【コスパ最高峰】ジャックスカードプラチナ徹底解説:年会費の近いカードとの比較も
どうせなら普段の生活をより充実させられるような、クレジットカードに乗り換えたいところだけれど…
そんなあなたにとって、要チェックと言えるのが「ジャックスカードプラチナ」。
年会費の近いダイナースクラブカードのようなステータス性こそありませんが……。
それ以外のもの、具体的に言えば
- グルメ~宿泊施設に至るまでの様々な優待
- 基本還元率の高さ
- 24時間体制のコンシェルジュサービス
- 充実の付帯保険
- トラベル関連サービス
はほぼ文句なしに、すべて揃っていると言っても良いでしょう。
今回はそんな、トップクラスのコストパフォーマンスを誇る「ジャックスカードプラチナ」について、その基本機能・性質や年会費の近い他社カードとの比較結果などをまとめました。
保険証のみでは申し込むことができませんのでご注意ください。
「ジャックスカードプラチナ」の基本機能・特典と取得メリット・デメリット
それでは早速、「ジャックスカードプラチナ」の特性について見ていきましょう。
①プラチナカードの基本情報:基本還元率は1.5%~実質2.1%超と非常に優秀
「ジャックスカードプラチナ」の基本情報は以下の通りです。
年会費(税込) | 実質還元率 |
---|---|
22,000円 (家族会員無料) | 1.5%~ |
還元ポイント | 付与方法 |
ラブリィポイント | 200円ごとに3ポイント~付与 |
ポイントの使い道 | 国際ブランド |
カード利用額の清算(推奨) 他社ポイントや商品との交換など | Mastercard |
付帯保険 | ETCカード |
海外旅行保険 国内旅行保険 ショッピング保険 航空機遅延等補償 | 完全無料 |
電子マネー | 支払日 |
Apple Pay Google Pay | 毎月末締め 翌27日払い |
申込条件 | |
年齢23歳以上で安定した収入のある電話連絡可能な方(学生を除く) | |
その他 | |
|
2.2万円(税込)という年会費は、コンシェルジュ付きプラチナカードの中では最安値となります。
さて、各特典内容については後に紹介するとして……。
基本情報の中で目立つのは、やはりそのポイント還元率の高さでしょうか。
「ジャックスカードプラチナ」の基本還元率は1.5%(200円につき3ポイント付与)。
そしてこの数字は、年間利用額に応じさらに引き上げることが可能です。
年間利用額※ | 適用還元率 |
---|---|
50万円未満 | 1.5% |
50万円~100万円未満 | 1.75% |
100万円~150万円未満 | 1.85% |
150万円~200万円未満 | 1.90% |
200万円~300万円未満 | 1.95% |
300万円以上 | 2.00% |
年間利用額が300万円以上であれば、ジャックスの共通ポイント「ラブリィポイント」還元率は2.0%へ。
さらにこの「ラブリィポイント」は、ジャックス系カードの支払いに充てられる「Jデポ」に交換することで、その価値を高めることができます。
(ネット申し込みの場合、1000ポイント→1050円相当の「Jデポ」へ)
貯めた「ラブリィポイント」を「Jデポ」へ交換することを前提とするなら、実質還元率は「×1.05%」。前年カード利用額が300万円以上であれば、実質還元率は2.1%となるわけですね。
同じ年会費、かつMastercardブランドの「オリコカードプラチナ」の実質還元率は1.0%ということを考えると、「ジャックスカードプラチナ」の優秀さが分かるかと思います。
★これに加え、ジャックスカードプラチナでは年間利用額に応じたボーナス「Jデポ」が還元されます。
これを加味すると、最高実質還元率は2.1%を超えると言ってよいでしょう。
年間利用額 | ボーナスJデポ |
---|---|
50万円~100万円未満 | 1,000円分 |
100万円~150万円未満 | 2,000円分 |
150万円~200万円未満 | 3,000円分 |
200万円~300万円未満 | 5,000円分 |
300万円以上 | 10,000円分 |
インターネット上でジャックス系カードについての情報を見ていると、よく「Jデポの有効期限の短さに注意!」といった文面が見られます。
たしかに「Jデポ」の有効期限は3ヶ月と非常に短いのですが……。
そもそも「Jデポ」は、「ラブリィポイント」等からの交換の翌月、すぐさま支払いに充てられます。
そのため「Jデポ>カード利用額」でも無い限り、Jデポの有効期限を気にする必要はありません。
私も実際にジャックス系カードを使っていますが、Jデポの期限に悩まされたことはありませんし、これからも無いでしょう。
