ゆうちょのデビットカードはやや特殊。普通に使えるので作って損なし
でも一体どんなカードなんだろう?
ゆうちょ銀行のデビットカード「mijica」は、実は「デビットカードのように使えるプリぺイドカード」です。
普通のデビットカードとは違い、mijicaへの「チャージ」という工程を経るためです。
少し仕様が特殊なだけなので、デビットカードとして問題なく使えます。
ここでは、mijicaを使ってできるようになることをもれなく解説。
「デビットカード」「プリペイドカード」の違いも簡単に説明します。

年会費 | 国際ブランド |
---|---|
無料 | Visa |
基本還元率 | 利用可能枠 |
0.25% | 500万円まで ※口座残高額が500万円未満の場合は、口座残高額が限度 |
海外旅行傷害保険 | 国内旅行傷害保険 |
なし | なし |
ショッピング補償 | 追加発行可 |
なし | なし |
付帯電子マネー | 支払日 |
なし | 即時決済 |
申し込み条件 | |
満12歳以上(小学生を除く)で、ゆうちょの総合口座(通常貯金)のキャッシュカードを持っていること ※15歳未満はデビットチャージ利用不可能 |
目次
【基礎知識】デビットカードとは何か?簡単に解説
ゆうちょ銀行のデビットカード「mijica」について見ていく前に、一般的なデビットカードについて確認していきましょう。
デビットカードは、クレジットカードと同じブランド加盟店で、代金の支払いができるカードです。
クレジットカードと異なり、高校生などの学生でも作れますが、機能や特典は充実していません。
クレジットカードやプリペイドカードと比較しながら、デビットカードで受けられるサービスについて確認していきましょう。
★デビットカードについてよくご存じの方は、この項目を飛ばしていただいても大丈夫です。
CHECK2.ゆうちょ銀行のデビットカード「mijica」を解説。mijicaでできること
①デビットカードはクレジットカードの仕組みを使って買い物をするカード
デビットカードは、クレジットカードの支払いシステムを利用して、銀行の講座から直接決済ができるカードです。
同じシステムを使うため、各デビットカードには、元々クレジットカードで使われている国際ブランド名がついています。
「Visa」「JCB」などのマークは、カードを使うことができるお店を示すもの。
「Visa」ブランドのデビットカードは世界中の「Visa」加盟店でカードを使うことができます。
ブランドはカード券面に印刷してあるので一目で分かります。
ゆうちょ銀行のデビットカード「mijica」はVisaカードなので、カード右下にVisaのロゴが入っていますね。
ここでは、この3種類のカードの違いを見ていきましょう。
クレジットカード | デビットカード | プリペイドカード | |
---|---|---|---|
支払いのタイミング | 後払い | 会計時 | 先払い |
使えるお店 | ほとんど同じ | ||
審査 | 必要 | 不要 | 不要 |
銀行口座 | 必要 | 必要 | 不要 |
対象年齢 | 大学生以上 | 高校生以上 | 高校生以上 |
リスク | 高め | 低め | 低い |
特典 | 多い | 少ない | 少ない |
発行元 | カード会社など | 銀行 | カード会社など |
この3種類のカードは全てクレジットカードの支払いシステムを利用しているため、カードを使えるお店はほぼ同じです。
お店でのカードの使い方もほぼ同じ。
どのカードでも「Visa、1回で」「JCB、1回で」など、一言会計時に伝えてカードを提示すれば買い物ができます。
ただし、使い方が同じでも、実際にお金が支払われるタイミングはそれぞれ違います。
クレジットカード 【後払い】 | 会計のときには支払わず、翌月の「引き落とし日」に1カ月の間に使った金額がまとめて口座から引き落とされる。 |
---|---|
デビットカード 【会計時】 | 会計と同時に口座から代金が引き落とされる。 |
プリペイドカード 【先払い】 | 予めカードにお金を「チャージ」しておき、会計ではチャージしたお金で支払いをする。 |
このうち、デビットカードは会計と支払いが同時なので、最も使用感が現金に近いカードです。
まだクレジットカードを作ることができない高校生が、代わりとして持つにはぴったりのカードと言えるでしょう。
②「デビットカード」は発行元の銀行口座がないと作れないので自分の銀行で作ると楽
デビットカードは銀行が提供しているサービスであるため、カードを作るには発行元の銀行口座が必須です。
つまり、ゆうちょ銀行のデビットカードを作る場合、ゆうちょ銀行の普通預金口座が必要なのです。
デビットカードを作る際は、既に自分の口座がある銀行で作るのがおすすめ。
新たに銀行口座を開設する手間がありません。
さらに、デビットカードはカードごとの性能差が小さいのもポイント。
新たに銀行口座を開設してまで作りたいおトクなカードは正直少ないです。
例として、mijicaと、デビットカードの中では高性能な「セブン銀行 デビット付きキャッシュカード」を比較してみましょう。
