【店舗向け】LINE Pay導入コスト&決済手数料を0円にする条件:代行業者比較も

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「うちの店にもキャッシュレス決済を導入したいけれど、どうしても手数料の中抜きが気になる……」

そんな事業者に、今最もおすすめしたい決済方法の一つが「LINE Pay(ラインペイ)」
その理由は簡単で、2021年7月末までの間、お客様が「LINE Pay」を利用されたことによる決済手数料は一切生じないからです。いわばお試し期間ですね。
契約タイプをきちんと選べば導入コストも0円で済みますから、「とりあえずノーコストで対応できる支払方法を増やしたい」という場合には打ってつけでしょう。

今回はそんな「LINE Pay」のコスト面について、公式キャンペーン情報・契約タイプ別の違いをもとに詳しくまとめました。
読み終えていただければ、あなたに合った方法でキャッシュレス決済を導入する方法が分かります。

「LINE Pay」基本情報
初期費用 任意選択 LINE Pay 店舗用アプリ…無料
プリントQR…無料
LINE Pay据置端末…1,500円/月
決済手数料 無料(2021年7月末まで、その後は2.45%)
売上金入金 毎月末締め、翌月末払い(自動入金)
※日付を問わない振込申請も可能ですが、この場合は240円の手数料が発生します。
その他 WeChat Pay(中国系QRコード決済サービス)
NAVER PAY(韓国系QRコード決済サービス)も対応可

「LINE Pay」は2021年7月まで手数料0%で導入可能

冒頭でも触れた通り、現在「LINE Pay」は決済手数料0%で導入することができます(代行会社や特殊な契約方法を利用しない場合に限る)。

これだけ聞くと「何か裏があるんじゃ?」という気もしますが……。
そもそも「LINE Pay」は「LINE Pay」ユーザー、具体的には「LINEアプリを通し、LINE Payの登録をし、コンビニ入金等を通してLINE Pay残高をチャージしたお客様」しか使えない決済方法。(中華系のWeChat Pay、韓国系のNAVER Payを除き)他の支払い方法との互換性はありません。
チャージ式で使い勝手があまり良くないこともあり、この「LINE Pay」ユーザーは現金払いユーザーやクレジットカードユーザーに比べて現状かなり少ないです。

MMD研究所「2019年7月 QRコード決済利用動向調査」
MMD研究所「2019年7月 QRコード決済利用動向調査」より。
表中「モバイル決済」にはLINE Payの他、「PayPay」や都心を中心に普及の進む「ApplePay」「Google Pay」の利用者も含まれるはずですから、普段からLINE Payを利用されている方は決して多くないと分かります。

となるとLINE側にとって最大の課題は「何とかして利用者数を増やす」こと。
この目的のため、現在は手数料を無料化してまで加盟店=LINE Payを使えるお店を増やし、「LINE Pay」普及を図っている段階にあるわけです。

普及率の問題上、お客様に需要があるかは正直微妙なところかもしれませんが……。
もし需要があればアプリ内加盟店検索などからの集客も見込めますし、無ければ無いでお店側が損害を被ることもありません。

「とにかく加盟店を増やしたい」という状況にあるLINE Pay。
このため手数料が発生する2021年7月末までは、「お試し」の気持ちで気軽にLINE Payを導入することができます
同年8月以降に契約を続けるかどうかは、LINE Payユーザーの数やお客様の反応を見て決めても遅くは無いでしょう。

★ちなみに何故お客様がわざわざLINE Payを使うかと言うと、「普通の支払いよりポイントが貯まっておトク」だからです。(還元率0.5%~、キャンペーンや利用状況に応じ変動あり)
特に不定期に実施されている高還元キャンペーン中には、LINE Payユーザーの大幅増加が期待されますね。

参考店舗向けLINE Payについて>1.店舗向け「LINE Pay」の概要と導入メリット

★LINE Payの類似決済サービスには「PayPay(ペイペイ)」が挙げられます。
「PayPayアプリが無いと決済できない」という点ではLINE Payと共通しますが、こちらはクレジットカードの紐づけに対応。
(=PayPayへの請求をクレジットカードに向けられるからチャージ不要な上、クレジットカードのポイントとPayPayのキャッシュバックの二重取りができる)

