【NTTグループカードゴールド】取得メリットと懸念点、「レギュラー」との比較も

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「NTTグループをおトクに使えるようになると言う<NTTグループカード>が気になる。
中でもゴールドカードを選べば、大きな優待を受けられるのかな?」

結論から言うと、NTTグループカードは「レギュラー」(一般)カードを選ぼうが、「ゴールドカード」を選ぼうがNTT(と出光興産)の優待内容に違いは出ません
このゴールドカードはNTTグループカードの、特徴的な優待「以外」を強化したクレジットカードとなっています。例えば旅行保険や空港ラウンジサービス等ですね。

今回はそんなNTTグループカード、特にゴールドカードについて、その取得メリットや2グレード間の違いをまとめました。
読み終えていただければ、あなたに合った申込先を選ぶことができますよ。

NTTグループカードゴールドとの基本情報と会員特典・サービス

まずは、「NTTグループカードゴールド」とはどういったクレジットカードなのか、簡単に見ていきましょう。

①「NTTグループカードレギュラー」のメリットはそのままにゴールドカードのサービスを追加

「NTTグループカードゴールド」の基本情報は以下の通りです。

★NTTファイナンス「NTTグループカードゴールド」
年会費

5,000円+税☆
※年間利用額100万円以上で翌年度無料
国際ブランド

VISA
Mastercard
基本還元率 0.6%程度
ポイント・プレゼントコース選択時
利用可能枠 非公開
海外旅行傷害保険 最高5000万円☆ 国内旅行傷害保険 最高5000万円☆
ショッピング補償 年間最高300万円☆ 追加発行可 家族カード
(年1,500円+税☆)
ETCカード(無料)
付帯電子マネー 無し 支払日 末日締め
翌25日払い
申し込み条件☆
(公式HPより)
満18歳以上(学生を除く)で、ご本人または配偶者に安定した継続収入のある方。(未成年の方は親権者の同意が必要です)
ご自宅、ご勤務先に電話連絡が可能な方。
その他
☆:レギュラーカードとの相違点

5,000円という年会費は、ゴールドカードの中では安い方ですね。(相場は1万円前後)

目を引くのはNTT・出光興産での優待(詳細は後述)ですが、このメリットは年会費無料(WEB明細利用時)の「NTTグループカードレギュラー」とも共通するもの。
そして「レギュラー」に無い、ゴールドカード独自の会員サービス内容は以下のようになります。

★NTTグループカード「レギュラー」に無い「ゴールド」会員サービス

  • 国内空港ラウンジの無料利用サービス
  • クラブオフ(提携宿泊施設や飲食店、映画館などの優待)
  • 国際線利用時の手荷物配送優待など(MasterVISA
  • 海外アシスタンスサービス

※付帯保険内容の違いについては比較項目参照

以上の会員サービスは、ゴールドカードの中で見ると特に珍しいものではありません。
そういうわけで、「NTTグループカードレギュラー」は特徴的なメリット(後述)を持つ「NTTグループカードレギュラー」に、ゴールドカードとしての使い勝手・汎用性をプラスしたものと言うことができます。

逆に言うとNTT関連サービス(もしくは出光)での優待だけが目的であれば、あえてゴールドカードを手に入れる必要はありません。

②【レギュラー共通】還元サービスは「対象サービスのキャッシュバック」「ポイント付与」から選択可

ここからは、「NTTグループカードレギュラー」とも共通する特徴的なサービスについて紹介していきます。

★すでに「レギュラー」カードをお持ちで「ゴールド」への切り替えを検討されているのなら、この項目をご覧いただく必要はありません。(→NTTグループカードの2グレード間比較

さて、「NTTグループカード」はクレジットカードの利用に応じた還元方法を「おまとめキャッシュバックコース」「ポイント・プレゼントコース」の2つから選択することができます。
2つのコースの概要は以下の通り。

★NTTグループカードの2つの還元サービス
おまとめキャッシュバックコース
  • NTT系の以下の企業のサービス料を、毎月のクレジットカード利用額に応じ最大60%キャッシュバック(詳細後述)
  • このコースを選んだ場合、通常ポイントは一切貯まらない
ポイント・プレゼントコース
  • 1,000円につき6円前後相当の10ポイント付与
    (=実質還元率0.6%前後)

