は1000円以上1000円単位
少額から気軽に始められます。

預入期間は以下の8通り。
1カ月、3カ月という短期運用から3年以上の長期運用も可能です。

★定期貯金の預入期間

  • 1か月
  • 3か月
  • 6か月
  • 1年
  • 2年
  • 3年
  • 4年
  • 5年

金利は預入金額・預入期間に関わらず0.01%
ただし、預入期間が3年、4年、5年のものは半年複利で利息を計算するため少しおトクです。

このように、定期貯金は他行の定期預金とほぼ変わりません。
しかし、ひとつだけ他行の定期預金と違う点があります。

次の項目で解説していきましょう。

②他行の定期預金と違うのは満期時の取扱い!しっかり設定しておかないと預金が戻ってこない

ゆうちょ銀行の定期貯金は満期時の取扱いがやや独特

満期時の取扱いが設定されていない場合、定期貯金は満期を迎えても貯金は定期貯金に預けたままになるのです。

預入期間経過後は、通常貯金の金利を目安とした金利が適用となり、年1回、3月31日を区切って4月1日に利子を元金に加えます。

定期貯金|ゆうちょ銀行 預入期間経過後の取扱いより引用

満期を迎えた定期貯金には通常貯金と同じ金利が適用されます。
現在の金利だと0.001%ですね。

定期貯金の金利よりもずっと低いので、通常貯金金利が適用されている間はムダが多くなってしまいます

これを避ける場合、事前に満期時の取扱いを設定しなければなりません。
ゆうちょ銀行定期貯金の満期時の取扱いは以下の3種類です。

定期貯金の満期時の取扱い
名称 取扱いの内容
満期振替預入の取扱い 元金と利息をどちらも通常貯金口座に入金する
元利金継続(継続預入) 再度同じ預入期間で定期貯金口座を開設し、元金と利息をどちらも新定期貯金口座へ入金する
元金継続(再預入) 再度同じ預入期間で定期貯金口座を開設し、元金を新定期貯金口座へ、利息を通常貯金口座へ入金する

