au WALLETゴールドカードは期待はずれ?元auショップ店員は語る

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au WALLETゴールドカード

受付が開始されてまだ間もない、au WALLETゴールドカード
しかしこれがどうも今一つパッとしないとの話。

実は私、少し前までauショップに勤めておりました。そんな私から見ると今回発表されたauウォレットゴールドカードは期待はずれ…
もっと良い選択肢のカードはいくらでもあるというのが正直な感想です。

そもそも、auのクレジットカードって、あまりauを使っている方にとってお得とは言えないんです。
ショップでは教えたくても絶対に教えられませんが、au利用者が本当に持つべきカードは実はau以外のカードなんですよ。

今回はauの新しいゴールドカードを検証する記事ではありますが、その不満点を解消できるカードについても重点的に解説します。
auユーザーはどんなカードを選べばいいのか、結論を先に知りたい方は以下のリンクで直行できます。

WALLETゴールドよりもauと相性が良いカードのまとめ

なお、ところどころに元店員としてのぼやき、裏話が入るかもしれません。訴えられない範囲で。

au WALLETゴールドカードはどんなカード?

他のカードと比較する前に、まずはこのカードがどんなカードか、ざっくりとまとめてみます。

au WALLETゴールドカード2枚

カードの基本情報

年会費 10,000円(税別)
家族カード 1名無料、以降1名ごとに2,000円(税別)
ETCカード 無料
入会資格 ・満20歳以上
・携帯電話や固定回線など、auのいずれかのサービスを個人契約していること
・安定収入があること
※アルバイト、パート、学生、無職は不可
国際ブランド VISA/Master
付帯保険 海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
お買い物安心保険
限度額 非公表
キャッシング機能 キャッシング・カードローン可
申し込みから到着まで 最短4日
ポイント制度 au WALLETポイントプログラム
還元率1%~
※au WALLETプリペイドチャージ時0.5%
電子マネーチャージ nanaco/楽天Edy/モバイルSuica/SMART ICOCA
※ポイント付与対象外
空港ラウンジ 国内28空港とホノルルで利用可

au利用者しか申し込みできない
それにしてもこのカード、auを使っていなければ始まりません。そもそもauの携帯やスマホ、タブレットやauひかりの契約がないとカードの申込みすらできないのですから。

DocomoやSoftbank、その他各社しか利用していなければ即刻、別のカードを探しましょう。

従来のWALLETクレジットカードから何が変わった?

KDDIフィナンシャルサービスが発行する、ゴールドカードではない一般カードau WALLETクレジットカード

au WALLETクレジットカード

参考ページ:
auウォレットカードでETCカードを作る方法

筆者が店頭にいた頃は毎日このカードをお客さんに案内し続けたものです。ショップはこの契約が取れないと儲からない仕組みなので、店員は皆必死なんですよ。

さて、WALLETゴールドはauWALLETクレジットカードから何が変わったのでしょうか。

一般カード ゴールドカード
年会費 無料 有料
海外旅行保険 最高2,000万円 最高5,000万円
航空機遅延保険 なし あり
国内旅行保険 なし あり
ショッピング補償 年間100万円まで 年間300万円まで
ポイント還元率 1%~ 1%~
ポイントボーナス特典 なし あり
空港ラウンジ無料利用 不可
レストラン予約サービス なし あり

他にもいくつか細かい特典はありますが、ゴールドカードに求められる機能は大体クリアしている印象。

「これはいいね!」と思える点は赤い文字にしましたが、うーん、2項目だけか…

では、それぞれの項目について詳しく解説しつつ、他のカードと比べて優れているのかどうかを検証します。

他社カードとの比較でわかる、WALLETゴールドのイマイチなところ

年会費は妥当?

