【空港ラウンジ】TRUST CLUBエリートカードと低価格ゴールド比較

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「出張時の空港での待ち時間をもっと快適なものにしたい。
は安価な年会費で国内線のカードラウンジを使えるみたいだけれど……」

三井住友トラストクラブ(旧シティカード)が取り扱う「TRUST CLUB エリートカード」は、空港ラウンジサービスに特化した低価格ゴールドカード。
年会費3,000円で空港ラウンジを使えるクレジットカードは多くないので、この点だけを見ても十分貴重なカードと言えます。
……が、同じメリットを持つライバルが存在しないわけではありません。

今回は「安価に空港ラウンジを使いたい!」とお考えのあなたに向けて、「TRUST CLUB エリートカード」の特色や、低価格ゴールドカードとの比較結果をまとめました。
読み終えていただければ、あなたが今どのクレジットカードに申し込みを行うべきか分かります。

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「TRUST CLUB エリートカード」の基本情報とメリット・デメリット

まずは、「TRUST CLUB エリートカード」とはどういったクレジットカードなのか、簡単に見ていきましょう。

①最大の特徴は「年会費3,000円+税で国内空港ラウンジ利用可」

★三井住友トラストクラブ「TRUST CLUB エリートカード」
年会費3,000円+税国際ブランドVISA
基本還元率約0.558%
※一括払い、ギフトカード交換時
※他ボーナスポイント有り
利用可能枠30万円~100万円
海外旅行傷害保険最高3000万円
※利用付帯
国内旅行傷害保険最高3000万円
※利用付帯
ショッピング補償年間最高200万円追加発行可家族カード(無料)
ETCカード(無料)
付帯電子マネー無し支払日毎月15日締め
翌8日または10日払い(金融機関による)
入会の目安22歳以上、年収200万円以上(インビテーション不要)
その他国内主要空港の空港ラウンジを無料で利用可
※必要経費を当カードで支払わないと適用されない

このカードの最大の特徴は、何といっても「年会費3,000円+税で空港ラウンジを利用できる」こと。
空港ラウンジサービス付きのクレジットカード(ゴールドカード以上)の年会費は1万円以上に設定されていることが多いので、これだけでも「TRUST CLUB エリートカード」が特別だとが分かりますね。

ちなみに「TRUST CLUB エリートカード」もゴールドカードという扱いにはなりますが、三井住友トラストクラブが発行するクレジットカードの中では最も年会費が安く設定されています。

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「TRUST CLUB」3グレード(エリート、ワールド、プラチナカード)間のスペック比較

②実質還元率は0.6%前後と高くは無い

公式HPを一見すると、「TRUST CLUBエリートカード」は非常に高還元なように思えますが……。

▲三井住友トラストクラブ公式HPより

実はこのカード、1ポイントの価値が1円より低いため、残念ながら還元率2%……というわけにはいきません。

三井住友トラストクラブのポイントは、17,000ポイント貯めると17,000円……ではなく5,000円分のギフトカードに交換可能。
この場合1ポイントの価値は約0.294円相当。これが2ポイントなら約0.588円にあたるというわけで、100円ごとにもらえるポイントは0.588円相当(=実質還元率約0.588%)となります。

一般的なクレジットカードの還元率「0.5%」に比べるとほんの少し高いですが……。
年会費無料で還元率1%を実現させているカードが少なくない(楽天カード、オリコカードなど)ことを考えれば、特別おトクというわけではありません

★年間利用額が50万円を超えると2,500のボーナスポイント(720円相当)がもらえるため、これを含めて考えると還元率はもう少し上がります。
(年間利用額100万円なら、ギフトカードへの交換を想定したときボーナスポイント込みの実質還元率は約0.66%)

★実質還元率は、以下のようにポイントの交換先によっても変わります。

★交換先別「TRUST CLUBエリートカード」の実質還元率(一括払い)
1ポイントの価値実質還元率
↑高次年度年会費への充当0.405円0.81%
Amazonギフト券約0.33円約0.66%
各種ギフトカード
(JCBギフトカード等)
約0.294円約0.588%
楽天スーパーポイント

0.25円0.5%
スターバックスカードへのチャージ
キャッシュバック

ポイント制度の詳細やその他の交換先については、以下の公式HPをご覧ください。
ちなみに航空系マイルへの交換には対応していません。

三井住友トラストクラブ公式HP「ポイントを使う・おすすめアイテム」

③注意!ICチップ未搭載でサブカード必須、Apple Payも利用不可

「TRUST CLUBカード」全グレード共通のデメリットとして、「ICチップが未搭載である」ことが挙げられます。
ICチップとは、現在主要となっているクレジットカードの情報記録装置のことですね。

▲赤丸で囲んだ箇所がICチップ。ちなみにダイナースカードは三井住友トラストクラブが発行しています。

TRUST CLUB エリートカード

▲現行の「TRUST CLUB エリートカード」カードフェイス。ICチップが見当たりません。

「TRUST CLUBカード」は2018年6月現在においても、旧規格である「磁気ストライプカード」というタイプを採用しているのですが……。
これで困るのはスキミング(情報抜き取り)の被害に遭いかねないこと、そしてそれ以上に「クレジットカードを挿入し、暗証番号を入力する」タイプの決済機を一切利用できないこと。

