銀行に行かなくてもOK!一番簡単なETCカードの作り方
「ETCカードを作りたいけれど、細かい手続きのことはよく分からない。
普段使っている銀行のクレジットカードで、何とかできればいいんだけれど…」
前提として、ETCカードは任意のクレジットカードに「追加」する形で発行されます。
つまり、すでにあなたがクレジットカードをお持ちなら、ETCカードを手に入れるためには「追加発行」手続きだけを取ればOK、ということですね。
また、現在クレジットカードをお持ちでなくても、ETCカードとの同時申込みが可能です。
今回は特に「銀行系クレジットカード」ユーザー(または申込検討中)のあなたのため、ETCカードの追加/新規発行方法をまとめました。
読み終えていただければ、今のあなたが取るべき行動が分かります。
目次
すでに銀行系クレジットカードを持っているなら、ETCカードの追加発行は超簡単
まずはあなたがどこかしらのクレジットカードを持っている場合の「ETCカード」の作り方についてお話しさせて頂きます。
クレジットカードを持っていないので、ETCカードと一緒に発行したい場合にはこちら
①一番分かりやすいのは「カード裏の電話番号」に連絡する方法
ETCカードを追加発行してもらう上で、一番簡単な方法は「お手持ちのクレジットカードの裏面に書いてある電話番号に連絡する」こと。
案内に従ってETCカードの発行を希望すれば、おそらく自宅にETCカードの発行申込書が郵送される流れになるだろうと思います。
(カード会社によってはそのままETCカードを送ってくれるかも)
この方法はどのカード会社が発行するクレジットカードを使っている場合でも共通です。
★ETCカードの発行には2週間~をお見積りください。
また直接銀行に出向いても、その場でETCカードを受け取ることはできません。
JUMP3.今日中にETCカード/クレジットカードを手に入れたいなら、銀行系は諦める必要あり
数は多くありませんが、実のところは「ETCカード発行に対応していないクレジットカード」も存在します。
該当するのは、
- ACマスターカード(アコム)
- マジカルクラブTカードJCB(ニッセンクレジット)
等ですね。
もしもあなたが使っているカードが「ETCカード」発行に対応していなかったなら、
- 他のカードをお持ちであればそちらのカード会社でのETCカード発行
- ETCカード発行に対応している新規カード取得
をご検討ください。
……とは言えあなたが銀行系のクレジットカードをお持ちであれば、この心配はほぼ不要でしょう。
②発行元カード会社のインターネットサービスを使えるなら、そちらで手続きを行うのも◎
発行元のカード会社(銀行とは異なります)が分かっているのなら、そのインターネット会員サービスを使うことで、紙の申請書をやり取りすることなくETCカードの追加発行手続きが可能です。
(ただし一部のカード会社の場合はその限りでないかも)
インターネットサービスを利用するためには、所定の会員手続きが必要なことが多いのですが……。
普段からこれらのサービス(利用可能額の照会など)を利用されているのなら、電話を使った申込みより手軽にETCカードを取得できることでしょう。
参考程度に、銀行系クレジットカードを取り扱っている主なカード会社のログインページを挙げさせていただきます。
★発行元がその他のクレジットカード会社であることも多いです。
あなたのカードの発行元は、クレジットカード裏の記載や利用明細等にて確認可能です。
★「(クレジットカード名) ETCカード」等で検索を掛けてみても、申込ページがヒットすることは多いです。お試しください。
銀行系クレジットカード&ETCカードを同時に手に入れたい場合について
もしもあなたが銀行系クレジットカードとETCカードの同時発行を希望しているのなら……。
この場合はごくごく簡単に、任意の方法(銀行へ出向く、インターネット申し込みを使う等)で新規クレジットカード申込みを行えばOK。
クレジットカードの申込用紙(または申込ページ)には、ETCカードの同時発行を希望するか尋ねる欄が設けられています。
これさえ見落とさなければ、特に問題なく2枚のカードを取得できることでしょう。
インターネットを用いたクレジットカード取得の流れについては以下のページをご覧ください。
★銀行窓口でのクレジットカード申込み時には本人確認書類の提示が必要です。
基本的には運転免許証(とその銀行のキャッシュカード、認め印)があれば良いでしょう。
★銀行系クレジットカードやETCカードの取得には2週間、あるいはそれ以上の時間が掛かります。あらかじめご承知おきください。
普段使っている銀行でクレジットカードを作る利点は、主に
- ATM利用手数料の優待を受けられる
(銀行によってサービス内容は異なります) - キャッシュカードとクレジットカードを1枚に出来る
といったもの。
…ですがその一方で、多くの銀行系クレジットカードの還元率は0.4%~0.5%と低めに設定されています。
(一般に高還元と呼ばれるカードの還元率は1%~)
クレジットカードをできる限りおトクに使いたいとお考えなら、高還元なクレジットカードを選んだ方が良いでしょう。
こういったカードであっても問題なくETCカードを作成可能です。
