向き不向きが分かれる?「おてがるPay」他社と比べたメリット・デメリット

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「うちのお店でもキャッシュレス決済を導入したい。
JCB系列らしい<おてがるPay>なら、対応決済方法も多いし安心して使えそうだけれど…?」

JCB、三菱UFJニコス、UCカードという大手カード会社3社の共同出資により誕生した、決済代行会社「JMS」。これが全国の事業者に向けて提供するのが「おてがるPay」です。
似たようなキャッシュレス決済代行サービスが多い中、この「おてがるPay」の特徴は「利用できる決済手段が多い」上、「一括払い以外の支払い方法に対応している」こと。
その一方で「Android端末に対応していない」「レシートプリンター必須」「便利なレジ機能のためには外部サービスの利用必須」など人を選ぶ要素もあるため、「向き不向きの分かれやすいサービス」と言えるでしょう。

今回はそんな「おてがるPay」について、そのサービス概要や類似他社サービスと比べたメリット・デメリットを詳しくまとめました。
読み終えていただければ、あなたのお店にこの決済方法を導入すべきか否かが分かります。

「おてがるPay」とは?基本情報と導入メリット

まずは「おてがるPay」とは事業者にとってどういうサービスになるのか、簡単に見て行きましょう。

①iOS搭載の端末+専用カードリーダー(条件次第で無料)を使ってあなたのお店でキャッシュレス決済が可能に

「おてがるPay」とは簡単に言うと「iOS」搭載機器、つまりiphoneやipadと「おてがるPay」専用カードリーダーを使い、キャッシュレス決済(クレジットカード・電子マネー決済)を可能にするサービスのこと。
もしもすでにiOS搭載機器を持っているなら専用端末とレシートプリンターを購入するだけで、あなたのお店でキャッシュレス決済が可能となります。

「おてがるPay」利用イメージ(公式動画より)
▲「おてがるPay」利用イメージ(公式動画より)。カードが差し込まれている黒い端末が専用カードリーダーですね。

となると気になるのは、専用カードリーダーやプリンターのお値段ですが……。
1店舗1台までなら専用カードリーダー、さらに通常別売りのレシートプリンター(いずれも通常2万円くらい)は無料に。
このように大がかりな出費や設置作業なく、お客様にとって便利な決済を導入できるのが「おてがるPay」最大のメリットと言えるでしょう。

★「おてがるPay」導入後の決済の流れを簡単に言うと、

  1. 専用カードリーダーでクレジットカード(または電子マネー)の読み取り
  2. ipadまたはiphone上の「おてがるPay」アプリで決済額や支払い回数を入力
  3. クレジットカード払いの場合、お客様に暗証番号を入力してもらう
  4. bluetooth(無線)で接続されたプリンターからレシートが発行され、決済完了

というかんじ。具体的な操作方法は現在Youtubeで公開されていますので、こちらも参考にしてみてください。

CHECKYoutube動画「おてがるPayの操作方法」

★他社類似サービスと異なり、「おてがるPay」の利用にはレシートプリンターが必須となります。

詳細おてがるPayのデメリット>Android端末に対応していない&プリンター必須により初期費用がかさむことも

★JMSは「おてがるPay」と似た「Webプラン」というサービスを並行して提供しています。名前を一見するとオンライン決済向けのサービスのようですが、こちらは簡単に言うと「ipad等の端末やレシートプリンターと紐付ける必要のない、キャッシュレス決済サービス」ですね。必要端末が少ない代わり、機能はある程度制限されます。(レジ機能を付けられない、レシート発行不可等)

こちらのサービス詳細についてはJMSの公式HPをご覧ください。ちなみに対応決済手段や決済手数料、入金サイクルは「おてがるPay」と共通です。

CHECKJMS公式HP「おまかせWebプラン」

②主要クレジットカード、交通系電子マネーに加え「銀聯」「iD」「QUICPay」対応が嬉しい

「おてがるPay」における、決済対応ブランド等の基本情報は以下の通り。

「おてがるPay」基本情報
必要なもの
  • iOS搭載端末(主にiphone、ipad)
  • 専用カードリーダー(通常2万円程度)
  • └1店舗1台まで無料