ゴールドカードということで気になる年会費は10,000円(税別)
これはゴールドとしてはいたって普通の額です。しかし、10,000円の年会費がゴールドカードでは普通だとしても、auWALLETゴールドに、それだけのステータスがあるか?、というと疑問です。

ただし、このゴールドカードの場合はauのショッピングサイトで使えるギフト券が毎年5,000円分もらえるので、差し引きで実質5,000円とも考えられます。
ただし、そのギフト券が使える「au WALLET Market」に欲しいものがあれば、の話ですが。

このWALLETマーケット、「いつもより少し贅沢な体験」というのが売りなのですが、安くもなく高級すぎでもない品揃えはターゲットが絞られている印象があり、誰にとっても魅力的とは言いづらいところです。

もしauショッピングモールでもゴールド特典のギフト券が利用できたら話は別だったのですけどね。
このauショッピングモールのサイトは、還元率の上がるタイミングを狙うと他より1~2割ほど安く買える時があるので、auにしては珍しく利用価値があるんですよ。

家族カードの年会費
家族会員は1枚目は無料ですが、2枚目以降は2,000円の年会費が発生します。

他のカードだと1枚目無料、2枚目以降は1,000円というものが多いので、家族カードを2枚以上作るならちょっと割高というところ。

本記事では、各チェック項目に対して期待外れかなと思うポイントを挙げていきます。
まず年会費については何が残念かと言うと…

期待はずれポイント (1)年会費

年会費はゴールドカードとしては普通だが、au提携であることのメリットが薄い

別に普通で良いんだけど、もう少しau携帯電話との併用に対する優遇があってもいいのでは?
au利用者としての特典が用途の限られたギフト券だけというのは微妙。

じぶん銀行口座まで開設してようやく還元率にボーナスがつくものの、それも一時的なキャンペーンにつき期間限定で、その後は知らんぷり。
もう少しauでまとめるメリットがないと食いつく気が起きません。

もし運用コストを重視するなら、私だったら三井住友VISAゴールド年会費4,000円で運用します。

もしくは、エポスカードをインビテーション(招待)で年会費無料のゴールドカードにするか、どちらかですね。

エポスカードゴールド

この二つがどんなカードかは記事後半でまとめます。

年間の運用コストを抑えたい人はWALLETよりもこのカード

旅行保険は充実している?

通常のWALLETクレジットにもカード付帯保険がありましたが、この点は大幅にパワーアップします。

海外旅行保険の補償内容が充実した
一般カードでも海外旅行傷害保険は付帯されていましたが、ゴールドカードではより実用的な内容にグレードアップしています。

補償額がau Walletクレジットカードからどのように変わったか、表にして見てみましょう。

【海外旅行あんしん保険補償額】
一般カードからゴールドへの変化

補償項目 最大補償額
死亡・後遺障害 2,000万円
→5,000万円
傷害・疾病治療費 200万円
賠償責任 2,000万円
→3,000万円
携行品損害 20万円
→100万円
救援者費用 200万円
航空費遅延保険 なし
→2万円
利用条件 利用付帯
→自動付帯

ここで注目したいのは、
航空機遅延保険が追加
・利用条件が自動付帯へと緩和された

この二つ。

飛行機の遅延や運休で乗り継ぎができなかった時に宿泊費などを補償してくれる航空機遅延保険を付帯しているのは評価ポイント
これを備えたカードはプラチナカード以外にはJCBゴールドオリコカードTHE WORLDくらいしかないので、ここは素直にほめてあげたい。

それと、補償の適用条件が自動付帯なのも他のカードと使い分けしたい人にとっては大事なポイント。
たとえば旅行費用はマイルを貯めるために航空会社のカードで払いたい、という場合とか。