この仕様上、クレジットカードユーザーはLINE PayよりもPayPayを積極的に選択されることでしょう。そのためメインの客層にクレジットカードユーザーが多いなら、LINE PayよりPayPaの方が導入効果を見込めるかと思います。
……とは言えどちらも今なら導入コスト0円、かつ並行契約を結ぶことに何の問題もありませんので、「とりあえず無料で使えるうちに両方使ってみる」のも大いにアリでしょう。

<もし解約したいなら1ヶ月前までに申し出を>

2021年7月末まで手数料0%で利用できる「LINE Pay」
ですがここまでデメリットが無いと、あることないことを勘ぐってしまいがち。具体的には「いったん加盟したらなかなか抜けられないんじゃないか」「違約金等を請求されるんじゃないか」といった懸念が生まれなくもないですが……。
このあたりは「LINE Pay」の加盟店規約にしっかり記載がありますのでご安心ください。

第16条 有効期間

  1. 加盟店契約の有効期間は、加盟店契約が成立した日から1年間とします。ただし、加盟店契約の期間満了の1ヶ月前までに、当社または加盟店のいずれからも当社所定の方法による申し出がないときは、加盟店契約は更に1年間自動的に更新されるものとし、以後も同様とします。
  2. 当社または加盟店は、契約期間中であっても、解約日の1ヶ月前までに、相手方に対して書面による申入れを行うことにより、加盟店契約を解約することができるものとします。

「LINE Cash加盟店規約」より

各規約を確認しましたが、違約金に関する記載は見当たりませんでした。LINE Payとの加盟店契約を解消する条件は、とにかく「1ヶ月前に、書面を使って解約の旨を伝える」ことのみなようです。

というわけで実際にLINE Payを導入した後、「手数料を支払ってまで使うものじゃない」という結論が出た場合には、手数料発生開始の1ヶ月前である2021年6月中に契約解消を申し出る必要があるでしょう。

★ここで紹介している加盟店規約は2019年9月現在の内容となります。
規約は今後変更される可能性があります。申し込みの際には、必ず同意事項をご確認ください。

★ちなみに2021年8月以降の「LINE Pay」加盟店手数料は2.45%です。クレジットカード決済代行サービス(3.24%くらい~)に比べると安めですね。
2021年以降も月額費などは発生しません。

契約タイプ別「LINE Pay」導入・運営コスト

手数料0円で決済を受け付けられる「LINE Pay」ですが、契約タイプによっては手数料以外の場所での出費、具体的には「導入の時に購入する端末費用」などが発生する場合があります。
ここからは「LINE Pay」導入過程で生じるかもしれないコストについてお話ししていきます。

①手数料無料で導入できる3つの直接契約方法比較

2021年7月まで手数料無料で導入できる「LINE Pay」契約タイプは以下の3種類(いずれも直接契約)。申込時にいずれか1つを選択することとなります。

手数料無料で導入できる3つの「LINE Pay」直接契約方法
手数料以外の発生費用 決済方法 概要
LINE Pay 店舗用アプリ
【おすすめ】
0円 店舗側の端末で決済額を提示
→お客様がQRコード読み取り
→決済完了
「LINE Pay」ユーザーへの自動友達申請やメッセージ送信が可能
(=リピーターの増加を見込める)
ただし決済用のスマートフォンまたはタブレット端末+インターネット環境が必要
プリントQR 0円 QRコードを店頭に掲示
→お客様がQRコード読み取り
店員の指示に従いお客様が金額入力
→金額を店員が確認し決済完了
お店にQRコードを設置、お客様に読み取り・金額入力を行ってもらい決済
一番手軽で必要設備も無い決済はあまりスムーズでないかも
LINE Pay据置端末 1,500円/月 LINEから提供される据置端末を使い、店員が決済額入力
→お客様がQRコード読み取り
→決済完了
お店にQRコードを設置、お店側でお会計額を入力し、お客様にコードを読み取ってもらう。
最もスムーズな決済が可能だが月額費の発生が気になる
※その他オンライン決済、POS改修等による導入方法もあるが、手数料等が発生するため除外