  • プリンター(通常2万円程度)
  • └1店舗1台まで無料

対応ブランド

決済手数料

クレジットVISA
Mastercard
MUFGカード
DCカード
UFJカード
三菱UFJニコス
UCカード
3.24%
JCB
Diners Club
Discover
American Express
銀聯(UnionPay)
3.74%
電子マネー交通系電子マネー
(Suica、PASMO、Kitaca、toICa、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)
3.74%
※1 決済額の中から税率(8%または10%)に応じた消費税が徴収されます。
iD
QUICPay
3.74%
入金スケジュール自動入金【月2回】選択時
1日~15日の売上分…当月末日振込
16日~末日の売上分…翌月15日振込
【月6回】選択時
5日ごとの売上分が締切の5日後に振込
備考
  • 入会費、年会費などは発生しません。
  • 入金スケジュールは「月2回」「月6回」から選択可
  • ゆうちょ銀行口座への売上入金不可
※1 現行税制度による。他の代行会社を利用する場合も同様
(例:1万円の決済をSuicaで承るとき、決済手数料324円に加え800円の消費税徴収、手元に残るのは10,000-324-800=8,876円/消費税率8%の場合)


太字で記したのは類似他社サービスが扱っていない(または扱っていないことが多い)決済方法です。

「銀聯」(UnionPay)は聞きなれない方も多いかもしれませんが、こちらは中国本土で普及している決済ブランド。あちらでは口座直結のデビットカードとして使われることが多いようです。
中国人観光客の来店を想定するのなら、この「銀聯ブランド対応」は大きな強みとなること間違いなしでしょう。

また「iD」「QUICPay」は、「ApplePay」(またはおサイフケータイ)と連動してユーザー増加中の電子マネー決済方法。
わざわざ公式HPから加盟店を検索して、iD(またはQUICPay)が使えるから…と来店される方は稀と思われますが、便利な決済方法ですので「iD(QUICPay)が使えるからまた来よう」と考えるお客様は決して少なくないはずです。

あわせて読みたい

(消費者向け記事)【電子マネーiDとは】概要・利用メリットと生活に取り入れるための3つの方法
(消費者向け記事)【QUICPay(クイックペイ)とは】すぐに分かる概要・メリット&導入方法

というわけで「クレジットカード決済」や類似他社サービスも多く取り扱う「交通系電子マネー」のみならず、中国人観光客向けの「銀聯」、若い世代を中心に拡大を続ける「iD」「QUICPay」にまで対応しているのは、「おてがるPay」の確かなメリットと言って良いでしょう。

……ただし「iD」「QUICPay」、さらに中国本土で普及している2つのQRコード決済、PayPay等の国内QRコード決済に対応している「Airペイ」の存在はやや気になるところです。

キャッシュレス決済代行5社の対応ブランド等比較
主要国際ブランド(クレジット払い)※交通系電子マネーiD
QUICPay
その他
おてがるPay銀聯
AirペイALIPAY(支付宝)
WeChat Pay(微信支付)
PayPay
LINE PAY
d払い
(「AirペイQR」参加時/無料、任意)
Tポイント
Ponta
WAON POINT

(「Airペイポイント」参加時/有料、任意)
Square×
STORES×WeChat Pay(微信支付)
楽天ペイ楽天ペイ
auPAY
楽天Edy
nanaco
※VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover

★ちなみに「おてがるPay」の入金スケジュールは、他社と比べて可もなく不可もなくといったかんじです。

参考キャッシュレス決済代行5社の入金スケジュール比較
おてがるPay月2回または月6回(選択制)
Square翌または翌々営業日
(三井住友銀行、みずほ銀行口座宛)
水曜日締め同週金曜日振込
(その他の口座)
STORES1ヶ月分の売上を翌月20日入金(自動入金設定時)
手動出金の場合、振込完了は売上の半月後くらいから
Airペイ月6回
(みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行口座宛)
月3回
(その他の金融機関口座)
楽天ペイ最短翌営業日自動入金(楽天銀行宛)
最短翌営業日入金
(他銀行宛/入金依頼・210円の振込手数料必須)

③類似5社のうち唯一「回数分割払い」「ボーナス払い」が可能

対応している決済方法が多いのは「おてがるPay」の確かなメリット。ですがこの面で、「Airペイ」「楽天ペイ」といったライバル業者の存在はどうしても気になります。
そんな中、他社と「おてがるPay」の明確な差別化点として挙げられるのは「一括払い以外の決済が可能」という点。これに関しては実際に、各社比較結果をご覧いただくのが早いでしょう。

キャッシュレス決済代行5社の「一回払い以外の支払い方法」対応状況
おてがるPay一回払いに加え

  • 二回払い
  • 回数分割払い
  • リボ払い
  • ボーナス払い対応
Square一括払いのみ
STORES一回払いに加え

  • 二回払い
  • リボ払い 対応
  • ※ただしVISA、Mastercardブランドのみ

Airペイ一括払いのみ
楽天ペイ一括払いのみ

見ての通り、「一括払い」以外の決済に対応しているのは5社中「おてがるPay」「STORES」の2社だけ。うち「STORES」は国際ブランドや決済回数が限られますので、この分野は実質「おてがるPay」の独走状態と言って良いでしょう。