国内旅行保険が追加された
さらに、国内旅行傷害保険もカバーされました。

【国内旅行あんしん保険】

補償項目 最大補償額
死亡・後遺障害 5,000万円
入院費用 5,000円/日
手術費用 5万円
通院費用 3,000円/日
利用条件 利用付帯

内容はまずまずといったところ。けれど手術費用補償が5万円というのはゴールドカードとしてはちょっと寂しい

お買い物あんしん保険の補償額もアップ
このカードで購入したものが事故や盗難、火災で破損してしまったときの補償額も3倍に上がっています。

WALLETクレカ
(一般カード)
WALLETゴールドカード
100万円 300万円

これは天下の三井住友VISAゴールドと同じ補償額。ここも評価すべきポイントでしょう。

カードの紛失・盗難時の不正利用についても60日前までさかのぼって補償される…というのはどのクレジットカードでも同じなのでスルー。

では、これらの付帯保険が他社ゴールドカードと比較して満足いくものかというと…

期待はずれポイント (2)保険

このカード1枚では補償額が中途半端

実は海外旅行保険で一番大事なのは治療費補償
ケガや病気で済むことより可能性の低い死亡時の保障ばかり見てても仕方ありません。

海外での医療費はあっという間に数百万円単位にのぼるので、入院するくらいの怪我や病気に備えるなら補償額は300万円は欲しいところ。
WALLETゴールドカードの200万円という額は中途半端で、他のカード保険と足し合わせるか、あるいは掛け捨ての旅行保険に加入するかしないと少し不安。

航空機遅延保険やショッピング保険など、評価できる点はありますが…
それ、全部JCBゴールドにありますから。
年会費も同じ10,000円だし、付帯保険で選ぶならJCBの圧勝

JCBゴールドとの詳しい比較は記事のまとめで行います。

付帯保険でWALLETゴールドがJCBゴールドに勝てない理由

還元率や、ポイントの使い勝手は?

ショッピングやauの料金など、カードを200円利用するごとに2PずつWALLETポイントが貯まります。

ポイントの価値は1P=1円換算。つまり還元率は1%です。

ゴールドカードにはポイント還元率を重視したものがあまり多くはなく、三井住友VISAゴールドJCBゴールドなど、メジャーどころのほとんどは0.5%還元。
なので、ゴールドカードというくくりの中では高還元率と言えます。

また、ゴールドカードのみ、条件を満たすとポイントボーナスが付く制度が2つ用意されています。

入会・利用ボーナスポイント

条件 付与ポイント
入会翌々月までに税込みで10万円以上をショッピング利用 1000P

入会時のみの特典です。10万円の利用に対して1,000円分のポイントが返ってきます。
カードを公共料金やau携帯電話料金の支払いなどにしか使わないという方は達成しづらいかも。

年間利用ボーナスポイント
カード発行月を1ヶ月目として、毎年度の利用額が一定額を超えるごとにポイントプレゼントが加算されていきます。

到達した額(税込) 付与ポイント
100万円 1000P
150万円 +1000P
200万円 +1500P

もしカード利用額が200万円に達すれば、合計で3500ポイントのボーナスということに。

ただ、利用金額に対しての還元率で言えば100万円で0.1%、200万円使っても0.175%ってことですよねこれ。
目標金額に対してのリターンが少なすぎるので、わざわざ目指すほどのボーナスとは言えません

もともとが1%還元とはいえ、もうちょっと奮発してもいいのではなかろうか。

WALLETプリペイドカードへのチャージはポイント減額

WALLETプリペイドカードとは、前払い式でクレジットカード同様に使えるものですね↓

auをご利用の方は、これが無いとキャッシュバック受け取れないとか言われて皆さん作らされているはず。
でも実際これがないと新規契約や機種変更時の還元がことごとく受け取れなくなるので、そこは我慢して下さい。

WALLETゴールドでも一般カードでも、カード利用額のうちau WALLETプリペイドカードへのチャージ分に対してはポイント還元率が0.5%に下がってしまいます
どうやら「プリペイド利用時にまた0.5%還元されて合計1%になるからいいでしょ?」という理屈らしいです。

しかし、auかんたん決済を経由してチャージすれば還元率は下がらず、ポイントの2重取りが可能。ありがたいけど何か腑に落ちない。

auかんたん決済の利用でポイントを二重取りする方法

電子マネーチャージはポイント付与対象外
これは大きなマイナスポイントです。
楽天EdynanacoモバイルSuicaSMART ICOCA、いずれにもチャージはできますがポイントは一切付与されません

