【約1.5%還元】P-one Wizは良くも悪くも還元率特化:知っておくべきデメリットとは
「年会費無料で作れる高還元クレジットカードが欲しい。
P-one Wizは、実質還元率が1.5%近いそうだけれど…?」
無料クレジットカード断トツの実質還元率を誇るのが「P-one Wiz」。
そんな目を引くメリットと、
といったデメリットを抱えるこのカードは、良い意味でも悪い意味でも「還元率特化」の1枚と言えるでしょう。
今回はこの「P-one Wiz」について、やや特殊な還元システムとデメリット、他社カードとの比較結果などをまとめました。
読み進めて頂ければ、今のあなたがこのカードを選ぶべきかが分かります。
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目次
「P-one Wiz」は一言で言うと「還元率特化」:実質還元率は無料クレジットカードで断トツ
まずは「P-one Wiz」の基本情報をご覧ください。
年会費 | 完全無料 |
---|---|
還元率 | 実質1.495% ┗請求から自動1%引き +残額に0.5%相当のポイント還元 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
付帯保険 | ショッピング保険 (年50万円まで) |
追加カード | ETCカード (発行手数料1,100円) 家族カード(無料/3枚まで) |
電子マネー | ApplePay(iD) |
その他特典など | |
|
最大のデメリットである「リボ払い専用」については後に解説するとして…。
こうしてみると分かる通り、「P-one Wiz」は清々しいほど「還元率特化」のクレジットカード。
無料カードトップの実質還元率「1.495%」を誇る代わりに、特典や付帯保険は貧弱です。
ちなみに上の表にもある通りこのカードの還元システムはやや特殊で、
というもの。
「P-one Wiz」ユーザーは1ポケット・ポイントを5円相当の「Tポイント」と交換できますので、「1%引きの残額に0.5%のTポイント還元」と考えてみても良いでしょう。
例:月のカード利用額が10万円の場合、
(1)請求額が自動的に1,000円引き
(2)残った9.9万円に対し、99の「ポケットポイント」還元(=495円相当)
ちなみにポケット・ポイントの有効期限は「翌々年の4月10日」。
こちらも少し特殊です。
(実質1~2年間)
★Tポイントの他には、ギフトカードや商品券などとの交換が可能です。
ただし交換先によっては実質還元率が下がってしまうため、基本的にはTポイントの選択が推奨されます。
★電子マネーのチャージや金券購入分などは、1%引き・ポイント還元の対象外となります。
最大のデメリットは「リボ専用」であること…とは言え支払額調整で「実質一回払い」OK
「P-one Wiz」の注意点は、やはり「リボ払い(=毎月定額払い)専用」であること。
つまり店頭で一回払いと言っても、勝手にリボ払いが適用されるわけですね。
「カード利用額>支払額」となり「支払い待ち」のお金ばかり貯まっていく自動リボ払いほどおすすめできない支払方法はありませんので、これは明らかな欠点と言えます。
参考小学生でも分かる!リボ払いの仕組み&上手に最低限だけ使う方法
が、「P-one Wiz」の場合はインターネット会員サービス等を通し、毎月の「リボ」払い額を設定可能。
…というよりこのカードの場合は「ずっと全額コース」(=実質一回払いコース)という便利な支払いコースへの変更が出来ますので、カードが届き次第、速やかに支払いコースの変更を済ませるべきと言えるでしょう。
ちなみに一部のリボ払い専用クレジットカードのように、「リボ手数料が発生しない限りポイントが貰えない」…といった制約はありませんのでご安心ください。
「実質一回払い」への変更後でも、実質1.495%還元が適用されます。
★ただし「リボ払い専用」というこのカードの性質上、一般クレジットカードのように「特定の品物の回数分割払い」等には対応できません。
回数分割払いを使いたい場合には、別のクレジットカードを使う必要があります。
その他の無料高還元クレジットカードとの比較
その他の高還元クレジットカードと「P-one Wiz」を比較してみると、以下のようになります。
P-one Wiz |
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---|---|
リクルートカード |
|
楽天カード |
|
参考JALカード(普通) |
|
比較対象となりやすいのは、P-one Wizに次ぐ還元率を実現している「リクルートカード」でしょうか。
2つのカードを比べると、
- 還元率特化&リボ専用でややクセのある「P-one Wiz」
- 充実の付帯保険付きで優等生的な「リクルートカード」
といったところ。
とは言え実質還元率の面ではご覧の通り「P-one Wiz」の方が上ですから、還元率を最重視するならこのカードを選んで問題ないかと思います。
ただしあなたが飛行機を利用する機会があるのなら、年会費を加味してみても、1マイルあたりの価値が高い航空会社系のクレジットカードを選んだ方が良いかもしれませんね。
P-one Wizのメリット・デメリットまとめ
- P-one Wizは良くも悪くも「還元率特化」のクレジットカード。
実質還元率は無料カードトップだが、付帯保険や会員特典は決して充実しているとは言えない - 最大の注意点は「リボ払い専用」であること…だがカード到着次第「ずっと全額コース」に設定すれば特に問題ナシ
┗ただし特定の商品の回数分割払いなどは不可
年齢制限などの特別な条件のない無料カードの中では断トツの高還元率を誇る「P-one Wiz」。
若干のクセはありますが、「おトクさ」最重視なら非常に有力なメインカード候補となってくれるはずです。
年会費 | 完全無料 |
---|---|
還元率 | 実質1.495% ┗請求から自動1%引き +残額に0.5%相当のポイント還元 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
付帯保険 | ショッピング保険 (年50万円まで) |
追加カード | ETCカード (発行手数料1,100円) 家族カード(無料) |
電子マネー | ApplePay(iD) |
その他特典など | |
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