類似サービスを取り扱う5社中、「回数分割払い」「ボーナス払い」に対応しているのは「おてがるPay」のみ。
あなたが営むのが「一回払い」以外の支払いを想定すべきお店なら(≒客単価が高いなら)、「おてがるPay」が最優先の申込先候補&となることでしょう。

「おてがるPay」のデメリットと類似他社サービスの簡易比較

独自のメリットを備える「おてがるPay」ですが、他社と比べた注意点・デメリットが無いわけではありません。
ここからは「おてがるPay」申し込み前に知っておくべき懸念点について解説していきます。

①決済手段数で競合する「Airペイ」に比べると、レジ周りの機能の乏しさが痛い

「おてがるPay」独自のメリットは「決済手段の多さ」「一括払い以外への対応」の2つ。
そのうち「決済手段の多さ」という利点を同じくする「Airペイ」の存在はどうしても気になるところなのですが……。
残念ながら「おてがるPay」には、「Airペイ」と比べると「レジ周りや会計後のサービスが乏しい」というデメリットが存在します。
「おてがるPay」単独でできることは「決済」と、「いつ・いくらの決済が実施されたかの確認」程度とお考えください。

もう少し具体的に言うと、「おてがるPay」には

  • 商品名を選択して決済額合計を出す
  • どういった商品がどれだけ売れているか確認する
  • 在庫管理

といったサービスが設けられていません。

特に「商品名を選択して決済額合計を出す」機能が無いのは痛いところで、「おてがるPay」のみを使って複数商品の決済を行う場合には別途計算機・据置レジなどの利用が必須となるでしょう。

「おてがるPay」公式動画より
▲「おてがるPay」公式動画より。「金額をタップし」という表記を見ても分かる通り、「おてがるPay」自体にお会計額を計算する機能はありません

これに対し「Airペイ」は同系列のアプリケーション「Airレジ」を用いることで、一切の費用を掛けず各種レジ機能・売上管理機能等(これらは一般に「POSレジ」機能と呼ばれます)を利用可能。
特に現在据置レジを置いていないお店の場合、このあたりのサービスの差は手痛い部分となりそうです。

キャッシュレス決済代行5社の「POSレジ」機能比較
おてがるPay無し
※レジ周りのサービスを求めるなら外部提携サービスの利用必須
Squareあり
STORES無し
※レジ周りのサービスを求めるなら外部提携サービスの利用必須
Airペイあり
楽天ペイ無し
※レジ周りのサービスを求めるなら外部提携サービスの利用必須

……とは言え「おまかせPay」の方も、外部のPOSレジサービス(「スマレジ」等)と契約すれば各種レジ機能・売上管理機能等を導入可能。
「問い合わせ先が分散する」「高機能を求めるなら別途費用が発生しやすい」といった理由のために、やはり「Airペイ」(またはSquare)より便利、とまでは言い難いのですが……。
「回数分割払い」はじめとする「おまかせPay」独自のメリットに魅力を感じるなら、外部POSレジサービスの利用も併せて検討する価値は十分と言えます。
(逆に言うと、回数分割払い等を必要としないなら「Airペイ」への申し込みを検討するのもアリ)

最低限のレジ機能を備える「スマレジ」スタンダードプランであれば、無料で導入可能です。
詳しいサービス内容については以下の公式HPをご覧ください。

CHECKスマレジ公式HP「スタンダードプラン」

②Android端末に対応していない&プリンター必須により、場合によっては初期費用がかさむ

残念ながら「おてがるPay」、今現在対応しているのはiOS搭載端末(主にiphone、ipad)のみ。Androidユーザーは何らかのiOS端末(この場合は主にipad)を購入する必要があります。

また「おてがるPay」は類似他社サービスと異なり、プリンターの紐づけが必須となります。
1店舗1台までなら無料貸与を受けられるものの、

  • レシートが必要ないお店であっても、レシート用紙などの費用が継続して発生する
  • 2台以上必要な場合はプリンター購入(2万円くらい~)が強いられる
  • 持ち運びを前提とする場合、荷物が増える