以前発行されていた「auじぶんカード」は全て1%のじぶんポイントが付いたんですけどね…サービス終了が惜しまれます。

WALLETポイントの使いみち
このWALLETポイントですが、auの毎月の料金の支払い、携帯やスマホの本体代、そのカバーや充電器を購入するのにも使えます。
画面割れなどの修理代金にあてるのも良いかも。

au WALLETカードにチャージすることもできます。クレジット利用可のお店ならたいてい使えるので汎用性はまずます。
チャージ額の使い残した端数は、15円以上の任意の額面で買えるAmazonギフト券で使い切るというのが一つのテクニックです。

ちなみに他社ポイントへの振り替えもできないことはないのですが、振り替え先はACCORDIA GOLF、マツモトキヨシ、スターバックスの3社だけ。
マイルへの交換なんてもってのほかなので、共通ポイントへの振替は無いものと思っておいた方が良いです。

さて、このポイントプログラムについてはどう評価すべきなのでしょうか。

期待はずれポイント (3)還元率

auを使っているからといって優遇があるわけではない

宣伝文句では「auの料金支払はダブルでポイントGET!」とか言ってますが、ポイント付与率は他のカードで支払った場合と変わりません。
そう、auユーザーにとって他のカードに勝るメリットは特にないのです。

これはもう、中の人にはドコモを見習えとしか…。dカードゴールドだと、docomoの携帯・固定回線の料金支払いは10%還元ですよ。KDDIさん競争する気ないでしょ?

dカードゴールド

同じ1%還元なら他にもっと使いやすいカードがある

電子マネー利用者にとってはもはや価値なし

還元率0.5%が当たり前のゴールドカードにおいて1%還元が高水準なのは確か。
しかし、付与されるWALLETポイントが今ひとつ使い勝手が悪いし、今後docomoなどへの乗り換えでauを解約する時に貯まっていたポイントが無駄になってしまう可能性もある

それに1%還元なら、他にも年会費無料、おまけに電子マネーチャージもポイント付与対象というカードがあるのですから、この還元率も大した魅力とは言えません。

そこで私が取る手段は、無料の高還元率カードと大手ゴールドカードの2枚持ちです。
これならゴールドカードはJCBなど、還元率は低くても付帯サービスの充実しているタイプのものを選ぶことができますしね。

組み合わせる候補は1%還元のポイントをAmazonでいつも簡単に使えるオリコカード・ザ・ポイントがまず一つ。

もう一つは同じく1%還元、定番の楽天カード。このカード一枚で貯まったポイントが消費できるのも魅力。

これも詳しい内容は記事後半でまとめます。
他にもライフカードとau WALLET利用でポイントを荒稼ぎする裏ワザなんかもあったりして。

WALLETゴールドと同じ還元率で年会費無料のカード

あなたのWALLETポイントをauショップが狙っている

ショップ店員にポイントの利用方法を相談すると、au携帯電話料金やau Walletカードへのチャージに使うよりも店頭での商品購入代金にポイントを使うよう勧めてきます。なぜなら、店舗の売り上げになるから。

商売抜きで店頭でのポイント利用をおすすめできるのは、端数を1円も残さず使いきりたいときくらいでしょうか。チャージしてau WALLET利用するにもau利用料金に充てるにも使用単位が決まってますので。

WALLETポイントに変わる前の「auポイント」が残っている場合も店頭での利用をお勧めします。
auポイントプログラム時代の古いポイントは、現在はauケータイやアクセサリ品の購入以外で使うと金額が6分の1くらい目減りしてしまいます。

ちなみに、店舗によってはスマホケースや保護フィルムなどの販売ノルマがあるので、もし店員が可哀想に思えたらポイントで何か買ってあげて下さい…。

空港ラウンジは無料で利用できる?

