ビジネクスト法人クレジットカードはアイフルが親会社らしいけど、申し込んで大丈夫?

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電子マネーなし。旅行保険なし。だから年会費完全無料。
まさに現金取引をキャッシュレス化するためだけに作られた個人事業主・法人向けカード、それがビジネクスト法人クレジットカードです。

このカード発行元である「ビジネクスト株式会社」は、親会社が消費者金融のアイフル。
正直いいますと、筆者はそれを知ったとき、先入観からつい敬遠してしまいました…。なんか、金融業者→金貸し→暴利?みたいなイメージがあって…

ところが、実際どんなカードなのか調べてみたら、あれ?別に悪くないぞ、このカード。暴利どころかそもそも金利発生しないし。

むしろ過剰なサービスがないぶん、他社の法人・個人事業主向けクレジットカードよりもずっとシンプルで使い勝手がよかったのです。意外!

というわけで今回は、まだまだ評判や口コミなどの情報に乏しい「ビジネクスト法人クレジットカード」の実態に迫ります。

法人カードランキング
三井住友VISAビジネスカード for Owners:クラシック
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登録簿謄本・決算書不要で手続きが簡単。電子マネーやキャッシングにも対応
JCB一般法人カード_一般
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同価格帯の他社カードよりも品質の高いサービス!
オリコEX Gold for Biz
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Mastercardのビジネスゴールド会員向けサービスが利用可能。

そもそもビジネクスト法人カードとは?

まさに「業務用カード」!

一言でいうと、超シンプルな法人カードです。
決済以外の機能はひたすら省き、コストを限界まで削っています。

実務上の利便性を最優先に作られているため、カードの性質は大企業向けのコーポレートカードに近いものがあります。
そこに中小企業・個人事業主向けのサービスとしてポイント還元プログラムを加えた、というところ。

基本スペックからしてシンプル

年会費 無料
追加カード年会費 無料
50枚まで発行可
ETCカード年会費 無料
申し込み資格 個人事業主・法人代表者
国際ブランド VISAロゴ
利用限度額 5~300万
※100万超の場合は要・財務書類提出
※300万超は応相談
締め日、支払日 5日締め、同月27日または翌月3日払い(指定金融機関による)
支払方法 1回払い
基本ポイント還元率 0.25%
(ETC利用分は対象外)
マイル付与率
電子マネー
経理・会計ソフト優待
福利厚生サービス ベネフィット・ステーション入会金免除+月会費割引
その他ビジネスサービス Travel Gate(国内・海外旅行割引)
国内レンタカー割引
(Visaビジネスオファー)
空港ラウンジサービス
付帯保険
オススメ度 ★★★★☆

付帯サービスは清々しいまでに必要最低限のものしかありません。
一般的な法人カードと比べてみると、実に単純明快。まさしく機能美。味で例えたらうす塩。

追加カード発行枚数の上限がやたら大きい

従業員用の追加カードはなんと50枚まで発行可。…そんなに必要なことあるだろうか。

追加カード(従業員カード)とは?

各従業員名義で追加カードを発行すると、複数人が同じ事業口座を使っての法人カード支払いができるようになります。
経費決済をキャッシュレス化することで、立て替え払いや清算事務の負担を大幅に減らすことができます。これぞ法人カードの醍醐味。

で、その発行枚数上限が50枚というのは、控えめに言って異常スペック。
なにしろ、普通なら20枚を超えたらもう、クレジット会社の営業がやってきて大企業向けの「コーポレートカード」を契約するよう迫ってくるので。

もちろん、必要なければ本体カード1枚だけで利用して構いません。

ETCカードだって何枚でも無料

本体が無料なのだから、当然ETCカードも無料です。どこかのカードみたいにETCだけ年会費取るなんてマネはやりません。

ちなみに公式ページの案内には「何枚でも無料」と書いてあり、特に上限が何枚とは書かれていません。まさか無限に発行可能だったりして…
ま、実務上必要な枚数だけ作っておきましょう。

もしETCカードの必要枚数が数十枚にのぼる業種であれば、ETCコーポレートカードを作るのをおすすめします。
理由としては、まず一つがコーポレートカードなら大口契約者向けの通行料金割引があること。