普段からクレジットカードを利用されているのならご存知かと思いますが、決済時に暗証番号の入力を求められることは決して少なくありません
サブカードを持てば事足りることではあるのですが、還元率の問題もあって、それなら最初からそのサブカードだけを使えば良いのでは……といった結論に至りやすいんですね。

「TRUST CLUBカード」は、ICチップが付いていないと言う理由のために1枚持ちが厳しくなります。
そもそも還元率がさほど良くない、空港ラウンジ以外のメリットに乏しいことを考えると、基本的にはクレジットカード、それもメイン使いのものと言うよりは「空港ラウンジへの入場券」として取得するのが現実的なように思えます。

ただし、この場合はより安価かつ還元率も良い「楽天ゴールドカード」の存在が気になってくるところ。

もちろん「TRUST CLUBエリートカード」をメインカードとして、年会費無料または安価なクレジットカードをサブに添えても構いませんが……。
上位カードならまだしも、そこまでやるメリットがこの「エリートカード」にあるかと言われると疑問が残るところです。

★ICチップが付いていないため、Apple Pay(対応Apple製品を使ったスマホ決済)にも対応していません。

★2018年6月現在、いまだICチップが付くといった動きは見受けられません。

<特典は年会費のわりに渋め、「空港ラウンジ特化のカード」と考えて差し支えない>

クレジットカードを選ぶ上で重要になるのが、その会員特典。
ただし結論から言うと、「TRUST CLUBエリートカード」に空港ラウンジサービス以外の目立った特典は見当たりません

★「TRUST CLUBエリートカード」空港ラウンジ以外の主な特典

  • 国内外パッケージツアー割引
  • 宿泊予約サービス「Relux」優待
  • 国際線利用時のタクシー送迎(条件有)
  • トヨタレンタカー等の優待

※保険内容については比較項目参照

海外旅行時の特典はそこそこに充実していますが、それほど海外に出向かれる機会が多いなら上位カード「ワールド カード」や、航空会社系の上位カードあたりを選びたいところ。
よって多くの利用者にとって、「TRUST CLUBエリートカード」の特典は無用の長物となってしまうことでしょう。

というわけで、「TRUST CLUBエリートカード」は空港ラウンジ特化のカードと考えていただいて差し支えありません。
空港ラウンジに興味が無いのなら、あるいはすでに空港ラウンジサービス付きのカードを持っているのなら、このカードを作るメリットは無いと言ってよいでしょう。

年会費3,000円以下&空港ラウンジ付きゴールドカードの比較

これまで解説してきた通り、「TRUST CLUB エリートカード」最大のメリットは「安価な年会費で、国内空港ラウンジを利用できる」こと。ただし同じメリットを持つ他社カードが存在しないわけではありません。

そこで、ここでは「TRUST CLUB エリートカード」と、そののライバルとなる「年会費3,000円以下&国内空港ラウンジを無料利用できる2つのカードを比較してみました。

★国際線利用時しか空港ラウンジを利用できない「MUFGカードゴールド」は除外しています。

★年会費3,000円以下&国内空港ラン時サービス付きカードの比較
TRUST CLUB エリートカードJCB GOLD EXTAGE楽天ゴールドカード
盤面(画像は公式HPより)TRUST CLUB エリートカードJCB GOLD EXTAGE楽天ゴールドカード
年会費3,000円+税3,000円+税2,000円+税
国際ブランドVISAJCBVISA
Master
JCB
ポイント還元約0.588%
(一括払い、ギフトカードへの交換時)
0.4%程度1%
利用できる空港ラウンジ国内28空港国内28空港
+仁川国際空港、ダニエルKイノウエ国際空港(ホノルル国際空港)
同伴者(家族会員除く)料金有料(料金は空港による)
その他のサービス等トヨタレンタカー優待
「Relux」優待
空港送迎タクシー他
セブンイレブン等でのポイント優待 他楽天市場でのポイント優待 他
海外旅行傷害保険死亡・後遺障害最高3000万円最高5000万円最高2000万円
治療費用最高150万円最高200万円最高200万円
疾病治療費用最高150万円最高200万円最高200万円
賠償責任最高3000万円最高2000万円
携行品損害最高30万円最高50万円最高20万円
救援者費用最高50万円最高200万円最高200万円
国内旅行傷害保険傷害死亡
後遺障害
最高7000万円最高5000万円
手術費用入院日額×10~40
入院日額5,000円/日
(8日目~)
通院日額2,000円/日
(8日目~)
ショッピング(海外・国内)年間最高200万円
(自己負担1万円)
年間最高200万円
(自己負担3千円)