各契約タイプの詳しいメリット・デメリットについては以下のページで解説していますので、参考にしてみてください。

あわせて読みたい
導入費用0円!店舗向けLINE Pay概要&ペイペイと比べたメリット・デメリット

ここでは簡単に概要のみをかいつまんで説明すると……。
一番おすすめの契約タイプは「LINE Pay 店舗用アプリ」を使ったもの。お客様はアプリを起動し、お店側のスマートフォンまたはタブレットに表示されるQRコードを読み取るだけで決済できますのでトラブルも発生しづらいです。
特にお店を1人で取り仕切っており、私用のスマートフォンを決済に利用できるのなら、コスト0円で導入できる最有力の契約タイプと言えるでしょう。
その一方で複数の方がレジに入り得るのなら、決済用タブレットの購入+wi-fi環境の導入が必要になってくるかもしれません(アプリ利用にはインターネット環境必須/ちなみに一番安いipadは現在4万円弱くらい)。

一方でお客様に決済金額入力を求める「プリントQR」タイプなら初期費用完全0円で導入可能
お店側で端末を操作する必要すらありませんので、「とにかく手軽に、コストを掛けずキャッシュレス決済を導入したい」という場合にはこちらを選ぶのが良いでしょう。
ただしお客様に決済額入力を求める都合上、決済には手間が生じやすいかもしれません。

また直接契約方法の中で唯一月額費が発生するのは「LINE Pay 専用端末」を使った方法。
スマートフォン等の用意が不要、かつお店側が決済額を入力できるため決済もスムーズですが……。
LINE Payの需要が不明な段階で月1,500円の出費は少しはばかられそうです。

というわけでコスト面を最重視するのであれば、

  • 私用のスマートフォンを決済に使えるなら「LINE Pay店舗用アプリ」
  • 店舗用アプリを使った決済が難しそうなら「プリントQR」

を選ぶこととなるでしょう。
この場合であれば、導入コストは完全無料で済みます。

②注意!「月1度」より多くの売上入金を求めるなら振込手数料が発生する

お店に合った契約タイプを選択することで、導入費用すら0円に抑えられる「LINE Pay」。
……ではありますが実はこのLINE Pay、「売上の入金が遅め」というデメリットがあります。具体的に言うと売上が入金されるのは月に1回のみですね。
手動で入金依頼を行うことでスパンを短縮できなくもないですが、この場合は振込のたびに手数料が発生します。

「LINE Pay」売上金入金仕様
自動入金
  • 毎月末締め、翌月末払い
手動入金依頼
  • 前月分の売上は翌19日まで振込申請可
  • 即時振込対応(ただし実際に着金するか否かは振込先金融機関の対応状況による)
  • 入金依頼のたびに240円の振込手数料発生

自動入金のみにより売上を受け取るのなら、この面でコストが生じることはありませんが……。
売上→入金のタイムラグを縮めようとすると手数料が発生してしまう、というデメリットは知っておきたいところです。

ここまでの内容から、「LINE Payをとにかくノーコストで」利用する条件をまとめると以下のようになります。

★契約タイプには「LINE Pay店舗用アプリ」または「プリントQR」を選ぶ
(ただしLINE Pay店舗用アプリ導入には決済用のスマートフォンかタブレット+インターネット環境が必要/私用のスマートフォンやタブレットを使えるなら追加購入不要)

★手動入金依頼は利用しない
★場合によっては2021年7月末の1ヶ月前までに解約を検討する

この3点さえクリアできれば、2021年7月まで「LINE Pay」利用のためのコストは掛かりません。(もちろんアプリ利用による電気代などは除外しますが)
特に厳しい条件でもありませんから、多くの事業者はほとんど気兼ねなく「LINE Pay」を導入できるかと思います。

手数料が発生する代わりに多くの決済方法を一度に導入できる代行業者について

ここからはおまけ程度に、「手数料を発生させてでも利用の価値がある…かもしれない代行業者」について紹介させて頂きます。

先述の通り、「LINE Pay」の決済手数料が無料になるのは「店舗用アプリ」「プリントQR」「据置端末」を使い契約を結ぶ場合のみ。
オンライン決済などの特殊な契約方法、そして代行会社を使う場合には、期間を問わず手数料が発生してしまいます。

……が、特にあなたのお店がクレジットカード等のキャッシュレス決済を一切導入していない状況にあるなら、「一度に多くの決済方法に対応できる」代行会社の利用も視野に入るかもしれません。
具体的な例を挙げると以下の通りです。