言うまでも無く、特徴的なのは「おまとめキャッシュバックコース」。その詳細は以下の通りです。

★NTTグループカード「おまとめキャッシュバックコース」詳細
キャッシュバック対象となる企業
  • NTT東日本
  • NTT東日本
  • NTTコミュニケーションズ
  • NTT docomo
  • OCN
  • WAK WAK
  • plala
  • ひかりTV
  • @nifty
  • BIGLOBE
  • NTTファイナンスのおまとめ請求
キャッシュバック率の決定方法 月間カード利用額※
2万円未満
0%
2万円~4万円未満 1.5%
4万円~6万円未満 3.0%
6万円~8万円未満 4.5%
8万円~10万円未満 6.0%
10万円~20万円未満 8.0%
20万円~30万円未満 18.0%
30万円~40万円未満 28.0%
40万円~50万円未満 38.0%
50万円~60万円未満 50.0%
60万円以上 60.0%
レギュラーカード「出光キャッシュバックシステム」、キャッシングサービス利用分を除く

つまり「月のカード利用額が20万円」「docomoで1万円、NTT東日本で4千円の請求」といった例だと……。
この場合のキャッシュバック率は18%。対象企業の請求額は14,000円ですから、この18%、つまり2,520円のキャッシュバックを受けられるわけです。

この際の実質還元率は2,520÷200,000=0.0126。つまり1.26%ですね。
「ポイント・プレゼントコース」の実質還元率は0.6%くらいですから、大幅におトクとなることが分かります。

NTTグループカードは、

  • キャッシュバック対象となるNTTグループを利用する
  • メインカードとして使う(=月のカード利用金額を上げて、その分キャッシュバック率を高める)

ことで、高い還元率を実現させることができます。

★キャッシュバックは「カード請求額の減額」という形で行われます。
(上の例だと本来14,000円の請求が11,480円として送られてくる)

キャッシュバックの対象となるのは15,000円までとなります
=キャッシュバック対象となるNTTグループを月3万円使ったとしても、利用額は15,000円として計算される
あらかじめご承知おきください。

★あなたのキャッシュバック額は、以下のシミュレーターを使って計算することができます。
NTT関連サービスの月あたりの利用額を確認した上で、利用してみてください。

NTTファイナンス公式HP「キャッシュバックシミュレーション」

<「ポイント・プレゼントコース」を選ぶ意味はある?>

2つの還元コースを選択できる「NTTグループカード」ですが……。
結論から言うと、「ポイント・プレゼントコース」を選ぶくらいなら初めから他社カードを選んだ方が良いことがほとんどです。
理由は簡単で、「ポイント・プレゼントコース」の実質還元率0.6%を上回るクレジットカードは少なくない上、「ポイント・プレゼントコース」と両立できない「NTTグループ以外でのキャッシュバック」に匹敵するサービスが、このカードには見当たらないからですね。
例外的に「ポイント・プレゼントコース」を選んででも(=NTTグループをさほど利用していなくても)「NTTグループカード」へ申し込むべき状況として考えられるのは、以下のような場面に限られます。

  • 「出光」だけでの月の支払額が10万円を超えるような場合
  • 極力安い年会費で、海外旅行保険に家族特約を付けたい場合

キャッシュバック対象となるNTTグループのサービスをさほど利用しておらず、上の条件にも当てはまらないのなら、より汎用性の高いクレジットカードを選んだ方が良いでしょう。

★「ポイント・プレゼントコース」ではクレジット利用額1,000円につき10ポイントが付与されます。そのため一見すると1%の還元率を実現させているように思えますが、ポイントの交換レートをよく見ると1ポイントの価値は高めに見積もっても0.6円程度に過ぎません。お気を付けください。

NTTファイナンス公式HP「ポイント・プレゼントコース」

③【レギュラー共通】個人で出光での大幅優待(リッター40円引き)を受けることは難しい

NTTグループカードにおける、もう一つの特徴的なサービスが「出光興産での優待」。
「ガソリン1ℓあたり最大40円引き」というと非常に大きいものに思えますが、実際個人がここまでの優待を受けることはほぼ不可能です。
というのも、NTTグループカードでの「出光」優待価格は「出光興産での支払い額」によって、以下のように変わるんですね。