もうひとつの理由は…
後ほどまとめてお話しします。伏せたところでリンクタイトルでネタバレしてますけど。

ETC利用分はポイント対象外

審査難易度と発行日数

ビジネクスト法人クレジットカードの特色として、発行のし易さがあります。

赤字でもカードを発行できる

原則として、申し込みに財務諸表・決算書類、確定申告書などは必要ありません。
提出するのは申込者の本人確認書類のコピー、法人名義の場合はそれに加えて履歴事項全部証明書。これだけです。

業績の報告がないので、たとえ赤字決算でも審査に影響しません。
というか、公式ページに「赤字でも発行可能」と堂々と書かれています
業績チェックのないカードは他にもあるのですが、赤字OKとまで公言してしまうのは珍しい。

このカード入会審査で問われるのは、事業の業績ではなく申し込む個人の信用力です。
本人がいわゆる「ブラック」でもない限り、まず発行されると見ていいでしょう。

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ただし、財務書類なしで与えられるショッピング限度額は100万円まで。それを超える額に増枠するときは、決算・申告書類の提出を求められます。

固定電話は必須ではない

法人カードの申し込みにおいて、鬼門となるのが固定電話番号。
連絡先が固定電話でないと信用性の評価ガタ落ち、というのが通説です。

ところがビジネクスト、申し込みページにこんな注釈が書かれています。
固定電話がない場合は携帯・PHS番号を入力ください。
あ、携帯でもいいのね。

JCB法人カードなどは固定電話がないと申し込みの時点で門前払いですが、こちらはノマドワーカーのような事務所を持たないフリーランスでも申し込めます。

ただし、固定電話のほうが信頼性が高いのは確か。自宅用でもいいので、電話回線を引いているなら固定番号を申告するのが無難です。

実際の法人カード審査基準は非公開で、ブラックボックス化されています。
それでも審査難易度が高くないと判断できる理由は記事後半にて。

審査のハードルが低いと言いきれる理由

発行日数は?

公式サイトには「最短7営業日発行」とありますが、口コミを見るともう少し遅いことが多いようです。余裕を見て2週間程度と考えておくといいでしょう。

法人カードの申し込みは通常、申し込みから数日後に申込書類が届き、記入して必要書類とともに返送する流れになります。

なので、個人向けカードのようなスピード発行は望めません。
ただそれでも、以前よりはだいぶ早くなったように思います。昔は申込みからカード到着まで3ヶ月ほどかかる事例もあったので…

ポイント還元はライフカードと「ほぼ」共通

ビジネクストカードは年会費無料の法人カードにしては珍しく、ポイント還元プログラムがあります。
ただし還元率にはあまり期待できません。

ポイントプログラムは、同じアイフル傘下のライフカードの「LIFEサンクスプレゼント」を流用しています。

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このポイントは1ポイント=5円相当。
ビジネクストカードではカード利用額200円ごとに0.1ポイント付与されます。

つまり還元率は0.25%。法人カードでは0.3~0.5%のものが多いので、高くはありません。お得さだけで選ぶなら候補から外れてしまいます。

事業用の年会費無料カードはポイント還元なしが普通なので、たとえ0.25%でもゼロじゃないだけ良いほうでは?という見方もあります。

ポイント交換対象に制限がある

たまったポイントの交換先は、ライフカード公式サイト上にあるカタログから選びます。

LIFEサンクスプレゼント特典Webカタログ

しかし、他社ポイント移行や電子マネーのページを開くと、ことごとく『LIFE-Web Desk会員限定特典』と注記されていますね。はて。

このWeb-Deskというのはライフカードの会員向けサービスなので、ビジネクストカード会員は利用登録できません。
つまり、カタログ上にある多くの品目が、ポイント交換対象から外れてしまうのです。

Amazonギフト券がアウトなのは痛いけど、図書カード、QUOカード、JCBギフトカードが残されているのがせめてもの救いか…。

ETC利用分はポイント対象外

有料道路のETC支払い分にはポイントが付与されません。

ビジネクストはオリジナルのETCカードを作っておらず、提携先(というかグループ会社)であるライフカードから「ライフETCカード」を発行します。ポイントがつかないのはライフでも同様。世知辛い世の中になったものだ。

もし恒常的にETCの利用があるなら、クレジットカードとは別に「ETCコーポレートカード」を作るのもいいでしょう。大口・多頻度割引を適用させることができます。
そもそもクレジット機能すら必要なければ、審査がほぼ無いに等しい「法人ETCカード」という選択肢も。

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福利厚生、ビジネス優待だけは付帯している

シンプル・イズ・ベストを地でゆくビジネクストカードですが、なぜか、

・ベネフィット・ステーション(福利厚生代行サービス)入会金、月会費優待
・Travel Gate(国内・海外旅行サービス)
・国内レンタカー割引

これらのビジネス優待だけはこっそり付帯しています。軸がブレたか?