という点はあらかじめ知っておきたいところです。

……レシート需要が少なく、一括払い以外の決済方法を求められにくいお店であれば、他社サービスを選んだ方が結果的にローコストとなるでしょう。

③「おてがるPay」と類似サービスの比較

ここまでの内容をもとに、「おてがるPay」と類似他社サービスを簡単に比較しました。

「おてがるPay」と他4社サービスの比較(1)
手数料
対応ブランド
入金サイクル備考
おてがるペイ3.24%
(VISA、Master、ニコス他)
3.74%
(JCB、Diners、Amex、銀聯、Discover)
月2回または月6回
(選択制)
  • 1店舗につき1台ずつカードリーダー「とプリンター」無料貸与(通常計4万円程度)
  • 中国で一般的な銀聯ブランド対応
  • アメックスの手数料が他社より高い
3.74%
(交通系電子マネー)
3.74%
(iD
QUICPay)
Square3.25%
(Visa、Master、Amex、Discover、Diners)
3.95%
(JCB)
翌または翌々営業日
(三井住友銀行、みずほ銀行口座宛)
水曜日締め同週金曜日振込
(その他の口座)
  • POSレジアプリの利用は無料
  • JCB手数料が他社より高い
  • Diners(とDiscover)の手数料は他社より安い
電子マネー
未対応(暫定)
STORES3.24%
(VISA、Master、Amex、セゾン)
3.74%
(JCB、Diners、Discover)
1ヶ月分の売上を翌月20日入金(自動入金設定時)
手動出金の場合、振込完了は売上の半月後くらいから
  • 単月20万円端末以上の決済で端末1台(通常2万円くらい)無料、単月50万円以上の決済でもう1台無料
  • 簡単にオンライン決済ページを作成可能
3.24%
(交通系電子マネー)
3.24%
(WeChat Pay)
Airペイ3.24%(VISA、Master、Amex)
3.74%
(JCB、Diners、Discover)
月6回
(みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行口座宛)
月3回
(その他の金融機関口座)
  • 端末1台(通常2万円くらい)無料
3.24%
(交通系電子マネー)
3.74%
(iD
QUICPay)
3.24%
(PayPay、LINE Pay、d払い、ALIPAY、WeChat Pay)
★任意申し込み
Tポイント
Ponta
WAON POINT
★任意、有料、詳細非公開
楽天ペイ3.24%
(VISA、Master、Amex)
3.74%
(JCB、Diners、Discover)
最短翌営業日自動入金
(楽天銀行宛)
最短翌営業日入金
(他銀行宛/入金依頼・210円の振込手数料必須)
3.24%
(交通系電子マネー、Edy、nanaco)
3.74%
(iDQUICPay)
3.24%
(QRコード決済「楽天ペイ」)

「おてがるPay」と他4社サービスの比較(2)
必要機種商品選択によるお会計計算商品別売上確認一括払い以外の決済
おてがるペイiphoneまたはipad×
別途計算機や提携サービス契約が必要
×
提携サービスの利用が必要
2回払い
分割払い
リボ払い
ボーナス払い対応
SquareiOS 9.3.5以降
Android 5.0以降
不可
STORESiOS 12.2以降
Android 5.0以降
×
同上
×
同上
2回払い
リボ払い対応
Airペイiphoneまたはipad不可
楽天ペイiOS 9.0以降
Android 5.0以降
×
同上
×
同上
不可

各社の目を引く利点をピックアップすると、以下のようになります。

各社の特出したメリット一覧
おてがるPay
  • 2回払い、回数分割払い、リボ払い、ボーナス払い対応
  • 銀聯ブランド対応(主に中国本土でデビットカードとして普及)
Square
  • POSレジ機能
  • カードリーダーの価格の安さ(8千円くらい)
    └ただし各社のキャンペーンを見る限り今はメリットになりづらそう
STORES
  • 簡単に非対面オンライン決済ページを作れる
    2回払い、リボ払い対応
Airペイ
  • POSレジ機能
  • QRコード決済方法の充実(中国系2つ、PayPay他)
楽天ペイ
  • 楽天Edy、nanaco対応
  • 「楽天ペイ」「auPAY」対応、かつアプリからの集客を見込める
  • 楽天銀行口座があれば毎日売上入金

特に旅行客の方を意識しないのであれば、やはり「一回払い以外の決済方法対応」が「おてがるPay」申し込みの決め手となりそうですね。
高額決済の取り扱い機会が多いのなら、「ipad購入」「外部POSレジサービスの利用」といった方法でデメリットを埋めながらでも「おてがるPay」を選択する意味があるでしょう。

<フリーダイヤルでのサポートが無いのはやや気になるかも>

これは今回個人的に気になった部分になるのですが……。

今回「おまかせPay」の不明点について問い合わせを行おうとしたところ「フリーダイヤル無し」、しかも「12分待ってもオペレーターに繋がらない」という結果に。ちなみに問い合わせを行ったのは平日の13時頃でした。

