クレジットカードで買える商品券と売却リスク:現金化で強制解約されないために

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「わけあって現金が残り少ない。
残っているクレジットカードのショッピング枠で商品券を買って、これを売ることで現金を作れないかな?」

結論から言うとこの方法、立場上おすすめすることは決してできません。
理由は簡単で、「利用枠の現金化」と呼ばれるこの行為は各カード会社の規約で明確に禁止されているから。
そして規約違反が「発覚すると」カード会社から強制解約処分を受け、金融ブラック状態に陥る可能性すらあるんですね。

今回は何らかの理由で現金が必要なあなたのため(あるいは単にクレジットカードで買える商品券をお探しの方のため)、カード払い対応の各ギフトカードや「現金化」以外に考えられる生活の乗り切り方についてまとめました。
読み終えていただければ、できる限り余計なリスクを踏まず、ピンチを切り抜ける方法が分かります。

クレジットカードで買える商品券・ギフトカード5選

まずはクレジットカードで買える商品券・ギフトカードをごく簡単に紹介していきましょう。
一部の商品は使えるクレジットカードが限定されますのでお気を付けください。

クレジットカードで買える商品券・ギフトカード(公式サイトで取り扱っているもの)
金額/1枚 手数料、送料 使えるカード
amazonギフト券
(Eメールタイプ、印刷タイプ)
15円
~50万円
無料
  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club
  • 銀聯
三井住友カードVJAギフトカード 1,000円
~1万円
440円
(10枚以内)
JCBギフトカード 1,000円
5,000円
432円
(ネット注文)
JCB社発行のカード
(国際ブランドがJCBの他社発行カードは含まず)
JCB-QUOカード※1 500円
1,000円
3,000円
540円
+数十円~数百円の差額分
UCギフトカード 500円
1,000円
3,000円
400円
(ネット注文)
UCカード
※1 一般的なQUOカードはカード購入不可(例外的にファミリーマート店頭で、ファミマTカードを使った購入は可能)
※商品券を使えるお店やギフトカード販売店等(ネット購入含む)については、各公式HPをご覧ください。

意外とクレジットカードで購入できる商品券・ギフトカード類は多くありません。飲食系ギフトカードやショッピング系ギフトカード(百貨店ギフトカード含む)は総じてカード決済不可です。
(ついでに実店舗で購入できる「イオンギフトカード」等の場合、電子マネーWAONや交通系ICカード等を使った決済も不可)

これはクレジットカードでの決済を認めると、その数%がカード提供元に徴収されてしまうから。販売額と同額か、それに近い金額の価値の商品券を売ると、販売元が赤字を出しかねないわけです。
クレジットカード会社が発行している各ギフトカードについて、使えるカードが細かく設定されているのはこういった理由によるのでしょう。

……とは言え、上に「クレジットカードで購入できるギフトカード」として挙げた以外のカードであっても、ネットショップやオークションサイトを通せば問題なく購入できることは多いです。
正式な贈答用でないのなら(家族や友人にあげる場合など)、こういった外部サイトを利用するのもアリでしょう。
クレジットカードで買える商品券と売却リスク:現金化で強制解約されないために
▲「ヤフオク!」にて「商品券」ワードで検索を掛けた結果。
この場合はJCBカード以外のクレジットカードを使っても「JCBギフトカード」が購入できます。

★ネットショップなどを利用される場合には、必ず事前に対応決済方法をご確認ください。

「商品券購入→売却して現金化」は発覚すると金融ブラック入りの可能性も……

ネットショップ等を通せば問題なく購入できることも多い、各商品券・ギフトカード。
もちろんこれを購入すること自体には何の問題もありません。ただし、購入した商品券を金券ショップなどに売却することにはリスクがあります

クレジットカードのショッピング枠を何らかの形で現金に直す行為は、一般的に「(ショッピング枠の)現金化」と呼ばれています。
そしてこの現金化は(確認できている限り)すべてのクレジットカードで禁止されているんですね。
しかも、現金化に対する処罰はかなり重く規定されています。

第13条(会員資格の取消)
1.両社は、会員が次のいずれかに該当した場合、その他両社において会員として不適格と認めた場合は、通知・催告等をせずに会員資格を取消すことができるものとします。
(中略)
(4)現金化を目的とした商品購入の疑い等、会員のカードの利用状況が不適当、もしくは不審があると両社が判断した場合

三井住友カード公式HPより)