ゴールドカードと言ったら空港ラウンジ。
国内の主要空港28ヶ所にある合計40のラウンジ、加えてハワイ・ホノルル国際空港のIASS HAWAII LOUNGEが無料で利用できます
ゴールドカードを名乗る以上はこれくらいはクリアしてもらわないとね。

他社のゴールドカードを見ても、同じく国内28空港+ホノルル1ヶ所のラウンジが利用可というものが多数。
つまりWALLETゴールドも空港ラウンジ利用に関しては同レベル、まずまずのサービス水準だと言えます。

期待はずれポイント (4)空港ラウンジ

空港ラウンジに関しては合格点
しかし、もっと良いカードがある

これに関しては大手ゴールドカードと同レベルなので、特に不満はありません。
ですが、使える空港ラウンジの数では、WALLETゴールドじゃ楽天プレミアムカードに全く歯が立たないのです。

同じ年会費で国内どころか世界850ヶ所以上のラウンジが使い放題、さらにポイント還元率も1%以上。
保険の補償額も大きいし、こっちのほうが良くない?

空港ラウンジを使いたいならこのカード一択

他にゴールドならではの特典は?

有料会員制レストラン予約サービスを無料で使える
au WALLETゴールド会員であれば、リッチなレストラン・料亭の会員制予約サービス「LUXA RESERVE」を無料で利用できます。

そのリッチさは、通常なら年会費が6,000円必要なことや、ミシュラン星付きの名だたるお店が名を連ねていること、さらには「3,000円以下の”リーズナブル”なランチ」なる特集を組んでいるあたりからお察し下さい。

ショップ勤務してた頃の私だったら3,000円で2週間分の昼飯代はやりくりしてましたね。今も大して変わりませんが。おや、なんだろう目から汗が。

海外・国内レンタカー優待
レンタカーが優待料金で利用できるというもの。
対象レンタカー会社は以下のとおり。

【国内の優待対象レンタカー】
トヨタレンタカー
ニッポンレンタカー
タイムズカーレンタル
MMCレンタカー
【国外の優待対象レンタカー】
ハーツレンタカー (Hertz)
エイビスレンタカー (AVIS)
バジェットレンタカー (Budget)
アラモレンタカー (Alamo)

海外のレンタカー割引は他のゴールドカードだと対象が1~3社程度なので、4社が対応しているのはまずまず好評価。

でも、実は…
車を運転するなら多くの人が加入しているであろうJAF
実はJAFに加入していると上記の8社に加えてオリックスレンタカー日産レンタカーなどの国内4社と、海外のダラーレンタカーを加えた、合計13社で優待を受けられるのです。

よって、JAF会員にはこのレンタカー特典は意味なし。残念。

期待はずれポイント (5)ゴールド特典

まずはステータスカードに挑戦してみては?

高所得者向けの予約サービスが無料で利用できるというのは魅力を感じる人もいるとは思いますが、それならもっとステータスの高いカードを選んだほうが、より質の高いサービスを期待できますよね

WALLETゴールドの予約サービスを提供しているLUXA(ルクサ)というサイトの会員は、世帯年収800万円ほどの方が中心だとか。
それだけ収入があるならダイナースクラブカードも余裕で審査通りますし、何も携帯会社提携カードなんか選ばなくてもいいのでは?

ANAマイル高還元率のダイナースクラブカード

一昔前までは医師や経営者などVIP専用カードのイメージがありましたが、最近は会社員などの中間所得層でも所持者が増えているそうですよ。

さらに海外旅行時のサービスを求めるなら、やはりアメリカン・エキスプレスもおすすめ。デートなんかの時にはWALLETゴールドなんかより、ずっとお金持ちに見せてくれるハズです。

アメリカン・エキスプレスカード

中途半端な提携ゴールドではなく、格式の高いステータスカードを選ぶなら

WALLETゴールドよりもauと相性が良いカードのまとめ

ここまでレビューしてきた通り、元auショップ店員から見ても決め手に欠けるWALLETゴールドカード。
au料金の支払いに使っても特典がないなら、わざわざカードまでauにまとめる必要もないなって誰でも思います。

そもそも自社サービスで囲い込んで他社への乗り換えを阻止するために発行しているカードなのですから、付き合う義理はありません。
情に流されず、自分にメリットのあるカードを見定めましょう。

もっと年間の運用コストを抑えられるカード

スマホの料金だって安くはありません。できることならカードの年会費も抑えたいところ。

もちろん年会費無料カードもかなりの数がありますが…

参考ページ:
年会費無料のETCカード(人気クレジットカード48枚)徹底比較!