(画像はAmazonの清算の途中で「Jデポ」が尽きた状況)
★一方、「ラブリィポイント」の有効期限は2年間です。
インターネット会員サービス等で随時確認できるとは言え、こちらの有効期限には十分注意しておく必要があるでしょう。
②2万円の年会費で24時間体制のコンシェルジュサービス付帯
先にも少し触れた通り、ジャックスカードプラチナの2.2万円(税込)という年会費は、コンシェルジュ付きプラチナカードの中では最安値。
気になるコンシェルジュサービス(Mastercard提供)の概要は以下の通りです。
★Mastercardコンシェルジュサービス概要
- 24時間365日体制でプレミアムカード会員をサポート
- 対応してくれる内容は、主に「クレジットカード決済に関係する予約、情報提供全般」
具体的には、
○ビザ取得など含む旅行先に関する情報提供、航空券予約代行など
○コンサートやスポーツイベントなどの手配
○要望に合ったレストランの紹介や予約
他
特に忙しい場面において、食事や出張、その他趣味に関する情報探しや予約を代行してくれるコンシェルジュは、貴重な存在となってくれることでしょう。
★コンシェルジュサービスの利用自体に費用は掛かりません。
③Mastercard、ジャックス双方が提供するグルメやレジャー、宿泊等の優待は要チェック
「ジャックスカードプラチナ」では、国際ブランド「Mastercard」とカード発行元「ジャックス」それぞれが提供する上位会員向けサービスをご利用いただけます。
空港・旅行関係の特典については後述しますので、ここではまずグルメやレジャー、宿泊に関する優待情報を見てみましょう。
★グルメ、レジャー、宿泊優待例(Mastercard)
- ダイニングby招待日和
(2名以上で指定レストランのコース予約時、1名分無料) - 全国約900のラグジュアリーホテル、高級旅館の優待
- ゴルフ場の予約代行(会員制含む)や優待
- ヘリクルーズ優待
★グルメ、レジャー、宿泊優待例(ジャックス)
- J’sコンシェル
(国内外17万以上のお店やサービス優待) - プレミアム・ダイニング
(星付きレストラン等、ラグジュアリーレストランの優待) - 食べタイム
(チェーン店はじめとする一般店の優待特典)
※リンクが貼ってあるものは詳細確認可
プラチナカードの特典というと、Mastercard特典のような高級レストラン・ゴルフ場優待が一般的ですが……。
ジャックスが提供する優待対象は、チェーン店のような一般店も多く含まれます。生活に密着した特典が多い、というのは「ジャックスカードプラチナ」の個性の一つと言えるでしょう。
特に「J’sコンシェル」は家電量販店、資格取得講座など、意外な優待店も多いため一見の価値ありです。
J’sコンシェル
※ページ下部「J’sコンシェルのサービスを見る」より、ログインせずともサービス内容を確認可能です。
★ただしラグジュアリーホテルの優待を重視するのであれば、後述の「SPGアメックス」への申込みが優先されるかもしれません。
④付帯保険も家族特約分含め非常に優秀
「ジャックスカードプラチナ」は、最上位カードらしく各付帯保険も充実しています。
保険内容を具体的にまとめると、以下のようになりますね。
★上限金額のみを記載しています。
本人会員 (家族会員) | 家族特約※1 | ||
---|---|---|---|
海外旅行保険 | 傷害死亡 後遺障害 | 1億円 (同上) | 2000万円 |
治療費 | 300万円 (200万円) | 200万円 | |
賠償責任 | 3000万円 (同上) | 1000万円 | |
携行品損害 | 300万円 (200万円) | 100万円 | |
救援者費用 | 300万円 (200万円) | 200万円 | |
乗継遅延 | 3万円 (同上) | 3万円 | |
出航遅延 欠航 | 3万円 (同上) | 3万円 | |
手荷物遅延 | 3万円 (同上) | 3万円 | |
手荷物紛失 | 6万円 (同上) | 6万円 | |
国内旅行保険 | 傷害死亡 後遺障害 | 1億円 (同上) | 2000万円 |
入院 | 5000円/日 (同上) | 5000円/日 | |
手術 | 手術の種類に応じ変動 | 手術の種類に応じ変動 | |
傷害通院 | 3000円/日 (同上) | 3000円/日 | |
乗継遅延 | 3万円 (同上) | 3万円 | |
出航遅延 欠航 | 3万円 (同上) | 3万円 | |
手荷物遅延 | 3万円 (同上) | 3万円 | |
手荷物紛失 | 6万円 (同上) | 6万円 | |
その他 | ショッピング | 年間300万円 (自己負担額3000円) | — |