満期時の取扱い設定はゆうちょダイレクトやゆうちょ銀行窓口で設定・変更することができます。

窓口で手続きする場合は以下のものが必要になります。
必要なものを持ってゆうちょ銀行へ行くようにしましょう。

★窓口で満期時の取扱い設定を変更するのに必要なもの

  • 定額定期貯金証書
  • お届け印
  • 総合口座通帳
  • 本人確認書類

本人確認書類として使えるのは運転免許証やマイナンバーカードなど。
詳しくはゆうちょ銀行webページをご確認ください。

③【実際に計算】定期貯金に預けたときの利息

では、定期貯金に預けたときの利息を実際に計算してみましょう。

100万円を3カ月もの定期貯金に預けた場合の利息を求めます。
計算式は以下の通りです。

★100万円を3カ月もの定期貯金に預けたときの利息

(元金)×(金利)×(預ける年数)
=100万円×0.01%×0.25年
=25円

この場合、利息は25円
同期間、同じ金額を通常貯金に預けていた場合利息は2.5円しかつきません。

通常貯金と比べると、定期貯金の利息の多さが分かりますね。

なお、定期貯金に6カ月以上預ける場合は定期貯金よりも便利な定額貯金の方がおすすめ

預入6カ月経過後は自由に出金ができるためです。
詳しくは以下の記事をご覧ください。

あわせて読みたい
長期預金で便利な定額貯金について

<【実際に計算】定期貯金を中途解約してしまったときの利息>

定期貯金を満期日前に解約した場合、利息は「預入期間内払戻金利」を使って計算されます。

ゆうちょ銀行定期貯金の「預入期間内払戻金利」は以下の通りです。

定期貯金の預入期間内払戻金利
預入日から解約日までの期間 預入期間内払戻金利
6カ月未満 0.001%
6カ月以上5年未満 0.006%

実際に中途解約してしまった場合の利息を計算してみましょう。

100万円を3カ月もの定期貯金に預け、2カ月で解約してしまった場合の利息を計算します。

★中途解約した場合の利息

(元金)×(預入期間内払戻金利)×(預けた年数)
=100万円×0.001%×0.1667年
=1.667円

中途解約してしまった場合、利息はたったの1.667円
満期まで預けていれば25円の利息がつきます。

満期前に解約すると、利息が激減してしまうため満期まで預けるよう心がけましょう。

自動積立定期貯金を解説!自分のペースでお金を貯められるが、引き出しがかなり不便

続いて、自動積立定期貯金を解説します。

自動積立定期貯金はゆっくり自分のペースでお金を預けていく定期貯金です。

「1回ごとに預ける金額」「預けるタイミング」を細かく設定できるため「ボーナス月だけ多めに貯金する」といったカスタマイズができます。

ただし、預け方を自由に設定できる一方で、引き出しはかなり不便

積み立てた定期貯金それぞれの満期まで引き出せないため、一斉にお金を引き出すには中途解約が必要なのです。

積み立てた貯金を一気に引き出したい場合は「満期一括受取型定期貯金」を利用しましょう。

それでは、細かい設定で便利に預けられる自動積立定期貯金について詳しく見ていきます。

①最大108回に分けて少しずつお金を預けていく。預け方は細かく設定可能!

自動積立定期貯金は、何度かに分けて少しずつお金を預けていく定期貯金です。

「預けるタイミング」と「預ける金額」を細かく決められるため、自分に合った預け方で無理なく預けられるのが魅力です。

「預けるタイミング」「預ける金額」に分けて解説していきましょう。

(1)預けるタイミングは「毎月」や「特別月」から選べる!

