年会費無料!ライフカードビジネスライトの長所と気になる点&他社との比較
そんなあなたにおすすめしたいのが、「ライフカードビジネスライト」です。
というのも、このカードはビジネスカードには珍しく年会費が完全無料。
もちろん各種ゴールドカードなどに比べ付帯サービスが充実している……とは言えませんが、クレジットカードに支払い能力だけを求める場合にはこれで十分でしょう。
今回は「年会費無料のビジネスカードを作りたい!」という個人事業主・経営者のあなたのため、「ライフカードビジネスライト」のメリット・デメリットや他社との比較内容をまとめました。
読み終えていただければ、あなたに合ったクレジットカードを使って今後の決済をより便利にこなす方法が分かりますよ。
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目次
「ライフカードビジネスライト」ってどんなカード?
まずは、「ライフカードビジネスライト」とはどんなクレジットカードなのか簡単に説明していきます。
①最大のメリットは「年会費無料」、ただし付帯サービスはそれ相応なものに
「ライフカードビジネスライト」最大のメリットは、ビジネスカード(個人事業主・法人向けのカード)でありながら年会費が無料だということ。
個人向けのクレジットカードであれば珍しいことではないのですが、実はビジネスカードだと「完全年会費無料」のものは数えるほどしかありません。
その一方で、その付帯サービスは高額な年会費の発生するビジネスカードに比べると大きく劣ります。具体的に言うと事故に遭った際の保証や交通機関の優遇、ポイントサービスまでが一切ありません。
(会員特典が全くないわけではありません。詳しくは後述)
そのため、「ライフカードビジネスライト」はビジネスカードに決済能力「だけ」を求める方向けの商品。
反対に「出張の機会が多い」「車で遠くまで出かける機会が多い」「決算額が高額になりやすい」といった方は他社の付帯サービスを活かしやすいため、「ライフカードビジネスライト」はあまり選択肢とならないでしょう。
(出張に使いやすいのは新幹線料金の大幅優待が受けられる三井住友ビジネスカード・JCB法人カード、マイルを貯めやすい法人用ANAカードなど)
結局のところ、このカードを最も活かしやすいのは「副業で個人事業を営んでおり、普段使う私用のカードと事業専用のカードを分けたい」といった方かと思います。
②ライフカードビジネスライトの特典内容
年会費が無料なカードの特典内容は、どうしても「渋い」ものとなりがち。
とは言え「ライフカードビジネスライト」の特典は「万人向けではないものの、使える人には使える」ものが揃っています。
★ライフカードビジネスライトの特典内容
- クラウド会計ソフト「freee」2ヶ月無料
- 弁護士無料相談サービス(1時間)
- カーシェアリング(レンタカー)「タイムズカープラス」利用料金優待
- 福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」利用料金優待
- Mastercardビジネス・アシスト ※国際ブランドにMaster選択時
- VISAビジネスオファー ※国際ブランドにVISA選択時
- VISAビジネスグルメオファー ※国際ブランドにVISA選択時
- 海外アシスタントサービス
- 国内、海外旅行ツアー割引他
ここで再び重要になるのが「年会費無料」という点ですが……。
上記のサービスのどれか1つにでも魅力を感じたら、「年会費を支払う」という負担なく会員特典を受けられることになります。
決済方法、というよりは特典を目当てにこのカードを作るのも一考と言えるでしょう。
★従業員カード(追加カード)は3枚まで発行できます。(このとき親カード保持者、つまり名義人が支払額すべてを引き受け)
これは他社のビジネスカードにも共通します。
★その他、クレジットカードに企業名や屋号の表記が可能です。
ライフカードビジネスライトと他社ビジネスカードの比較
ここからは、「ライフカードビジネスライト」と気になる他社カードを比較していきましょう。
①年会費無料のカードとの比較
まずは「ライフカードビジネスライト」と同じく「完全年会費無料」、あるいは簡単な条件で毎年年会費を支払わずに済むビジネスカードのみをまとめました。
★初年度のみ年会費無料のカードは記載していません。
★いずれのカードも従業員カードの追加発行が可能です。(支払元は親カード=名義人)
★年会費無料の法人カード比較
還元率 | ETCカード | 主な付帯サービス(国内) | |
---|---|---|---|
ライフカードビジネスライト | なし | 無料 |
|
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード※1 | 0.5%前後 | 無料 |
|
P-one Business MasterCard※1 | 0.6%前後※2 | 発行手数料 1,000円 |
|
ビジネクスト「法人クレジットカード」 | 0.25%※2 | 無料 |
|
目を引くのは「P-one Business MasterCard」のショッピング補償(ショッピング保険)でしょうか。ビジネスカードでの購入物が「偶然の事故」で破損したり盗難に遭った場合、その金額を補償してもらえます。(ただし3,000円までは自己負担)
補償額も年300万円までと充実しているので、ビジネスカードで値の張る備品を購入する予定があるのならこちらのカードを検討された方が良いでしょう。
一方、「年に1回クレジットカードを使い続けるか分からない」「弁護士に相談する機会があるかもしれない」といった場合には、やはり「ライフカードビジネスライト」は第一の申し込み先候補となります。
②3,000円の年会費を出せるなら選択肢はもっと広がる
あなたがビジネスカードにせめて3,000円ほどの年会費を出せるのなら、法人カード選びの幅は大きく広がります。
具体的な例を挙げてみました。