★NTTグループカードでの「出光」優待条件(ガソリン/レギュラーまたはハイオク)
月あたりの「出光」利用額 優待額(優待適用は翌々月)
0円~999円 適用なし
1,000円~19,999円 2円/ℓ
20,000円~29,999円 4円/ℓ
30,000円~39,999円 6円/ℓ
40,000円~49,999円 8円/ℓ
50,000円~59,999円 10円/ℓ
中略
190,000円~199,999円 38円/ℓ
200,000円以上 40円/ℓ
軽油の優待額は上記の半額、その他オイルなどの優待は無し

そもそも一般家庭が月あたりに「出光」で数万円単位で給油することは考えにくいもの。そのため、出光を普段から利用される環境にあっても優待額は「1ℓあたり2円(多くても4円)」に収まることがほとんどでしょう。

そういうわけで、あくまでこちらのサービスは「おまけ」程度とお考え下さい。
出光での優待を重視するのなら、「カードの利用総額」に応じて最大20円または30円/ℓの優待を受けられる「出光カード」「出光ゴールドカード」(月の給油量150ℓ~)または「まいどプラス」「出光ザ・ゴールド」(月の給油量100ℓ以下)あたりを選ぶことをお勧めします。

詳細NTTファイナンス公式HP「出光キャッシュバックシステム」

★その他、「クラブオン」とは別にNTTグループの提携店で優待を受けられることがあります。(レギュラーカード共通)こちらも併せてご覧ください。

詳細NTTファイナンス公式HP「ご優待・付帯サービス」<

NTTグループカードのグレード間比較

特徴的なサービスは「レギュラー」カードと共通することから、申し込み先に迷いがちな「NTTグループカード」。
そこでここでは、2つのカードを簡単に比較してみました。

★NTTグループカードのグレード間比較
NTTグループカードゴールド NTTグループカードレギュラー
盤面(画像は公式HPより) NTTグループカードゴールド NTTグループカードレギュラー
年会費(本人) 5,000円+税
※年間利用額100万円以上で翌年度無料
無料(WEB明細)
1,200円+税
(紙明細)
年会費(家族カード) 1,500円+税
※年間利用額150万円以上で翌年度1枚無料
無料
ETCカード年会費 無料 500円+税
国際ブランド VISA
Mastercard
VISA
Mastercard
ポイント還元率 0.6%前後
(ポイント・プレゼントコース)
国内空港ラウンジ ×
出光での優待内容 利用額に応じガソリン・軽油最大40円/ℓ引き(月100ℓまで)
その他のサービス等 右記に加え

  • 国際線利用時の手荷物宅配優待など
    MasterVISA
  • クラブオフ(宿泊施設や飲食店などの優待)
  • カード利用額に応じたNTTグループのキャッシュバック
  • 利用額に応じた出光優待
  • カード払い取り次ぎサービス
海外旅行傷害保険 死亡・後遺障害 最高5000万円
(1000万円)
治療費用 最高200万円
(同上)
疾病治療費用 最高200万円
(同上)
賠償責任 最高2000万円
(同上)
携行品損害
/1旅行
最高50万円
(同上)
救援者費用 最高200万円
(同上)
国内旅行傷害保険 傷害死亡
後遺障害
最高5000万円
手術費用
入院日額 5,000円/日
(7日目~)
通院日額 2,000円/日
(7日目~)
ショッピング補償
(海外・国内)
年間最高300万円 年間最高100万円
※オンラインショッピングまたはリボ払い・分割払いに限る
その他の補償
  • キャンセル補償(やむを得ない事情でのキャンセル料金を補償)
  • 債務免除制度(死亡時の請求免除)
  • キャンセル補償
※1 保険項目中の(かっこ内)は家族特約(同居の家族などに適用される保険)
※2 保険項目中の赤字は利用付帯(所定の旅行代金を当該カードで支払うことで適用)

前にも触れた通り、NTTでの優待のみを目的とするのならゴールドカードを選択する必要はありません。
ただし「カード利用総額に応じてキャッシュバック額が変わる」という性質上、これらのカードはメインカード(日常の様々な場面で使うカード)向き。