実はこれ、ビジネクストカードのベースになっている「ライフカードビジネス」の付帯サービスなんです。
提携カードにちゃっかり乗っかるかたちで、コストを最低限に抑えながらビジネスサポートを提供しているのです。

Travel Gateとレンタカーは利用価値が正直微妙ですが、「ベネフィット・ステーション」は、導入にあたって最大のネックである100,000円の入会金が免除されるので、結構おいしい。

Visaビジネスオファーもログインできる

ビジネクスト公式に案内はありませんが、VISAブランドだから「Visaビジネスオファー」が利用できるかも?と思い、ログインできるか試してみました。

Visaビジネスオファー

この中から今回はレストラン優待の「ビジネスグルメオファー」を選び、ログイン画面を開きます。


ビジネクスト法人カードのカード番号は「4219-95」で始まるので、それを入力します。


ログインできました。
これはVISAから正式にビジネスカードと認定されている証拠でもあります。

さすがにダイナースクラブのエグゼクティブダイニング級とまではいきませんが、主要都市部の高級レストランで割引や1品サービスなどの優待を受けられます。

ゴールドカードは地味?ダークホース?


シンプル志向で設計されているビジネクストカードにも、なんとゴールド法人カードがあります。

スリムさが売りだったのに、ゴールドの付帯サービスを盛ったら普通になってしまわないか?ちょっと不安ですが、はてさて。

ゴールドに格上げすると何が変わる?

こちらも一覧表にまとめます。
一般カードとゴールドで内容が異なる項目は赤文字にしました。

年会費 10,000円+税
追加カード年会費 無料
50枚まで発行可
ETCカード年会費 無料
申し込み資格 個人事業主・法人代表者
国際ブランド VISAロゴ
利用限度額 5~300万
※100万超の場合は要・財務書類提出
※300万超は応相談
締め日、支払日 5日締め、同月27日または翌月3日払い(指定金融機関による)
支払方法 1回払い
基本ポイント還元率 0.5%
(ETC利用分は対象外)
マイル付与率
電子マネー
経理・会計ソフト優待
福利厚生サービス ベネフィット・ステーション入会金免除+月会費割引
その他ビジネスサービス Travel Gate(国内・海外旅行割引)
国内レンタカー割引
(Visaビジネスオファー)
空港ラウンジサービス 国内26空港で利用可
付帯保険 海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
ショッピング保険(年間200万円)
シートベルト傷害保険
ロードサービス
オススメ度 ★★★★☆

年会費は一万円。まあ、ゴールドカードとしてはごっつ普通です。
従業員向け追加カードが50枚まで発行できるのは変わらず。

ポイント還元率が倍になる

といっても、もともとが0.25%なので2倍になっても0.5%ですが。
ともあれ平均水準には届いたので、他社とくらべてのデメリットは解消されました。

空港ラウンジ利用可

ゴールドカードと言えばこれ。
しかし、ビジネクストは使えるラウンジ数が若干少ない方に入ってしまいます。

カードラウンジを有する空港の数は、全国で28つ。
カード銘柄によってラウンジを使える空港の数は異なり、ビジネクストで利用できるのは、神戸空港、大分空港を除いた26空港
ビジネクスト以外でも、ライフカード系列はどれも同じ数です。

エポスカードは19空港、オリコカードは16空港…など、もっと少ない系列もあるので、それに比べたら26は多いほうだね!みたいなポジティブ思考でいきたい。

各種保険、ロードサービスが付帯する

保険がセールスポイントのライフゴールドカードを下地にしているため、ビジネクストゴールドもほぼ同等のサービスが付帯します。

個性的なのは、ロードサービスが付帯するところ。しかもJAFより手厚い内容で、帰宅費用や臨時宿泊費、修理後の移送まで助成してくれます。

旅行保険が一番の売り

付帯保険の内容については、公式ページにも詳細が書かれておらず、カード情報サイトを見ても言うことがバラバラ…。

この際なので、当サイトはきちんと公式に確認を取りました。もし誤りがあったらオペレーターのせいにします。

海外旅行傷害保険
付帯条件 自動付帯(無条件で保険適用)
死亡/後遺障害 5,000万円
傷害/疾病治療費用 300万円
賠償責任 1億円
携行品損害 40万円(免責1事故につき3,000円)
救援者費用 300万円
海外航空機遅延保険
※いずれも最大給付額