この3つのカードの中で比べると、「TRUST CLUB エリートカード」の立ち位置はどうしても中途半端と言わざるを得ません。

「TRUST CLUB エリートカード」において「他社ゴールドカードに比べ明らかに優れた点」は見当たりませんでした。
クレジットカードを単なる空港ラウンジ入場チケットと見るのなら、あるいはメインカードを兼ねたいのなら、年会費が安く還元率の優れた「楽天ゴールドカード」
旅行に保険と言う安心をプラスしたいのなら、あるいは幾分かのステータス性を求めるのなら、保険の補償範囲が幅広く保証額も高い「JCB GOLD EXTAGE」を選ぶべきです。

目立った特典が無いこと、そしてICチップが付いていないという致命的な欠点を含めて考えると、「TRUST CLUB エリートカード」は自信を持って広い層におすすめできるカード……とは言い難いものとなっています。

具体的に「TRUST CLUB エリートカード」を選ぶべき状況を挙げるとするなら、「できるだけ還元率が良いカードがいいけれど、楽天は誰でも取れるカードみたいでヤダ」という場合くらいでしょうか……。
ただ、ステータス性で言うとJCBの存在がやはり気になるところで、この面でも中途半端と言わざるを得ません。

★ここで挙げたクレジットカードの保険はいずれも利用付帯(=旅行料金などを当該クレジットカードで支払わないと適用されない)となります。
詳しい内容については、以下の公式HPをご覧ください。

三井住友トラストクラブ公式HP「そなえて守る」
JCB公式HP「付帯保険案内(JCB GOLD EXTAGE)」
楽天カード公式HP「よくある質問:楽天ゴールドカードの付帯保険を教えてください。」

★飛行機を利用する機会が多いのなら、もう少し年会費を増やして飛行機の遅延や手荷物紛失に対応してくれるクレジットカードも要チェック。
この場合、おそらくJCBゴールド(年会費1万円+税)が最も安価な選択肢となります。

★自分で航空券を取得する機会が多いのなら、マイルの貯まる航空会社系カードの選択をお勧めします。

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【年会費別ANAカード】JCBカードと他社の徹底比較!マイル還元率・付帯保険も

カード取得の目安は「22歳以上、年収200万円以上」

他社カードと比べると微妙な立ち位置になってしまう「TRUST CLUB エリートカード」。
それでもこのカードを使いたい、という場合には、もちろんその審査に通る必要があります。

取得の目安は公式HPいわく「22歳以上、年収200万円以上」
年会費が安いこともあって、取得の目安は一般ゴールドカードに比べかなり低く設定されていますね。(一つランクの高い「TRUST CLUBゴールドカード」の取得目安は年収400万円)

もちろん年収200万円以上であっても、100%審査に通過できるとは限りませんが……。
1つの審査に落ちることにさほどのデメリットはありませんので、取得の目安を満たしているのならとりあえず申し込んでみても良いでしょう。
(ただし多くのカードを相手に、短期間のうちに立て続けに申し込みを行うと、審査通過が不利になってしまうことはあります)

ちなみに本人確認書類の提出や、引き落とし先口座の設定をすべてインターネット上で済ませられる場合、申込からカード入手までに掛かる時間は「2週間前後」が目安となります。
詳しくは以下の公式HPをご覧ください。

三井住友トラストクラブ公式HP「TRUST CLUB エリートカード オンライン入会申し込み」

まとめ

「TRUST CLUBエリートカード」は良くも悪くも国内空港ラウンジ入場に特化したカード。空港ラウンジを利用できるカードにしては安い年会費(3,000円+税)が嬉しい
★ただしICチップが未だ搭載されていないことから、カードの1枚持ちは非推奨。ただ、サブカードとして持つにも楽天カードやJCB GOLD EXTAGEの存在が気になる
同じメリットを持つ他社カードと比べ、これと言った特色が無い。「楽天カードはイヤ」「海外での加盟店が少ないJCBブランドは避けたい」といった理由が無い限り、あまり積極的にはおすすめできないかも……

他社カードと比べて中途半端な性質から、サブカードとしても積極的にはおすすめしがたい「TRUST CLUBエリートカード」
基本的にはライバルとなる他社カード(主に楽天ゴールド、JCB GOLD EXTAGE)や上位カードの内容を確認した上で、申し込みを検討したいところです。

TRUST CLUBエリートカードの基本情報

カード名TRUST CLUBエリートカード
申込み目安22歳以上、年収200万円以上
提携カード無し
利用可能額30万円~100万円
審査時間最短即日
到着までの目安2週間程度
入会金不要
年会費不要
支払日毎月15日締め
翌8日または10日払い(金融機関による)
支払い方式1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い
分割払い(年率)10.77%~13.17%
リボ払い(年率)原則15%
キャッシング(年率)15.0%~20.0%
遅延損害金(年率)14.56%
担保不要
保証人不要
必要書類本人確認書類
金融機関名三井住友トラストクラブ株式会社
住所・所在地東京都中央区晴海一丁目8番10号 トリトンスクエアX棟
電話番号0120-866-924
貸金業登録番号関東財務局長(5)第01376号
新規お申込はこちら「TRUST CLUBエリートカード」公式サイト


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