年会費を増やして、メインカードに付帯保険やその他サービスを追加するのはごく一般的なことです。
そのため文字通り「ゴールドカード独自のメリットに魅力を感じたら」、こちらのグレードを選択することになるでしょう。

ちなみに海外旅行のみとは言え、年会費5,000円+税で家族特約が付くのは珍しいです。

★ただし「ゴールドカード」取得目的が海外旅行保険・国内旅行保険のみにあるのなら、旅行専用のサブカード(横浜インビテーションカードなど:年会費無料)を作ることで事足りる可能性もあります。

★国内旅行に家族特約を付けるためには、セゾン系のゴールドカード(年会費1万円~)等を選ぶ必要があります。

★家族特約を含む各保険の詳しい適用条件については、以下の公式HPをご覧ください。

NTTカード公式HP「NTTグループカードゴールドの保険・補償」

申込みから到着までの目安は10日~2週間程度

「NTTグループカードゴールド」申込の手順は「オンライン入会(スピーディタイプ)」「オンライン入会(通常)」「紙申し込み」の3種類とのこと。
手間も時間もかかる「紙申し込み」は候補に入らないとして、2つのオンライン入会の違いは「オンラインで引き落とし先口座を設定できるか、そうでないか」にあるようですね。

とは言え「スピーディタイプ」に対応している金融機関は非常に多い(銀行と言う名前が付いていれば大体OK、信用金庫や労働金庫、農協なども対象)ので多くの場合でこちらを利用できることでしょう。

NTTファイナンス公式HP「FAQ:支払口座に指定可能な金融機関を知りたいのですが」

「スピーディタイプ」とは言うものの、実際の利用者によると申し込みから到着までには10日~2週間程度掛かることが多い模様。
また、申し込み条件に「ご自宅、ご勤務先に電話連絡が可能な方」という文面が見られることから、本人確認電話(または勤務先への在籍確認)が実行される可能性は高いと見られます。

あわせて読みたい
クレジットカードの審査とカードの受け取り、申し込み確認の電話について

その一方で18歳から申し込み可能とのことで、ゴールドカードにしては取得難易度は低いと考えられます。

まとめ

「NTTグループカードゴールド」は、レギュラーカードの特徴的なメリットはそのままにゴールドカードとして一般的なサービスを追加したもの。
★還元システムは2種類から選べるが、ごく限られた状況を除き「おまとめキャッシュバックコース」を選ぶべき(というよりこのコースに魅力を感じないなら他社カードを選ぶべき)
★出光の還元サービスは一見大きいが、個人が大幅優待を受けることは困難。あくまでおまけ程度に考えておこう
★「NTTグループカード」はそのキャッシュバックシステム上、メインカード向き。メインカードに保険などの各種サービスをプラスしたい場合に「ゴールドカード」の取得がおすすめ
(逆に言うとNTTでの優待だけが目的ならレギュラーカードで良い)

基本的には名前の通り、NTT系列のユーザーにお勧めしたい「NTTグループカード」。
レギュラーカードのサービス内容に物足りなさを感じたときに、「ゴールドカード」の取得をご検討ください。

NTTグループカードゴールドの基本情報

カード名 NTTグループカードゴールド

申込み資格
(公式HPより)
満18歳以上(学生を除く)で、ご本人または配偶者に安定した継続収入のある方。(未成年の方は親権者の同意が必要です)
ご自宅、ご勤務先に電話連絡が可能な方。
提携カード 無し
利用可能額 非公開
審査時間 数日程度
到着までの目安 10日~2週間程度
入会金 不要
年会費 5,000円+税
※年間利用額100万円以上で翌年度無料
支払日 末日締め
翌25日払い
支払い方式 1回払い・2回払い・ボーナス一括払い・リボルビング払いまたは分割払い
分割払い(年率) 10.25%~12.75%
リボ払い(年率) 13.2%
キャッシング(年率) 18.0%
遅延損害金(年率) 14.6%
担保 不要
保証人 不要
必要書類 本人確認書類
オンライン入会の場合、不要な場合あり
金融機関名 NTTファイナンス株式会社
住所・所在地 神奈川県川崎市幸区大宮町1310(ミューザ川崎セントラルタワー13階)
電話番号 044(520)9200
貸金業登録番号 関東財務局長(11)第00665号
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