各航空機関連の補償に加え、配偶者や18歳以下のお子様を対象とした家族特約の存在も嬉しいところ。
Mastercardブランドは海外でも利用しやすいことから、家族旅行のお供にもぴったりと言えるでしょう。
★ただし、保険について以下の部分を重視するのであれば、当該カードへの申し込みも併せてご検討ください。
- 犯罪被害傷害保険…MUFGアメックス
(JALアメックスは含まない) - 個人賠償責任保険…三井住友トラストカード
(ゴールド以上)
⑤国内・空港ラウンジサービス、手荷物配送無料といったトラベル関連も◎
「ジャックスカードプラチナ」における、空港・旅行関連の特典は以下の通りです。
★トラベル関連特典
- 国内空港ラウンジサービス無料
- 海外空港ラウンジサービス年6回まで無料
- 国際線利用時、往路・復路ともに手荷物2個まで配送無料
- 空港クローク優待
- 海外用携帯電話、Wi-Fiレンタル優待
- パッケージツアー3~5%オフ
- トラベル関係の専用サポートデスク
┗家族会員含む、ただし同伴者は有料
┗対象空港はラウンジ・キー公式HP参照
海外空港ラウンジを無料で利用できるのは6回まで(7回以降は32US$/回)ですが、多くの方にとってはこれで十分でしょう。
Mastercardの加盟店の多さ、先述の付帯保険内容を含め、トラベル関連のサービスは十分と言ってよいかと思います。
参考プライオリティパス、ラウンジキー、ダイナース…海外空港ラウンジサービスの違いとは
Mastercardの加盟店の多さや充実の特典・サポートのため、海外旅行や出張においても利用しやすい「ジャックスカードプラチナ」。
ただしご自身で航空券(特に国際線)を取得する機会があるのなら、やはり優先されるのは各航空会社提携カードとなるでしょう。
例えばJALの場合……。
国際線航空券と交換する際のJALマイルの価値は、1マイル当たり5円以上ともなり得ます。こうなるとやはり「ジャックスカードプラチナ」よりも、マイル還元率1%、さらにボーナスマイルの付与されるJAL上位カードなどの方が優先されやすいわけですね。
基本的に「ジャックスカードプラチナ」は、
といった場合におすすめです。
⑥あえてデメリットを挙げるなら、ステータス性程度
コンシェルジュ付きプラチナカードの割には年会費も安く、さらに還元率や保険といった機能面も優秀、各方面の特典も充実ということで、非常に優秀な「ジャックスカードプラチナ」。
気になるのはそのデメリットですが、あえて言うなら「最上位カードの割にはステータス性が高くない」ことでしょう。券面にはPLATINUMの文字こそあしらわれているものの、このカードがいわゆる「ステータスカード」と見なされることは稀かと思います。
ステータス面を求めるのなら、同じく年会費2万円台のダイナースクラブカード等が視野に入りますが……。
サービス面はやはり、「ジャックスカードプラチナ」の方が優秀。
そしてジャックスカードプラチナは典型的な、コストパフォーマンス特化型の上位カードと言えるでしょう。
つまり、「ステータス性を最重視するならダイナースなどの他社を選んだ方がよい」「ステータス性を気にしないなら、ジャックスカードプラチナは非常に有力な申し込み先候補」というわけですね。
年会費の近い他社カードと「ジャックスカードプラチナ」の比較
ここからは「他のカードときちんと比べた上で申し込み先を決めたい」というあなたのため、「ジャックスカードプラチナ」と、年会費の近い他社カードとの比較結果を見ていきましょう。
①「オリコカードプラチナ」との比較
- 年会費が同額のプラチナカード
- 同じMastercardブランド(=Mastercardブランドが提供する特典が重複する)
という意味で、「ジャックスカードプラチナ」最大のライバルといえるのが「オリコカードプラチナ」。
……ですが、「オリコ」の方にしかない利点、具体的に言うと
- iD、QUICPay(電子マネーサービス)の付帯
- 個人賠償責任保険(とは言え上限100万円)
といった部分に特別な魅力を感じなければ、申込先は還元率の高い「ジャックス」の方に決めて良いでしょう。
ジャックス | オリコ | |
---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() |
年会費 | 22,000円(税込) | |
還元率 | 1.5%~ | 1.0% |
国内空港ラウンジ | 無料 (同伴者は有料) | |
海外空港ラウンジ | 年6回まで無料 (Lounge Key) | |
共通の特典 |
| |
一方との差別化点 | ・利用額に応じたボーナスポイント |
|
★個人賠償責任保険を重視するのであれば、「三井住友トラストカード」の上位カードへの申し込みも併せてご検討ください。