自動積立定期貯金の積立日の指定方法はふたつ。

ひとつは毎月決まった日に積み立てをする「一般月」、もうひとつは年に6回積立日を指定できる「特別月」です。

この2種類の積立日は併用することもできるので、1年間に積み立てられる最大回数は18回となります。

逆に、これらを併用せずにどちらかのみ指定して預けることも可能

例えば、「一般月」は指定せず、ボーナスのある6月と12月にのみ「特別月」を設定するといった使い方もできるのです。

積立日は最長で6年後まで指定することができます。
そのため、自動積立定期貯金の最大積立回数は108回になりますね。

毎月必ず預けたり、ボーナス月は多めに預けたり……と自分に合った設定で積み立てられるのが魅力的です。

なお、積み立ては指定した積立日が休日であっても行われます
通常貯金の残高には注意しておきましょう。

では、続いて一回の積み立てで「預ける金額」について見ていきます。

(2)預ける金額は「決めた金額」か「余ったお金を預ける」の2通り

一回の積み立てで預ける金額の決め方は2通り。

事前に「決めた金額」を積み立てる方法と、通常貯金の「余ったお金を預ける」方法です。

「決めた金額」を預ける場合、金額は定期貯金同様1000円以上1000円単位で指定します。
確実にお金を貯められる点が魅力的な預け方ですね。

一方、「余ったお金を預ける」場合では「通常貯金に〇〇円残して定期貯金に預ける」という指定の仕方をします。

例えば、通常貯金に100万円残すと指定していた場合、105万円の残高があれば1回の積み立てで5万円預けるわけです。

1回に積み立てる上限金額も設定できるため「1回に積み立てるのは1万円まで」といった設定も可能。

1回で1万円までしか積み立てない設定にしていれば、先ほどの例でも5万円預けず、1万円預けるようにできます。

「定期貯金したいけど、最低限のお金はいつでも使えるようにしておきたい」という場合に便利な設定です。

なお、これらの預入金額は、一般月の積み立てと特別月の積み立てそれぞれで別に設定できます

自動積立定期貯金は「預けるタイミング」と「預ける金額」どちらも自由に設定できる、お金を貯めるのにぴったりの定期貯金と言えるでしょう。

なお、積み立て時に通常貯金残高が足りなかった場合、その積み立ては行われません

1年以上積み立てができなかった場合、それ以降の積み立てが行われなくなるので注意しましょう。

②積み立てた貯金はそれぞれの満期まで引き出せない。初期設定では「元利金継続」してしまうため注意

自動積立定期貯金は貯めるのが得意な反面、引き出しに難のある定期貯金です。

積み立てたお金は、それぞれ小さな定期貯金を作ります

自動積立定期貯金は最大108回積み立てられるので、最高108個の定期貯金が作られるのです。

ひとつひとつの定期貯金にはそれぞれ満期が設定されており、当然その満期まで定期貯金から出金はできません。

★自動積立定期貯金で選べる預入期間

  • 3か月
  • 6か月
  • 1年
  • 2年
  • 3年
  • 4年
  • 5年

ここで問題なのは、小さな定期預金の預入日がそれぞれ違うこと。

定期貯金を始めたタイミングが違うため、満期日もそれぞれ違います

定期貯金と同じく、中途解約すれば満期前に出金することもできますが、利息が減ってしまうため残念です。

中途解約せずにお金を引き出す場合は、満期時の取扱いを「満期振替」に変更するしかありません。

初期設定では「元利金継続」してしまうため、積み立てた定期貯金は1円も通常貯金に入金されません。

しかし、満期振替設定にすれば満期を迎えた定期貯金から順に通常貯金へ入金されます。

ただし、この場合最初の入金があってから全ての定期貯金が満期を迎えるまでにかかる時間は最長で6年。

中途解約せずに出金する場合、全て出金できるまでに長い時間がかかるので注意しましょう。

一気に全額引き出したい場合は「自動積立定額貯金」「満期受取型定期貯金」の方が利息に無駄がなくおすすめです。

それぞれ、以下のリンク先で紹介しておりますのでぜひご一読ください。

あわせて読みたい
自動積立定額貯金について
満期一括受取型定期貯金について

③【実際に計算】自動積立定期貯金に預けたときの利息

自動積立定期貯金に預けた場合の利息を実際に計算してみましょう。

今回は1月1日から1万円ずつ一般月で預け、定期貯金の預入期間を1年にした場合で計算します。

積立期間は6カ月とし、預けた定期貯金は「満期振替」設定で自動継続しないようにします。

自動積立定期貯金に預けた場合の利息計算例
日付 定期貯金額 利息合計 引き出し額
1月1日 1万円 0円 0円
2月1日 2万円 0.083円 0円
3月1日 3万円 0.25円 0円
4月1日 4万円 0.5円 0円
5月1日 5万円 0.833円 0円
6月1日 6万円 1.25円 0円
7月1日 6万円 1.75円 0円
8月1日 6万円 2.25円 0円
9月1日 6万円 2.75円 0円
10月1日 6万円 3.25円 0円
11月1日 6万円 3.75円 0円
12月1日 6万円 4.25円 0円
翌年1月1日 5万円 4.75円 1万円
翌年2月1日 4万円 5.167円 2万円
翌年3月1日 3万円 5.5円 3万円
翌年4月1日 2万円 5.75円 4万円
翌年5月1日 1万円 5.917円 5万円
翌年6月1日 0円 6円 6万円

この時の利息は計6円
1万円預ける1年もの定期貯金を計6つ作ったとも考えられますね。
(そのため、厳密には「引き出し額」の欄はそれぞれ1万1円、2万2円……となります。)

少しずつ貯められるのは自動積立定期貯金の利点です。

しかし、そのために貯金額が少額になりやすいため利息にはそこまで期待できないこともあります。

「しっかり利息を出したい!」という場合は定期貯金などを利用する方がおすすめです。

満期一括受取型定期貯金を解説!自分のペースで貯められ、満期に全額引き出せる便利な貯金!

満期一括受取型定期貯金は預入金を受け取りやすくした積立定期貯金です。

特徴は積み立てた貯金が満期に全て返ってくること。
そのため、自動積立定期貯金にあった出金のわずらわしさは解消されています。

一方で、自動積立定期貯金の利点であった「預け方の細かい設定」は一部省略されています。

金利などは同じなので、自分にとって便利な方を選んで使うのが良いでしょう。

出金しやすく便利な満期一括受取型定期貯金を解説していきます。

①最大54回に分けて細かくお金を預けていく。預け方は自動積立定期貯金ほど自由ではない

満期一括受取型定期貯金では貯金を一度に預けず、何度かに分けて少しずつ預けていきます

同じ積立定期貯金である自動積立定期貯金では、預け方をかなり細かく指定できました。
しかし、満期一括受取型定期貯金ではそこまで細かく指定できません

自動積立定期貯金と比較して見てみましょう。

自動積立定期貯金での預け方についてはこちらの項目をご確認ください。

満期一括受取型定期貯金と自動積立定期貯金の預け方の比較
満期一括受取型定期貯金 自動積立定期貯金
預けるタイミング 一般月と特別月
ただし、一般月と特別月は同一日になる
一般月と特別月
それぞれ別の日を指定可能
積立期間 最初の積立日から1年以上3年以内
最高積立回数54回
最初の積立日から6年以内
最高積立回数108回
預ける金額 「決めた金額」でしか預けられない 「決めた金額」「余ったお金を預ける」2通りの方法がある