最も重要な治療費用補償は最大300万円。
これは定番の三井住友ビジネスゴールドカードと同等で、充分合格レベル。医療費暴騰でおなじみアメリカで万一のことがあっても、日帰り手術くらいはまかなえます。

クレカの海外旅行保険、本当に使えるかどうかを見分けるための基礎知識

国内旅行傷害保険
付帯条件 自動付帯
死亡/後遺障害 5,000万円
手術費用 10万円
入院日額 7日を超える入院に対し10,000円/日
通院日額 7日を超える通院に対し4,000円/日

国内旅行中の公共交通、宿泊施設の利用中、パックツアーの最中に遭ってしまった事故への補償です。
こちらも三井住友ビジネスカードと比較すると、入院・通院の補償額がそれぞれ2倍。利用付帯ではないところも高評価。

シートベルト傷害保険

これは国内を運転中(または同乗時)に自動車事故に遭ったとき、死亡/重度後遺障害に対し200万円の保険金が給付されるもの。おまけと思っておく程度でよいでしょう。

海外・国内航空機遅延保険は付帯しませんが、それはさすがに高望み。

そこまで要求するなら、候補はセゾン・プラチナ・ビジネス・アメックスか、保険最強と名高いJCBカードくらいしかありません。
あとは年会費5万円の三井住友プラチナカードか…

ただ、セゾンはともかく、JCBの法人カード審査は最難関とも言われ、審査を通過できるのは半数ほどだとか。
狭き門ですが、業績に問題がないなら一度アタックしてみては?


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個性は薄いが、費用対効果は良い

ムダの削ぎ落としぶりが際立つ普通カードと並べると、ゴールドカードがどこか地味に見えてしまうのは否めません。
「あいつ昔は尖ってたのに、丸くなっちまったよな」的な。

それでも冷静に見れば、利用者のツボを的確についていることがわかります。
使い所の限られるビジネス優待サービスなどにはリソースを割かず、必要な機能だけを充実させたところが、このカードの最大の特徴でしょう。

何より評価するべきは、これだけ門戸を広く開けたカードでこの内容を実現している点です。

オリコなどの格安ゴールドでは力不足、かと言って三井やJCBの大手プロパーカードは審査通過の見込みが薄い、みたいな状況にベストマッチ。

アイフルの子会社らしいけど、金利とかどうなの?

不安になる気持ちはわかります。

日本貸金業協会の調査によると”貸金業者”に良い印象を抱いている人は3~4割どまり、半数に満たないそうです。たしかに融資を受けた経験がないと、良いイメージは持ちにくいですよね。

消費者金融系ならぬ「事業者金融系クレジットカード」は、私の知る限りでは現在ビジネクストカードしかありません。はたして信頼に足るカードなのか、紐解いてみましょう。

カード発行会社のビジネクストとは?

ビジネクスト株式会社は、アイフルグループで株式の100%を所有している完全子会社(アイフルから見ると孫会社)。

アイフルが消費者金融なのに対し、ビジネクストは事業者金融業を主な事業内容としています。つまり、主力商品は商工ローン。クレジットカードは副商材の位置付けでしょうか。

もともとはアイフルが60%、住友信託銀行が40%を出資して設立した合弁会社でしたが、平成25年に住友信託からの株式譲渡が行われ、合弁解消となりました。
(会計に明るい方向けの余談ですが、この譲渡による「負ののれん」計上で、アイフル側には当該年度に結構な額の特別利益が計上されています。住友側とどんな交渉があったのやら。)

金利が高いのでは?→そもそも1回払いしかできない

さて、ビジネクストがアイフル傘下と聞けば、ちょっと気になることが。

「金融系カードとなると、金利が高いんじゃないだろうか?」

ところがこれ、杞憂もいいところなのです。
なぜって、このビジネクストカード、そもそも支払い方法が利息の発生しない翌月1回払いなのですから。
キャッシングサービスもありません。