「LINE Pay」対応のキャッシュレス決済代行サービス(店頭決済型のみ掲載)
対応支払方法 決済手数料 備考
Airペイ クレジット VISA、Mastercard、American Express 3.24%
  • レジ機能有
  • ipad、カードリーダー無料貸与(条件あり)
JCB、Diners Club、Discover 3.74%
電子マネー 交通系電子マネー9種※2 3.24%
iDQUICPay 3.74%
QR PayPay、LINE Pay、d払い 3.24%
AliPay(支付宝/中国)、WeChat Pay(微信支付/中国) 3.24%
StarPay QR PayPay、LINE Pay、d払い
楽天ペイ、au PAY、メルペイ
ゆうちょPay、Origami Pay
LINE Payは3.45%
他詳細非公開
  • 端末費用約4万円
AliPay(支付宝)、WeChat Pay(微信支付)、VIA(シンガポール) 3.74%
SBペイメント(据置型/VEGA3000) クレジット VISA、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、銀聯 3.24%~
  • 初期費用5千円~
  • 月額費1.5千円~
  • 端末費用約6万+1.3万(QRコード読み取り希望時)
電子マネー 交通系電子マネー9種※2 2.9%~
楽天Edy、nanaco、WAON
iDQUICPay
QR PayPay、LINE Pay、d払い
au PAY、Origami Pay、(楽天ペイ※別口申込)
2.0%~
AliPay(支付宝)、WeChat Pay(微信支付)、銀聯QR

有名どころのみ掲載してみましたが、今利用しやすいのはやはりAirペイですね。こちらはスマートフォンまたはタブレット端末+専用カードリーダーを用いてキャッシュレス決済を可能とするサービスですが、今なら各種条件を満たすことでタブレット端末(ipad)と専用カードリーダーを無償で借りることが出来ます。(=決済手数料以外の負担なし)
対応QRコード決済方法自体はStarPay等に比べて少ないですが、個人商店やそれに近い規模のお店なら十分すぎるくらいでしょう。

とは言え代行業者を挟むと、本来無料で利用できるはずの「LINE Pay」に手数料が発生してしまいます。
直接契約が難しいクレジットカード決済等のみだけ代行業者を利用し、「LINE Pay」とは別に直接契約を結ぶ、という方法の方が、コスト面だけを見れば優秀なのは確かですが……。
あまり多くの会社と契約を結ぶことを面倒に思ったり、抵抗を感じるのであれば、「とりあえずAirペイ等を通しキャッシュレス決済を導入してみて、LINE Pay利用者が多いようなら直接契約を検討する」という方法もアリかもしれませんね。

まとめ

ポイント
  • とにかく利用者を増やしたい段階にある「LINE Pay(ラインペイ)」は、2021年7月末まで決済手数料なしで導入できる。
    1ヶ月前に申し出れば解約も可能ということで、「お試し」の気持ちで導入できるのが嬉しい
  • ノーコストで「LINE Pay」を利用する条件は以下の通り。
    • 契約タイプには「LINE Pay店舗用アプリ」(※決済用端末を既に持っている場合)または「プリントQR」を選ぶ
    • 手動入金依頼は利用しない

    このように、非常に簡単な条件で初期費用・ランニングコストの両方を0円に抑えられる

  • より需要の高いクレジットカード決済をまだ導入できていない状況なら、「Airペイ」はじめとする代行サービスを使ってみるのもナシではない。…が、直接契約を結ぶ方がおトクなのは確か

クレジットカード決済等に比べ普及率が低いのは事実ですが、その代わり一切費用を掛けずに導入できる「LINE Pay」。
とにかく「いったん導入してみて、継続的に契約していくかどうかを決められる」という都合のよさは、発展途上のQRコード決済サービスならではのメリットと言えるでしょう。

★「LINE Pay」加盟店登録によって見込めるメリットや導入の流れについては以下のページをご覧ください。

あわせて読みたい
店舗向けLINE Payについて>1.店舗向け「LINE Pay」の概要と導入メリット

「LINE Pay」基本情報
初期費用 任意選択 LINE Pay 店舗用アプリ…無料
プリントQR…無料
LINE Pay据置端末…1,500円/月
決済手数料 無料(2021年7月末まで、その後は2.45%)
売上金入金 毎月末締め、翌月末払い(自動入金)
※日付を問わない振込申請も可能ですが、この場合は240円の手数料が発生します。
その他 WeChat Pay(中国系QRコード決済サービス)
NAVER PAY(韓国系QRコード決済サービス)も対応可


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