mijica | セブン銀行 デビット | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
還元率 | 0.25% | 0.5% |
特典 | 特になし | セブンイレブンでは還元率1% |
これら2枚のカードを1年間で10万円使ったとして、返ってくる金額を計算してみます。
mijica | セブン銀行 デビット | |
---|---|---|
セブンイレブン | 250円 | 1000円 |
それ以外 | 500円 |
mijica | セブン銀行 デビット | |
---|---|---|
10万円使った時返ってくる金額 | 250円 | 500円~1000円 |
還元金の差は250円~750円。
mijicaから見れば2倍~4倍の差がありますが、1年間でコーヒー1~2杯程度の差しかできないとも見ることもできます。
デビットカードを選ぶ際は「新たに口座開設する手間に見合うか?」という点まで考えるようにしましょう。
ゆうちょ銀行のデビットカード「mijica」を解説。mijicaでできること
続いて、ゆうちょ銀行のデビットカード「mijica」を解説していきます。
このカードはゆうちょ銀行の発行する、デビットカードとしてもプリペイドカードとしても使えるカードです。
プリペイドカードに「デビットチャージ」という機能を追加し、口座からの引き落とし決済を可能にしている点が特徴です。
そのため、このカードは「デビットカードと同じ使い方ができるようになったプリペイドカード」と考えるのが適当でしょう。
このカードの仕組みと、できることを見ていきます。
①「デビットチャージ」機能で実質的に「デビットカード」として使うことができる
「デビットチャージ」機能を使えば、本来プリペイドカードであるmijicaを、デビットカードとして使えるようになります。
(1)そのままでもプリぺイドカードとして使用可能
まず、mijicaのプリペイドカードとしての使い方を確認していきましょう。
mijicaはVisaのプリペイドカードなので、チャージしたお金を使って、世界中のVisa加盟店で買い物ができます。
デビットチャージを使わなければ、チャージの方法は4種類。
- 会員サイト「mijica WEB」やスマートフォンアプリ、ゆうちょアプリで口座から直接チャージ
- ATMで現金を使ってチャージ
など、お財布の中身や時間に応じて選べます。
今すぐチャージ | mijica WEBやアプリを通していつでもすぐに、ゆうちょ銀行口座のお金をmijicaにチャージできる |
---|---|
指定日チャージ | 毎月の指定した日に、指定した金額をゆうちょ銀行口座からチャージする |
現金チャージ | ゆうちょ銀行ATMから現金をmijicaにチャージする |
ポイント交換チャージ | mijica利用に応じて貯まるポイントをmijicaのチャージ残高に交換する |
チャージの上限金額は10万円。
そのため、mijicaをプリペイドカードとして使う場合、10万円を超える決済はできません。
(2)デビットチャージ機能で、10万円以上の支払いも可能に(15歳以下利用不可)
さて、こういった機能を持つmijicaにデビットチャージ機能を追加することで、mijicaはデビットカードとしても使えるようになります。
デビットチャージとは、支払い時mijicaチャージ残高が足りなかった場合に、不足額をゆうちょ銀行口座からmijicaへ自動的にチャージしてくれる機能です。
チャージ残高0円で1万円の買い物をしても、登録した郵貯口座から自動的に1万円がチャージされ、決済ができるのです。
この機能をONにしていれば、mijicaに一切チャージをしなくても支払いに使えます。
実質的にデビットカードとしてmijicaを使えるようになるということです。
さらに、このデビットチャージを使った決済ではチャージ残高の上限が撤廃され、10万円以上の決済にも使えるようになります。
チャージの手間や上限金額が撤廃され便利なので、mijicaはデビットチャージ機能をONにしてデビットカードとして使うのがおすすめです。
★設定には、「mijica WEB」の会員登録、もしくはアプリのインストールが必要となります。
デビットチャージの設定方法
もしくは
mijicaスマホアプリを開く
「デビットチャージ利用設定」
選択
ただし、この機能は15歳未満の方は利用できません。
mijica自体は小学生を除く満12歳以上なら発行できますが、15歳になるまではプリペイドカードとして使いましょう。
②永久不滅ポイントが支払い金額2000円ごとに1ポイント貯まりおトク
mijicaを使って買い物をすると、利用金額2000円ごとに「永久不滅ポイント」が1ポイント貯まります。
永久不滅ポイントは、セゾンカードのポイントで、名前の通り有効期限がありません。
貯めたポイントは景品やギフト券など、さまざまなアイテムとの交換に使うことができます。
CHECK永久不滅ポイントの交換先
交換先はさまざまですが、mijicaを使っている場合mijicaチャージにポイントを使うのが便利でおすすめ。