せっかくなので、ここでは同じゴールドカードで費用対効果の勝っているものを選んでみました。


三井住友VISAゴールドカード

付帯サービスのどれを見ても平均以上という万能タイプであることからゴールドカードとして定番中の定番。

注目すべきなのは、条件を満たすと通常10,000円の年会費が4,000円まで割引かれるということ。
その条件もこの二つだけ。

(1)Web明細の利用
 利用明細を郵送せず、サイト上での確認だけにすること。自宅のプリンターでプリントアウトすることも可能。

(2)毎月の支払を「マイ・ペイすリボ」に設定する
 リボ払いと言っても、毎月全額払いにすれば金利はかからないので通常の一括払いと何も変わらない。

年会費の割引方法は以下で詳しく解説しています。

三井住友VISAゴールドカードのメリットと年会費を4千円にする裏技

これだけ高い能力をもったカードが年会費4,000円で持てるなら、わざわざ1万円払ってまでWALLETゴールドを使う理由はないでしょう。


エポスカードゴールド

エポスカードゴールド

通常年会費5,000円でも安い方だけれど、一回でも年間利用額が50万円以上に達すれば、その後はずっと年会費無料。一般カードからのランクアップであれば最初から無料。

もちろん空港ラウンジも使えるし、旅行保険も治療費補償額300万円と実用性は十分。ポイント増額や優待のある提携店の多さもWALLETの比じゃないし、カード会社に利益出てるのが不思議なレベル。

ちなみにエポスのポイントはWALLETポイントに移行できるので、ポイントを携帯にまとめることもできます。

付帯保険の手厚さでWALLETに圧勝しているカード

年会費を払ってまでゴールドカードを使う理由の一つがカードに付帯する保険。
しかし、このカードがある限り保険重視のユーザーから他のカードが選ばれることは難しくなります。


JCBゴールド

日本が誇る国際ブランドJCB。その名はダテじゃありません。
海外旅行保険は治療費300万円死亡時1億円、しかも航空機遅延保険に家族特約つきと文句なしの内容。さらに国内旅行保険、最大500万円のショッピングガード、健康相談から資産運用まで無料でサポートという一生もの。

これでWALLETゴールドと同じ年会費なのだから、比較する方が残酷なのかもしれません。

WALLETゴールドと同じ還元率で年会費無料のカード

そもそもゴールドカードの本分は会員特典や付帯サービスで、ポイント還元はむしろオマケ。
ゴールドカードの多くが還元率0.5%なのに人気を得ているのはそういった背景があります。

その両方を狙ったWALLETゴールドは、どうにも中途半端という印象。
二兎を追う者は一兎をも得ず、というところでしょうか。

ポイント還元を重要視するなら、全てを1枚のカードでまかなおうとするよりは、ショッピング利用を還元率の高い年会費無料カードに任せるのが得策です。


オリコカード・ザ・ポイント

還元率1%のカードの中で、人気急上昇中なのがこちら。
私もサービス終了となった「auじぶんcard」からこのカードに乗り換えて、今も使い続けています。

魅力は良い意味でのシンプルさですね。余分な機能を必要とせず、ショッピング利用での実用性だけを求める人に適しています。
なので、他社ゴールドカードとの併用にはうってつけと言えるでしょう。

ポイントが利用しやすいこともその理由の一つですが、意外にマイルへの交換レートも高いのが優秀です。
なんならオリコポイントをauのポイントに移行してまとめることだって可能。もはやWALLETゴールドをショッピング利用する意味って?