★ETCカードの請求はすべてクレジットカードに向かいます。
またその際の還元ポイントも、元のクレジットカードが基準となります。
(=還元率0.4%のクレジットカードを元にETCカードを発行したなら、ETCカード利用分に対する還元率も0.4%)
★例外的にみずほ銀行の「みずほマイレージクラブカード/THE POINT」は還元率が1%と、メインカードとしても十分おトクに利用可能です。
ただしこのカードにはキャッシュカード機能が付いていません。
(=クレジットカードとキャッシュカードを別に持つ必要がある)
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今日中にETCカード/クレジットカードを手に入れたいなら、銀行系は諦める必要あり
先述の通り、ETCカードの申し込み手続き自体は決して難しいものではありませんが…。
もしもあなたが「すぐにETCカードを手に入れたい」とお考えなら、それに応じた申込み先を選ばなければなりません。
①銀行系クレジットカード/ETCカードは手元に届くまで1週間~が必要
銀行系のETCカードは、
- すでにクレジットカードをお持ち+インターネットで申し込み申請を行う
という最短ルートでも、到着までに1週間~の日数が掛かります。クレジットカード本体から手に入れようとするのなら、最低でも2週間は見ておいた方が良いでしょう。
またもちろん、各銀行窓口もETCカードの即日発行には対応していません。
銀行に出向いたからと言ってETCカードを持って帰れるわけではありませんのでご注意ください。窓口で出来るのは「申し込み手続き」だけです。
②即日発行対応のクレジットカード/ETCカードについて
……とは言え、クレジットカードを取り扱っているのは何も銀行だけではありません。
クレジットカード会社「クレディセゾン」が発行する一部のカードは、クレジットカードとETCカードの即日発行に対応しています。
セゾンカードインターナショナル | |
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セゾンパール・アメリカン・エキスプレス | |
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セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス | |
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各カードを即日で受け取るためには、任意の「セゾンカウンター」への来店が必要となりますが……。
どうしても今日中にクレジットカード/ETCカードが欲しい、という場合には、こういったカードを選んでみても良いでしょう。
★とは言えセゾンカードも還元率面で特別優秀というわけではありませんので、ETCカードの即日発行は諦め、「任意のカード会社で作ったETCカードが届くまでは、有料料金所を使う」といった方法を使うのもアリかと思います。
★「ETCカードの即日発行には対応していないが、クレジットカードの即日発行は可能」という条件であれば、もう少し申込バリエーションも広がります。
詳しくは以下のページをご覧ください。
★その他「イオンカード」は、「本クレジットカードの到着は後日となるが、ETCカードは即日発行可能」という対応を取っています。
(本カード到着までの間に発行される仮カードは、イオン系列店等でのみ利用可)
お近くに大型のイオンがあるのなら、こちらも併せてチェックしてみてください。
ご存知の通り、ETCの通過料は「後払い」。そのため「後払い」に足る信用が前提となるクレジットカードとセットで入手するのが基本となるのですが…。
「ETCカードだけを作る」方法が、全くないわけではありません。
ただしこちらの方法は、「信用なし」でETCカードを作ることが前提となることから、年会費に加え「事前預り金(デポジット)」が発生します(最低2万円~)。
そのため、「過去に長期延滞や自己破産などを起こした」こと等を理由にどうしてもクレジットカードを作れない場合を除き、選択肢に入ることは無いでしょう。
要はどうしてもという理由がなければ、ETCカードはクレジットカードとセットで作るべきということですね。
まとめ
- すでにクレジットカード(銀行系でもそうでなくても)をお持ちなら、
- カード裏の電話番号に電話を掛け、ETCカード申込書を送ってもらう
- インターネット会員サービスを通して申し込む
といった方法でETCカードの追加発行手続きが可能。到着までの日数は最短でも1週間
- 現在クレジットカードをお持ちでなくても、ETCカードはクレジットカードと簡単に同時申込みが可能。ただし到着までには2週間以上を見ておきたい
- ETCカード/クレジットカードの取得を急ぐなら、銀行系の利用は諦めて「セゾンカードインターナショナル」などの取得が優先されるか
特に急ぎの用でないのなら、ETCカードを作ることは決して難しくも面倒でもありません。
普段利用しているカード会社の電話案内やインターネットサービスを通すことで、問題なく必要な手続きを済ませられるかと思います。