マイナーなカードではありますが、補償額は最大1億円と非常に充実しています。
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三井住友トラストカードの特典と留意点&「三井住友トラストクラブ」との比較
②「セゾン・アメックスプラチナ」との比較
「コストパフォーマンスの良いプラチナカード」として名前が挙がることの多い「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®︎・カード」。
こちらのカードと「ジャックスカードプラチナ」を比較すると以下のようになります。
ジャックス | セゾンアメックス | |
---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() |
年会費 | 22,000円(税込) | |
還元率 | 1.5%~ | 0.5% (通常) 2.0%~ (JALマイル換算時) |
国内空港ラウンジ | 無料 (同伴者は有料) | |
海外空港ラウンジ | 年6回まで無料 (Lounge Key) | 何度でも無料 (プライオリティ・パス) |
国際線 手荷物配送 | 2個まで無料 | 1個まで無料 |
その他の一方との差別化点 |
「セゾン・アメックス」の強みは通常ポイントの代わりに「JALマイル」を貯められる「SAISON MILE CLUB」の存在。
JALマイルの価値は1マイル当たり2円~(航空券との交換を前提とする場合)ですから、この場合の実質還元率はしばしば「ジャックスカードプラチナ」を上回ります。
「海外空港ラウンジが何度でも無料」という点もあいまって、
- JALマイルを貯めたい
- 海外空港ラウンジを何度も利用したい
とお考えなら、「セゾン・アメックス」への申込みが優先されることでしょう。
……が、それほど多く海外に行く予定があるのなら、もう少し年会費を足して「JALアメックス・プラチナ」(後述)を選んだ方がメリットが多いかも。
また国内で使う分には、優待対象の多い「ジャックスカードプラチナ」の方が恩恵を受けやすいように思えます。
参考セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®︎・カード公式HP
③JALゴールド/プラチナカードとの比較
先述の通り、ジャックスカードプラチナの還元率を大幅に上回りうるのが各航空会社系の提携カード。
ここでは上位「JALカード」と、ジャックスカードプラチナを比較させて頂きました。
ジャックス | JAL ゴールド Master | JAL プラチナ Amex | |
---|---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() | ![]() |
年会費 | 22,000円 | 17,600円 | 34,100円 |
実質還元率 | 1.5%~ | 2%~ (国内線航空券と交換する場合) | |
国内空港ラウンジ | 無料 (同伴者は有料) | 同伴者1名含め無料 | |
海外空港ラウンジ | 年6回まで無料 (Lounge Key) | 利用不可 | 何度でも無料 (プライオリティ・パス) |
国際線 手荷物配送 | 2個まで無料 | 利用不可 | 1個まで無料 |
コンシェルジュ | あり | なし | あり |
その他の差別化点 |
|
|
やはり「マイルを貯める」ことを重視するのなら、優先されるのはJALカードの方でしょう。
…とは言えレストラン等、生活に即した優待が多いのはジャックスの方。
メリットの方向性が異なる以上、どちらが優れていると一概に言い切ることはできません。
それぞれのメリットを見比べた上で、あなたに合った申込先を選ぶ他ないでしょう。
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JAL CLUB-Aゴールドカード
年会費 | 17,600円 | ETC 年会費 | 発行手数料、年会費共に無料(共通) |
---|---|---|---|
国際 ブランド | ![]() ![]() | 還元率 | 実質2%~ ※マイルを航空券に交換する場合 |
- JAL航空券購入時、付与マイル+25%
- 国内線ラウンジサービス
- その他提携ブランド(JCBまたはDCカード)のゴールド会員向けサービス
★ちなみにANAカードは、コンシェルジュ付きカードの年会費が7.7万円からと高額となります。
④ダイナースクラブカードとの比較
続いて比較対象とさせて頂くのは、比較的年会費が近いながらもステータスカードとして有名な「ダイナースクラブカード」。