100ポイント→500円の割合でチャージ残高に変換できます。
使い道が多く無駄になりにくいので、ポイント交換先に迷ったらmijicaにチャージすると良いでしょう。
さらに、ファミリーマート、ヤマダ電機といった「ポイント優遇店」では2000円利用で2~3ポイント貯まります。
通常の利用20万円分に相当する100ポイントを貯めるのは大変ですが、ポイント優遇店を活用すれば少し楽になりますね。
ポイント交換チャージはmijica WEB及びアプリから手続きできるため、mijicaを利用していてポイントが貯まったらぜひ交換しましょう。
「永久不滅ポイント」はもともと、クレジットカード会社のクレディセゾンが提供しているポイントです。
しかし、セゾンカードの利用などで貯めた永久不滅ポイントはmijicaチャージに直接使うことはできません。
mijicaの永久不滅ポイントと通常の永久不滅ポイントは厳密には違うものだからです。
mijicaの永久不滅ポイント | 通常の永久不滅ポイント | |
---|---|---|
mijicaチャージ | 〇 | × |
その他の景品交換 | 〇 | 〇 |
とはいえ違いは、mijicaチャージに使えるか否かのみ。
基本的には同じように使えるポイントです。
通常の永久不滅ポイントでも、ポイント移行を2回すれば、mijicaチャージに使えます。
通常の永久不滅ポイントの交換先に、mijicaの永久不滅ポイントがあるのです。
通常の永久不滅ポイントをmijicaチャージに使う手順
通常の永久不滅ポイント100ポイント
mijicaの永久不滅ポイントに移行
mijicaの永久不滅ポイント90ポイント
mijicaにチャージ
100ポイント→500円なので
90ポイント→450円
10万円の利用で獲得
通常の永久不滅ポイントからmijicaの永久不滅ポイントへの移行レートは10ポイント→9ポイント。
つまり、通常の永久不滅ポイントは1ポイント=4.5円分の価値で移行できます。
通常の永久不滅ポイントはもともと、100ポイント=450円の価値があるため、mijicaチャージに使って損をすることはありません。
ただし、見た目のポイント数は移行によって変わってしまうので注意しましょう。
③「Visaのタッチ決済」対応店ではタッチだけでスピーディーに買い物ができる
mijicaは「Visaのタッチ決済」対応カードです。
そのため、タッチ決済対応店ではカードを端末にタッチするだけで支払いができます。
具体的な対応店としてはマクドナルドやローソンなどがあります。
スピーディーに買い物を済ませたい店舗で使えるのは嬉しいですね。
CHECKVisaのタッチ決済対応店
電子マネーのようにスピーディーに買い物を楽しめるので、対応店ではぜひ活用したい機能ですね。
④「おくってmijica」機能を使ってmijicaカード同士で送金ができる
「おくってmijica」はmijicaカード同士でチャージ残高の送金ができる機能です。
手数料無料でスマホアプリやmijica WEBから送金ができます。
- 18歳未満の送金は不可能(受け取りは可能)
- 1回あたり5万円まで
- 月10回まで
mijicaユーザー同士で食事に行き、代金を折半するときなどに活用すると良いでしょう。
⑤利用メール通知、利用限度額設定などセキュリティ対策も充実
デビットカードを使うにあたって心配なのがセキュリティです。
そこで、mijicaを紛失してしまった場合に役立つ機能を紹介します。
利用メール通知 | カードを利用するたびに指定のメールアドレスにメールが届く。 万一誰かに不正利用されてもすぐに気が付くことができる。 |
---|---|
利用限度額を設定できる | 「1回の会計で使える上限金額」 「1日で使える上限金額」 「1か月間で使える上限金額」を1万円単位で設定できる。 |
スマホから利用停止ができる | スマホアプリやmijica WEBから、カードの利用停止・解除ができる。 |
このうち、利用上限額設定は、初めてカードを持つものの無駄使いをしてしまわないか心配な場合にも便利です。
初期設定 | 変更可能額 | |
---|---|---|
1回あたり | 30万円 | 1万円~100万円 |
1日あたり | 30万円 | 1万円~100万円 |
1か月あたり | 50万円 | 1万円~500万円 |
初期設定では1日に30万円、1か月で50万円使えてしまうので、不安な場合はスマホアプリなどから変更しておきましょう。
【他カード解説】自分の使っている銀行にデビットカードがなかったら
ここまでで、ゆうちょ銀行のデビットカードmijicaを使ってできることを確認してきました。
mijicaはデビットカードとしては少し特殊な仕様をしています。
しかし、目立ったデメリットはなくふつうのデビットカードと同じように使っていくことができます。
そのため、ゆうちょ銀行ユーザーでデビットカードを使いたい場合にはmijicaがおすすめです。
一方で、ゆうちょ銀行に口座を持っていない場合、mijicaのためにゆうちょ銀行口座を作るのはあまりおすすめできません。