楽天カード

「ド」が付くほどの定番人気カード。還元率は1%、楽天関連サービスや加盟店の利用時はそれ以上にアップします。
それだけ書くと楽天ユーザー専用みたいに思えますが、車乗りにとってはENEOSでの利用額が2%還元というのも大きな魅力。日本で一番スタンド数多いのENEOSですからね。

貯まった楽天ポイントはカード内蔵のEdyにチャージして、コンビニや自販機、SA・PAなどで消費するのがおすすめ。
ゆえに楽天を使ってなくても利用価値あり。Edy利用分はポイント2重取りができるので、おサイフケータイ利用者にとっても好評価。


ライフカード

auを利用しているならサブカードに持っておきたいのがライフカード。
このカードは契約者の誕生日の月は還元率が1.5%になるという特徴があるのですが、問題はその一ヶ月にちょうど大きな買い物が重なるとは限らないこと。

そこで登場するのがau WALLETプリペイド。誕生月に目一杯チャージすれば、その時点で1.5%還元のポイントが付与されるので、あとは好きな時にそのWALLETで買い物するだけ。auのポイントも合わせればなんと2%還元

この裏ワザが使えるのはau利用者だけの特権なので、ぜひ活用して頂きたいところ。
ライフカードのポイントをWALLETポイントに移行することもできますよ。

ライフカードのポイントが3倍以上も多く貯まる裏ワザ

空港ラウンジを使いたいならこのカード一択

楽天プレミアムカード

こちらもWALLETゴールドと同じ年会費1万円のカード。
しかし空港ラウンジ利用においてはプラチナカード級の特典が付いており、国内28空港どころか世界850ヶ所以上のラウンジが使い放題となるプライオリティパスのプレステージ会員権が無料で付いてきます。
ちなみにこの会員料金、通常なら年間399ドルもします。

しかも旅行保険も治療費補償300万円と高額な上に、ポイント還元率も1%~という高還元カードでもあります。

WALLETゴールドで楽天プレミアムに勝てる要素があるかと言われると…
うーん、航空機遅延保険くらいですかねぇ。

もし国内空港だけでいいなら、年会費たった2,000円で全国の空港ラウンジが利用できる楽天ゴールドカードもおすすめ。

中途半端な提携ゴールドよりも、格式の高いステータスカードを

WALLETゴールドカードも他のカード同様に中~高所得層をターゲットとしています。
しかし、その割に付帯サービスの高級感が欠ける印象が否めません。流通系カードにラグジュアリーな感覚を求めるのがそもそもお門違いかもしれません。

やはり、ハイレベルな優待を求めるならステータスの高いカードに任せるべきでしょう。


ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカード

「ステータスカードの代名詞」とも言うべきカード。名前が示す通り、高級グルメのサービスに秀でています。
1万円以上のディナーが一人分無料になるような優待の凄まじさもさることながら、紹介制の料亭への口利きなどのVIP待遇が約束されます。


アメリカン・エキスプレス

アメリカン・エキスプレスカード

ダイナースと並び、世界中で名を馳せるカード。
ステータス云々を差し置いても、空港や海外でのサービス内容やサポートに秀でているのは、渡航の多い方にとって注目すべきところです。

このグリーンカードでも国内ゴールドと同等のランク付けですが、ダイニングやゴルフ場、プライオリティパスなどの優待をも求めるならアメックスゴールドも検討の価値があります。

アメックスグリーンとゴールドの比較

あえてWALLETゴールドを申し込む理由があるとすれば、何?

ここに来て、ちょっとだけWALLETゴールドカードをこき下ろしすぎたかも知れないと思い始めました。
そろそろカードフェイスにまでケチをつけかねないので、頑張って好意的に捉えてみます。

このカードの優れているところは、良く言えばバランス。悪く言えば凡庸、無個性。
還元率から保険まで手広くカバーしており、強みには欠けるものの逆に致命的な手落ちもありません。
あとは一つでも大きな長所があればいいのですが…。つくづくau通信料金支払いに対する優位性がないのが惜しまれます。

還元率が高くなる「au WALLETポイントアップ店」対象店の中に日頃よく利用するものがあり、かつ漠然とゴールドカードがほしいと思っている方なら、まあおすすめできなくもないか…

あとは「とりあえずau使うならauでまとめておけば問題ないだろう」みたいに考えてしまうカモ…いえ、良いお客様にもおすすめする一枚です。


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