ジャックス | ダイナース | ANAダイナース | |
---|---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() | ![]() |
年会費 | 22,000円 | 24,200円 | 29,700円 |
実質還元率 | 1.5%~ | 0.3% | 2%~ (国内線航空券と交換する場合) |
国内空港ラウンジ | 無料 (同伴者は有料) | ||
海外空港ラウンジ | 年6回まで無料 (Lounge Key) | 何度でも無料 (独自提携) | |
国際線 手荷物配送 | 2個まで無料 | 帰路のみ1個無料 | |
コンシェルジュ | あり | なし | |
その他の差別化点 |
|
| 左記に加え
|
通常のダイナースクラブカードに比べると、「ジャックスカードプラチナ」の方が圧倒的に優勢と言ってよいでしょう。
ただし先のJALカードの例と同じく、「自分で航空券を取得する」ことを前提とするなら、マイル還元率に優れ海外空港ラウンジを何度でも利用できる、航空会社提携ダイナースカードの存在は気になるところです。
★航空会社提携のダイナースクラブカードには、上のANA提携カードの他、
が存在します。
⑤SPGアメックスとの比較
高還元の上位カード、という話になると、「スターウッド プリファード ゲスト®・アメリカン・エキスプレス®・カード」、通称「SPGアメックス」に触れないわけにはいきません。
ジャックス | SPGアメックス | |
---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() |
年会費 (税込) | 22,000円 | 34,100円 |
還元率 | 1.5%~ | 参考値 4.125% |
国内空港ラウンジ | 無料 (同伴者は有料) | 同伴者1名含め無料 |
海外空港ラウンジ | 年6回まで無料 (Lounge Key) | 利用不可 |
国際線 手荷物配送 | 2個まで無料 | 帰路のみ1個まで無料 |
コンシェルジュ | あり | なし |
その他の一方との差別化点 |
特性が違いすぎるので比較にもやや無理があるのですが……。
少なくともあなたが旅行好き、かつ国内外のホテルに年に1回は宿泊したい、という場合であれば、優先されるのは「SPGアメックス」の方でしょう。
- マイルが貯まりやすい航空会社提携カード
- 宿泊関連の優待等に優れるSPGアメックス
等の存在が気になるところ。
他のカードに比べ優待対象に庶民的なお店が多いこともあり、ジャックスカードプラチナは「生活密着型のプラチナカード」という立ち位置に落ち着きそうです。
★SPGアメックスについて詳しくは、以下のページをご覧ください。
参考【2020年最新】SPGアメックス改悪でも問題なし?!メインカードで持ち続けている私の理由
まとめ
- 「ジャックスカードプラチナ」の特性は以下の通り。
- 還元率は1.5%~実質2.1%超と優秀
- 年会費2.2万円はコンシェルジュ付きカードの中で最安値
- プラチナカードでは珍しく、チェーン店等を含む生活に密着した特典が多いのが特徴
- Mastercardブランド、家族特約含む保険の充実、その他トラベルサービス等もあって海外でも利用しやすい
- あえてデメリットを挙げるなら、ステータス性の薄さか
- 各方面に優れたカードではあるが、
- 航空券の取得
- 宿泊優待
といったピンポイントな面においては他社カードの方が上。
「ジャックスカードプラチナ」は「汎用型、生活密着型」のクレジットカードと言えるか
広範囲にメリットが多い一方、SPGアメックスのような明確な特徴・インパクトに欠ける「ジャックスカードプラチナ」。
とは言えコストパフォーマンスの優秀さは業界随一であること間違いなしです。
身の回りのお店から海外旅行関連に至るまで、幅広い優待や特典に魅力を感じたなら、申し込みの意味は十分と言えるでしょう。
ジャックスカードプラチナの基本情報
カード名 | ジャックスカードプラチナ |
---|---|
申込み資格 | 年齢23歳以上で安定した収入のある電話連絡可能な方(学生を除く) |
審査時間 | 数日~ |
到着までの目安 | 2週間~ |
入会金 | 無料 |
年会費 | 22,000円 |
支払日 | 毎月末日締め 翌27日払い |
支払い方式 | 一回払い他 |
担保 | なし |
保証人 | 不要 |
必要書類 | 写真付きの本人確認書類 |
金融機関名 | 株式会社ジャックス |
住所・所在地 | 東京都渋谷区恵比寿4丁目1番18号 恵比寿ネオナート |
電話番号 | 公式HP参照 |
貸金業登録番号 | 北海道財務局長(13)第00007号 |