★基本年会費3,000円までのビジネスカード
年会費 | 目安還元率 | 主な付帯サービス(国内) | |
---|---|---|---|
三井住友ビジネスクラシックカード | 1,250円+税 | 0.5% |
|
JCB一般法人カード | 1,250円+税 | 0.4% |
|
ANA一般カード(法人用) (JCB) | 2,430円 | 0.4% ※マイルでない |
|
MUFGカード・アメリカン・エキスプレス・カード | 1,905円+税 | 0.4% |
|
オリコビジネスカードGOLD | 2,000円+税 | なし |
|
EX Gold for Biz M | 2,000円+税 | 0.5% |
|
参考ライフカードビジネスライト | 無料 | なし |
|
魅力を感じた特典が見つかったなら、有料カードへの申し込みを検討しても良いでしょう。
とは言えこれくらいの年会費であれば、さほど特典内容に違いは出ませんね。やはり重要になるのは「長距離移動の有無」「ビジネスカードを使った高額備品購入の有無」あたりとなりそうです。
三井住友ビジネスカード(一般・ゴールド・プラチナカード)の違いと年会費別おすすめ法人カード
JCB法人カード(JCBビジネスプラス法人カード)のメリット・デメリット
<ライフカードビジネスゴールドはどう?>
ライフカードは「ビジネスライト」の他に「ゴールドカード」を展開。
▲ライフカードビジネスゴールド(画像は公式HPより)こちらの年会費は10,000円+税と高額で、もちろん付帯特典の内容は「ビジネスライト」を上回ります。
……とは言えその違いは「付帯保険」「空港ラウンジサービス」「ポイントサービス」程度のもの。
別に付帯保険(海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険)やポイントサービスが特に優れているわけでもなく、空港ラウンジサービスはゴールドカードの基本装備。
この年会費を出すのなら、他社カードでより良い優待やステータス性が得られるため、正直に言うとあまりおすすめはできません。
(年会費1万円のカードは、その他に飛行機遅延を保証してくれるJCB法人ゴールドカードなど)
★2つのライフカード(法人向け)の比較
ビジネスライト | ゴールドカード | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 10,800円+税 |
還元率 | 0% | 0.5%前後 |
国内空港ラウンジサービス | なし | あり |
付帯保険 | なし | 海外旅行損害保険 国内旅行損害保険 (ともに最高1億円) ショッピング補償年200万円まで シートベルト傷害保険 |
その他特典 |
|
ライフカード独自の特典(弁護士への相談無料など)を目当てに申し込むなら、「ビジネスライト」で十分でしょう。
ライフカードビジネスライト、入手までの流れと日数
ビジネスカードとは言っても、カード受け取りの手順は個人向けの一般カードと大差ありません。インターネットから申し込み後、審査に通過すれば自宅にカードが届きます。
ライフカードの公式HPには「最短4営業日発行」の文字がありますが、審査結果だけなら2日~3日程度で出た例も確認済み。
審査に通過できた場合には、申し込みから1週間~10日程度でカードを入手できることが多いようです。 決算書や確定申告書を提出する必要はありません。(公式HPより)また、申し込み画面にも年商などを記入する箇所は見当たりませんね。
必要書類欄に法人としての確認書類についての記載もないことから、法人カード審査と言ってもその基準は個人カードと変わらないと見て良いでしょう。
▲実際の申し込みフォームの一部
クレジットカードの審査に通過する条件と申込み内容確認の電話について
★申し込み後、電話で個別に事業に関する質問が行われる可能性はあります。
★限度額や審査結果によっては、その他の書類の提出が求められる可能性があります。
★ビジネクストの法人カード(年会費無料)には「赤字決算でも発行可能」の文字があります。
ライフカードビジネスライトの審査に通過できなかった場合には、こちらのカードへの申し込みも併せてご検討ください。
まとめ
基本的には「ビジネスカードに決済能力以外を求めないとき」「付帯サービスに魅力を感じたとき」に申し込みを検討しよう
★ライバルとして気になるのは、充実のカードショッピング補償の付いた「P-one Businessマスターカード」か
★申込フォームを見る限り、審査基準は個人向けカードと大差無さそう。発行スピードも比較的速い
年会費無料であることから、デメリットなく手に入れられるのが「ライフカードビジネスライト」最大の強み。
特典の活用に加え、「うちの会社でクレジットカード決済を導入していくかどうか」といったテスト目的であっても、申し込みやすいカードと言えそうです。
ライフカードビジネスライトの基本情報
カード名 | ライフカードビジネスライト |
申込み資格 | 法人代表者・個人事業主 |
提携カード | — |
国際ブランド | Mastercard、VISA、JCB |
利用可能額 | 10万円~200万円 |
審査時間 | 数日程度 |
発行時間 | 1~2週間程度 |
入会金 | 無料 |
年会費 | 無料 |
>支払日 | 毎月5日締め、当月26日~29日または翌3日払い (日付は引き落とし先口座による) |
支払い方式 | 1回払い、回数指定分割払い、ボーナスー括払い、リボルビング払い |
分割払い(年率) | 10%~14.9% (回数による) |
リボ払い(年率) | 15.0% |
キャッシング(年率) | キャッシング枠付与なし |
遅延損害金(年率) | 14.6% |
担保 | 不要 |
保証人 | 不要 |
金融機関名 | ライフカード株式会社 |
住所・所在地 | 〒225-0014 神奈川県横浜市青葉区荏田西1-3-20 |
電話番号 | 0120-17-9193 (入会に関する問い合わせ先) |