いずれの項目でも、満期一括受取型定期貯金は自動積立定期貯金より不便です。
ひとつずつ見ていきましょう。

預けるタイミングは、満期一括受取型定期貯金でも一般月と特別月の2種類です。

しかし、自動積立定期貯金と違い一般月と特別月は同じ日になってしまいます

そのため、例えば一般月で毎月1日に積み立てている人が特別月を登録した場合、特別月の積立日も1日になってしまうのです。

積立期間は最初の積立日から1年以上3年以内で指定できます。
そのため、満期一括受取型定期貯金では必ず1年間は積み立てなければなりません

一方、自動積立定期貯金では積立期間を最初の積立日から6年以内で指定できるため便利です。

預ける金額は、満期一括受取型定期貯金ではあらかじめ「決めた金額」を預けることになります

自動積立定期貯金では通常貯金の余った金額を自動的に預ける機能がありましたが、満期受取型定期貯金にはありません。

「余ったお金を預ける」機能を使いたい場合は自動積立定期貯金や自動積立定額貯金を選びましょう。

あわせて読みたい
自動積立定額貯金について

②積み立てた貯金は満期に全て返ってくる。貯金箱のような使い方ができて便利

満期一括受取型定期貯金最大の魅力は、名前の通り満期に貯金を一括で受け取れることです。

そのため、自動積立定期貯金と違い貯金の引き出しに何カ月もかかることがありません

満期一括受取日は最後の積み立ての1カ月後
例えば、1月1日から1年間積み立てれば満期一括受取日は13カ月後の翌年1月1日になります。

満期一括受取日に、積み立てた貯金と利息を全額通常貯金へ入金します。
特に設定を変更することなく、貯金を引き出せるのは安心です。

また、満期一括受取日が設定されているため満期一括受取型定期貯金には自動積立定期貯金のような預け入れ期間がありません。

最初に預け入れたお金は満期一括受取日までずっと預けられます

「貯めたお金は分かりやすく一括で引き出したい」という場合には満期一括受取型定期貯金がおすすめです。

③【実際に計算】満期一括受取型定期貯金に預けたときの利息

満期一括受取型定期貯金に預けたときの利息を実際に計算していきます。

今回は1月1日から、1万円を一般月で1年間積み立てた場合の利息を求めましょう。

満期一括受取型定期貯金の利息計算例
日付 定期貯金額 利息合計
1月1日 1万円 0円
2月1日 2万円 0.083円
3月1日 3万円 0.25円
4月1日 4万円 0.5円
5月1日 5万円 0.833円
6月1日 6万円 1.25円
7月1日 7万円 1.75円
8月1日 8万円 2.333円
9月1日 9万円 3円
10月1日 10万円 3.75円
11月1日 11万円 4.583円
12月1日 12万円 5.5円
翌年1月1日 12万円 6.5円