「通知・催告等をせずに会員資格を取消す」ことが意味するのは、クレジットカードの強制解約。
この処分を受けると、カード利用停止処分どころか金融ブラック入りは避けられないものとなり、今後5年の間はあらゆるクレジットカードや各種ローンの新規契約、さらには携帯電話端末の分割払いすら困難となってしまいます。
というわけで、現金化の目的で商品券等を購入することは非常にリスクが高く、まずおすすめはできません

しかし気になるのは、「本当に商品券の購入くらいで現金化がバレるのか」という点。
各社がどのように顧客情報をチェックしているのか確実に知ることはできないものの、

  • 突然カードの決済額が増える
  • 突然決まった店(特にネットショップ系)での決済額が増える

といった場合に当てはまると、クレジットカード会社から怪しまれる可能性が高くなります。

カード会社に怪しまれたくないのなら、大量の(あるいは多額の)金券購入は控えたいところ。
……とは言え誰しも、「必要と思って購入した商品券が、その後不要になった」ことくらいはあるかもしれませんね。

「現金化」以外の資金調達方法には何がある?

最後に、「現金化」よりずっとリスクの低い(あるいはリスクの無い)資金調達方法について簡単に触れていきます。

★無担保かつ合法の手段であることを前提としています。

①クレジットカードのキャッシング枠やカードローンでなら現金入手も可能

カード会社の利用規約に触れず、現金を調達する最も簡単な方法はやはり「借りる」こと。
クレジットカードに備え付けてあるキャッシング枠(会員ページ等から確認可)を使っても構いませんし、消費者金融会社や銀行などのカードローンを選んでもOKです。

基本的にはクレジットカードのキャッシング枠よりカードローンの利用枠の方が取得難易度は低いため、審査に自信が無いのならそちらを狙った方が良いでしょう。
特に消費者金融系であれば無利息サービスを行っていることも多いため、短期間の借入であればおトクに利用しやすくなっています。

②必要額が2万円以下なら「バンドルカード」を使った現金化も一考か

「借りる」のが無難な手段とは言っても、ショッピング枠の現金化を検討している段階であれば、すでにこの方法を(実感しているかは置いておいて)試されているのではないかと思います。
そこでもしあなたが必要としている金額が2万円を超えないのなら、「バンドルカード」を使った現金化が視野に入ります。

前提として、「バンドルカード」とは「チャージ式のバーチャル・VISAプリペイドカード」を作れるスマートフォンアプリなのですが……。
これはその他の類似アプリと異なり、「2万円までの後払いチャージ」(ポチッとチャージ)に対応。

それで何が起きるかと言うと……。
まずあなたのスマートフォンを使い、「バンドルカード」で2万円分の後払いチャージ(ポチッとチャージ)を行ったとします。
「バンドルカード」はVISAブランドが付いているので、ほとんどの「VISA」加盟店を利用可能。これにはもちろん、amazon等のネットショップも含まれますね。

この2万円の使い道として人気が高いのは、amazonのギフト券。特に即時購入できる「Eメールタイプ」です。
これを購入後、所定の金券ショップに売却すれば、その9割程度(1.8万円前後)の現金を得られるわけですね。ちなみに「後払い」に回した2万円は、後日手数料を添えて現金で支払うことになります。

上限額が2万円と小さいこと、後日発生する手数料が大きい上、金券ショップの取り分を考えると決して割が良いとは言えないことから、まず一般の方におすすめすることはできませんが……。
どうしても現在お金が必要、という事情があるのなら、こういった方法を試してみても良いでしょう。

ちなみに「バンドルカード」自体に現金化を禁止する規約はありません。
また、この方法は無審査で利用できます。

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You Tuber大絶賛!今流行りのバンドルカードのメリット・デメリットまとめ

★その他、物品を必要として良いのなら「フリマアプリ等での売却」「質屋の利用」、
やや後ろ暗い取引を含めるのなら「自動車担保融資(車で融資)」「ソフト闇金」「個人間融資」といった手段も考えられます。(言うまでも無く後者はおすすめしかねます)

まとめ

★正規の手段でカード決済のできる商品券・ギフトカードはあまり多くない。ただしネットショップやオークションサイトを通せば、様々なクレジットカードを使った商品券の購入が可能
商品券の購入元を問わず、現金化がカード会社に知られたら強制解約処分からの金融ブラックに至る可能性も。規約に反する現金化目的の商品券の大量購入はNG
★後ろ暗さなく現金を調達するためには、キャッシング枠やカードローンを使い「借りる」のがベスト。これを利用できない状況なら「バンドルカード」も要チェックか

お金が必要な事情は人それぞれ。
何らかの理由があって危ない橋を渡ることはあるかもしれませんが、今後はできる限り同じ機会を作らないよう、気を配りたいところです。



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