電話を掛けたのが新規申込窓口だったため、ここまで待たされたという可能性が無いではないですが、加盟店からの連絡窓口も同じ電話番号です。
同じ時間に他社へ電話を掛けたわけでは無いので「他社と比べたデメリット」とまでは言い切れませんが、「問い合わせのたびに電話代がかかる」しかも「急ぎの用事になかなか対応してもらえないかもしれない」というのは、お金に関するサービスの提供業者としてはちょっと痛いように思えます。

★ちなみに「Square」「Airペイ」等の公式HPにも「ただいま電話が大変繋がりにくい」といった記載が見られます。よってサポートに電話が繋がりにくいという状況はどの会社も似たようなものなのでしょうが……。
やはり「電話が繋がらなくても料金が発生する」というのは、「おてがるPay」のデメリットと言って差し支えないでしょう。

「おてがるPay」導入までの大まかな流れ

各メリット・デメリットを見比べた上で「おてがるPay」への申し込みを前向きに検討しているあなたのため、大まかな導入の流れをまとめました。

「おてがるPay」導入の流れ

インターネットから申し込み
(JMSおまかせサービス→「おてがるPay」を選択)
審査
(詳細非公開、複数のカード会社の審査が入る模様)
※各許可証などの提出を求められる可能性あり
書面による「登録完了通知書」や備品の送付
「登録完了通知書」送付後
2~4週間程度でクレジット決済が可能に

JMSによる対面でのサポートも可能です。

「おてがるPay」は類似他社に比べて開示されている情報が少なく、不明瞭な点が多いのですが……。
おそらくは比較的通りやすい「VISA」「Mastercard」ブランド等の審査と、「JCB」「Diners Club」等の審査、電子マネーの審査は別の会社がそれぞれ実施する形になるかと思います。
(一般に、VISA・Mastercardの審査は数営業日程度で完了することが多い)

何にせよ必要な連絡は全てメールを通し届きますので、そちらの指示に従って適宜対応することとなるでしょう。

まとめ

  • 「おてがるPay」はiOS搭載端末と「専用カードリーダー」「レシートプリンター」を用いてキャッシュレス決済を可能とするサービス。
    類似他社に比べた最大のメリットは「回数分割払いやボーナス払いへの対応」「銀聯ブランドへの対応」の2つ
  • 一方で「Android端末に対応していない」「レシート発行必須」「レジ機能を付けるには外部サービスの利用必須」といった、人を選ぶ要素は多め。また導入までにも比較的時間が掛かりやすい

人を選ぶ要素は多いものの、「回数分割払い・ボーナス払い対応」という独自の強みを持つ「おてがるPay」。
この点を最重視するのなら、新しくipadを購入したり外部POSレジサービスを使ってでも「おてがるPay」を選ぶ意味は十分と言えるでしょう。

「おてがるPay」基本情報
必要なもの
  • iOS搭載端末(主にiphone、ipad)
  • 専用カードリーダー(通常2万円程度)
  • └1店舗1台まで無料

  • プリンター(通常2万円程度)
  • └1店舗1台まで無料

対応ブランド 決済手数料クレジットVISA Mastercard MUFGカード DCカード UFJカード 三菱UFJニコス UCカード3.24%
JCB Diners Club Discover American Express 銀聯(UnionPay)3.74%
電子マネー交通系電子マネー (Suica、PASMO、Kitaca、toICa、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)3.74%
決済額の中から税率(8%または10%)に応じた消費税が徴収されます。
iD
QUICPay
3.74% ※同上
入金スケジュール自動入金【月2回】選択時 1日~15日の売上分…当月末日振込
16日~末日の売上分…翌月15日振込
【月6回】選択時
5日ごとの売上分が締切の5日後に振込
備考
  • 入会費、年会費などは発生しません。
  • 入金スケジュールは「月2回」「月6回」から選択可



コメント

  1. mako より:

    プリペイド式電子マネー(交通系等)の手数料が異なる様です。3.74だったかと。
    また最後の表でアメックスが3.24と3.74の両方に記載があります。
    確認をよろしくお願いします。

    1. 【管理人】ETCなびこ より:

      頂いたコメントをもとに、再調査いたしました。

      現在、おてがるPayでsuica・PASMO・はやかけん等を使った時の決済手数料は3.74%です。

      またAmerican Expressブランドのクレジットカードの手数料も3.74%です。

      おてがるPay公式サイトに基づいて、表を更新いたしました。
      コメントありがとうございました。

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