最終的な利息は6.5円
翌年の1月1日に貯金額12万円と利息6.5円を合わせた12万6.5円が通常貯金口座に振り込まれます。

やはり、自動積立定期貯金同様少しずつお金を貯めているため利息はそこまで大きくなりません

「1年間お金を貯めて、翌年の1月1日に12万円手にいれる」と考えた方が使いやすいかもしれません。

期間を決めて貯金していきたいときには満期一括受取型定期貯金がおすすめです。

担保定期貯金を解説!定期貯金しすぎた場合の保険になるが、利子が高い

最後に紹介するのは担保定期貯金です。

担保定期貯金は一風変わった定期貯金で、預けている間は通常貯金の残高が不足しても自動貸付を受けられます

これにより、定期貯金で心配な「定期貯金に預けすぎて普段使うお金がなくなったらどうしよう」という不安を解消できるのです。

ただし、利子は貸付金の0.51%と利息に比べて高額。

場合によっては利子が利息を上回ってしまいます

一風変わった定期貯金の担保定期貯金について詳しく解説していきましょう。

①通常貯金が残高不足になったとき、担保になる貯金!満期時の取扱い以外は通常の定期貯金とほぼ同じ

担保定期貯金は通常貯金残高が不足したときに担保となって、自動貸付を受けられるようにしてくれる定期貯金です。

自動貸付の上限額は定期貯金額の90%まで。
貸付期間は最長で2年ですが、2年より先に定期貯金が満期を迎える場合貸付期間は定期貯金の満期までです。

返済は通常貯金口座に入金するだけでできるので簡単。

貸付期限までに返済できなかった場合、担保定期貯金は自動的に払い戻されます

そして、払戻金から貸付金を支払い、残った分を通常貯金へ入金することで貸付金を処理します。

定期貯金としては通常の定期貯金とほぼ同じ。
ただし、通常の定期貯金と違う点が2点あります。

ひとつめは、満期時の取扱いが基本的に「満期振替」であること。

通常の定期貯金は満期時の取扱いを指定していない場合、通常貯金の金利が適用されて預けたままになります。

担保定期貯金ではそうならず、満期時の取り扱いを変更しない限り「満期振替」します

つまり、満期日に元金と利息を通常貯金口座へ入金するのです。

通常の定期貯金では満期時の取り扱いを変更しなければ損してしまっていたので、この点は担保定期貯金の方が便利ですね。

もうひとつ通常の定期貯金と違うのは選べる預入期間です。
担保定期貯金では通常の定期貯金とは異なり、1カ月もの定期貯金がありません

★担保定期貯金の預入期間

  • 3か月
  • 6か月
  • 1年
  • 2年
  • 3年
  • 4年
  • 5年

そのため、短期運用したい場合は通常の定期貯金の方がおすすめです。

このように一長一短な担保定期貯金ですが、貸付金の利子には注意が必要です。

次の項目で詳しく迫っていきます。

②貸付金の利子は0.51%。金利を大きく上回るため注意が必要

担保定期貯金に預けている間に通常貯金残高が不足した場合、自動貸付を受けることができます

このときの利子は貸付金の0.51%
利息金利が0.01%なので、利子の利率の方がずっと高くなっています

そのため、高額・長期間の貸付を受けた場合利子が利息を上回り損をしてしまう可能性があります
実際に計算してみましょう。

100万円を1年もの担保定期貯金に預け、50万円の自動貸付を6カ月間受けたとします。
この場合、貸付金の利子は1275円

一方、この定期貯金の利息は100円です。

利息を考慮に入れても1175円損してしまっています
このような高額・長期間の貸付が考えられる場合、担保定期貯金はおすすめできません

クレジットカードの引き落とし口座にゆうちょ銀行を指定している場合などは注意が必要と言えるでしょう。

一方で、貸付が少額・短期間で済む場合は利子が大きなダメージにならないこともあります。

100万円を1年もの担保定期貯金に預け、1カ月間1万円の貸付を受けたとしましょう。

この場合、利子はたったの4.25円
利息は100円なので、定期貯金で95.5円増やすことができました。

引き落としが公共料金の支払いのみなどの場合は、貸付金がそこまで大きくならないと考えられます。

そういった場合は賢く担保定期貯金を使っていけるでしょう。

ただし、一番良いのは貸付を受けないことです。
担保定期貯金を利用する場合でも通常貯金残高には注意しましょう。

まとめ

  • 定期貯金はゆうちょ銀行の定期預金。満期時の取扱いがやや独特だが、他行の定期預金と変わらない感覚で使っていける
  • 自動積立定期貯金を使えば自分のペースでゆっくりお金を貯めていける。預け方を細かく設定できる点が魅力。ただし、中途解約せずに出金する場合出金に数か月~数年かかってしまう
  • 引き出しやすい積立定期貯金を使いたいなら満期一括受取型定期貯金がおすすめ。預け方を細かく指定することはできないが、満期に全額引き出せるため便利
  • 担保定期貯金は自動貸付の担保になる定期貯金。定期貯金に預け過ぎた場合の保険になるが、貸付金の利子は利息に比べて高くなりやすいので借り過ぎに注意が必要。

ゆうちょ銀行にはユニークな金融商品が多いですが、定期貯金はその中でもシンプルで始めやすい貯金。

ぜひこの機会に使い始めてみてください。



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