※会員規約には “ただし、会員またはカード使用者が他のお支払方法を指定してカードを利用し、当社が追認した場合は、そのお支払方法によります。” と記載があるため、例外的に分割払いを利用することも不可能ではない。

これは良い意味で意外。個人向けカードにおいては、消費者金融系クレジットカードといえば油断するとリボ払い手数料がもりもり…というイメージがあったので。(※個人の感想です)

というか、そもそもライフカードだってアイフル傘下の「消費者金融系カード」なんですよね。
知らずに使ってましたが、今まで高い手数料取られたり怖いお兄さんが来たりとかはしてません。文句があるとすれば、還元率が去年下がったことくらい。

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審査のハードルが低いと言いきれる理由

それは、入会の条件を厳しくしても採算の取れるカードではないからです。

ビジネクスト株式会社の決算公告は、アイフルのIR情報ページで公開されており、2016年度にはカード事業を含む部門の営業収益が1億6千万円弱あることがわかります。

内訳がないので推測にはなりますが、逆算するとカード発行数は1~2万枚といったところでしょうか。クレジットカード事業としてはあまり大きい規模ではありません。

もしビジネクスト法人カードが他社と同じように1,000円程度の年会費を取れば、それは売上の10%に匹敵し、かつ安定した収益になります。
なぜそうしなかったのかは、減収分以上に利用者数を増やす戦略をとったと考えるのが妥当でしょう。

ましてや一般向けカードと違い、ビジネクスト法人クレジットカードには分割払い・リボ払いが原則ありません。利息収入がない分よけいに、会員数を増やさないことにはカード事業が成り立たないのです。
実際、財務諸表を見ると(事業全体での損益ですが)期によってギリギリなときもあったり…

事業者ローンへの勧誘・集客目的ですらない?

ビジネクスト法人カードは、年会費収入がない上に分割・リボ払いができない=カード会社に金利手数料が入りません。

つまり収益はカード利用店舗から入ってくる加盟店手数料のみ。
どのカードもリボ払いを推して手数料稼ぎにご執心(三井やJCBなどのプロパー、ダイナース等のステータスカードすらも!)な昨今、これはずいぶん控えめな方針に思えます。

もしやカード事業の直接の収益ではなく、ビジネスローンの顧客層を拡げるのが真の目的なのでしょうか?
収益の柱にするにしては、公式ページが安っぽ…いえ、節約志向で作られている気もしますしね。

カードの申し込み画面を開いてみると、同社の『ビジネクストローン』を同時に申し込むか否かのチェックボックスがあります。やっぱりね。私の目に狂いはない。

と思いきや。

押し売り感ゼロすぎて拍子抜け。

強制加入でないのはもちろん、商材ページへのリンクすらもありません。チェックも最初から外れています。利用者が言うのもなんですが、もうちょっとアピールしていいよ…それくらい許すから。

というか、このカード、今まで見てきた中で一番、商売っ気がないかもしれない

正直これなら、某社カード(大手)の自動リボ払いコース&キャッシング勧誘の方がよほどエグい

最近のカードこんなんばっか。

アイフルグループ全体の経常利益のうちビジネクストが占めるのはわずか2.6%(2017年3月)。ライフカードの43.8%に比べてあまりにも少なく、割とのんびりやっているローン会社なのかな?という感すらあります。

結論:恐れる必要はなし。むしろムダを嫌う人には最適。

2006年の行政処分が記憶に残っている方にとっては、アイフルと聞くと身構えてしまうところがあるかもしれません。

ですが、私の結論としてはこうです。
別に普通。めっちゃ普通。
普通どころか、むしろ楽天とかよりもセールス感が薄くて後味すっきり。

ビジネクスト法人カードは、決済用途のみに淡々と利用できる、ドライなカードです。
事業資金融資の営業DMくらいは届くかもしれませんが、それは信販系・銀行系カードでも同じこと。リスクは他の法人カードより高くも低くもありません

であれば、超シンプルという特性が要望に合うなら、法人カード選びの有力候補に入れていいはず。
あれもこれものサービス過剰なクレジットカードに嫌気がさしている人にとっても一考の価値はあるでしょう。

ただ、最後にひとつ。

カードデザインだけは改善の余地があると、個人的には思う。




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