せっかく新たに銀行口座を作るのならば、他の銀行で口座を作って少しでもおトクなデビットカードを作った方が良いからです。
この項目では、そんな場合におすすめなデビットカードを3枚紹介していきます。
①楽天市場など楽天グループをよく使うなら「楽天銀行デビットカード」がおすすめ



「楽天銀行デビットカード」は楽天グループで使いやすい高還元のデビット機能付きキャッシュカードです。
デビットカードとキャッシュカードが一枚にまとまっています。
このカード最大の魅力は支払い金額100円ごとに楽天ポイントが1ポイント貯まる点です。
貯めたポイントは通常の楽天ポイント同様、楽天市場などで1ポイント=1円として支払いに使うことができます。
その他、デビットカードの支払いにポイントを使うことも可能です。
楽天グループをよく利用するなら、楽天銀行デビットカードを検討してみてください。
②イオン系列でよく買い物をするなら「イオン銀行キャッシュ+デビット」がおすすめ



「イオン銀行キャッシュ+デビット」はイオン銀行のデビット機能付きキャッシュカードです。
JCBデビットの利用200円ごとにポイントが1ポイント貯まります。
このカードの魅力はイオングループ各店舗での特典。
電子マネーWAONが付帯しているので「WAONが対象の特典」「イオンカードが対象の特典」を一枚で獲得できるのです。
イオングループ対象店舗でポイント2倍 | 通常、デビット利用200円で1ポイントのところ、対象店舗では200円で2ポイント貯まる |
---|---|
お客さま感謝デー | 毎月20日・30日にイオングループ対象店舗で電子マネーWAONを使うと5%OFF |
イオンシネマ映画鑑賞割引 | デビット利用で300円引きなどの割引特典 |
イオングループをよく利用しているなら、特典を余すことなく活用できおトクです。
詳細は以下のページをご確認ください。
あわせて読みたい
イオン銀行発行のデビットカード解説記事
③セブンイレブンによく行くなら「セブン銀行 デビット付きキャッシュカード」がおすすめ



デビット利用額1000円ごとにnanacoポイントが5ポイント貯まります。
nanacoポイントはセブンイレブンの電子マネーnaancoで貯められるポイント。
1ポイント=1円として、nanacoにチャージすることができます。
nanacoはセブンイレブンやイトーヨーカドーを始めとする7&iグループで使えるので、よく利用する場合には嬉しい特典です。
さらに、セブンイレブンなど一部の7&iグループ加盟店では還元率がアップし、デビット利用1000円で10ポイント獲得できるのでおトクです。
まとめ
- デビットカードはクレジットカードの仕組みを使った即時決済カード。
- デビットカードはカードごとに性能差が少ない。その上、発行には口座開設を伴うのでもともと口座を持っている銀行で発行するのが楽でおすすめ。
- ゆうちょ銀行のデビットカードmijicaは「疑似的にデビットカードとしても使えるプリペイドカード」。ただし、使い方は他のデビットカードとほとんど変わらないのでデメリットではない。
- 2000円利用につき1ポイントのmijica永久不滅ポイントがたまる。100ポイントで450円分のチャージが可能。セゾンカードの永久不滅ポイントもmijicaに移行できる。
- Visaのタッチ決済、「おくってmijica」を使ったmijica同士の送金が可能。利用通知メール設定、上限額設定といった防犯機能も充実。
- ゆうちょ銀行の口座を作ってmijicaを申し込む予定なら、「楽天銀行デビットカード」「イオン銀行キャッシュ+デビット」「セブン銀行デビット付きキャッシュカード」など、別のおトクなデビットカードもチェックしておきたい。
mijicaは素地がプリペイドカードのやや特殊なデビットカードです。
しかし、他のデビットカードと同じように使え便利なので、ゆうちょ銀行ユーザーはぜひ検討してみてください。
mijicaの基本情報
カード名 | ゆうちょVisaデビットカード(プリペイド機能付き) |
---|---|
申込み資格 | 満12歳以上(小学生を除く)で、ゆうちょの総合口座(通常貯金)のキャッシュカードを持っていること ※15歳未満はデビットチャージ利用不可能 |
提携カード | Visa |
利用可能額 | 500万円まで ※口座残高額が500万円未満の場合は、口座残高額が限度 |
発行時間 | 通常10日程度 |
入会金 | 無料 |
年会費 | 無料 |
支払い方式 | 1回払い |
担保 | 不要 |
保証人 | 不要 |
必要書類 | 特になし ※但しeメールアドレスが必要 ※口座開設には印章と運転免許証などの本人確認書類が必要 |
金融機関名 | 株式会社ゆうちょ銀行 |
住所・所在地 | 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 |
電話番号 | 03-3477-0111 |
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